特集 ツツジ・つつじ・躑躅 ポスト 特集 ツツジ・つつじ・躑躅 ■関連ページ アザレア(Azalea、学名:Rhododendron simsii) 特集 ツツジ・つつじ・躑躅モチツツジ '花車'モチツツジ 'ハナグルマ'(黐躑躅 '花車'、学名:Rhododendron macrosepalum cv. Hanaguruma)は日本固有種でツツジ科ツツジ属の(半)落葉低木「モチツツジ(黐躑躅、学名:Rhododendron macrosepalum」の園芸品種です。江戸時代から栽培されている古典品種です。花色は明るい桃色で、白花もあります。花弁が全裂する剣弁咲きの花を咲かせます。萼片や葉キリシマツツジキリシマツツジ(霧島躑躅、学名:Rhododendron obtusum)は日本固有種で、ツツジ科ツツジ属の常緑広葉低木です。九州南部の霧島山中に自生していたヤマツツジ(山躑躅、学名:Rhododendron kaempferi)を選抜して改良されたものが江戸時代に江戸を中心に栽培され、その後、日本全国に広がりました。樹高は50~100cm程で、灌木状に茂ります。葉は緑色、長楕円形で、互生して付きミヤマキリシマミヤマキリシマ(深山霧島、学名:Rhododendron kiusianum)は日本固有種で、ツツジ科ツツジ属の常緑広葉低木です。九州南部の霧島などの高山に自生しているヤマツツジ(山躑躅)です。樹高は1 mほどで、5月~6月に、紫紅色や、桃色、薄紅色の花を咲かせます。キリシマツツジ(霧島躑躅、学名:Rhododendron obtusum)は、江戸時代に、本種(ミヤマキリシマ)を選抜して改良されたホソバシャクナゲホソバシャクナゲ(細葉石楠花、学名:Rhododendron makinoi)は、ツツジ科ツツジ属の低木であるシャクナゲ(学名:Rhododendron)の葉が細い品種です。花色は紅色と白があります。園芸品種が作種されていますが、自生地では絶滅の危機に晒されています。 一般名:ホソバシャクナゲ(細葉石楠花)、学名:Rhododendron makinoi、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ツツジエクスバリーアザレアエクスバリーアザレア(Exbury Azalea、Azalea、学名:Rhododendron sanctum var. lasiogynum)は、園芸品種で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性落葉低木です。1870年代にイギリスのナップヒル(Knaphill)にあるエクスバリー園芸場(Exbury Garden)で日本原産のレンゲツツジと中国原産のシナツツジ等を交配して作出された交雑種(品種群)です。 樹オンツツジオンツツジ(雄躑躅、学名:Rhododendron weyrichii)は、日本原産でツツジ科ツツジ属の落葉性の低・小高木です。近畿以南、四国、九州の岩場や林縁に自生します。 ミツバツツジのグループに属し、葉は菱形に近い卵円形で幅が広く、3枚ずつ輪生します。 葉の展開前か展開時の4月〜5月、枝先に橙色または濃桃色の花が1~3個束生して咲きます。花冠は漏斗状で5深裂し裂片は楕円形で各裂片の上側に濃紅オオリュウキュウオオリュウキュウ(大琉球、学名:Rhododendron x mucronatum 'Oryukyu')は、キシツツジ(岸躑躅、Rhododendron ripense)とモチツツジ(黐躑躅、R. macrosepalum)の交雑種であるツツジ科ツツジ属の常緑低木「リュウキュウツツジ(学名:Rhododendron mucronatum)」の園芸品種です。花弁は漏斗状で先端5深裂し上弁に濃桃色の斑ドウダンツツジドウダンツツジ(満天星躑躅、灯台躑躅、学名:Enkianthus perulatus)とは、日本原産で、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。 イロハモミジと同様、秋の紅葉が美しいです。ドウダンツツジは、イロハモミジの足元に植えられ、秋に一緒に紅葉しています。 背の高いのはイロハモミジ、背が引くのがドウダンツツジ ドウダンツツジ(満天星躑躅、灯台躑躅、学名:Enkianthus perulaツツジツツジ(躑躅、学名:Rhododendron)は、アジア原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性中高木です。春、桜の散った後に街路樹の主役とされます。代表的品種に、ヒドラツツジなどがあります。サツキと同科同属ですが、両者の違いは新芽が伸び出す時期や、開花期、花の大きさや光沢の有無で判断します。ツツジはサツキより幾分早く咲き始め、花や葉もサツキより大きいです。江戸時代にツツジから育種された園芸品種にサツキや ヒカゲツツジヒカゲツツジ(日陰躑躅、学名:Rhododendron keiskei )は、日本固有種で、ツツジ科ツツジ属の常緑広葉低木です。日本の本州、四国、九州の山地や岩場に自生します。珍しい黄色系のツツジです。樹高は100~120cmです。幹は灰褐色をしています。葉は緑色、葉長6cmの長楕円形で、やや肉厚で、鋸歯が無く、互生して付きます。葉の両面に鱗状毛があり防寒の役目をしており、寒冷期に落葉せずに常緑をアザレアアザレア(Azalea、学名:Rhododendron simsii)とは、台湾生まれベルギー育ちのツツジ科ツツジ属の半耐寒性常緑低木です。 別名で、オランダツツジ(阿蘭陀躑躅)、セイヨウツツジ(西洋躑躅)、英名でBelgian Hybrid Azaleaと呼ばれます。 台湾原産のタイワンサツキやツツジがヨーロッパに輸出され、主としてベルギーやオランダなどで改良された園芸品種です。 樹高は、20レンゲツツジレンゲツツジ(蓮華躑躅、学名:Rhododendron molle subsp. japonicum)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性落葉低木です。高原や草原などに自生します。高温多湿を嫌い、日当たりと水捌けの良い冷涼な環境を好みます。日本で見られる躑躅の中では最大級の花を咲かせます。春〜梅雨時に、枝先に、大輪で朱色の五弁花を数個まとめて咲かせます。花には蜜があります。花後に成る果実は、長キヨスミミツバツツジキヨスミミツバツツジ(清澄三葉躑躅、学名:Rhododendron kiyosumense)とは、千葉県鴨川市にある清澄山(きよすみやま)で発見されたツツジ科ツツジ属の落葉広葉低木です。 神奈川、静岡、三重の太平洋側の山地の岩場に自生するので別名で、「岩躑躅」とも呼ばれます。 葉が3枚ずつ枝に輪状に付くミツバツツジの1種で株立ちします。三葉躑躅(Rhododendron dilatatum)と清澄エゾイソツツジエゾイソツツジ(蝦夷磯躑躅、学名:Ledum palustre ssp.diversipilosum)は、北海道固有種のツツジ科イソツツジ属の常緑小低木です。北海道〜東北の高山の礫地や湿原に自生します。葉は細長い披針形、皮質、厚く、葉表に細かい編み目模様があります。若い枝と葉裏に茶褐色の毛が密集するのが特徴です。夏に、花茎を伸ばし先端から散房花序を伸ばし白い小さな五弁花を多数付けて5 cm程の球状エゾツツジエゾツツジ(蝦夷躑躅、学名:Therorhodion camtschaticum)とは、日本原産でツツジ科エゾツツジ属の落葉小低木「ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)」の高山種です。高山の草地に生えることから、山の厳しい気候に耐えるため樹高5〜30cmとツツジ属の中では最低木です。同様の理由により、葉も葉身長3cmと小さく、防寒の知恵として葉縁や葉裏に毛がヤクシマヒカゲツツジヤクシマヒカゲツツジ(屋久島日陰躑躅、学名:Rhododendron keiskei var. cordiforia)は、屋久島、霧島の固有種でツツジ科ツツジ属の常緑小低木「ヒカゲツツジ(日陰躑躅、学名:Rhododendron keiskei )」の変種です。屋久島の山地の沢沿いに自生します。生育が遅く節間が詰まった這い性品なので鉢植えに向いています。屋久島日陰躑躅(R. keiskei varフジツツジフジツツジ(藤躑躅、学名:Rhododendron tosaense)は、日本固有種で、ツツジ科ツツジ属の半常緑低木です。オンツツジ(雄躑躅、学名:Rhododendron weyrichii)に対し雌躑躅は全体に小型なのでメンツツジ(雌躑躅)とも呼ばれます。紀伊半島南部や四国、九州東部の沿岸地の山地に自生が見られます。樹高は1~2mで、枝は細分枝し、若枝や葉柄には淡褐色の剛毛が密生します。葉にはキバナシャクナゲキバナシャクナゲ(黄花石楠花、学名:Rhododendron aureum)は、シベリア、朝鮮半島、樺太、日本等の東アジア原産で、ツツジ属の耐寒性常緑小低木です。 樹高は10~30cmで分枝して地面を這います。 夏に咲く薄黄や白、薄紅色の広い漏斗状の花は先端が5裂しています。 一般名:キバナシャクナゲ(黄花石楠花)、学名:Rhododendron aureum、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ヤクシマシャクナゲヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花、学名: Rhododendron yakushimanum)は、ツツジ科ツツジ属の常緑小高木で、屋久島に自生するシャクナゲ(石楠花、学名: Rhododendron hybrids)です。晩春から初夏に、散形花序にピンクの花を咲かせます。 一般名:ヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花)、学名: Rhododendron yakushimanum、分類名:植物界被子 マルバサツキマルバサツキ(丸葉皐月、学名:Rhododendron eriocarpum)とは、日本原産でツツジ科ツツジ属の耐寒性常緑低木です。九州南部~琉球諸島の溶岩台地や海岸の岩場に自生します。別名のカイモンサツキ(開聞皐月)とは開聞岳に自生していることによります。樹高は50~150cmです。通常のサツキ(皐月、学名:Rhododendron indicum)に比べて葉が丸いです。若枝や葉柄には伏した剛毛キシツツジキシツツジ(岸躑躅、学名:Rhododendron ripense)は日本固有種でツツジ科ツツジ属の半落葉低木です。岡山以西から四国、九州の河川や渓流の岩上に生息します。同じツツジ属のモチツツジ(黐躑躅)の近縁種であり、お互いによく似ています。名前に岸とつくように河川に生息し川水に浸っても抵抗が少ないように葉幅が細くなっています。 一般名:キシツツジ(岸躑躅)、学名:Rhododendron rモチツツジ '駿河万葉'モチツツジ ’スルガマンヨウ’(黐躑躅 ’駿河万葉’、学名:Rhododendron macrosepalum cv. Surugamanyo)は日本固有種でツツジ科ツツジ属の(半)落葉低木「モチツツジ(黐躑躅、学名:Rhododendron macrosepalum」の園芸品種で、江戸時代からある古典園芸ツツジです。 ’駿河万葉’をモチツツジの別称とすることもあります。 樹高は1~2mです。葉はウラジロヨウラクウラジロヨウラク(裏白瓔珞、学名:Menziesia multiflora )は、ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木です。本州の太平洋側山地の湿地や林縁に自生します。 春~夏に、茎から総状花序を伸ばし、釣り鐘型で桃色の花を数個束生して下向きに咲かせます。花の先端が5浅裂し反り返ります。ドウダンツツジ(満天星躑躅)と似ています。花名は、葉裏が白いことと、花形が瓔珞仏像(ようらくぶつぞう)の装身具にクルメツツジ花日記2022年4月22日 ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅 クルメツツジ(久留米躑躅、学名:Rhododendron obtusum var. sakamotoi)は、日本原産で、ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)の改良品種です。江戸時代に久留米藩士 坂本元蔵氏がヤマツツジ(山躑躅、学名:Rhododendron kaempferi)や、キリシマツツジ(アズマシャクナゲアズマシャクナゲ(東石楠花、学名: Rhododendron degronianum)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の山地~亜高山性常緑低木です。本州の東北地方か~中部地方で、1500~2500 mの低山~亜高山地帯の山林に分布します。晩春~初夏に、総状花序を伸ばし、漏斗状鐘形で先端が5裂した紅紫色の目立つ花を咲かせます。 一般名:アズマシャクナゲ(東石楠花)、学名: Rhododendronオオムラサキオオムラサキ(大紫、学名:Rhododendron pulchrum cv. Oh-murasaki)とは、ヒドラツツジの園芸品種です。葉の表裏に細毛があり、萼片にも毛がありますが粘りません。開花時期は遅く、染井吉野が終わった後に赤紫色のツツジの中では最大とされる直径10~15cmの大輪花を咲かせます。花冠は漏斗型で先端が5裂します。花は枝先に2~4個の花がまとまって咲きます。虫媒花で花弁内側上方リュウキュウツツジ’藤万葉’リュウキュウツツジ’ フジマンヨウ’(琉球躑躅 '藤万葉'、学名:Rhododendron x mucronatum cv. Fujimanyo)は、ツツジ科ツツジ属の半常緑広葉低木「リュウキュウツツジ(学名:Rhododendron x mucronatum)」の園芸品種です。