水仙の種類

水仙


スイセン(水仙、学名:Narcissus)とは、欧州南部、地中海沿岸原産で、ヒガンバナ科スイセン属の耐寒性球根です。
冬~春に、ラッパ状の下向きに花を咲かせます。花色には、黄色や、白、橙、ピンクがあります。ナルキッソス(Narcissus)という属名は、ギリシャ神話に出て来る美青年を語源とします。ナルキッソス(Narkissos、フランス語ではナルシス:Narcisse)は泉の水面に映った自分の姿に恋をして、かなわぬ思いを抱いたまま衰弱死して、その場所からスイセンが生えたとされます。


水仙一覧(スイセン・Narcissusの系統)


系統的には、以下の様に以下の様に分類されます。
原種、喇叭水仙(ラッパスイセン)、大杯水仙(オオバイスイセン)、 小杯水仙(コバイスイセン)、八重咲水仙(ヤエザキスイセン)、房咲き水仙(フサザキスイセン)、ジョンキル、トリアンドラス、キクラミネウス(学名:Narcissus cyclamineus)、ポエティクス、スプリットコロナに分類されます。


水仙・スイセン・Narcissusの種類


日本では、日本水仙(ニッポンズイセン、学名:Narcissus tazetta var. chinensis)や、ラッパズイセン(喇叭水仙、学名:Narcissus pseudonarcissus)キブサスイセン(黄房水仙、学名:Narcissus tazetta cv. odoru)スイセン 'ロリキート'(水仙 'ロリキート'、学名:Narcissus 'Lorikeet')クチベニズイセン(口紅水仙、学名:Narcissus poeticus)が植えられています。ミニ水仙テータテート(Tete a tete、学名:Narcissus cyclamineus 'Tete a tete')は矮性品種です。

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