アメリカスミレサイシン

Viola sororia

花名
アメリカスミレサイシン
学名
Viola sororia
別名common blue violet, パピリオナケア, papilionace, Viola sororia
原産地北米
開花場所野原・畦道, 鉢花
開花期4月, 5月

アメリカスミレサイシンとは

アメリカスミレサイシン（亜米利加菫細辛、学名：Viola sororia）は北米原産で、スミレ科スミレ属の逸出帰化した多年草です。心臓形の根生葉の間から、春に花柄先端にスミレ形の花を咲かせます。喉部に白いヒゲがあります。’細辛’とは、葉の形がウマノスズクサ科のウスバサイシン（薄葉細辛）に似ていることに因ります。
草丈は10～20 cmです。葉は根生葉で長さ5～12 cmの心臓形で葉縁に鋸歯があります。４月～５月に花径2～3 cm、花弁長1.5-2cmの淡青紫色の花を咲かせます。花に芳香はありません。葉が完全に開く前に花が咲きます。

パピリオナケア（papilionacea）は紫色の花を咲かせる品種です。プリケアナ（Priceana）は白地で中央部が青紫色をしています。
フレックルス（Freckles）は白い花弁に青紫色の微斑点が密に散らばった花色をしています。

アメリカスミレサイシン
花は青紫色で、葉は緑色で艶があり円心形　　　　　　　　　距は太く短い
　

花弁の側弁部に白毛が密生　　　　　　　　　　　　　　　　葉は卵形で先端が尖り基部はハート形

一般名：アメリカスミレサイシン（亜米利加菫細辛）、学名：Viola sororia、シノニム：Viola papilionace、又名：common blue violet、パピリオナケア（papilionace）、分類名：植物界被子植物真正双子葉類キントラノオ目スミレ科スミレ属アメリカスミレサイシン種、草丈：10～20 cm、葉長：5～12 cm、葉：根生、葉形：心臓形、葉縁：鋸歯、花色：淡青紫色、花径：2～3 cm、花弁長：1.5-2cm、開花期：４月～５月、果実：蒴果。