エゴマ
- 花名エゴマ
- 学名Perilla frutescens var. frutescens
- 別名ジュウネン, 十稔, 荏胡麻
- 原産地中国や、ビルマ、ヒマラヤなどの東南アジア
- 開花場所庭, 畑
- 開花期7月, 8月
エゴマとは
エゴマ(荏胡麻、学名:Perilla frutescens var. frutescens)とは、東南アジア原産で、シソ科シソ属の一年草「シソ(紫蘇、学名: Perilla frutescens var. crispa)」の変種です。別名でジュウネン(十稔)、英名でcommon perilla、古名でエ(荏)と呼ばれます。
シソに似た葉の形をしていますが、一回り大きく、香りや味が強いハーブです。
エゴマは栄養価に優れ、体内で作ることのできない必須脂肪酸α-リノレン酸(熱に弱い)が含まれており、魚の鰯を食べた時のように、体内でDHAやEPAに変化して細胞膜の形成に役立ち、うつ病の改善、ダイエット効果、アレルギー体質の改善、記憶力の向上、認知症や生活習慣病の予防など、各種の効果が期待できます。
また、オメガ3脂肪酸が含まれているので血管を柔軟にし血流を流れやすくするので、動脈硬化や血栓を防ぎ、血圧やコレステロールを下げる働きがあります。
さらに、花粉症に効果があるとされるロスマリンサンを含みます。
花名の由来
ジュウネン(十稔)は10年長生きすると言ういわれから。
属名「Perilla」はヒンディー語の「perilla(シソ)」に由来します。種小名「frutescens」とはラテン語で「フサフサした」と言う意味です。
一般名:エゴマ、
学名:Perilla frutescens var. frutescens、
別名:ジュウネン(十稔)、古名:エ(荏)、英名:common perilla、
原産地:東南アジア、生息分布:本州~九州、
生活環境:栽培、河原(自生)、
生活型:一年草、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目シソ科シソ属エゴマ種
草丈:1.5m、茎:直立多分枝、4稜(断面は四角)、長毛有、全草に香味あり
葉質:厚い、弾力有、芳香、葉序:対生、葉長:7-12cm、葉形:楕円形-卵形、葉縁:鋸歯、葉色:濃緑色、
開花期:7月-9月、花序形:総状花序脇生、花色:白、花冠長:0.5cm、花弁数:4枚、
結果期(種子の採取期):9-10月、果実形:球形、果実色:褐色、
害虫:ベニフキノメイガの幼虫、
使用する部位:若葉や種実(エゴマ油、Perilla oil ペリラオイル)、
食材の旬:7-8月、
用途:食用、塗料などの原料
効用:殺菌効果