嵯峨菊 菊>中菊>古典菊
古典菊
- 花名嵯峨菊 菊>中菊>古典菊
- 学名Chrysanthemum morifolium "Saga"
- 別名菊, キク, 嵯峨菊, Saga Chrysanthemum
- 原産地園芸品種
- 開花場所園芸品種, 鉢花
- 開花期11月
嵯峨菊 菊>中菊>古典菊とは
嵯峨菊(学名:Chrysanthemum morifolium "Saga")とは、京都の嵯峨地方、現在の京都府嵯峨野の大覚寺にゆかりの古典菊の一種です。草丈は遠方からも見えるように1.5~2mの高さに作られます。
キクの花は、頭状序で、花の周辺にある舌状花、中央にある筒状花から構成されます。
サガギクは一重咲きで咲き始めは平開しますが、咲き進むにつれて舌状花が管状になり、捻じれて立ち上がります。
花は「ソフトモヒカン」の髪型に似ており立ち上がった舌状花の高さは10cm程です。
草丈が長く、花が立ち上がるように咲くので箒のように見えます。
花色には、白、赤、濃桃色、淡桃色、黄があります。
嵯峨菊の特徴
一重咲き、単色、花色は、白、赤、濃桃色、淡桃色、黄など。
咲き始めは横向きで平開し、咲き進むにつれて舌状花が管状となり捻じれて立ち上がり、茶筅状(線香花火状)となって上向きで広がる。
「ソフトモヒカン」の髪型にも似ている。54弁で、立ち上がった舌状花の1弁の長さは10cmが理想とされる。
仕立て方の規則
御所の殿上から観賞した時の見え方を最重視した仕立て方です。
1鉢に3本、
草丈は1.5~2m(殿上から見やすい)
花の付け方
七五三仕立て(天地人)ー15花を、上段(天)に3輪、中段(人)に5輪、下段(地)に7輪
箒仕立てー茎を2-3回摘心して枝数を増やし下部の茎を束ねて箒を立てたような形に作る
見頃:11月中旬
花冠:平弁で、54弁
花色:御所の風景を表す単色。白は御所の雪、黄色は御所の秋、赤は御所の錦、桃色は御所の春など
嵯峨菊の品種
嵯峨菊 ’嵯峨の泉’
古典菊の種類
江戸時代に作られた古典菊には、以下のものがあります。
嵯峨菊(学名:Chrysanthemum morifolium cv. Saga)、
伊勢菊(イセギク、学名:Chrysanthemum morifolium cv. Ise)、
丁子菊(チョウジギク、学名:Chrysanthemum moriforium cv. Choujigiku)、
肥後菊(ヒゴギク、学名:Chrysanthemum moriforium cv. Higo)、
江戸菊、美濃菊、
一般名:嵯峨菊、学名:Chrysanthemum morifolium cv. Saga、シノニム:Chrysanthemum grandiflorum、英名:Saga Chrysanthemum、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キク目キク科キク属イエギク種、株高:1.5~2m、葉形:菊葉、花序形:頭状花序、花径:3cm、花色:白、黄色、赤、紫色、開花期:11月。