特集 花名に「宝石」 ポスト 特集 花名に「宝石」 サンゴ、ヒスイ、宝石、真珠、金(ゴールド)、銀、カメオ、七宝、 黄色い花を、縁起で、黄金や金と表現するので、やたらと金制品が多いです。ヒスイカズラヒスイカズラ(翡翠葛)は、花色が宝石の翡翠(ヒスイ)に似ていることから命名されたマメ科ストロンギロドン属の熱帯性常緑蔓低木です。花穂は下垂して長さ1m以上となりみごとです。花の1つひとつは嘴状の豆のような形をしています。日本では3~5月に熱帯植物園などの温室内で栽培されています。花後に結構大きな果実を成らせます。 花ではなく鳥ですが、ブッポウソウ目カワセミ科の鳥を翡翠とも呼びます。 特に、時代小説サンゴバナサンゴバナ(珊瑚花、学名:Justicia carnea)は、ブラジル東部の大西洋岸森林地帯原産で、キツネノマゴ科キツネノマゴ属の常緑小低木です。樹高は1、2 m程です。葉は緑色で長楕円形をしています。花茎を出し、初夏~秋に、花茎頂部から伸びた円錐花序に溢れるように花を咲かせます。花色には、桃色や赤、橙、白があります。羽毛のように花が柔らかく盛り上がって咲くことから、別名で'Plume plantコケサンゴコケサンゴ(苔珊瑚、学名:Nertera granadensis)は、マレーシア、台湾、豪州、南米、ハワイなどの環太平洋沿岸諸国原産で、アカネ科ネルテラ属の半耐寒性・匍匐性・常緑多年草です。 別名で、タマツズリ(玉綴り)や、Florists' cyclamen , Persian cyclamen、Coral bead plant、Pin-cushion plant、Coral mossとも呼ばれタマサンゴタマサンゴ(玉珊瑚、Solanum pseudocapsicum)は、ナス科ナス属の非耐寒性常緑低木です。草丈は20~50cmで、葉は緑色で長楕円形をしており互生して付きます。 夏に白い小花を咲かせ、花後に小さな赤い球形の果実が成ります。果実はホオズキ(鬼灯・酸漿、学名:Physalis alkekengi)や、ミニトマト(Mini Tomato、学名:Solanum lycopersicum)とジュズサンゴジュズサンゴ(数珠珊瑚、学名:Rivina humilis)は、メキシコやブラジル等の熱帯アメリカ原産で、ヤマゴボウ科リビナ属の半蔓性・耐陰性・非耐寒性・常緑低木です。学名のリビナ(Rivina)や、果実が赤くなるのでRouge plant、小さな赤い胡椒のような果実がなるのでBaby pipper、鮮血のような実がなるのでBlood berryという別名があります。半蔓性植物で茎がどんどん伸長しサンゴカクモミジサンゴカクモミジ(珊瑚閣紅葉、学名:Acer palmatum 'Sango-kaku')は日本原産で、ムクロジ科カエデ属の落葉小高木「イロハモミジ(学名:Acer palmatum)」(ヤマモミジ系)の園芸品種です。樹高は、2~4 mです。葉は掌状で、新芽は赤、新緑は黄緑色で、秋に黄~オレンジ色~黄金色に黄葉します。冬に新枝の樹皮が真っ赤になり珊瑚のように美しいく人目を惹きます。春に咲く花は赤紫サンゴジュサンゴジュ(珊瑚樹、学名:Viburnum odoratissimum)は、日本と東南アジア原産でレンプクソウ科の耐寒性常緑高木です。日本では関東以南に分布します。葉や枝に水分が多いです。初夏に房状に白花を咲かせます。秋に真っ赤な光沢のある美しい果実をたわわに実らせます。赤い果実が珊瑚のように見えることが花名の由来です。樹木は生垣や公園樹に使われます。また、、葉や枝に水分が多いことから防火樹とされミドリサンゴミドリサンゴ(緑珊瑚、学名:Euphorbia tirucalli)とは、東アフリカ原産で、トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉性・熱帯小高木です。 樹高は2~9mになります。葉は単葉で線形、互生して付きます。枝の先端に付く極小の葉は早々に落葉し、濃緑色の刺無しの幹と茎が多数分枝します。夏に、枝先から杯状花序を伸ばし花のように見える苞葉を4枚セットで数個付けます。花弁はありません。花後に蒴果が成りシンジュノキシンジュノキ(真珠の木、学名:Gaultheria mucronata)は、南米原産で、ツツジ科シラタマノキ属の耐寒性常緑低木、高山植物です。春~初夏に、白い鐘状の小花を複数個まとめて下向に咲かせます。花後に成る果実は、赤か、白、ピンク、紫色の光沢のある球形で可愛らしく人気があります。 一般名:シンジュノキ(真珠の木)、学名:Gaultheria mucronata、シノニム:Pernett エキウム・ウィルドプレッティ小花で出来た宝石の塔 エキウム・ウィルドプレッティ(学名:Echium wildpretii)は カナリア諸島原産でムラサキ科エキウム属の半耐寒性2~3年草です。