ジギタリス
毒草,強心配糖体を含む植物,薬草
- 花名ジギタリス
- 学名Digitalis purpurea
- 別名Digitalis, Foxglove, フォックス・グローブ, キツネノテブクロ, 狐の手袋
- 原産地欧州
- 開花場所庭, 植物園, 公園
- 開花期5月, 6月, 7月
- 花言葉「熱愛」「不誠実」
ジギタリスとは
3月27日の誕生花の1つは、背丈と花穂が長く花を下向きに咲かせる「ジギタリス」
ジギタリス(Digitalis、学名:Digitalis purpurea L.)とは、欧州原産で、オオバコ科ジギタリス属の耐寒性一年草、ニ年草、多年草又は低木です。
日本へは観賞用に江戸時代に渡来しました。
別名で、キツネノテブクロ(狐の手袋) 、フォックス・グローブ(Foxglove)、と呼ばれます。
草丈は80~150 cmで分枝しません。
葉には茎葉と根生葉があり、根出葉は叢生します。茎生葉の葉柄は下部にあり上部にはありません。
茎生葉は緑色で先の細い卵状長楕円形をしており互生して付きます。
一年目はロゼット状の葉を叢生させるのみで花は2年目以降に咲きます。
5月~7月に長さ40~75 cmの総状花序を伸ばし、斜下向きの花径2~4 cmの筒状花を多数付けます。
花色の基本色は紫色ですが、園芸品種には桃、赤、白、橙、黄、薄黄、白複色地に赤斑ありのものがあります。花の内側に班点が散在します。
8月~9月に卵形の朔果がなります。
用途は、花壇などでの観賞用とされますが、全草に猛毒があり、特に葉には猛毒のジギトキシンが含まれるので、食べるとと中毒症状を発生し、胃腸障害、おう吐、下痢、不整脈、頭痛、めまい、心臓機能停止を起こします。
一方で、その心臓毒を専門家が適正に使えば薬用ともなります。
花名の由来
属名の「Digitalis」は、ラテン語の「digitus(指)」 + 「-ālis(~のような) 」から「 digitalis(指のような)」を意味しており、ジギタリスの別名が「キツネノテブクロ」と呼ばれるように、その花の形が指のように見えることから名付けられました。
種小名の「purpurea」は、ラテン語の「purple(紫色の)」という意味です。
ジギタリスの花言葉
「熱愛」「不誠実」
強心配糖体を含む植物
ジギタリス、スズラン、キョウチクトウ、コンフリーなどの有毒植物を、特集 毒草(有毒植物)にまとめましたのでご覧ください。
強心配糖体を含む植物
ジギタリス、スズラン、キョウチクトウ、コンフリーなどの有毒植物を、特集 毒草(有毒植物)にまとめましたのでご覧ください。
一般名:ジギタリス(Digitalis)、
学名:Digitalis purpurea L. 、
別名:フォックス・グローブ(Foxglove)、Digitalis、キツネノテブクロ(狐の手袋) 、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目オオバコ科ジギタリス属 、
原産地:欧州、
草丈:80~150 cm、分枝:無し 、
葉の種類:根生葉と茎生葉、根出葉:叢生し有柄、【茎生葉】葉柄:下部に有り上部に無い、葉色:緑、葉形:先の尖った卵状長楕円形、チリメン皴有り、葉序:互生、
開花期:5月~7月、花序形:総状花序、花冠長:40~75 cm、花径:2~4 cm、花形:筒状花/鐘形、花色:紫・桃・赤・白・橙・黄色・薄黄と白複色地に赤斑ありのもの、花の内側に班点 、
結実期:8月~9月、果実型:朔果、果実形:卵形、
用途:花壇などでの観賞用、薬用、
備考:強心配糖体を含む植物。全草にジギトキシンの猛毒。
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ジギタリス(学名:Digitalis purpurea L.)
特集 毒草(有毒植物)
3月27日の誕生花の1つ、「ジギタリス」 かぎけん花図鑑 花日記2025年3月27日(木)
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