つく1 ユキワリイチゲ(雪割一華) ポスト ユキワリイチゲ(雪割一華、学名:Anemone keisueana)は日本原産でキンポウゲ科の耐寒性多年草(宿根草)です。花色に薄紫色もあるので、別名でルリイチゲ(瑠璃一華)とも呼ばれます。 本州中部~四国、九州の低山で林床や林縁に群生します。草丈は15~20cmです。根茎は赤紫色をしており先端から、冬前に根生葉が、春に花茎が出ます。根生葉には長い葉柄が有り紫色を帯びた濃緑色地に斑紋が入り3葉輪生します。 春の妖精の一員 ユキワリイチゲは「雪割一華」という漢字名が体を表すように雪解け直後に雪を割って花茎を伸ばし一輪の花を咲かせます。他の花に先駆けて咲き春を告げるので、「春の妖精(スプリングエフェメラル、Spring ephemeral)」と呼ばれます。 3月~5月に、茎先から伸びた散形花序に、白~薄紫色の萼花弁を1輪平開して咲かせます。花弁は無く花のように見えるものは萼片で12~15枚あり直径2.5〜4cmになります。雄蕊は多数あります。春に花を咲かせ、葉で夏まで光合成を行い地下茎や、花後に成る痩果(種子)に栄養素を蓄え、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごします。 花言葉 「幸せになる」 ■関連ページ 【花日記】 つくば植物園1(筑波実験植物園)ユキワリイチゲ(雪割一華)かぎけん花図鑑 花日記2024年3月12日(火)、 ユキワリイチゲ(雪割一華、学名:Anemone keisueana)、 春の妖精(スプリングエフェメラル、Spring ephemeral)、 Other Articles南半球のクリスマスブッシュオーストラリアのクリスマスの木は、「ニューサウスウェールズ・クリスマスブッシュ」 日本やアメリカ、ヨーロッパは北半球にありますから、12月25日は雪のイメージのクリスマスだと頭に沁み込んでいますが、 そんな時に南半球からの映像が届けられて、そこでは海水浴場にいる水着姿の人々が、「メリークリスマス!」と祝福している姿に驚かされます。 住む場所により、クリスマスツリーの木は異なり、北半球では樅の木、桜シリーズ16.神代曙花日記2022年4月2日 桜シリーズ16.神代曙 ジンダイアケボノ(神代曙、学名:Prunus x yedoensis 'Jindai-akebono')とは神代植物公園で栽培されたエドヒガン(江戸彼岸、学名:Cerasus itosakura f. ascendens)(ソメイヨシノの一方の親)と他品種の交雑種とされます。 葉に先行して花を咲かせることや花弁の形、開花時期が同じという親の性質をかぎけん花図鑑 9月10日の誕生花 白いエゾギクかぎけん花図鑑 9月10日の誕生花は、白いエゾギク(蝦夷菊)です。 エゾギク(蝦夷菊) エゾギク(蝦夷菊、学名:Callistephus chinensis)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科エゾギク属の半耐寒性一年草です。 夏に花茎を伸ばし比較的大きな頭花を咲かせます。花色には白、赤、ピンク、紫色があり、花の咲き方には一重咲き、八重咲、七分咲き、ポンポン咲きがあります。 サツマギガザニアガザニア(Gazania)は、別名で、勲章菊とも呼ばれます。それは、「勲章」のような花を咲かせるからですが、花言葉もそれに因みます。詳しくはこちらをご覧ください。7月16日の誕生花 ストック7月16日の誕生花は、ストックです。 ストック ストック(Stock、学名:Matthiola incana)は、南ヨーロッパ原産で、アブラナ科マッティオラ属の耐寒性一年草です。花言葉は「永遠の美」です。 ストックの品種には以下があります。 ストック 'キスミー'(Stock 'kiss-me'、学名:Matthiola incana cv. kiss-me)、 ストック '伊豆椿祭り015「椿 Mrs D. W. Davis Descanso」 椿 Mrs D. W. Davis Descanso(ミセス・D.W・デイビス・デスカンソ、学名:Camellia japonica 'Mrs D. W. Davis Descanso')は、1972年にアメリカで作られたMrs.D.W.Davis(ミセス・D.W・デイビス・スペシャル)の枝変わりの園芸品種で、薄桃色、唐子咲き(Anemone)、大輪~巨大輪、10月~3月開花の椿です。 一般名: