ナの花 ポスト 日本語の花名の頭文字が"ナ"で始まる花を集めました。"ナ"から始まらないものでも、別名が"ナ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。ツノハシバミツノハシバミ(角榛、学名:Corylus sieboldiana)は、日本・朝鮮半島・中国原産で、カバノキ科クマシデ属の落葉低木です。本州〜四国の日当たりのよい山地に自生します。雌雄異花で花序は小苞が重なった尾花花序です。葉長は6〜10cm、葉は細長く葉縁は重鋸歯、葉脈は明瞭で多数あります。春に開花し、秋に結実する果穂は松毬状で長楕円形をしています。果穂長は4〜5cm、果穂色は薄黄緑です。用途は公ナガバノモウセンゴケナガバノモウセンゴケ(長葉の毛氈苔、学名:Drosera anglica)とは。モウセンゴケ科モウセンゴケ属の亜高山性の多年性食虫植物です。属名のDrosera(ドロセラ)とも呼ばれます。 北半球の寒帯域やカウアイ島、日本では北海道〜本州以南の湿原に自生します。、 夏、尾瀬などの湿地に生育する葉の上部に粘着物質を出す腺毛があり小さな昆虫を捕らえて溶かし養分として消化します。 夏、花柄を伸ばし先端にナガバビカクシダナガバビカクシダ(長葉麋角羊歯、学名:Platycerium willinckii)とは、ジャワ原産で、ウラボシ科ビカクシダ属の常緑多年性シダです。麋角(びかく)とは、「大鹿の角」のことです。 樹上に着生するシダです。 学名のウィリンキー(P. willinckii)という名前でも呼ばれます。 麋角羊歯には、胞子葉と呼ばれる鹿角のような大きな葉と、外套葉と呼ばれる幾重にも重なった貯水用の葉から構成ナガバヤブマオナガバヤブマオ(長葉藪芋麻、学名:Boehmeria sieboldiana)は、日本原産で、イラクサ科カラムシ属の多年草の野草です。別名で「イヌヤブマオ」や,「 タイワントリアシ」とも呼ばれます。 日本の本州山形県以西〜沖縄県の山地で木陰に自生します。草丈が高く、枝を長く伸ばします。秋、キブシ(木節)に似た緑色の紐状の花を房状に垂らします。 一般名:ナガバヤブマオ(長葉藪芋麻)、学名:Bナツグミナツグミ(夏茱萸、学名: Elaeagnus multiflora)とは、日本原産で、グミ科グミ属の落葉小高木です。春、茶色い斑点のある薄黄色の筒状花を咲かせ、夏に結実します。葉表に鱗状毛があります。花弁の無い萼筒の先端を4深裂し平開します。花後、茶色い斑のある赤い球形の果実を成らせます。果実は食べられます。ナツグミの変種に、トウグミ(学名:Elaeagnus multiflora var. hoナツトウダイナツトウダイ(夏灯台、学名:Euphorbia sieboldiana)は日本、中国、朝鮮半島原産でトウダイグサ科トウダイグサ属の多年草の野草です。日本では北海道~九州の林縁に自生します。春に、直立した茎先に複数個の赤っぽい小花を咲かせます。花を構成する周囲の4個ある「線体」は蟻地獄の口のような形をしており、甘い蜜を出します。花中央にある子房は無毛で、花後に果実となります。ナツトウダイはトウダイナツミカンナツミカン(夏蜜柑、学名:Citrus natsudaidai)は、日本原産で、ミカン科ミカン属の常緑小高木の果樹です。初夏、小さな白花を咲ます。花後の秋に果実が成りますが、酸味が強いためそのまま木に残します。酸味が程良くなった翌夏に出荷するので夏みかんと言います。アマナツ(甘夏)は、ナツミカンの突然変異種です。 一般名:ナツミカン(夏蜜柑)、学名:Citrus natsudaidai、分類ナツメナツメ(棗、学名:Ziziphus jujuba)は、南欧州、西南アジア、中国原産で、クロウメモドキ科ナツメ属の落葉性小高木です。日本では、北海道・本州・四国・九州の亜熱帯・熱帯地域に自生します。夏に、黄色〜薄緑色をした小花を咲かせます。花後に、果実が成り、薄緑→赤→赤黒に熟します。果実はそのまま生食、あるいは、乾燥させてドライフルーツの”なつめ”として食べたり、菓子に入れたり、薬膳食の材料、ナツナンザンスミレ・ベニバナナンザンスミレ・ベニバナ(南山菫 '紅花'、学名:Viola chaerophylloides)は、中国、朝鮮、日本の対馬列島原産で、スミレ科菫属の多年草「スミレ」の一品種です。日本では対馬列島にしか咲かず、園芸品種が出回っています。開花は早春で、薄紅紫の花を咲かせます。幅がある葉には鋭い切れ込み(裂片)があります。 一般名:ナンザンスミレ・ベニバナ(南山菫 '紅花’)、学名:Viola c ベニバナボロギクベニバナボロギク(紅花襤褸菊、学名:Crassocephalum crepidioides)は、アフリカ原産で。キク科ベニバナボロギク属の一年草です。アフリカからの帰化植物です。草丈は30〜80 cmほどになります。茎は太く赤茶色をしています。葉は緑色で長楕円形をしており軟らかく水分が多い。 葉縁には鋸歯が見られ、互生して茎に付きます。盛夏〜初冬に、開花します。 花は筒状の頭状花序で花の先端(花冠ナメコナメコ(滑子、学名:Pholiota microspora)は、ヒマラヤ、日本、台湾原産で、モエギタケ科スギタケ属のキノコです。天然ではブナやナラの切り株や枯れ木に群生しますが、市販されているナメコは人工栽培されたものが多いです。丸い傘と細い茎からなります。傘は黄金色か茶褐色で、茎は白色か茶色です。キノコ全体に粘り気があります。傘の直径が1~1.5 cmのものが株毎採取されたパックに入って売られてイイギリイイギリ(飯桐、学名:Idesia polycarpa)とは、日本、朝鮮半島、中国、台湾原産で、ヤナギ科イイギリ属の落葉高木です。 1属でイイギリ属を成します。 春〜初夏に、黄緑色の花(実際は萼)を咲かせます。花弁は無く、5枚の黄緑色の萼片が花弁のように見えます。秋に枝一杯にたわわな赤い房状の果実を成らせます。葉が落ちた後の赤い果実はフラワーアレンジメントの素材とされます。 花名の由来 花名は、ハチジョウキブシハチジョウキブシ(八丈木五倍子、学名:Stachyurus praecox var. matsuzakii)はキブシ科キブシ属の落葉低木「キブシ(木五倍子、学名:Stachyurus praecox)」の変種で八丈島等の伊豆七島に自生します。通常見かけるキブシより花序や葉が大きいです。春に、葉が出る前に、穂状花序を伸ばし黄色い小さな紡錘形の四弁花を多数枝垂れさせます。 一般名:ハチジョウキブシ(ナワシロイチゴナワシロイチゴ(苗代苺、学名:Rubus parvifolius L.)はバラ科キイチゴ属の這性落葉低木です。枝や萼に棘があります。キイチゴの仲間で、初夏に草原で、散房花序に、薄紅~紅紫色の五弁花を咲かせます。奇数羽状複葉(3出複葉/5出複葉)で卵形の小さな葉が3枚か5枚一組で互生してつきます。葉表は緑色で、葉裏は軟毛が生えて白っぽく見えます。花後に、鮮赤色の宝石のような集合果を成らせます。球状のナデシコナデシコ(撫子、学名:Dianthus hybrids)は、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草の総称です。花色は、白や赤、ピンク、覆輪など多種多様です。 交配・改良を繰り返して、シキザキナデシコ(四季咲き撫子)など、多数の品種を産み出しています。 用途は、切花、庭植えですが、花はエディブルフラワー(食用花)ともされます。 花言葉には色々ありますが、特に、赤いナデシコは「勇敢」とされます。これナゴランナゴラン(名護蘭、学名:Phalaenopsis japonica)は日本、朝鮮半島原産で常緑樹に着生するラン科の常緑多年草です。沖縄県名護市の八重岳に自生し、日本で初めて発見されたことから命名されました。夏に、葉の間から長い花茎から伸びた総状花序に強い芳香のある5〜6個の小花を咲かせます。花の側萼片と唇弁には、紫の横縞紋や斑紋があります。フウラン(風蘭)とも近縁種です。 一般名:ナゴラン(ポンテデリア・コルダタポンテデリア・コルダタ(学名:Pontederia cordata )は、北米原産で、ミズアオイ科ポンテデリア属の耐寒性水生多年草です。和名では、ナガバミズアオイ(長葉水葵)と呼ばれます。因みに、日本のミズアオイ(水葵)は1年草です。池や浅瀬に生える水生植物で地下茎で増えます。夏から秋に、花茎先端から10~15 cmの穂状花序を伸ばし、花径2 cmで青紫色の6弁花を多数咲かせます。花弁の1片に黄緑ナルコユリナルコユリ(鳴子百合、学名:Polygonatum falcatum)は、日本、朝鮮半島、中国などの東アジア原産で、キジカクシ科の多年性山野草です。葉は花と比べると大きく、笹葉に似ており、互生して付きます。弓状にしなった花茎に沿って合着した淡緑色の筒状花を4〜5個束にして下垂して咲かせます。花後に球状の緑色をした果実が成り、秋に黒熟します。新芽を山菜に、根茎を生薬に利用されます。 アマドコロ属の仲ナスナス(茄子、学名:Solanum melongena)は、インド原産で、ナス科の非耐寒性一年草の野菜です。トマトやキュウリなどと共に家庭でよく食べられます。 葉は楕円形で日光に当たるよう大小様々で重なり合わないように付きます。夏から秋に紫色の花を咲かせ、開花後2~3週間で光沢のある紫黒色の果実を収穫できます。 この紫色はアントシアニンで、紫外線から果肉を守るために作られるものであり果実に袋を被せる アマリリスアマリリス(Amaryllis、学名:Hippeastrum hybridum)は、中南米原産で、ヒガンバナ科ヒッペアストラム属の半耐寒性球根植物(多年草)です。緑色の太い花茎先端に豪華な漏斗状の大輪の花を数輪横向きに咲かせます。花茎の両側から剣状で幅広の緑色の葉が出ます。多数の園芸品種が栽培されており、ヒッペアストルム属の園芸改良品種のヒブリダムは1株から1本の花茎を出しますが、グラシリ系の品種ナズナナズナ(薺、学名:Capsella bursa-pastoris)は東ヨーロッパ、小アジア原産で、アブラナ科ナズナ属の越年草です。現在、全世界の温帯地域にはびこっています。 花はアブラナ科特有の十字形をしており、散房花序に白い小花を付けます。荒れ地や道端、田畑、空き地、庭等に生えています。花後に、平たい倒三角形の果実が成ります。根出葉は羽状で深い切れ込みがあります。葉形は成長段階により匙形、尖ったオニシバリオニシバリ(鬼縛り、学名:Daphne pseudomezereum)は、日本原産で、ジンチョウゲ科オニシバリ属の夏落葉小低木です。名前の由来は、樹皮が丈夫で鬼でも切れないことに拠ります。夏に落葉するのでナツボウズ(夏坊主)とも呼ばれます。秋に新葉が出ます。雌雄異株です。晩冬~春に、葉腋に薄黄緑色の小花を束生して咲かせます。この4弁花のように見えるものは、実際には、先が4裂した萼です。 一般名:ヒトツバタゴヒトツバタゴ(一つ葉タゴ、学名:Chionanthus retusus)とは、モクセイ科ヒトツバタゴ属の大型落葉高木で原産地は日本、朝鮮半島及び中国原産です。開花場所は対馬列島、愛知県、岐阜、長野という限られた場所で自生します。樹高は20〜25 m、樹径50〜70 cmで、樹皮は灰褐色で縦に切れ目があります。緑色の葉は長さ5 cm程で長楕円形で長い葉柄があり対生に付きます。 4月下旬〜5月中旬に花ナラガシワナラガシワ(楢柏、学名:Quercus aliena)は、中国、朝鮮半島、日本原産で、ブナ科コナラ属の落葉性広葉高木です。北海道、青森、沖縄を除き、日本全国に自生しています。ミズナラ(水楢)と比べ、葉が大きく、葉柄があります。本種は波形の鋸歯ですが、コナラは鋭角の鋸歯が有ります。雌雄同株(monoecious)、雌雄異花で、春に葉の展開と同時に開花します。雄花は薄緑色で垂下する尾状花序を咲かせますトレニアトレニア(Torenia、学名:Torenia fournieri)は、インドネシア原産で、アゼナ科トレニア属の非耐寒性一年草です。茎は良く分枝します。夏~秋に、花茎の先端や葉腋から総状花序を伸ばし、スミレ(菫)に似た小さな口唇形の花を咲かせます。上唇は2裂して合着し、下唇は明瞭に3裂します。下唇の中央基部に黄斑紋があるものもあります。 花色の紫色の基準色の他に、濃桃色や白などがあります。熱帯アジナエバキスミレナエバキスミレ(苗場黄菫、学名:Viola brevistipulata 'Kishidai' )は、日本固有種で、スミレ科スミレ属オオバキスミレ種の多年草「オオバキスミレ(大葉黄菫、学名:Viola brevistipulata)」の一変種です。上越国境の亜高山の岩場や草地に自生します。茎は赤っぽく短毛が生えます。黄花には紫色の線が有ります。 上弁と側弁が大きく、下の唇弁が小さい。葉脈がへこんでゴールデンシャワーツリーゴールデンシャワーツリー(Golden Shower Tree、学名:Cassia fistula)は、インド原産で、マメ科ナンバンサイカチ属の熱帯性半常緑高木です。