ツタスミレ
- 花名ツタスミレ
- 学名Viola banksii
- 別名ビオラ・バンクシイ, ツルスミレ, パンダスミレ, タスマニアビオラ, スミレ・バンクシー, Viola banksii, native violet, 蔦菫
- 原産地オーストラリア大陸東部の固有種
- 開花場所庭, 植物園, 海外, 鉢花
- 開花期4月, 5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月, 11月
- 花言葉一般:「謙虚」、「誠実」
ツタスミレとは
オーストラリアの固有種で、一年中開花するスミレ
ツタスミレ(蔦菫、学名:Viola banksii)とは、オーストラリア大陸東部の固有種で、スミレ科スミレ属の耐寒性多年草です。
原産地オーストラリアの東部沿岸地域 クイーンズランド~タスマニア の荒れ地や空き地などに自生します。
英名では、Viola banksii(ビオラ・バンクシイ)や、Native violet(ネイティブ・バイオレット)、Australian violet(オーストレイリアン・バイオレット)、Tasmanian vioket(タスマニア・ビオラ)、Trailing violet(トレイリング・バイオレット)、Ivy-leaved violet(アイビーリーブド・バイオレット)、園芸名ではパンダスミレ(Panda菫)、別名ではスミレ・バンクシー(菫banksii)、ツルスミレ(鶴菫)と呼ばれます。
草丈(花茎長)は10~15 cmで、ランナーを伸ばしマット状に広がりながら増えます。
葉は明るい緑色で、腎円形~円形、基部は深く細いV字形溝のあるハート形で、短い茎にロゼット状に付きます、
花はほぼ周年咲き、東京では冬の雪の季節でも咲いています。
花弁は2枚の上弁、2枚の側弁、1枚の唇弁から構成されます。状弁2枚はほぼ円形です。白い花の中心部に紫色のブロッチが入ります。
側弁の基部から中心部にかけて、微細な白毛が生えています。花弁先端が後ろに反り返ります。
繁殖力が強いことからグランドカバーに使われる反面、増殖を抑えるために庭ではなく鉢植えにされます。
パンダ名の付くもの
動物のパンダを彷彿させる2色使いのものは、親しみを込めて「○○パンダ」という名前が付けられます。下に幾つか載せました。
パンダに因むもの集めてみました。 左:パンダスミレ、中央左:パンダ豆、中央右:パンダ寒葵、右端:本家 動物のパンダ
花名の由来
「ツタスミレ」という和名は、葉が蔦に似ていることに拠ります。
英名は、スミレ属であることと、国名、固有種、地名のバンクシイ、タスマニアに因みます。また、ライナーを伸ばすことから、鶴やトレイリングと付きます。
花色が白と紫の2色からパンダの名が付きます。
一般名:ツタスミレ
学名:Viola banksii、
英名:Viola banksii(ビオラ・バンクシイ)や、Native violet(ネイティブ・バイオレット)、Australian violet(オーストレイリアン・バイオレット)、Tasmanian vioket(タスマニアビオラ)、Trailing violet(トレイリング・バイオレット)、Ivy-leaved violet(アイビーリーブド・バイオレット)、
園芸名:パンダスミレ、
別名:別名ではスミレ・バンクシー(菫banksii)、ツルスミレ(鶴菫)、
原産地:オーストラリア大陸東部の固有種、生息分布:原産地の東部沿岸地域「クイーンズランド~タスマニア」、生活環境:荒れ地や空き地、
生活型:耐寒性・宿根性・常緑多年草
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キントラノオ目スミレ科スミレ属ツタスミレ種、
草丈(花茎長):10~15 cm、
葉形:腎円形~円心形、基部:心形(ハート形)、葉縁:不規則な凹凸、葉長:1.2~3.5㎝、葉幅:2~6.5㎝、
開花期:ほぼ周年(特に、4月~6月、9月~11月)、花色:中心部が紫で周辺が白の2色咲きや、黄色、花径:2 cm、特徴:花弁の先端が後ろに反り返る、
用途:グランドカバー、鉢植え
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パンダ菫 ( ツタスミレ、学名:Viola banksii) かぎけん花図鑑 花日記2024年12月7日(土)
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