自生地は標高3,718mのスペイン最高峰とされるカナリア諸島テネリフェ島にあるテイデ山で排水が良い乾燥気味の環境に生えています。ウィルドプレッティは、スペイン語で「タヒナステ・ロホ(Tajinaste Rojo)」と呼ばれ、その美しい姿グレヴァレア”ハニージェム”グレヴァレア ”ハニージェム”(Grevillea 'Honey Gem'、学名:Grevillea banksii × Grevillea pteridifolia')は、オーストラリア原産で、ヤマモガシ科シノブノキ属(グレヴィレア属)の半耐寒性常緑低高木「グレヴィレア(Grevillea)」の栽培品種です。グレビレア・バンクシー(Grevillea banksii)と、グレビレア・プテリディフタイリンキンシバイキンシバイの園芸品種、ヒドコートとも、6月、7月開花 タイリンキンシバイ(大輪金糸梅=ヒペリカム・ヒドコート(Hypericum Hidcote)、学名:Hypericum patulum "Hidcote")は中国原産で、オトギリソウ科の耐寒性半落葉低木「キンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum」の園芸品種です。ヒドコート(Hidcote)とも呼ばれます。湿潤な場所を好みまフクシュウキンカンフクシュウキンカン(福州金柑、Fortunella obovata)は、ミカン科キンカン属の常緑低木「キンカン(金柑)」の一品種で、チョウジュキンカン(長寿金柑)とも呼ばれます。中国東部江蘇省~福建省原産で、樹高は1~2 m、果実は金柑中で最大の30~40 g程になります。金柑の果実は長楕円形が多いですが、福州金柑は卵形で、果頂が窪みます。酸味が強く、甘みが少なく、香りが劣るので、マーマレード、砂ミヤマキンバイミヤマキンバイ(深山金梅、学名:Potentilla matsumurae)は、日本、千島、サハリン原産で、バラ科キジムシロ属の高山性多年草です。根茎は太く、根生葉を多数出します。北海道と本州中部地方以北の高山の岩場や草地に自生します。夏に、黄色い5弁花を咲かせます。葉は、3出複葉で鋸歯があります。 一般名:ミヤマキンバイ(深山金梅)、学名:Potentilla matsumurae、分類名:植チシマキンバイチシマキンバイ(千島金梅、学名:Potentilla fragiformis ssp. megalantha)は、キジムシロ属の多年草です。夏、北海道の海岸の岩場や草地に自生します。花は黄色い5弁花で、萼片と副萼片も各5枚です。根茎は太く、散房状の花をつけます。葉は、3出複葉で鋸歯があります。 一般名:チシマキンバイ(千島金梅)、学名:Potentilla fragiformis ssp. meキンランキンラン(金蘭、学名:Cephalanthera falcata)とは、日本、中国、韓国原産で、ラン科キンラン属の多年草の野草です。地上性の野生蘭で、日本の北海道から九州の雑木林に自生します。春に、茎先から伸びた総状花序に黄色い小花を咲かせます。小花は半開きで全開しません。葉は長楕円形で葉脈が有り、6~8枚が互生して茎を抱きます。花は五弁花で唇弁先端が3裂し赤褐色の隆起があります。花後に朔果が成りキンロバイキンロバイ(金露梅、学名:Dasiphora fruticosa)は、北半球に自生するバラ科キンロバイ属の耐寒性落葉小低木です。北海道、本州、四国、九州の日本の(亜)高山の瓦礫地に自生します。奇数羽状複葉に小さな葉をつけます。初夏~夏、茎頂又は葉腋から、集散花序を伸ばし、黄色い、梅花に似た5弁花を咲かせます。種小名の fruticosa はギリシャ語で(低木状の)を意味します。花言葉は、「短い恋」ゴールデンクラッカーゴールデンクラッカー(学名:Euryops virigineus cv. Golden clacker)とは園芸品種で、キク科ユリオプス属の常緑小木です。南アフリカ原産のユリオプス・ウィルギネウス(バージネウス、学名:Euryops virigineus)から作出されました。葉は掌状で深い切れ込みがあり、互生します。葉腋から伸びた花柄に鮮黄色の小花を多数咲かせます。 一般名:ゴールデンクラッカーニンポウキンカンニンポウキンカン(寧波金柑、学名:Fortunella obovata)は、中国原産で、ミカン科キンカン属の常緑低木「キンカン(金柑)」の一品種で、ネイハキンカン(寧波金柑)とも呼ばれます。自家結実性で1本の木で果実が成ります。金柑の代表的な品種で、生食用に市販されているのは殆どがこの金柑です。果実は球形で、10~16 g程の重さです。棘が少なく耐寒性があり、育てやすいです。 