夜咲く花・夜行性の花・夜香る花
夜に咲く花
夕方から翌朝まで開花する花、夜に強く香る花のように、夜に咲く花と言えば、野原ではカラスウリ(烏瓜、学名:Trichosanthes cucumeroides)、庭ではオシロイバナ(白粉花、学名:Mirabilis jalapa)やキダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔、学名:Brugmansia)、夜間開園の植物園ではバオバブ(Baobab、学名:Adansonia)の花、奄美・沖縄諸島ではサガリバナ(下がり花、学名:Barringtonia racemosa )が代表と言えるでしょう。
夕方から咲く花の大半に共通する特徴は、花色が月明かりで見えやすい白か黄色、芳香があること、主に蛾が飛来して吸蜜するのでそれに特化したトランペット形の花冠を持つこと、そしてほとんどの花が夏の夜に咲くことです。
春に咲く夜の花は殆ど無く、ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、学名:Brunfelsia latifolia)(4月~7月)やクジャクサボテン(孔雀仙人掌、学名:Epiphyllum spp.)(5〜6 月)位でしょうか。以下に代表的な夜咲く花を上げます。詳細は、かぎけん花図鑑「特集 夜に咲く花」でご確認ください。
キカラスウリ(学名:Trichosanthes kirilowii var. japonica), ヨルガオ(夜顔、学名:Ipomoea alba), カラスウリ(烏瓜、学名:Trichosanthes cucumeroides),イエライシャン(夜来香、学名:Telosma cordata, マツリカ(茉莉花、学名:Jasmimum sambac),イランイランノキ(Ilang ilang、学名:Cananga odorata, クジャクサボテン(孔雀仙人掌、学名:Epiphyllum spp.), ハマユウ(学名:Crinum asiaticum L.), ツキミソウ(月見草、学名:Oenothera tetraptera), ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、学名:Brunfelsia australis,), バオバブ(Baobab、学名:Adansonia), サガリバナ(下がり花、学名:Barringtonia racemosa ), ゲッカビジン(月下美人、学名:Epiphyllum oxypetalum), キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔、学名:Brugmansia), オオオニバス(学名:Victoria amazonica), サンカクサボテン(三角仙人掌、学名:Hylocereus undatus), オシロイバナ(白粉花、学名:Mirabilis jalapa),タンゲマル(短毛丸),バルサ。
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特集 夜に咲く花
夜に咲く花・香る花 かぎけん花図鑑 花日記 2024年4月9日(火)、
サガリバナ(下がり花、学名:Barringtonia racemosa )