ワの花 ポスト 日本語の花名の頭文字が"ワ"で始まる花を集めました。"ワ"から始まらないものでも、別名が"ワ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。マウイ・ワームウッドマウイ・ワームウッド(学名:Artemisia mauiensis)はマウイ島原産で、キク科ヨモギ属の多年草です。ハワイ諸島のマウイ島ハレアカラ山頂のみに自生する希少種で葉は銀色の羽毛で覆われ銀色に見えます。自生地のマウイを花名に付けたMaui wormwooや、学名のアルテミシア・マウイエンシス(マウイのヨモギの意)とも呼ばれます。アルテミシア(Artemisia)という属名は、ギリシャ神話の月ノラニンジンノラニンジン(野良人参、学名:Daucus carota)は、西アジア〜地中海原産で、セリ科ニンジン属の越年草の帰化植物です。葉は緑色をしています。夏に、レースのような白い小花を集合させて咲かせます。人参の原種ですが、食用とはなりません。 一般名:ノラニンジン(野良人参)、学名:Daucus carota、別名:ワイルドキャロット(Wild Carrot)、Queen Anne's Lacワケギワケギ(名:Allium wakegi)は、ギリシャ原産でネギを小型化したようなヒガンバナ科の球根植物(多年草)です。葱と玉葱の雑種で、地上部の葉・茎は葱に似ており、地下の赤褐色をした鱗茎は玉葱に似ています。葱より粘々が少なく、香も風味も穏やかで、柔らかく、細いので、細かく刻んで薬味にしたり、さっと茹でて青柳等と和えてヌタにして食べます。韓国料理のチヂミの材料にもなっています。花は殆ど咲かず、鱗茎ワスレナグサワスレナグサ(勿忘草、忘れな草、学名:Myosotis scorpioide) は、ヨーロッパ原産で、ムラサキ科ワスレナグサ属の宿根草(一年草扱い)です。別名で、フォーゲット・ミー・ノット(Forget-me-not)、ミオソチス(Myosotis)、ミオソチス・シルヴァティカ(Myosotis sylvatica)、エゾムラサキ(蝦夷紫)とも呼ばれます。 草丈は矮性種は20〜30 cmで、高性種ワダンワダン(海菜、学名:Crepidiastrum platyphyllum)は、日本原産でキク科の越年草です。 本州の関東、東海、伊豆諸島の海岸の崖や瓦礫地、砂地で、秋に黄色い花を咲かせます。 アゼトウナ(畔唐菜、学名:C. keiskeanum )と似ていますが、アゼトウナは草丈が低いのに対し、ワダンは草丈が高く、また、葉が全く異なります。 一般名:ワダン(海菜)、学名:Crepidiastワレモコウワレモコウ(吾亦紅、学名:Sanguisorba officinalis)とは、バラ科ワレモコウ属の耐寒性多年草です。英名では、burnet bloodwortと呼ばれます。全国の草地で普通に見られます。赤茶色い丸い花は野趣あふれ、寄せ植えや、切り花や、生け花、フラワーアレンジメントの引き立て役に使われます。根は乾燥させたものて生薬「楡(ちゆ)」の材料となります。 草丈は50〜100 cmです。ワカメワカメは陸上で咲く花ではありませんが、食べる機会が多い海の植物なのでここでも扱います。 ワカメとは褐藻類に属する海藻です。従って、海中では褐色をしています。皆さんの生ワカメに対するイメージでは「緑色」だと思いますが、ワカメは熱を加えるまで緑色にはなりません。お店で「生ワカメ」と称して売っているものは既に加熱後のワカメなので本来は「生ワカメ」と言うものではありません。正しくは「湯通しワカメ」が正しクサイチゴクサイチゴ(草苺、学名:Rubus hisutus)は、日本、朝鮮、台湾、中国原産でバラ科キイチゴ属に属する落葉小低木です。日本の本州~九州の林に自生します。樹高が低く這性で草のように見えることから命名されました。葉は奇数羽状複葉で葉に軟毛や刺があります。花後に付く赤い球状の果実は食べられます。 一般名:クサイチゴ(草苺)、学名:Rubus hisutus、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ワタスゲワタスゲ(学名:Eriophorum vaginatum)は、北半球の高山原産で、カヤツリグサ科ワタスゲ属の高山性多年草です。別名で、スズメノケヤリ(雀の毛槍)とも呼ばれます。本州以北〜北海道の湿原に自生します。草丈30〜60cmです。根茎から多数の茎を出して大きな株となり、それがたくさん集まって、尾瀬などの湿地に群落を作ります。葉は根生葉で、偏三角形をしています。 