寧波金柑から、宮崎の キンカンキンカン(金柑、学名:Citrus japonica、シノニム:Fortunella japonica)は、中国原産で、ミカン科キンカン属の常緑低木です。夏から秋に、白い五弁花を咲かせます。花後に成る果実はミカンを小さくしたような形をしており、喉薬にもなります。果皮と果肉は橙色をしており、果皮は表面が滑らかで甘味や苦味、香りがあり、果肉は酸味が強いため。昔は皮ごと茹でて水に晒しアク抜きして甘露煮やキンヒモキンヒモ(金紐、学名:Disocactus flageliformis)は、メキシコ原産で、サボテン科ディソカクタス属(←アポロカクタス属)の紐状多肉植物です。別名でヒモサボテンや、ディソカクツス・フラゲリフォルミス(Disocactus flageliformis) 、Cactus flagelliformisとも呼ばれます。 茎は緑色の鉛筆状で先端を下垂させて成長し1~2 mになります。茎を黄オウゴンチュウオウゴンチュウ(黄金柱、学名:Pilosocereus chrysostele)はブラジル北東部原産で、サボテン科ピロソケレウス属の灌木です。柱サボテンの一種で、基部のみ枝分かれします。幹軸は明緑色で、淡黄色い棘で覆われます。chrysosteleは「金の柱」という意味です。 一般名:オウゴンチュウ(黄金柱)、学名:Pilosocereus chrysostele、又名:ピロソケレウス・クリキンキャラキンキャラ(金伽羅、学名:Taxus cuspidata var. nana 'Aurescens')とは、日本原産で、日本海側の多雪地帯の亜高山〜高山に自生するイチイ科イチイ属の常緑低木「キャラボク」の園芸品種です。葉が金色っぽく見えるキャラボクです。キンメキャラボク(金芽伽羅木)や、オウゴンキャラボク(黄金伽羅木)とも呼ばれます。 花名の由来 花名は、キャラボクに属し、葉が金色ということからレブンキンバイソウレブンキンバイソウ(礼文金梅草、学名:Trollius ledebourii var. polysepalus)は、礼文島固有種で、キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草です。礼文島や北海道の高山の草地で見られます。初夏〜夏に、黄色い花を上向きに咲かせます。しかし、この花弁のように見えるものは萼片で、花弁は雄蕊のように見えるものです。根生葉や茎葉は3出複葉の内、2小葉が深裂するため掌形をしています。葉リュウキンカリュウキンカ(立金花、学名:Caltha palustris var. nipponica)とは、北半球の温帯地域原産で、キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草です。 早春~夏に、本州~九州の湿原や小川で、花のような黄色い萼片を5、6枚付けます。 葉は腎形で光沢のある緑色です。 花名の由来 属名の「Caltha」とは、ラテン語の「 kálathos (goblet、杯)」を意味し、花の形に拠りますキンミズヒキ紅白の紐ミズヒキの金色版 キンミズヒキ(金水引、学名:Agrimonia pilosa var. japonica)とは、日本等、アジア原産で、バラ科キンミズヒキ属の耐寒性宿根草(多年草)です。別名で、リュウゲソウ(龍牙草)やヒッツキグサ(引っ付き草)、英名でHairy Agrimonyなどとも呼ばれます。 草丈は50~100cmです。 夏から秋、日当たりの良い野原や、野趣溢れる庭・林で見かけまキンセンカキンセンカ(金盞花、学名:Calendula officinalis)は、カナリア諸島などの南ヨーロッパ原産で、キク科キンセンカ属の一年草です。中国経由で江戸時代末期に日本に渡来しました。別名で、トウキンセンカ(唐金盞花)、カレンデュラ(Calendula)、ポット・マリーゴールド(Pot Marigold)とも呼ばれます。 草丈は30~90cmです。根生葉はヘラ型で、茎葉は長楕円形です。葉は緑色キンシバイキンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum)とは、中国原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の耐寒性常緑低木です。夏に、単頂花序に艶のある黄色い丸味のある五弁花を咲かせます。木は分枝が多く株立ちし、赤味を帯びた細長い枝は枝垂れます。雄蕊が多数集合して5個の塊を型作っています。葉は長楕円形で、枝に対生に付きます。花名のキンシ(金糸)とは長い雄蕊のことで、花弁がウメ(梅)と似ていることゴールデンシャワーツリーゴールデンシャワーツリー(Golden Shower Tree、学名:Cassia fistula)は、インド原産で、マメ科ナンバンサイカチ属の熱帯性半常緑高木です。