花ら 41.戸隠升麻、破門草という別名あり 戸隠草



NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】

トガクシソウ(戸隠草、学名:Ranzania japonica)は、日本の固有種で、メギ科トガクシソウ属の多年草です。トガクシショウマ(戸隠升麻)とも呼ばれます。トガクシソウだけで1属1種を構成します。 属名の「Ranzania」は江戸時代の植物学者 小野蘭山への献名で、「japonica」は「日本の」と言う意味です。
本州中部~北部の多雪地帯の林床に自生します。草丈は30~50 cmで地下茎を横に伸ばしそこから花茎を出します。葉は対生する3出複葉で根生葉はありません。5月~6月に花茎先端から花穂を伸ばし3~5輪の薄紫色の美しい花を咲かせます。和名は、戸隠山(Mt. Togakushi)で最初に発見されたことに拠ります。属名の「Ranzania」は江戸時代の植物学者 小野蘭山への献名、「japonica」は「日本の」という意味です。トガクシソウは、牧野富太郎博士の物語を描いたNHK朝ドラ「らんまん」にも出てくる植物であり、日本の植物学者 伊藤篤太郎氏が、日本で初めて学名を付けた人であり、また日本人が学名を付けた最初の植物に当たります。
花言葉は「完全な美」です。

*先に掲載したトガクシソウの画像が別草であるとご指摘頂きましたので、有希@かぎけんのイラストに差し替えました。ご指摘下さいました吉澤純子様、ありがとうございました。

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