ひっつきむし ポスト ひっつきむし・ひっつき虫・引っ付き虫イガオナモミイガオナモミ(毬雄奈毛美、学名:Xanthium italicum)は、アメリカ大陸原産でキク科オナモミ属の1年草の野草です。戦後、日本に帰化しました。淡緑色地に赤斑が散在した茎は良く分枝し短い棘が有ります。広卵形で3浅裂し葉縁に鋸歯が有る葉は枝に互生して付きます。雌雄同株、雌雄異花の両性花です。葉腋から出る花序の上部に数花の雄花を、下部に雌花を付けます。雄花は黄色で小さな筒状の花弁と雄蕊を房状にダイコンソウダイコンソウ(大根草、学名:Geum japonicum)は日本、中国原産で、バラ科ダイコンソウ属の多年草です。日本全国の山地や畦道に自生します。枝は上部で多数に分枝します。根生葉は羽状複葉でダイコンの葉に似ていることが花名の由来です。茎に付く葉は3裂または単葉です。 夏に、枝の先端に疎らに黄色い小さな花を咲かせます。雌蕊の柱頭はS字状に曲がります。花後に成る果実は爪状で動物などにくっ付いて散布ヤナギイノコズチヤナギイノコズチ(柳猪子槌、学名:Achyranthes longifolia)は、日本、台湾、中国、タイ、ベトナム原産でヒユ科イノコズチ属の多年草です。日本の千葉以北の本州、四国、九州、沖縄の樹林下の木陰に生息します。 草丈は40~100 cmで、全草が無毛、根は塊状で木質化しています。茎断面は四角形です。 葉は緑色で、葉長さ10~20cm、葉幅1~5cmの披針形で先端は鋭く尖ります。葉縁は全縁キンミズヒキ紅白の紐ミズヒキの金色版 キンミズヒキ(金水引、学名:Agrimonia pilosa var. japonica)とは、日本等、アジア原産で、バラ科キンミズヒキ属の耐寒性宿根草(多年草)です。別名で、リュウゲソウ(龍牙草)やヒッツキグサ(引っ付き草)、英名でHairy Agrimonyなどとも呼ばれます。 草丈は50~100cmです。 夏から秋、日当たりの良い野原や、野趣溢れる庭・林で見かけまクリクリ(栗、学名:Castanea crenata〉は、韓国~日本原産で、ブナ科クリ属の落葉高木とその果実のことです。 樹高は15~20mです。樹皮は淡褐黒色をしており、縦に裂け目があります。葉質はやや薄く光沢が有あります。葉は細長く中央が太い卵形または長楕円形で、葉長は10 cm程で、葉縁に鋸歯が有ります。雌雄同株です。 花被による分類では、花弁 (花冠) がない単花被花で、花弁に似た萼片だけがあヌスビトハギヌスビトハギ(盗人萩、学名:Desmodium podocarpum subsp. oxyphyllum)は、中国、朝鮮半島、台湾、日本原産で、マメ科ヌスビトハギ属の多年性野草です。夏に、日本中の山野に自生します。細長い花茎の先端に花序をつけ淡紅色の小さな口唇形の花を疎らに咲かせます。葉は3出複葉で、頂小葉は菱状の長楕円形をしています。和名は、花後に成る果実の連なりが、袂を掴んで忍び足で歩く盗人のアレチヌスビトハギアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩、Desmodium paniculatum)は、北米からの帰化植物で、マメ科ヌスビトハギ属の多年性野草です。 草丈1m程です。夏に総状花序を伸ばし、小さな(0.4〜0.5 cm)の淡赤紫色の花を咲かせますが、花色変化する花で夕方に赤くなります。 ヌスビトハギ(盗人萩)の仲間で、果実(豆)の鞘先に鉤状の突起があり人間の服や動物の毛にくっ付きます。盗人萩より大きくなり、フジカンゾウフジカンゾウ(藤甘草、学名:Hylodesmum oldhamii)とは、日本、朝鮮半島、中国原産で、マメ科ヌスビトハギ属の多年性野草です。 本州、四国、九州の山野の草地や林内に自生します。 草丈60〜150cmです。葉は5または7小葉から成る奇数羽状複葉で、小葉は、葉長さ8〜16cm、葉幅2〜6cmの卵形〜長楕円形です。 