ヒメユズリハ
- 花名ヒメユズリハ
- 学名Daphniphyllum teijsmannii
- 別名オヤコグサ, 姫譲り葉, 親子草
- 原産地日本~台湾
- 開花場所庭, 公園
- 開花期5月
ヒメユズリハとは
ヒメユズリハ(姫譲り葉、学名:Daphniphyllum teijsmannii)は、日本~台湾原産で、ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木です。日本では関東から沖縄の海岸近くに自生します。初夏に薄黄色の葯を付けます。花弁はありません。春に新葉が出ると古葉が落葉します。同科同属に、ユズリハ(譲り葉、学名:Daphniphyllum macropodum )がありますが、ユズリハの方が葉が大きく、葉柄が赤くなり、葉縁が波打ち、果実がたち上がるように付きます。名前の由来は、葉がユズリハより小さいことに拠ります。葉は茎先にまとまって付きます。雌雄異株で、初夏、雄花は葉脇から出た花序に薄黄色の葯だけを多数咲かせます。葯は破れると花粉が出ますがその時葯は紫褐色に変色します。花後に雌株は青緑色の球形の小さな果実を房状にぶらさげ、秋に黒熟し表面が粉をふいたように白くなります。果実にアルカロイドを含み中毒症状が起きるので食べられません。尚、以前はトウダイグサ科に含まれていましたが、現在ではDNA判定によりユズリハ科として独立しました。
一般名:ヒメユズリハ(姫譲り葉)、学名:Daphniphyllum teijsmannii、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ユキノシタ目ユズリハ科ユズリハ属ヒメユズリハ種、別名:オヤコグサ(親子草)、原産地:日本~台湾、生息分布:日本の本州福島以南~四国、九州、沖縄、樹高:5~10m、樹皮色:灰褐色で被目有、葉身:15cm、葉幅:4cm、葉柄:3.5cm、葉柄色:緑、葉序:互生、葉形:長楕円形、葉縁:全縁、葉の毛:両面とも無毛、葉の観賞期:周年、雌雄異株、花(花被):無し、心皮:2、花序形:総状花序、花の出る場所:葉腋、葯色:薄黄、紫褐色、萼:有、開花期:5月、結実期:11月、果実色:青緑~黒、果実の付き方:立ち上がる。