樹皮は黒く、葉は偶数羽状複葉で涼しげです。樹上の高い所から黄色い花をシャワーのように降り注ぐように咲かせます。枝先から総状花序を伸ばし芳香のある黄色い蝶形の小花を多数付けます。花は平開し、雄しべや雌しべを突出させます。花後に卵形〜長楕 フレンチマリーゴールドフレンチマリーゴールド(French marigold 、学名:Tagetes patula)とは、メキシコ原産で、キク科コウオウソウ属の常緑一年草です。 アフリカンマリーゴールド(Aflican marigold、学名:Tagetes erecta)と共に、マリーゴールド(Marigold、学名: Tagetes )の代表的な観賞用品種の一つです。 メキシコ原産のパツラ(T. patula)ギンモクセイギンモクセイ(銀木犀、学名:Osmanthus fragrans var. fragrans)は中国を原産地とするモクセイ科モクセイ属の常緑広葉小高木です。日本では、本州、四国、九州に分布します。 金木犀は銀木犀の変種 同属のキンモクセイ(金木犀、学名: Osmanthus fragrans var. aurantiacus)は、このギンモクセイ(銀木犀、O. fragrans var. fキンモクセイキンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)は、中国原産で、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木です。別名でケイカ(桂花)や、タンケイ(丹桂)、モクセイカ(木犀花)、英名ではFragrant oliveと呼ばれます。 同属のギンモクセイ(銀木犀、O. fragrans var. fragrans)の変種の一つです。 樹高は3〜4mで、樹皮は灰セイヨウキンシバイセイヨウキンシバイ(西洋金糸梅、学名:Hypericum calycinum(ヒペリカム・カリシナム)とは、ヨーロッパ原産で、初夏に黄色い五弁花を割かせるオトギリソウ科オトギリソウ属の小低木です。別名で、ヒメキンシバイ(姫金糸梅)やヒペリカム・カリシナム(Hypericum calycinum)とも呼ばれます。樹高は20~60cmです。 5~8月に花径6cm程の黄色い花を咲かせます。雄蕊の数が多キンギョソウ 'パリジェンヌ'キンギョソウ 'パリジェンヌ'(金魚草 'Parisienne'、学名:Antirrhium majus cv. Parisienne)は、オオバコ科キンギョソウ属の耐寒性多年草(一年草扱い)「金魚草」の園芸品種でフランスで育種された高性品種です。草丈は60~100cmになり、立体的な庭造りを楽しめる他、切り花にも使えます。花は黄色・アプリコットの2色や、黄色、赤」赤・白、白・黄色などがあります。キンシャチキンシャチ(金鯱、学名:Echinocactus grusonii)はメキシコ原産で、サボテン科タマサボテン属のサボテンです。大きさや形状が整っているので玉サボテンの王様とされます。成長した植物は、毎年春~秋、頂部に黄金色または赤い鐘形の花を咲かせます。花後に果実が成ります。サボテンには葉がありません。葉は棘に進化してしまいました。 一般名:キンシャチ(金鯱)、学名:Echinocactusチユウキンレンチユウキンレン (地湧金蓮、学名:Ensete lasiocarpum)は、中国雲南省原産で、バショウ科ムセラ属の耐寒性多年草です。雲南省では2000mの山地に自生します。日本へは2000年の淡路花博時に、日本に渡来しました。別名で、ウンナンチユウキンレン(雲南地涌金蓮)、ムセラ・ラシオカルパ(Musella lasiocarpa)、チャイニーズイエローバナナ(Chinese yellow banヒメリュウキンカ "サーモンス・ホワイト"ヒメリュウキンカ "サーモンス・ホワイト"(姫立金花サーモンス・ホワイト、学名:Ranunculus ficaria cv. Salmon's white)はヒメリュウキンカ(姫立金花、学名:Ranunculus ficaria)の園芸品種です。春に、薄肌色~白色の花を咲かせます。 一般名:ヒメリュウキンカ "サーモンス・ホワイト"(姫立金花サーモンス・ホワイト)、学名:Ranunculusキンメイモウソウキンメイモウソウ(金明孟宗、学名:Phyllostachys pubescens f. bicolor)は中国江南地方原産でイネ科マダケ属の超大型の常緑竹類「モウソウチク(孟宗竹、学名:Phyllostachys heterocycla f. pubescens)」の突然変異種です。棹が黄金色で緑色の縦縞が入ります。 