樹皮は黒く、葉は偶数羽状複葉で涼しげです。樹上の高い所から黄色い花をシャワーのように降り注ぐように咲かせます。枝先から総状花序を伸ばし芳香のある黄色い蝶形の小花を多数付けます。花は平開し、雄しべや雌しべを突出させます。花後に卵形〜長楕スイセンスイセン(水仙、学名:Narcissus)は欧州南部、地中海沿岸原産で、ヒガンバナ科スイセン属の耐寒性球根です。葉茎は緑色で、細長く厚みがあり、ショウブの葉を小さくしたようです。冬~春に、ラッパ状の下向きに花を咲かせます。花色には、黄色や、白、橙、ピンクがあります。ナルキッソス(Narcissus)という属名は、ギリシャ神話に出て来る美青年を語源とします。ナルキッソス(Narkissos、フランスナガミヒナゲシ植えても良いケシーナガミヒナゲシ ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟、学名:Papaver dubium)は、地中海沿岸原産で、ケシ科ケシ属の耐寒性一年草です。欧州からの帰化植物で道端でよく見かける野草です。春に、儚げなサーモンピンク色をした四弁の一日花を咲かせます。花名はヒナゲシ(雛罌粟)より細長い果実を成らせることに拠ります。 茎や葉に有毒物質「アルカロイド」が含まれるので要注意です。 同じ野生のケ なでしこ '花はな'なでしこ '花はな'(学名:Dianthus barbaltus "Hana-hana") は、ユーラシア大陸原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草「ビジョナデシコ(美女撫子、学名:Dianthus barbaltus)」の超極矮性四季咲き品種です。草丈は10 cmほどにしかなりませんが、花は大きく花色が豊富です。初春~晩秋まで花を咲かせます。 一般名:なでしこ '花はな'、学名:Diaナナカマドナナカマド(七竃 、学名:sorbus commixta)は、日本、サハリン、朝鮮半島原産で、バラ科ナナカマド属の落葉高木です。 初夏に、 花柄から集散花序を伸ばし粟粒大の白い小花を多数咲かせます。樹木名はナナカマドの木を、カマド(竃)に7回くべても燃え残るほど材が堅いことに拠ります。 秋に鮮やかな紅葉と枝にたわわに実る球形の真赤な果実が美しいです。ナナカマドは花や果実がナンテン(南天、学名:Naニワゼキショウニワゼキショウ(庭石菖、学名:Sisyrinchium rosulatum)は、テキサス州等北米南東部原産で、アヤメ科ニワゼキショウ属の一年性野草です。帰化植物で、道端の草地で普通に見られます。茎は扁平形をしており、葉は剣状で基部で茎を抱きます。初夏に、紅紫色または白色の小さな六弁花(6個の花被片を持つ花)を花茎の先端に咲かせます。花は一日花で、夕方には萎みます。 似た花にオオニワゼキショウ(大庭カワラナデシコカワラナデシコ(河原撫子、学名:Dianthus superbus "longicalycinus")は、日本原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草です。ナデシコと言えば本種を差します。 エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus L.)の変種です。 低山の日当たりの良い草原や河原に自生します。草丈は30~50 cmです。太くしっかりした花茎は、上部でスプレナミキソウナミキソウ (波来草、学名:Scutellaria strigillosa)は日本、朝鮮半島、中国原産でシソ科タツナミソウ属の多年草です。夏に、海岸の砂地や後背部の草原に自生します。タツナミソウの仲間ですが穂状花序を成さず、花茎に対生して付く葉腋に1つずつ青紫色の口唇状の花を咲かせます。茎は四角形をしており、葉は先が丸みを帯びた長楕円形で葉縁に鋸歯があります。花や蕾、葉茎など全草に短い軟毛が生えてサンカクバアカシアサンカクバアカシア(三角葉アカシア、学名:Acacia cultriformi)は、オーストラリア原産で、マメ科アカシア属の常緑低木です。オーストラリアのニューサウスウェールズ州に自生します。葉に特徴があります。