正月縁起植物

正月縁起植物
お正月に縁起物として使われる植物を集めました。


旧貨幣の名前が付く植物


マンリョウ、センリョウ、ヒャクリョウ、ジュウリョウ、イチリョウと、旧貨幣名がついています。金額は、果実の多さや、樹高の高さに拠ります。
金額の多いものから順に、以下になります。この内、センリョウはセンリョウ科、イチリョウはアカネ科で、その他は、ヤブコウジ科の植物です。
マンリョウ(万両、学名:Ardisia crenata)ーヤブコウジー、
センリョウ(千両、学名:Chloranthus glaber)-センリョウ科、
ヒャクリョウ(百両、学名:Ardisia crispa)ーヤブコウジ科、
ジュウリョウ(十両、学名:Ardisia japonica )ーヤブコウジ科、
アリドオシ(一両、学名:Damnacanthus indicus)-アカネ科


門松の材料


門松の材料には、通常、マツ(松)や、タケ(竹)ワラ(藁)が使われます。

「松は千歳を契り、竹は万代を契る」という諺から来ています。


門松

カドマツ(門松)、清澄白河。門松におまけのウラジロというシダが付いています。


正月のおせち料理


チョロギ(丁呂木、学名:Stachys sieboldii)


おせち料理の飾り葉


おせち料理の飾り葉には、ナンテン(南天)や、マツ(松、アカマツ)キク(菊)ツバキ(椿,金魚葉)、ウラジロが使われます。

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