リュウキュウツツジは霧島ツツジとモチツツジの雑種で、白花の代表品種です。このリュウキュウツツジ’ フジマンヨウ’(琉球躑ヒノデキリシマヒノデキリシマ(日の出霧島、学名:Rhododendron obtusum cv. Hinodekirishima)は、ツツジ科ツツジ属の常緑広葉低木「キリシマツツジ」の園芸品種です。江戸キリシマ系ツツジで、枝が横に張り密に花が咲き刈込に強いので日本庭園などでは丸い盆栽状のオブジェとされます。花は濃桃色~鮮紅色で一重咲き、花弁は丸くてやや厚めです。江戸時代に「日の出園」で生じた品種で、大正時代に海サラサドウダンサラサドウダン(更紗灯台、学名:Enkianthus campanulatus)は、日本固有種でツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。北海道から本州、四国の深山の岩地に自生します。初夏に、枝先から総状花序を伸ばし花を10個程下向きに咲かせます。花は淡紅色で紅色の縦縞が入ります。花冠は鐘形で先端が5浅裂します。 変種に花色が濃いベニサラサドウダン(紅更紗灯台、学名:Enkianthus camp マレーシャクナゲマレーシャクナゲ(学名: Rhododendron vireya)は、東南アジア原産で、ツツジ科ツツジ属の非耐寒性・非耐暑性常緑小高木です。原産地では、高地の冷涼な気候で樹木や岩に生えます。樹高は70~100cmです。春~初夏に、花径5cm程の鐘形~壺形の五弁花を咲かせます。 園芸品種に、黄色とピンクの花を咲かせる「プリンセスアレクサンドラ(cv. Princess Alexandra)」や、オレヒラドツツジヒラドツツジ(平戸躑躅、学名: Rhododendron × pulchrum)とは長崎県平戸市で作られた園芸品種で、ツツジ科ツツジ属の半常緑耐寒性低木です。樹高は100~300cmで根元から分枝して株立ちするので主幹はありません。若い枝には軟毛が密生します。葉は長さ3-11cmの楕円形で、両面に軟毛が密生し、葉縁に鋸歯は無く、枝先に互生して集合して付きます。葉色は緑色ですが、秋には黄色または紅色ゲンカイツツジゲンカイツツジ(玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum var. ciliatum)は、韓国、中国、蒙古、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の落葉広葉低木です。日本では玄界灘を中心とする地域の崖や礫地に自生しており、和名の由来となっています。別名でトキワツツジ(常盤躑躅)や,ツキワゲンカイ(月輪玄海)とも呼ばれます。カラムラサキツツジ(唐紫躑躅、学名:Rhododendronベニサラサドウダンベニサラサドウダン(紅更紗灯台、学名:Enkianthus campanulatus var. palibinii)は、日本原産で、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。本州の東北地方~中部地方の高地に自生します。葉は束生して上部に付き、葉腋から総状花序を伸ばして、5月~6月に深紅で鐘形の花を下向きに咲かせます。環境により花色に濃淡があり、淡紅色~鮮紅色と異なります。果実は上向きに付けます。 ヤマツツジヤマツツジ(山躑躅、学名:Rhododendron kaempferi)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の半落葉広葉低木です。日本の北海道~九州の低山の草原等に自生しています。樹高100~500 cmです。葉は楕円形、葉縁に鋸歯あり、互生して付きます。4月~6月に、総状花序を伸ばし、先端から漏斗状で先端5中裂した橙色を帯びた赤い花を咲かせます。雌蕊は1本、雄蕊は5本です。 オオヤマツツジ(大山躑躅オオヤマツツジオオヤマツツジ(大山躑躅、学名:Rhododendron transiens)は日本原産で、ツツジ科ツツジ属の半常緑低木です。関東地方、岡山県、山口県の日当たりのよい山地斜面に自生する山躑躅の1種です。樹高は1~2mです。春に枝先を伸ばし、紅紫色で先端が5裂した漏斗状の花を2,3輪咲かせます。花被片の上部内側に濃斑があり、昆虫を招く道標の役割を果たしているとされます。雄蕊は10本あります。