特集 椿品種一覧

特集 椿品種一覧

ツバキ・つばき・椿(Camellia Japonica)とは、ツツジ目ツバキ科ツバキ属の常緑高木です。椿は花の少ない冬にたくさんの品種が咲くので重宝がられます。花の色別ではピンク(桃色)の花を咲かせるものが多いですが、赤、白、黄色、複色があります。


●ツバキ(つばき・椿)の種類一覧


椿の種類には、ヤブツバキ系や、ユキツバキ系、ワビスケ系、洋種ツバキ系の椿があります。
咲き方には、早咲きや、遅咲き品種があり、11月~4月まで長らく花を長らく楽しませてくれます。


●ツバキの花色と絞り


赤色、白色、黄色、紫色、黒色、桃色-斑入船津(斑入)+斑、絞り


●ツバキの花径と大中小


・極小輪 花の直径が4cm以下   ー匂い椿、浅香姫
・小輪  花の直径が4cm~7cm  -斑入船津、椿 'Pink Popcorn'
・中輪  花の直径が7cm~10cm  -
・大輪  花の直径が10cm~13cm  -椿 'Extravaganza'
・極大輪 花の直径が13cm以上   ーハッピー肥後


●椿の咲き方の違い


・一重咲き 花弁が8枚以内、雄しべの形が正常
      ーヤブツバキ(Camellia japonica、花弁が5~6枚の一重咲き)、船津(筒咲き)
 
      +猪口咲き、キキョウ咲き、平開咲き、筒咲き

・八重咲き 花弁が9枚以上、雄しべの形が正常な
・牡丹咲き 雄しべの中に花弁が入り込み花形が乱れた咲き方
・千重咲き 八重咲きよりさらに花弁の数が多く雄しべが無いか落花まで見えないもの
・列弁咲き 花弁が整然と重なるか、らせん状に整列しているもの
・蓮華咲き 上下の花弁の間が開いており立体感がある
・宝珠咲き 花の中心の花弁が開かず卵形に硬くしまった咲き方をするもの
・唐子咲き 雄しべ全体や葯の部分が、小さな花弁となり花の中心にまとまっているもの
・獅子咲き 牡丹咲きがさらに乱れたもので花弁は大小さまざま
・二段咲き 雄しべが一部花弁となり、横から見ると二段に見えるもの


●雄しべの変化


・色 白色(基本種)、薄黄色、紅色
・形 閉じ芯 梅芯(うめしん) 侘芯(わびしん) 輪芯(わじん)


●花の開花期


冬から春。
・早咲き 9月~10月
・冬咲き 11月~2月
・春咲き 3月~4月
・極遅咲き 5月


椿の花言葉


白:「完璧な美しさ」、赤:「謙虚な美徳」、ピンク:「控えめな美」、黄色:「円満」、黒:「気取らない優雅さ」/
雪椿:「変わらない愛」、乙女椿:「控えめな美」、侘助:「控えめ」、姫椿:「ひたむきな愛」


寒椿=サザンカとツバキの交雑種


カンツバキ系園芸品種群
開花期:11月~3月、カンツバキ群(Shishigashira)は、サザンカ(sasanqua、学名: Camellia sasanqua)とツバキ(椿、学名: Camellia japonica)の交雑種とそれから作出された品種群です。

主に、サザンカ‘獅子頭、学名:Camellia sasanqua 'Shishigashira' )を中心に作出されました。

園芸品種には、‘獅子頭’(シシガシラ、C. sasanqua ‘Shishigashira’)、山茶花 曳馬乙女(サザンカ 'ヒクマオトメ' 、学名:C. sasanqua 'Hikuma-otome')、山茶花 乙女(サザンカ 'オトメ'、学名:Camellia sasanqua 'Ome')、春山茶花 ”梅ケ香”(ハルサザンカ ’ウメガカ’、学名:Camellia x vernalis 'Umegaka')、‘笑顔’(エガオ、Camellia × vernalis ‘Egao’)などがあります。

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