5月〜6月に、細長い花茎先端に アボカド特集 花名に「爬虫類」 花名に爬虫類「アボカド」とアリゲーター 左:アボカド(Alligator pearや鰐梨とも)鰐と色艶が似てる? 右:アリゲーター(Alligator)、中米産のミシシッピー鰐 アボカド(Avocado、学名:Persea americana)とは、中米の熱帯地域原産でクスノキ科アボカド属の熱帯性常緑高木です。別名でワニナシ(鰐梨)、Alligator pear(ワイルドストロベリーワイルドストロベリー (Wild strawberry、学名:Fragaria vesca)は、北半球に自生するバラ科キイチゴ属の多年草です。オランダイチゴの原種の一つです。日本では北海道で野生化したノイチゴ(野苺)なので、エゾヘビイチゴ(蝦夷蛇苺)と呼ばれます。茎の付け根からライナーを伸ばしその先に子株をつけ繁殖します。食用となるイチゴ状の果実をつけます。 一般名:ワイルドストロベリー(ワルナスビワルナスビ(悪茄子、学名:Solanum carolinense)とは、北米原産で、ナス科ナス属の多年草の雑草です。日本並びに世界中に帰化しており、日本でも野原や路傍、畑に蔓延っています。一度はびこると根を張って駆除が大変です。 別名で、オニナスビ(鬼茄子)、英名では Carolina horsenettle と呼ばれます。 草丈は30〜50cmです。茎や葉柄に鋭く硬い棘があり、毛が密集していま侘助椿 太郎冠者侘助椿 太郎冠者(タロウカジャ、学名:Camellia wabisuke.' Tarokaja')とは、江戸椿と呼ばれる江戸中期から伝わる古典椿です。 別名で、有楽(うらく)と呼ばれます。 数寄屋や加茂本阿弥と共に、古典椿の代表種とされます。 侘助の人気品種で、ピンクで一重の開き切らない花を咲かせます。 太郎冠者とは 喜劇狂言の登場人物で、「冠者」とは主人や大名に使える使用人のこと、「太郎」椿 数寄屋椿 侘助 数寄屋(ツバキ スキヤ、学名:Camellia wabisuke 'Sukiya')は、同じ侘助の太郎冠者(有楽椿)より花色が淡い桃色で小振りです。 江戸椿、侘助。 一般名:侘助 数寄屋)、別名:ワビスケツバキ スキヤ(侘助椿 数寄屋、Sukiya)、学名:Camellia wabisuke 'Sukiya'、ツバキ園芸品種、常緑高木、樹形:立性、椿の園芸品種、江戸椿、Wabisukeシュロシュロ(棕櫚 、学名:Trachycarup fortunei)は、中国、日本、ミャンマー、インド原産で、ヤシ科シュロ属の常緑耐寒性高木です。別名で、ワジュロ(和棕櫚)、スロノキ、英名では、windmill palm、Chinese windmill palm と呼ばれます。日本では東北地方~九州の排水良好な土地に分布します。 樹高は4~10m、樹径は10~30cm、樹幹は円柱形をしており、幹は垂ワサビワサビ(山葵、学名:Wasabia japonica)とは、日本原産で、アブラナ科ワサビ属の多年草です。 別名で、本山葵、英名でWasabi(ワサビ)、Japanese horseradish(ジャパニーズ・ホースラディッシュ)と呼ばれます。 日本の北海道〜九州の清流や畑で自生、または商品として栽培されます。 草丈は20〜40cmです。 清流で栽培する繊細な植物です。 葉は緑いろをしています。 ワシントンヤシモドキワシントンヤシモドキ(オキナヤシモドキ、学名:Washingtonia robusta)は、北米原産でヤシ科の常緑高木です。 非常に高い幹の先端に掌状の葉を茂らせます。葉縁には白糸状のものが目立ちます。 枯れた葉は落下することなく蓑のような姿で幹に付いています。 ワシントンヤシ(オキナヤシ、学名:Washingtonia filifera)の近縁で、和名はそこから来ています。 属名はワシントン大統ワサビナワサビナ(わさび菜、学名:Brassica juncea)はアブラナ科アブラナ属の耐寒性越年草のカラシナ(芥子菜)を選抜育成した品種です。一年中収穫できますが、最盛期は9月から3月です。 葉は黄緑色で、葉形はチリメン状、葉縁に鋸歯がありますが、全体的に柔らかくふんわりしています。次々と黄色い花を咲かせるので、葉が育つよう花は蕾の内に摘まれます。葉は、草丈20cm未満で収穫されます。名前に「わさびギンヨウアカシア・プルプレアギンヨウアカシア・プルプレア(銀葉アカシア ’Purpurea’、学名:Acacia baileyana 'Purpurea')は、オーストラリア原産で、マメ科アカシア属の半耐寒性常緑高木「ギンヨウアカシア(銀葉アカシア、学名:Acacia baileyana)」の新芽が紫色となる園芸品種です。