アイスランドポピー
- 花名アイスランドポピー
- 学名Papaver nudicaule
- 別名シベリアヒナゲシ, ケシ
- 原産地シベリア~ヨーロッパ
- 開花場所庭, 鉢花
- 開花期3月, 4月, 5月, 6月
- 花言葉全体の花言葉は「喜び」、赤は「慰め」や「感謝」、橙色は「思いやり」、黄色は「私が勝つ」、白は「眠り」や「忘却」
アイスランドポピーとは
植えても良いケシーアイスランドポピー
アイスランドポピー(Iceland Poppy、学名:Papaver nudicaule)は、シベリア~ヨーロッパ 原産で、ケシ科ケシ属の耐寒性・非耐暑性多年草(園芸上は秋蒔き一年草)です。別名で、シベリアヒナゲシ(Siberia雛罌粟)、ケシ(芥子)、コクリコ(仏語)、Arctic poppyとも呼ばれます。草丈は25~40 cmで、茎は分枝しません。葉にはうぶ毛があるので白緑色に見えます。葉は長さ3~15 cmの羽状複葉で、小葉は卵形をしており、葉縁に鋸歯が有ります。
3月~6月に花茎を伸ばし、先端に産毛のある蕾を付けます。蕾は最初は俯きかげんですが開花時になると上を向いて薄い紙質の花を咲かせます。4弁花から成るカップ型の花は直径6~10 cmで、花色は、白・黄・桃・赤・橙のパステルカラーをしています。雄蕊が多数あります。花の中心にある雌蕊や雄蕊は明るい黄色をしています。開花時に2枚ある萼片は落下します。花後に成る果実は球形または円柱状の蒴果です。用途は、鉢植えや、庭植え、切り花です。残念ながら、全草に毒があります。ポピーの中では一番早く開花し、花色も豊富で人気があります。 野生種は白や、黄色の一重ですが、園芸品種には赤や橙、桃、薄黄、八重咲き品種もあります。切り花でも日持ちします。
花名の由来
シベリアの氷原(iceland)で北極探検隊が18世紀に発見したことに拠ります。
ケシ属の仲間
ケシ属の仲間は、ケシ・けし・罌粟をご覧ください。
●ケシの仲間には、以下があります。
・ヒナゲシ(雛罌粟、Papaver rhoeas)、
・アツミゲシ(渥美罌粟、Papaver setigerum)、
・ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟、Papaver dubium)、
・メコノプシス・カムブリカ(Meconopsis cambrica)、
・メコノプシス・グランディス(Meconopsis grandis Prain)、
・メコノプシス・ホリドゥラ(学名:Meconopsis horridula)、
メコノプシス・ベトニキフォリア(Meconopsis betonicifolia Franch)があります。
花言葉
全体の花言葉は「喜び」、赤は「慰め」や「感謝」、橙色は「思いやり」、黄色は「私が勝つ」、白は「眠り」や「忘却」
アイスランドポピーのデータ
一般名:アイスランドポピー(Iceland Poppy) 、学名:Papaver nudicaule(ペパベール)、別名:ケシ(芥子)、ポピー(Poppy)、コクリコ(仏語)、シベリアヒナゲシ、Arctic poppy 、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目ケシ科ケシ属 、原産地:シベリア~ヨーロッパ 、生活型:秋蒔き一年草、草丈:25~40 cm、茎:分枝せず、葉色:白緑色、小葉形:卵形、葉形:羽状複葉で毛深い、葉縁:鋸歯有、葉身:3~15 cm 、放射相称花、離弁花、花弁形:カップ型、 花弁数:4、花径:6~10 cm、開花期:3月~5月、花序形:単頂花、花色:白・黄・桃・赤・橙、雄蕊数:多数、雄蕊と雌蕊色:黄色、萼片数:2枚(開花時に落ちる) 、果実形:蒴果、果実形:球形・円柱状、用途:鉢植え・庭植え・切り花、備考:麻薬成分は含まれていませんが、植物毒のアルカイドを含むやや有毒植物です。
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