8〜9月に、花茎を出し、その先に総状花序を伸ばしピンク~淡紅色の蝶形の小花チカラシバチカラシバ(力芝、学名:Pennisetum alopecuroides)は、東アジア~東南アジア原産で、イネ科チカラシバ属の多年草の雑草です。日本全国の道端や野原に群生します。草丈50~90 cmです。葉は、緑色で線形の長さ30-70 cm、葉幅は5-6 cmです。8月~10月に花茎先端から円柱状の長さ10~15 cmの花序を伸ばし、倒卵形をした長さ0.8cmの小穂を付けます。雌性先熟です。小穂 イガオナモミイガオナモミ(毬雄奈毛美、学名:Xanthium italicum)は、アメリカ大陸原産でキク科オナモミ属の1年草の野草です。戦後、日本に帰化しました。淡緑色地に赤斑が散在した茎は良く分枝し短い棘が有ります。広卵形で3浅裂し葉縁に鋸歯が有る葉は枝に互生して付きます。雌雄同株、雌雄異花の両性花です。葉腋から出る花序の上部に数花の雄花を、下部に雌花を付けます。雄花は黄色で小さな筒状の花弁と雄蕊を房状にミズヒキミズヒキ(水引、学名:Polygonum filiforme)とは、インド原産で、タデ科タデ属の多年生草本(宿根草)です。 細く真っ直ぐに伸びた花穂(総状花序)に、米粒大の小花(実際には萼)を疎らに付けます。比較的地味な草花であまり目立ちません。花茎には多数の節があります。葉は緑色が主ですが、稀に斑入りのものもあります。葉形は楕円形で互生し表面に産毛が生えています。和名は、花被片が4つに深裂し、上 他の特集【特集】1月の茶色い花【特集】1月の茶色い花 「特集 1月に咲く茶色い花」は、「特集 1月に咲く緑色の花」よりさらに数が少なくなります。この貴重な茶色花には、温室で咲くラン科植物と、苞葉が花のように見えるアンスリウム(Anthurium、学名:Anthurium andreanum)、ウマノスズムシ科のリョウザンカンアオイ(学名:Asarum nipponicum 'Ryozan Kan-aoi')があり、地味ながらヤの花日本語の花名の頭文字が"ヤ"で始まる花を集めました。"ヤ"から始まらないものでも、別名が"ヤ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。12月のピンクの花特集 12月のピンクの花 12月に咲くピンクの花で、かぎけん花図鑑にあるものは116品種でした。 その内、特に目立つものは、サザンカ、椿、ランや、早咲きの梅、サクラソウ属の花、さらに一年中安定して咲いているラン属の花です。 1)サザンカと椿 初冬となり寒さが混んでくると本領を発揮する花に、サザンカや、椿があります。どちらもツバキ属の花です。 ・椿 ツバキ(椿、Camelli特集 クリスマスの花と木の植物特集 クリスマスの花と木の植物 クリスマスシーズンには、赤と緑のクリスマスカラーの「セイヨウヒイラギ」や「ポインセチア」、クリスマスの贈りたい緑の葉と赤い花の「薔薇」「ガーベラ」「シクラメン」、ホワイトクリスマスという雪のイメージの「スズランエリカ」、クリスマスの時期に開花する「クリスマスローズ」「シンビジューム」、クリスマスリールやツリーに使われる木の実「松ぼっくり」「ヒペリカムの実」や【特集】1月の黄色い花一覧【特集】1月の黄色い花一覧 1月に咲いている黄色い花には、 ザゼンソウ(座禅草)、 カンアオイ(寒葵)、 シナマンサク(志那満作)、 ソシンロウバイ(蘇秦蝋梅)、 スイセン(水仙)、 アブラナ(油菜)=菜の花、 などがあります。 ■関連ページ 【特集】1月の黄色い花一覧特集 ホヤ特集 ホヤ ホヤ(Hoya)とは、日本、中国、台湾、オーストラリア原産で、キョウチクトウ科(旧分類:ガガイモ科)ホヤ属の熱帯性・蔓性・常緑広葉低木、多肉植物です。 葉質が硬く、光沢があるので、Wax vineと呼ばれます。 ■関連ページ 特集 ホヤ サクララン(桜蘭、学名:Hoya carnosa)