本来の葉は退化し、その代わりに葉柄が平らな三角形の仮葉に変化しました。葉先は先鋭です。春に葉腋から伸びた総状花序に黄色い球状花を5-20個咲かせます。灰緑色の葉は切り花に、黄色い花は食用やナンテンナンテン(南天、学名:Nandina domestica)は、中国及び日本原産で、メギ科ナンテン属の常緑低木です。初夏、円錐花序に沢山の白い米粒状の小花を咲かせます。小葉は固く光沢があり枝の上方に纏まって付きます。和名は、「難を転じる」にあやかり縁起物とされます。冬に成る赤い小球形の果実が美しいので鑑賞用とされます。また、葉の緑色と果実の赤色の対比が美しいので、おせち料理の二の重の彩りとして使われオオカナメモチオオカナメモチ(大要糯、学名:Photinia serratifolia)は、中国、台湾原産で、バラ科カナメモチ属の暖地性の常緑広葉低木です。標高1000~2500 mの場所で自生します。 通常、私達が見ているのは、カナメモチ(要黐、学名:Photinia glabra)です。大要糯(P. serratifolia)は、要黐(P. glabra)より大型です。葉身長は大要糯(P.serratifoナツツバキナツツバキ(夏椿、学名:Stewartia pseudocamellia)は日本~朝鮮半島原産で、ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木です。初夏に、枝から集散花序を伸ばし、ツバキ(椿)に似た白花を咲かせます。 木材は、床柱や器具、炭に利用されます。 同じツバキ科で冬に咲く花に、ツバキ(椿)や、サザンカ(山茶花)、チャノキ(茶の木)があります。 ナツツバキとヒメシャラの違い ナツツバキは別名でシャラノキナンキンハゼナンキンハゼ(南京黄櫨、学名:Triadica sebifera)とは、中国原産で、トウダイグサ科シラキ属の落葉高木です。夏に、長い穂状花序に黄色い小花を咲かせ蜂や蝶、てんとう虫等を呼び寄せます。秋に果実が緑色から黒紫色に熟して、割れて中から白いロウ粉に包まれた3個の種子が出ます。種子にヒヨドリなどの鳥が集まります。秋の紅葉と白い実が美しいです。葉は染料に使われます。名前は中国から来たこと、ハゼノ ナリヒラダケナリヒラダケ(業平竹、学名:Semiarundinaria fastuosa)は、日本原産で、イネ科ナリヒラダケ属の常緑低木です。在原業平のように容姿端麗で美しいということから、植物学者の牧野富太郎博士が名付けた竹です。葉は、無毛で、硬質、狭披針形をしており、葉先が尖っています。中型の竹の一種で、稈は細く、節間は長く、枝が短いので手入れしやすいので、庭木として植えられます。数十年に一度、花が咲くとヤブニッケイヤブニッケイ(藪肉桂、学名: Cinnamomum yabunikkei)は、日本、韓国、台湾、中国東部原産で、クスノキ科クスノキ属の常緑小高木です。日本では、中部以南の山地に自生します。初夏に、集散花序を伸ばし薄黄緑色の小花を咲かせます。 一般名:ヤブニッケイ(藪肉桂)、学名: Cinnamomum yabunikkei(キンナモムム ヤポニクム)、又名:マツラニッケイ(松浦肉桂)、ウスバペラルゴニウムペラルゴニウム(Pelargonium 、学名:Pelargonium grandiflorum hybrids)は、南アフリカ 原産で、フウロソウ科テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)の耐暑性・非乾燥性・非耐寒性常緑多年草です。その園芸品種には、ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium ×hortorum)(geranium)があり、花はよく似ています。 品種には、アリストシキンレンカキンレンカ(金蓮花 、学名:Tropaeolum majus)とは、南米のペルー、コロンビア、ブラジル原産で、ノウゼンハレン科キンレンカ属の非耐寒多年草(春播き一年草)です。ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)とも呼ばれます。