一般名:キンメイモウソウ(金明孟宗)、学名:Phyllostachys pubキンポウランキンポウラン(金宝蘭、学名:Yucca aloifolia cv marginata)はメキシコ、ジャマイカ原産でキジカクシ科イトラン属の常緑低木かつ多肉植物「センジュラン(千寿蘭、学名:Yucca aloifolia)」の葉縁に金色班が入った園芸品種です。樹高は4-5mで、葉は剣状で茎先端に促成します。日本には明治中期に渡来しました。 共同名:キンポウラン(金宝蘭)、学名:Yucca aloi カラスバヒメリュウキンカカラスバヒメリュウキンカ(烏葉姫立金花、学名:Ranunculus ficaria cv. Coppernob)は、欧州原産の帰化植物で、キンポウゲ科の多年草「ヒメリュウキンカ(姫立金花、学名:Ranunculus ficaria)」の園芸種です。ヒメリュウキンカは、スプリングエフェメラルと言われ、春に花を咲かせ、夏に上部が枯れてしまう花です。カラスバヒメリュウキンカは、葉色が「カラスバ(烏葉)」ボスニア ゴールデンリリー|スニアヘルツェゴビナの国花ボスニア ゴールデンリリー(学名:Lilium-bosniacum、リリウム・ボスニアカム)はボスニアヘルツェゴビナ(Bosnia and Herzegovina)原産で、ユリ科ユリ属の多年性草本の球根植物です。ボスニアヘルツェゴビナの国花です。ボスニアでは、Zlatni Ljiljan (黄金のユリ)や、Bosanski Ljiljan (ボスニアのユリ)、英語ではGolden lily(ゴールミズキンバイミズキンバイ(水金梅、学名:Ludwigia stipulacea)は、日本、台湾、中国原産で、アカバナ科チョウジタデ属の這性多年草です。本州~四国・九州の水辺や湿地に自生します。梅雨時〜夏に、黄色い五弁の一日花を咲かせます。花径はさほど大きくありません。花弁の先端が少し凹んでおり、花弁に葉脈のようなはっきりした筋が見られます。花名はキンバイソウ(金梅草、Trollius hondoensis)にコガネバナコガネバナ(黄金花、学名:Scutellaria baicalensis)は、ロシア、モンゴル、中国、朝鮮半島原産で、シソ科タツナミソウ属の多年草です。夏~秋に、匍匐した茎先から伸ばした穂状花序に紫色の小さな唇形花を咲かせます。性質は耐寒性と耐乾燥性に優れますが、多湿性は弱いです。コガネバナというと黄金色の花を咲かせそうですが、黄色いのは根の色で、この部分が漢方薬の原料「黄芩」となります。陽が当たキングサリキングサリ(金鎖、学名:Laburnum anagyroides)は、欧州中南部原産で、マメ科ラブルヌム属の落葉耐寒性中低木です。 別名で、キバナフジ(黄花藤)や、ゴールデン・チェーン(Golden chain)、common laburnum(コモン・ラブルヌム)とも呼ばれます。5月に、鮮黄色または桃色の、20~30 cmの花房(総状花序)を藤のように下垂して咲かせます。小花は蝶形をしており、ゴールドクレストゴールドクレスト(Gold Crest、学名:Cupressus macrocarpa 'Gold Crest')は、北米のカルフォルニア海岸原産で、ヒノキ科イトスギ属の常緑針葉高木「モントレーイトスギ(Monterey cypress)」の園芸品種です。モントレーイトスギの葉は緑色っぽいですが、ゴールドクレストの葉は黄金色になります。優しい樹形と、金色に見える薄黄色の葉色が好まれ良く植栽されていキントラノオキントラノオ(金虎の尾、学名:Galphimia glauca)は、メキシコなどの中央アメリカ原産で、キントラノオ科キントラノオ属の立性非耐寒性常緑低木です。別名でゴールド・シャワー(Gold Shower) や、Rain of goldと呼ばれます。樹高は1~1. 5 mになります。葉は卵形で、葉表は明るい緑色、葉裏は薄灰色をしており、対生して付きます。 晩春~秋に、15cm程の総状花序を伸ばしチャランチャラン(茶蘭、学名:Chloranthus spicatus)は、中国原産でセンリョウ科センリョウ属の常緑低木です。花名の由来は、茶に香りづけをするのに使われたことによります。属名のChloranthusは、ギリシャ語の chloros(黄緑の)、anthos(花)から成る合成語です。種小名のspicatusとは、ギリシャ語で、穂状花序の、という意味です。種小名の通り、茎から穂状花序を伸ばし、春ヒメリュウキンカヒメリュウキンカ(姫立金花、学名:Ranunculus ficaria)は、イギリス原産でキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草です。別名で、オウシュウキンポウゲとも呼ばれる帰化植物です。ヒメリュウキンカは、スプリングエフェメラルと言われ、春に花を咲かせ、夏に上部が枯れてしまう花です。