ギンヨウアカシアと同様、春に、 黄色い球状の小花を一斉に咲かせます。気温が下がると、葉色がさらに濃紫色に サントリナサントリナ(Santlina、学名:Santlina chamaecyparissus)とは、南ヨーロッパの地中海沿岸原産で、キク科サントリナ属の耐寒性常緑低木です。 和名のワタスギギク(綿杉菊)、英名のラベンダー・コットン(Lavender cotton)、学名のサントリナ・カマエキパリッスス という名前でも呼ばれます 銀灰色の毛が密に生えた杉状の葉が人気です。初夏〜秋に、小さな黄色い丸花を疎らヘメロカリスヘメロカリス(Hemerocallis、学名:Hemerocallis spp.)は、日本、中国原産で、ススキノキ科ワスレグサ属の落葉多年草です。黄や橙色など暖色系で百合に似た漏斗状の一日花を咲かせます。1本の花茎には、10~30個の花が咲きます。ヘメロカリスには、日本の原種や、海外に渡り改良されて里帰りした園芸品種、野生化したものがあります。主に、ヘメロカリスと言えば、品種改良した園芸品種を差しノカンゾウノカンゾウ(野萱草、学名:Hemerocallis longituba var. longituba)は、中国、朝鮮半島、日本原産で、ススキノキ科ワスレグサ属の多年草です。 夏に、日本全国の野原の湿った場所で、花茎の先に橙色の一重の花を咲かせます。ワスレグサ(忘れ草)の変異体です。他のワスレグサ属の花と同様、一日花なので、朝咲いて夕方には萎びます。 花は下部が筒状で、先端が6花被片に分かれて平開しガウラガウラ(Gaura、学名:Gaura lindheimeri)は、北米原産で、アカバナ科ガウラ属の耐寒性多年草です。地下ある根茎から茎を出し多数に分枝します。 草丈は50-150cmで、葉は鉾形~狭披針形で毛があり、葉縁に鋸歯があります。 5月〜11月に、穂状花序に、白または薄桃色の、花径2〜3cmの小さな4弁花を咲かせます。長い雄蕊が目立ちます。 白花品種は、白い蝶が飛んでいるような姿からハクチワラビワラビ(蕨蕨、学名:Pteridium aquilinum)とは、日本などの温帯地方〜熱帯地方原産で、コバノイシカグマ科ワラビ属のシダ類の多年草です。 山野に自生します。 シダ植物なので花弁は無く、胞子があります。 春に芽を出したワラビは「早蕨」といい、俳句では春の季語とされます。早蕨の芽は葉先が巻いています。 春〜初夏に若芽を採取して山菜として食用とされます。塩蔵すると長期間保存できます。 根か 他の特集特集 花名に「甲殻類」特集 花名に「甲殻類」名の付く植物 まず、甲殻類とは、節足動物の綱目のひとつで、カニ(蟹)や、エビ(海老)、シャコ、オキアミ、フジツボ、ロブスター、ザリガニ、ミジンコなど、が含まれます。 名前に甲殻類名が付く花を集めました。 ここには、エビネや、コエビソウ、シャコバサボテンなどがあります。 関連ページ 特集 花名に「甲殻類」花色変化花色変化ー咲き進むにつれて花色の退色ではなく、送受粉の役目を終えた花が落下せずに花冠の色を変えて咲き続ける「花色変化」を起こす植物を集めました。スイフヨウ(酔芙蓉)、ランタナ七変化等。変化朝顔・大輪朝顔特集 変化朝顔 国立民族学博物館で毎年夏に開催される「変化朝顔展」には魅力溢れる変化朝顔の数々が紹介されています。 変化朝顔 黄南天葉白切咲牡丹, 変化朝顔 黄縮緬竜田葉鳩葉色台咲, 変化朝顔 黄打込渦桔梗葉紺覆輪桔梗八重咲, 変化朝顔 青乱菊葉紺石畳, 変化朝顔 '青桔梗葉木立紅覆輪桔梗咲', 変化朝顔 '黄尾長竜田葉紺白切咲', 変化朝顔 '黄水晶斑入打込切咲葉青浅切咲',ヒマラヤの花ヒマラヤの花【特集】2月の銀葉植物特集 2月の銀葉植物 2月に見られる葉が銀色の植物を集めました。全てを網羅しているわけではありません。 シロタエギク (白妙菊、学名:Senecio cineraria)や、シルバーレース(Silver lace、学名:Tanacetum ptarmiciflorum)、ギンヨウアカシア(銀葉アカシア、学名:Acacia baileyana)などがあります。 ■関連ページ 【特集】特集ネギ属ネギ属の仲間を集めました。 食用を主にするネギや、タマネギ、ニンニク、ニラ、ワケギ、アサツキ、ラッキョウ、エシャレット、ペコロス、ノビルなどの品種と、花を観賞するアリウム・ギガンテウムやアリウム・スファロセファラムなどががあります。 ■関連ページ ネギ属の仲間