英名では、ガーデン・ナスタチウム(Garden nasturtium)と言い、日本では、通称、「ナスタチウム(Nasturtium)」と呼ばれますが、正確には、ナスタチウムは「クレソンアブラナアブラナ(油花、学名:Brassica rapa L. var. nippo-oleifera)は、アブラナ科アブラナ属の耐寒性越年草です。別名で、菜の花(なのはな、ナノハナ)、ハナナ(花菜)、ナバナ(菜花)、ナタネ(菜種) 、英名では Turnip rape、 Chinese colzaと呼ばれます。 早春から咲いて春を感じさせてくれます。草丈は通常50~80cmですが、放っておくとどんどん伸びマトリカリアマトリカリア(Matricaria、学名:Tanacetum parthenium)は、ユーラシア大陸西部原産で、キク科ヨモギギク属(タナセツム属)の常緑性多年草です。原産地のバルカン半島やコーカサス地方では、岩場の斜面や道端などの日当たりの良い場所に自生します。ナツシロギク(夏白菊)とも呼ばれます。茎は上部で多数分枝し、初夏~夏に、茎先に小さな頭花を沢山咲かせます。花色は白や、黄色、白と黄色の複クサトベラクサトベラ(草海桐花、学名:Scaevola taccada)とは、ハワイ、オーストラリア~ポリネシア原産で、クサトベラ科トベラ属の亜熱帯~熱帯性常緑常緑低木です。 半分に切られたような変わった花を咲かせるので、ハワイでは「ハーフ・フラワー(Half-flower)」とも呼ばれます。 ハワイの海岸では、このビーチナウパカは一年中見られます。白い花と白い果実が一緒についていることも珍しくありません。ナシ秋にシャキシャキ感のある実を成らせるナシ(梨、学名:Pyrus pyrifolia)は、カキ(柿、学名:Diospyros kaki )や、ブドウ(葡萄、学名:Vitis spp.)と共に、秋の代表果実の1つとして人気です。 ナシ(梨、学名:Pyrus pyrifolia)とは、中国、ヨーロッパ原産で、バラ科ナシ属の落葉高木で、果樹と果物を指します。日本には中国から、早い時期に渡来し、その原種がナツエビネナツエビネ(夏海老根、学名:Calanthe puberula )は、中国、日本原産でラン科エビネ属の多年草「エビネ(海老根、学名:Calanthe discolor)」の仲間で、夏咲き品種の原種(7月~9月咲き)です。 一般名:ナツエビネ(夏海老根、学名:Calanthe puberula 、別名:カランセ(Calanthe)、分類名:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目ラン科エビネ属ナツエビネナンブアザミナンブアザミ(南部薊、学名 :Cirsium nipponicum)とは、日本原産で、キク科アザミ属の多年草です。 岩手県の南部地方の山野に自生します。 草丈は100 ~200 cmです。 花が咲いている時期に根生葉はなく、楕円状披針形の茎葉があります。 8月~10月に、茎先から小さな紫色の頭花を咲かせます。 花名の由来 属名の ’Cirsium’ はギリシャ語の “kirsos” が起源です。 ナガハアデクナガハアデク(学名:Syzygium lineatum)はマレー半島、インドネシア、シンガポールなど東南アジア原産のフトモモ目フトモモ科フトモモ属の常緑高木です。花はレンブ(蓮霧、学名:Syzygium samarangense)に似た白花で多数の雄蕊があります。フルーツはスポンジ状の果肉で食用となります。根や若い芽は薬用(天然痘)に使われます。樹皮からはタンニンが採れます。木材は建材に使われる有ナギイカダナギイカダ(梛筏、学名:Ruscus aculeatus)は、地中海沿岸原産でキジカクシ科ナギイカダ属の常緑小低木です。英名では、Ruscus aculeatus(ルスクス・アクレアツスやルスカス)とも呼ばれます。雌雄異株です。硬い葉のように見えるものは、枝が変化した葉状枝(ヨウジョウシ)です。葉は退化してありません。葉状枝の先端が尖って刺状になり、縦方向に重なって揃って付きます。葉の1枚毎に、中ナワシログミナワシログミ(苗代茱萸、学名:Elaeagnus pungens)とは、日本と中国南部原産で、グミ科グミ属の常緑低木です。秋に、茶色い斑点のある白又は薄黄色の筒状花を咲かせます。葉に星状毛があります。花弁の無い萼筒の先端を4深裂し平開します。