リュウキンカ(立金花、学名:Caltha palustris var. nipponica)と似ていますが別属です。リュキンコウカ夏に、尾瀬のような低山~亜高山の湿地をトレッキングしているとゼンテイカ(別名、ニッコウキスゲ)に混じって、同じ黄色ですが姿の異なる花が咲いていました。金黄花です。 キンコウカ(金黄花、学名:Narthecium asiaticum)は、キンコウカ科キンコウカ属の草丈の低い多年草です。 (亜)高山の湿地に群生します。葉は根生葉でハナショウブ(花菖蒲)に似た剣状をしており、緑色ですが秋に紅葉します タイキンギクタイキンギク(堆金菊、taikingiku、学名:Senecio scandens)は、台湾、中国、ヒマラヤ、タイ、ブータン、インド、フィリピン、ミャンマー、ネパール原産で、蔓性多年草です。 本州(和歌山県)、四国(高知県、徳島県)、九州(熊本県)で暖地の海岸近くにある崖や野原の一面をつる状の茎が覆うように自生します。 長さ2~5mになる茎は木質で細長く、上はで多数に分枝します。短い葉柄のある皮質アフリカンマリーゴールドアフリカンマリーゴールド(Aflican marigold、学名:Tagetes erecta)とは、メキシコ原産で、キク科コウオウソウ属の耐乾燥性常緑一・ニ年草です。 メキシコ原産のエレクタ(T.erecta)とその改良品種のことです。代表品種は、'ムーンソング・ディープオレンジ' です。 キク科なので、葉の形はキク(菊)葉に似ています。 春から晩秋に、黄色や橙色の カーネーション に似た花を咲ラナンキュラス・ゴールドコインラナンキュラス・ゴールドコイン(Ranunculas 'Gold coin'、学名:Ranunculus repens cv. Gold coin)は、中央アジア原産で、キンポウゲ科キンポウゲ属の耐寒性這性多年草です。ラナンキュラス・レペンス(Ranunculas repens)の園芸品種です。春、八重の黄色い小花を咲かせます。ランナーを伸ばして繁殖します。 一般名:ラナンキュラス・ゴールドニオイスミレ 'コガネ'ニオイスミレ 'コガネ'(匂い菫 '黄金'、Viola odorata 'Kogane')は、スミレ科スミレ属の多年草、ニオイスミレ(匂菫、学名:Viola odorata)の葉が黄色い品種です。 一般名:ニオイスミレ 'コガネ'(匂い菫 '黄金')、学名:Viola odorata 'Kogane'、学名:スイートバイオレット(Sweet violet)、ビオラ・オドラータ(Viola oノルウェーカエデ プリンストンゴールドノルウェーカエデ 'プリンストンゴールド'(Norway楓 'Princeton Gold'、学名:Acer platanoides cv. Princeton Gold )は、ムクロジ科カエデ属の落葉広葉中高木「ノルウェイカエデ(学名:Acer platanoides)の一品種です。初夏に黄緑色の花を咲かせ、美しい黄金色の葉を成らせます。樹幹は広がらず整っており、樹高はノルウェーカエデより低い。オウゴンオニユリオウゴンオニユリ(黄金鬼百合、学名:Lilium lancifolium var. flaviflorum)は、日本(対馬固有種)原産で、ユリ科ユリ属の大型の球根植物です。オニユリ(鬼百合、学名:Lilium lancifolium)の変種です。夏に、黄色地に赤斑点が一面に散在します。花弁は後ろに大きく反り返ります。 一般名:オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)、学名:Lilium lancifoliハイキンポウゲハイキンポウゲ(這金鳳花、学名:Ranunculus repens)は北半球の湿地原産でキンポウゲ科の多年草です。北海道や関東北部の本州の野原や湿地に生息します。初夏から夏に、根から出た枝が地表を這いながら伸び、枝から明るい黄色の5弁花を疎らに付けます。葉は3出複葉で小葉はさらに裂けます。 一般名:ハイキンポウゲ(這金鳳花)、学名:Ranunculus repens、分類名:植物界被子植物門レンギョウ 'ゴールド リーフ'レンギョウ 'ゴールド リーフ'(連翹 'Gold leaf'、学名:Forsythia ×intermedia 'Gold Leaf')は、中国原産でモクセイ科の耐寒性落葉低木「レンギョウ(連翹、学名:Forsythia suspensa)」の園芸品種です。春に葉が鮮黄色で華やかです。和名は、葉色から黄金葉(オウゴンバ)と呼ばれます。庭植や鉢植え、生垣などに使われます。 一般名:レンギョウコガネタヌキマメコガネタヌキマメ(黄金狸豆、学名:Crotalaria assamica)はインド東部原産で、マメ科タヌキマメ属の一年草です。草丈は150cm程です。茎は直立し枝が多数出ます。