ツルマサキ

Euonymus fortunei

  • ツルマサキ
  • ツルマサキ
  • 花名
    ツルマサキ
  • 学名
    Euonymus fortunei
  • 別名蔓柾, マルバツルマサキ, マサキツル
  • 原産地日本、朝鮮半島、中国、フィリピンなどの東アジア
  • 開花場所海岸
  • 開花期6月, 7月
  • 花言葉「気長に努力」

ツルマサキとは

ツルマサキ(蔓柾、学名:Euonymus fortunei)とは、日本、朝鮮半島、中国、フィリピンなどの東アジア原産で、ニシキギ科ニシキギ属の蔓性常緑広葉低木です。別名で、マルバツルマサキ、マサキカズラ、マサキツルとも呼ばれます。北海道~沖縄の山野の林内に自生します。枝から多数の気根を出し、地上を這い、岩や他の樹木に登り、10m以上伸びます。

樹皮は暗褐色です。葉には柄があり、緑色か班入りで皮質、光沢は無く、小さな楕円形で、葉縁に浅い鋸歯があり枝に対生に付きます。

6月~7月に、葉腋から集散花序を伸ばし小さな花を7-15個咲かせます。花弁数は4、萼片数も4、雄蕊数も4個です。花は花径0.5cm程で薄緑色~黄緑色であまり目立ちません。

10月-12月に、蒴果がなり熟すと4裂し種子を出します。果実径は0.5-0.6cmで、種子は朱色の仮種皮に包まれています。グランドカバーや寄せ植えに使われます。


花名の由来


蔓性で正樹に似ていることから。
属名の「Euonymus」 はラテン語の「Eu-(良い、正しい)」+「onym(名前)」 、種小名の「fortunei」は英国人植物収集家・植物学者(ロバート・フォーチュン、Robert Fortune、1812年9月16日 - 1880年4月13日)への献名です。


マサキの種類


マサキ(正木、柾、学名:Euonymus japonicus)ー海岸に自生する
ツルマサキ(蔓柾、学名:Euonymus fortunei)ー蔓性
オオバマサキ(大葉正木)ー葉が大きい
ギンマサキ(銀正木)ー葉縁に白斑がある
キンマサキ(金正木)ー、葉中央に黄斑が入る
オウゴンマサキ(黄金正木)ー、若葉の頃、葉全体に黄斑が入る


似て別種の花


アメリカツルマサキ

一般名:ツルマサキ(蔓柾)、学名:Euonymus fortunei、又名:マルバツルマサキ、マサキカズラ、マサキツル、生活型:蔓性常緑低木、原産地:日本、朝鮮半島、中国、フィリピンなどの東アジア、生息分布:北海道~沖縄、生活環境:山野の林内、(樹高:5~10cm)、蔓長:50~100cm以上、樹皮色:暗褐色、葉質:皮質で光沢無し、葉柄:有、葉色:緑色・班入り、葉形:小さな楕円形・長楕円形、葉身長:1-5cm、葉幅:1-3cm、葉縁:浅い鋸歯、葉序:対生/稀に互生、用途、開花期:6-7月、花序形:集散花序に小花を7-15個咲かせる、花冠形:4弁花、花色:薄緑色~黄緑色、花径:0.5cm、花弁数:4、萼片数:4、雄蕊数:4、結実期:10月-12月、果実型:蒴果で4裂し種子を出す、果実径:0.5-0.6cm、種子:朱色の仮種皮に包まれている、用途:グランドカバー、寄せ植え。


  • ニシキギ
  • ニシキギ
  • ニシキギ
  • ツルマサキ
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    集散花序
  • 花冠
    4弁花
  • 葉形
    楕円形
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型蔓性常緑広葉低木
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ50.0 ~ 100.0 cm
  • 花径0.5 ~ 0.5 cm

ランダムな花