花が終了タンナゲンカイツツジタンナゲンカイツツジ(耽羅玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum var. taquetii )は、韓国原産で、ツツジ科ツツジ属の落葉広葉小低木「ゲンカイツツジ(玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum)」の近縁種の矮性ツツジです。原産地では山地に自生します。樹高は50~60 cmにしかなりません。茎は細い。3月~4月に桃色花を咲かせます。 花マツゲガクツツジマツゲガクツツジ(睫毛萼杜鵑、学名:Rhododendron ciliicalyx)は中国雲南省西部・北西部原産で、ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。現地では高山の雑木林に自生しています。樹高1~2mです。葉は楕円形で、葉身長は4.5~9 cm、葉身幅は1.5~4.5 cmで、葉色は上側は網目状で下側は灰白色をしています。4月に傘状花序を伸ばし広い漏斗状~鐘形、花径3~5cm、ラベンダー色または、桃シナシャクナゲシナシャクナゲ(学名: Rhododendron decorum)は、中国原産のシャクナゲです。日本のシャクナゲ(石楠花、学名: Rhododendron hybrids)より全体的に大きく、5月に白花を咲かせる常緑小高木です。 本種を原種としてヨーロッパでは園芸品種のセイヨウシャクナゲ(学名:Rhododendron)が多数育種されました。 一般名:シナシャクナゲ(支那石楠花)、学名: Rhシャクナゲ ‘太陽’ 石楠花 ‘太陽’(学名:Rhododendron ‘Taiyo’)は、ツツジ科ツツジ属の常緑低木で、スーパーローディーと呼ばれる耐暑性の品種です。石楠花 ‘太陽’は、和田弘一郎氏が、ロドデンドロン・ポンティクム(Rhododendron ponticum)を交配親にして育種した極早咲き品種で大輪、赤紫色の花を咲かせます。石楠花の葉には、ロードトキシンなどのケイレン毒が含まれるので有毒です。 ロードデンドロン・アルボレウムロードデンドロン・アルボレウム(学名:Rhododendron arborenum)は、ヒマラヤ、ネパールなど、東南アジア~中国南部原産で原産で、ツツジ科ツツジ属の常緑高木です。別名でヒマラヤのシャクナゲ、英名では Tree Rhododendronと呼ばれます。 世界最大の石楠花 ネパールの国花です。樹高は10~20 m、樹皮は茶褐色では。葉は濃緑色、皮質で、葉長6~15 cm、葉幅2~4 cアルペンローゼアルペンローゼ(Alpenrose、学名:Rhododendron ferrugineum)は、スイスアルプス、ピレネー、ジュラ、アペニン山脈北部原産で、ツツジ科ツツジ属の高山性常緑低木です。英名ではsnow-roseや、rusty-leaved alpenroseと呼ばれます。樹高1mで、葉の表面は暗緑色で光沢があり、葉裏に錆茶色の斑点有あるのが、’rusty-leaved alpenrose’ゴヨウツツジゴヨウツツジ(五葉躑躅、学名:Rhododendron quinquefolium)は日本固有種でツツジ科ツツジ属の落葉性広葉小中木です。岩手県以南の太平洋側の山地の岩場に自生します。ツツジの仲間としては大木になります。 樹木名はツツジ科で5枚の葉が車輪状に生えていることに拠ります。別名でシロヤシオ(白八汐)とも呼ばれます。また、「松肌」と呼ばれるのは老齢樹の樹皮が松のように剥がれることから。 展コヤスドウダンコヤスドウダン(子安満天星、学名:Enkianthus quinqueflorus)とは、香港原産で、ツツジ科ドウダンツツジ属の耐寒性常緑低木です。 別名で、ホンコンドウダン(香港満天星)、英名で、Chinese New Year Flower(Enkianthus quinqueflorus)と呼ばれます。 春に、葉腋から赤い花柄を伸ばし、鮮紅色の釣り鐘状で先端が5浅裂した花を5~10個輪生状にはなびんはなびん(学名:Rhododendron indicum 'Hanabin')は、日本の園芸品種でツツジ科ツツジ属の常緑/落葉低木です。園芸品種の「立山の舞」と「星の輝」を掛け合わて育種されたサツキの一種です。 樹高は30~100cmで、主に盆用に用いられます。葉は 披針形~広楕円形で葉身長2~3cm、葉色は濃緑色で。光沢のある上面と毛深い下面を持ち、葉縁は全縁で、先端は鈍頭、枝に互生して付きますサツキサツキ(皐月、学名:Rhododendron indicum)は、日本の固有種で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性常緑低木です。