葉は楕円形~長楕円形で先端は丸く、葉付け根に托葉が1対あります。夏~秋に、花茎頂から総状花序を伸ばし20~30個の鮮黄色をした蝶形の花を咲かせます。花後にサヤエンドウのような果実が成ります。果実の莢はふっくらしており黒い縦筋コキンバイザサコキンバイザサ(学名:Hypoxis aurea Lour.)は、日本や中国原産でキンバイザサ科の多年草です。線形の根生葉を出します。春に花茎を出しその先端から伸びた花序に黄色い小さな6弁花を1,2個平開させます。花名の由来は、花が金色の梅花型で葉がササ状をした「キンバイザサ」の小型版ということに拠ります。 一般名:コキンバイザサ(小金梅笹) 学名:Hypoxis aurea Lour. オオキンケイギクオオキンケイギク(大金鶏菊、学名:Coreopsis lanceolata)は、北米原産でキバナノコスモス(黄花秋桜)に似た黄花を咲かせる宿根草です。キク科ハルシャギク属の外来種で道端に咲いています。繁殖力が強く、日本の在来種を脅かす存在として外来種ワースト100に選定され、栽培が禁止されました。オオキンケイギクはキバナノコスモス(黄花秋桜、学名:Cosmos sulphureus)と似ています。キンセイランキンセイラン(金精蘭、学名:Calanthe nipponica)は、ラン科エビネ属の多年草「エビネ(海老根、学名:Calanthe discolor)」の初夏咲きの原種の一つです。 日本固有種で、北海道、本州、四国、九州(宮崎県)の深山の杉や赤松、檜などの針葉樹林の林床に自生します。葉は広披針形で3-5枚付けます。6-7月に花茎を出し淡黄緑色の花を5-12輪疎らに付けます。キンセイランの花の構造聖光金波 菊>大菊>管物菊 聖光金波(学名:Chrysanthemum morifolium cv. Seiko kinpa)管物(細管)、花色:黄色。キンレンカキンレンカ(金蓮花 、学名:Tropaeolum majus)とは、南米のペルー、コロンビア、ブラジル原産で、ノウゼンハレン科キンレンカ属の非耐寒多年草(春播き一年草)です。ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)とも呼ばれます。英名では、ガーデン・ナスタチウム(Garden nasturtium)と言い、日本では、通称、「ナスタチウム(Nasturtium)」と呼ばれますが、正確には、ナスタチウムは「クレソンチューリップ・バラードゴールドチューリップ・バラードゴールド(学名:Tulipa cv. Ballade Gold)はユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。一重、ユリ咲き・中生系です。4月中旬~下旬に、草丈40~55 cmで黄色い花を咲かせます 。ユリ咲きと言うのは、花弁が百合の様に外側に反り返って咲くことを言います。 品種名:チューリップ・バラードゴールド、学名:Tulipa cv. Ballade Gキンシウリ果肉を茹でて糸状になったものを野菜として食べます。 キンシウリ(金糸瓜、学名:Cucurbita pepo)とは、アメリカ大陸原産で、ウリ科カボチャ属の耐寒性・蔓性一年草の品種名です。 別名で、イトウリ(糸瓜)や、イトカボチャ(糸南瓜)、ソウメンウリ(素麺瓜)、ソウメンカボチャ(素麺南瓜)、Spaghetti squashとも呼ばれます。 素麺というよりは、色的に冷やし中華に似ています。 蔓は長チューリップ・ピンクカメオチューリップ・ピンクカメオ(学名:Tulipa cv. Pink Cameo)はユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。オランダの園芸品種で、短茎、八重、早咲き、暗濃桃色の花弁でエッジがユニークです。 チューリップの品種を集めたチューリップ図鑑は、右をご参照ください。チューリップ図鑑 品種名:チューリップ・ピンクカメオ、学名:Tulipa cv. Pink Cameo、原ギンパイソウギンパイソウ(銀盃草、学名: Nierembergia repens)はアルゼンチン、チリ原産で、ナス科ギンパイソウ属の小型の耐寒性・匍匐性多年草(宿根草)です。花冠の形から、サカズキソウ(杯草)、ギンサカズキ(銀盃)、カップフラワー(cup flower)、ホワイトカップ(white cup)、学名からニーレンベルギア(Nierembergia)、ニーレンベルギア レペンス(Nierembergギンバイソウギンバイソウ(銀梅草、学名: Hydrangea bifida)は日本原産の固有種でアジサイ科アジサイ属の多年草です。本州(関東以西)、四国、九州の山地の樹陰の沢沿いなど涼しく湿った斜面に群生します。