花後、赤い楕円形の果実を成らせます。果実は食べられます。 一般名:ナワシログミ(苗代茱萸)、学名:Elaeagnus pungens、分類名:植物界被子植物ニクズクニクズク(肉荳蔲、学名: Myristica fragrans)は、モルッカ諸島原産で、ニクズク科ニクズク属の熱帯性常緑高木です。成長が遅く種蒔きから開花までに7~8年掛かります。花はクリーム色で、花径は0.7 cm、坪型で先端が3浅裂します。開花後約6か月で果実が成熟して割れ、中に赤い網目状の薄皮に包まれた種子が見えます。種子はナツメグ(Nutmeg)、薄皮はメース(mace)と呼ばれ、香辛料のナタマメナタマメ(鉈豆、学名:Canavalia gladiata)とは、熱帯アジア原産で、マメ科ナタマメ属の蔓性一年草です。 鞘が長い刀状をしているので、別名で刀豆(トウズ)とも呼ばれ、英名でも同様に、sword bean、と呼ばれます。 日本へは江戸時代に到来しました。 左:カレーに添えられる福神漬けにはナタマメが入っています。右:手前の剣形をしているのがナタマメ 蔓長は3~5 mになります。 ラッカセイ落花生の一生!?ダイジェスト版 ラッカセイ(落花生、学名:Arachis hypogaea)とは、南米アンデス高原原産でマメ科ラッカセイ属の一年草です。ガンビアの国花とされます。日本へは江戸時代に外国から伝来したので、別名でナンキンマメ(南京豆)と呼ばれます。沖縄ではジーマーミ(地豆)、英語では果実をピーナッツ(Peanut)、groundnutと呼ばれます。 落花生の一生、ダイジェスト版 ツタツタ(蔦、学名:Parthenocissus tricuspidata)は日本、朝鮮半島、中国原産で、ブドウ科ツタ属の落葉蔓性木本です。 夏に花が咲くのでナツヅタ(夏蔦)や、葉が紅葉するのでモミジヅタ(紅葉蔦)、地面を錦に飾るのでジニシキ(地錦)、英名ではJapanese Ivy、 Boston Ivy、中国名は常春藤と呼ばれます。葉が変化した巻き髭状の吸盤で壁や樹木を這いながら伸長します。広卵 他の特集センノウセンノウと花名の一部に花には、センノウ属(Lychnis)、マンテマ属(Silene)、ムギセンノウ属(Agrostemma)がありますが、ここではセンノウ属の花だけをのせます。センノウと付いてもマンテマ属(シレネ属、Silene)とムギセンノウ属(アグロステンマ属、Agrostemma)の花は除外します。特集 観葉植物「特集 観葉植物」には、296種(2024年8月19日現在)の植物を掲載しています。 観葉植物の定義 観葉植物とは、葉の色彩や形を観賞するために栽培される植物(日本国語大辞典)、観葉植物とは、葉の色や形が美しくそれを観賞するために育てられる植物(日本花普及センター)と定義されています。それらの定義によれば、室内で育つ植物、すなわち観葉植物であるわけではなく、屋外で育つものも観葉植物に含まひっつきむしひっつきむし・ひっつき虫・引っ付き虫 マの花日本語の花名の頭文字が "マ" で始まる花を集めました。 "マ"から始まらないものでも、別名が "マ" から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。特集 桜草・サクラソウ・さくら草一覧特集 サクラソウ(さくらそう、桜草、学名:Primula sieboldii )は、日本、朝鮮半島、中国原産で、サクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草です。サクラソウという名前は、サクラソウ属の仲間を含めた総称としても使われますので、日本桜草や西洋桜草が含まれます。 日本桜草 日本桜草は、早春の3月~4月にかけて開花するのでカタクリなどど同様、スプリングフィメールと呼ばれます。狭義の意味で特集 花名に「爬虫類」特集 花名に「爬虫類」 蛇や鰐、亀、蜥蜴などの爬虫類名が付いている花を集めました。例えば、オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)や、オオカメノキ(大亀の木、ムシカリの別名)、ジャノメギク(蛇の目菊、ハルシャギクともいう)、ウワバミソウ(蟒蛇草)、マムシグサ(蝮草)などがあります。 ■関連ページ 爬虫類名の付く花