筑波実験植物園の蘭 ポスト 筑波実験植物園の蘭シマクモキリソウシマクモキリソウ(縞雲切草、学名:Liparis hostifolia)は小笠原諸島固有種で、ラン科クモキリソウ属の地生蘭です。草丈20~30cmです。花色は緑色地に紫班が入ります。円錐花に、花径1cm程の円形の花を咲かせます。南硫黄島で79年ぶりに発見された貴重な蘭です。環境省による絶滅、あるいは危惧種で、絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)に指定されています。 一般名シマクモキポリスタキア・ネオベンサミアポリスタキア・ネオベンサミア(学名:Polystachya neobenthamia)はタンザニア原産で、ラン科ネオベンタミア属の地生蘭です。冬から春、長い花柄を持つ白い小輪花を毬状に集合して咲かせます。花には芳香があります。リップにある斑点は最初は赤紫色ですが、時間の経過と共に黄色に変色します。 一般名:ポリスタキア・ネオベンサミア(Polystachya neobenthamia)、学名ステノグロティス ロンギフォリアステノグロティス ロンギフォリア(学名:Stenoglottis longifolia)は南アフリカ原産で、ラン科ステノグロティス属の岩生・地生蘭です。秋から冬に、ロゼットの間から長い花柄を出し先端に総状花序を伸ばし小さな薄桃色に暗紫紅色の斑点が入る花を集合させて咲かせます。丈夫で育てやすいです。 一般名:ステノグロティス ロンギフォリア(Stenoglottis longifolia)、学ギンランギンラン(銀蘭、学名:Cephalanthera erecta)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、ラン科キンラン属の多年草です。北海道〜九州の林縁や明るい林に自生する草丈が低い地上性の蘭です。花茎から長楕円形で明瞭な葉脈のある3〜6枚の葉を互生して出します。葉は茎を抱きます。春に、葉の間から花茎を出し、その先端から伸ばした総状花序に小さな白花を数個咲かせます。花は半開きで全開しません。花冠はラン形でキンランキンラン(金蘭、学名:Cephalanthera falcata)とは、日本、中国、韓国原産で、ラン科キンラン属の多年草の野草です。地上性の野生蘭で、日本の北海道から九州の雑木林に自生します。春に、茎先から伸びた総状花序に黄色い小花を咲かせます。小花は半開きで全開しません。葉は長楕円形で葉脈が有り、6~8枚が互生して茎を抱きます。花は五弁花で唇弁先端が3裂し赤褐色の隆起があります。花後に朔果が成りパフィオペディルム・サンデリアヌムパフィオペディルム・サンデリアヌム(学名:Paphiopedilum sanderianum)は、 マレーシア原産で、ラン科パフィオペディルム属の非耐寒性常緑多年草です。サラワク州カリマンタン(ボルネオ)島の崖で発見されました。世界最長の花弁を付けます。世界最長とは蘭に限らず、全ての花に対してです。本種は、側花弁が捻れながら垂れ下がり、90~180cmに達します。花色は紫褐色で花径は10cm程です 他の特集特集 花名に「甲殻類」特集 花名に「甲殻類」名の付く植物 まず、甲殻類とは、節足動物の綱目のひとつで、カニ(蟹)や、エビ(海老)、シャコ、オキアミ、フジツボ、ロブスター、ザリガニ、ミジンコなど、が含まれます。 名前に甲殻類名が付く花を集めました。 ここには、エビネや、コエビソウ、シャコバサボテンなどがあります。 関連ページ 特集 花名に「甲殻類」花色変化花色変化ー咲き進むにつれて花色の退色ではなく、送受粉の役目を終えた花が落下せずに花冠の色を変えて咲き続ける「花色変化」を起こす植物を集めました。スイフヨウ(酔芙蓉)、ランタナ七変化等。変化朝顔・大輪朝顔特集 変化朝顔 国立民族学博物館で毎年夏に開催される「変化朝顔展」には魅力溢れる変化朝顔の数々が紹介されています。 変化朝顔 黄南天葉白切咲牡丹, 変化朝顔 黄縮緬竜田葉鳩葉色台咲, 変化朝顔 黄打込渦桔梗葉紺覆輪桔梗八重咲, 変化朝顔 青乱菊葉紺石畳, 変化朝顔 '青桔梗葉木立紅覆輪桔梗咲', 変化朝顔 '黄尾長竜田葉紺白切咲', 変化朝顔 '黄水晶斑入打込切咲葉青浅切咲',ヒマラヤの花ヒマラヤの花【特集】2月の銀葉植物特集 2月の銀葉植物 2月に見られる葉が銀色の植物を集めました。全てを網羅しているわけではありません。 シロタエギク (白妙菊、学名:Senecio cineraria)や、シルバーレース(Silver lace、学名:Tanacetum ptarmiciflorum)、ギンヨウアカシア(銀葉アカシア、学名:Acacia baileyana)などがあります。 ■関連ページ 【特集】特集ネギ属ネギ属の仲間を集めました。 食用を主にするネギや、タマネギ、ニンニク、ニラ、ワケギ、アサツキ、ラッキョウ、エシャレット、ペコロス、ノビルなどの品種と、花を観賞するアリウム・ギガンテウムやアリウム・スファロセファラムなどががあります。 ■関連ページ ネギ属の仲間