草丈は40~70cmで、地下茎(根茎)は木質で太く横に這います。地上茎は直立し分枝しません。葉には葉柄があり、葉の表裏に粗毛あり、葉色は緑色で、葉長さ10~20cm、葉幅5~12cmの楕円形で基部は楔山茶花 '七宝殿'山茶花 サザンカ品種群 '七宝殿'(シチウホウデン'、学名:Camellia sasanqua 'Shichihouden')は、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉中低木「サザンカ(学名:Camellia sasanqua)」の園芸品種です。 サザンカ品種群、濃桃色、一重、中輪、11~12月。 一般名:山茶花 サザンカ品種群 '七宝殿'(シチウホウデン'、学名:Camellia sasanqua 'Sh ドッシニア・マルモラータドッシニア・マルモラータ(学名:Dossinia marmorata)はボルネオ島の固有種で、ラン科ドッシニア属の多年草です。本花1つで、ドッシニア属という1属1種を高性します。葉にスポットライトが当たると宝石のように輝く蘭「ジュエルオーキッド(宝石蘭、Jewel Orchid)」の代表種とされます。赤道直下のボルネオ島北部の標高400mまでに分布し、熱帯雨林の日陰で落ち葉や苔のある石灰岩の亀裂やグディエラ・プシラグディエラ・プシラ(学名:Goodyera pusilla)は北東アジア(マレーシア、ジャワ島、ボルネオ島 スマトラ島、ニューギニア島など)原産で、ラン科グディエラ属(シュスラン属)の半耐寒性宿根草です。グディエラ属は、1858 年に Blume博士により初めて記載されました。原産地では、標高0-1000mの砂岩土壌の日陰に着生します。草丈3~20cm、草幅5~10cm、葉柄は薄茶色をしており基部ルディシア ディカラールディシア・ディスカラー(学名:Ludisia discolor)は、中国南部、タイ北部、ベトナム原産でラン科ルディシア属の常緑多年草、小型の地上性ランです。これだけで1属1種を構成します。 光に当たると葉が輝く蘭ということで "ジュエルオーキッド(Jewel orchid、宝石蘭)" と呼ばれる花より葉が重視されるタイプの蘭の一種です。その中でもこのルディシアは丈夫で乾燥にも強く良く増えるのでビ 他の特集特集 白い花(4月編一覧の2)4月に咲く白い花その2です。花の説明を始める前に色についてまとめておきましょう。 ①絵具と光では混ぜた場合にできる色が異なる 絵具の3原色の赤、青、黄色を混ぜると、黒くなることによりますが、光の3原色の赤、緑、青を混ぜると白くなります。 ②太陽光は分解される 小学校のプリズムを使った実験では、太陽の光が7色ほどに分解されて見えることを学びました。 私たちは、雨の降った後の青空に7色の特集 茶色い実果物の色011茶色い実 かぎけんWEB図鑑「木の実・草の実図鑑」から色別の果実一覧シリーズをお届けしています。 今回はその11回目で、果実の果皮や果肉、種子のいずれかが茶色いものを集めました。 この中には、食用となる果実(いわゆる、フルーツ)や、人間の食用とはならない果実から、外観が茶色いもの、果皮を剥いたら果肉が茶色いもの、種子が茶色いものを載せます。 しばしば引用しますが、イネ(稲10月の橙色の花10月に咲いている橙色の花ー9月に咲いていた橙色花は 70 種でした。黄色花と同様、冬が近づくにつれ咲き終わる花があります。10月に咲いている橙色の花の写真は 63種 でした。9月に比べて少なくなりました。この時期も咲いている橙色の花には、ラフレシア・アルノルディー(学名:Rafflesia arnoldii)や、イクソラ・コッキネア(学名:Ixora coccinea)、アフリカンマリーゴールド花のイラスト・ショート動画花日記「万葉集の草木シリーズ」の草木の中から、花のイラストの描き方をショート動画にしたものを集めました。 取り上げた草木 取り上げた草木は、今のところ、以下の通りです。 ノジギク(野路菊、学名:Chrysanthemum japonense)、オケラ(朮、学名:AAtractylodes japonica)、イヌビワ(学名:Ficus erecta 又は Ficus erecta var. 特集 11月の白花11月に咲く白花でここに掲載されているものは、126種あります。 その内、11月から咲き始める花は、 スノードロップ(snowdrop、学名:Galanthus nivalis)や、 ヒイラギ(柊、学名:Osmanthus heterophyllus)、 アシズリノジギク(足摺野路菊、学名:Chrysanthemum japonensevar. ashizuriense)などです。 メキシコ原産の花メキシコ原産の花 - サルビア・レウカンサ,クフェア・ヒッソピフォリア,などがあります。