サツキツツジ(皐月躑躅)と呼ばれるように、ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum)と同科同属です。 サツキと、ツツジ(躑躅)の違いは、新芽が伸び出す時期や、開花期、花の大きさ、葉の光沢の有無で判断されます。一般にサツキの咲き始めは、ツツジより幾分遅くミカワツツジミカワツツジ(三河躑躅、学名:Rhododendron obtusum Planch. var. mikawanum、又は、Rhododendron kaempferi Planch. var. mikawanum)は日本原産で、ツツジ科ツツジ属の半常緑低木です。日本の北海道~九州の低山の草原等に自生するヤマツツジ(山躑躅、学名:Rhododendron kaempferi)の変種で三河地方(愛知モチツツジモチツツジ(黐躑躅、学名:Rhododendron macrosepalum)は日本固有種でツツジ科の(半)落葉低木です。 静岡県以南から岡山、四国の丘陵に生息します。樹皮は暗灰褐色をしています。花や、萼、枝の腺毛から出る粘着液でべたべたしており、それで昆虫を防御します。べたべたの粘液が「鳥もち」に似ていることが花名の由来です。昆虫の中には本種の腺毛に住み着くカメムシがいます。実際には、モチツツジミツバツツジミツバツツジ(三葉躑躅、学名:Rhododendoron dilatatum)とは、日本固有種で、ツツジ科ツツジ属の落葉広葉低木です。開花の早いツツジです。関東から近畿の太平洋側の雑木林に自生します。ツツジは漢字で「躑躅」と書きますが、この躑躅(てきちょく)とは「足掻く」と言う意味です。羊などの動物がツツジの花を食べると足掻いて倒れてしまうことが語源ですが、毒性のあるツツジはレンゲツツジだけでそれシャクナゲシャクナゲ(石楠花、学名: Rhododendron hybrids)は、北半球原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性常緑広葉樹の低木です。枝頂部にツツジに似た漏斗状鐘形で5~8裂した小花を5~12個ぐるっと球状につけます。葉に光沢があり、丸みを帯びて細長く、枝に輪生につきます。街路樹や公園樹に用いられます。福島県や滋賀県では県花とされ、ラリグラス(学名:Rhododendron arboreum)と言 他の特集特集 白い実白い実写真一覧 木の実・草の実図鑑から色別の果実一覧をお届けします。 ここでは、果実の果皮や果肉、種子のいずれかがが白いものを集めました。詳細をご覧になるには、各画像をクリックしてください。 現在、以下の38種類あります。 イタドリ、イチョウ、イネ、エゴノキ、ホオズキ、ゴーヤー、トウモロコシ、サンカクサボテン、ナンキンハゼ、ワタ、ベニバナボロギク、ナス、アカゲウリ、カボチャ、ゴマ、特集 11月の緑色の花特集 11月の緑色の花 11月に咲いている緑色の花を集めました。 アキノエノコログサ,フカノキ,シマクモキリソウ,エノコログサ,パフィオペディルム・マリポエンセ,スクレランサス・バイフローラス,パフィオペディルム 'スピセリアナム,オオチチッパベンケイ,シンビジウム,パフィオ・エメラルド ゲート 'グリーン グローブ'があります。 ■関連ページ 特集 11月の緑色の花特定困難だった花特定が難しかった花 花名が分からなかったりで、苦労した花です。 カランコエ・ラクシフロラ,タイリンウツボグサ,ルイショウマ特集 花名に「形状名」特集 花名に「形状名」 三角形や、四角形、円形(丸)、楕円形、など、花名に形状名が付いたものをのせました。例えば、三角草や、四角豆、大丸盆などがあります。特集 黄色い実黄色い実写真一覧 特集 黄色い果実 黄色い実には、食用となる果実、或いは、食用にはならない観賞用の果実の両方をのせています。また、果皮(籾殻を含む)が黄色いものや、果皮を剥いて果肉が現れた時に黄色いものがあります。例えば、イネ(稲、学名:Oryza sativa )の籾殻(果皮)は秋に黄色となりますが、その中にある玄米は茶色っぽく、それを精米すると白い米(果実)が現れます。 かぎけん【特集】9月のピンクの花【特集】9月に咲くピンクの花(108種) アサガオ,ユウゲショウ,イモカタバミ,オオケタデ,オシロイバナ,セイヨウオニアザミ,アイ,ムラサキツメクサ,アゲラタム,アサヒカズラ,アスチルベ,ガーベラ,アメリカフヨウ,サンタンカ,イヌタデ,エゾカワラナデシコ,オジギソウ,スイセイラン,カカオ,クレマチス,キチジョウソウ,グンバイヒルガオ,ナデシコ,サルビア・ミクロフィラ,ヒメツルソバ,ディアスキア・