リョウブ

Clethra barbinervis

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  • 花名
    リョウブ
  • 学名
    Clethra barbinervis
  • 別名令法
  • 原産地日本、朝鮮半島、中国、台湾
  • 開花場所野原・畦道, 庭, 公園
  • 開花期6月, 7月, 8月, 9月

リョウブとは

リョウブ(令法、学名:Clethra barbinervis)は、日本、朝鮮半島、中国、台湾原産で、リョウブ科リョウブ属の落葉広葉小高木です。北海道~本州、四国、九州の山地の日当たりの良い雑木林に自生します。樹高は7~10mで、樹皮は茶褐色で滑らかで剥離します。葉は艶無しの濃緑色で、葉長5~10cm、葉幅3cmの楕円形~倒披針形、葉縁に細鋸歯があり枝先に束生します。
夏に、枝先から花序長15cmの総状花序を数本垂れ下げて、芳香のある花径1~2cmの小さな白花を多数付けます。合弁花とされますが萼も花冠も5裂し、花弁は基部まで切れ込んでいます。
10本ある雄蕊数は長く、花弁中央から突出します。雌蕊は1本で先端が3裂します。花は基部から先端に咲き進みます。花には蜜があり、蜂や蝶が引きりなく集まります。
リョウブの若葉は茹でて干したものが保存できるので、昔から飢饉時の救荒食品とされました。そのため畑の広さに応じた本数だけリョウブを植えることが、平安時代の法令で定められたのが名前の由来とされます。秋に、花柱が突起として残った小さな篇球形の蒴果が多数成り、熟して黄褐色になります。庭木にされるほか、幹は木肌が美しいので床柱や器具材に使われます。
新芽や若葉は、生食や天ぷら、湯がいて刻み、ご飯に入れて炊き込んだ「令法飯」やなどにして食べる地域ものあります。

一般名:令法(リョウブ)、学名:Clethra barbinervis、別名:サルナメシ、サルトベリ、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ツツジ目リョウブ科リョウブ属、原産地:日本、朝鮮半島、中国、台湾、樹高:7~10m、樹皮:茶褐色で滑らかで剥離する、葉質:艶無し、葉色:濃緑色、葉長:5~10cm、葉幅:3cm、葉形:楕円形~倒披針形、葉縁:細鋸歯、葉序:枝先に束生、花序形:総状花序(尾錠に垂れ下がる)、花序長:15cm、花径:1~2cm、花質:芳香あり、開花期:6~9月 花色:白、雄蕊数:10本で突出する、雌蕊数:1で先端が3裂、結実期:10月~11月、果実型:蒴果、果実形:球形、果実径:0.3~0.4cm、果実色:橙色、用途:若葉は山菜として生食や令法飯の材料、お浸しなどに、蜂蜜、庭木、公園樹、家具材。


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  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    総状花序
  • 花冠
    5弁形
  • 葉形
    倒披針形
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型落葉小高木
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ700.0 ~ 1000.0 cm
  • 花径1.0 ~ 2.0 cm

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