タの花 ポスト 日本語の花名の頭文字が"タ"で始まる花を集めました。"タ"から始まらないものでも、別名が"タ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。アイアイ(藍、学名:Persicaria tinctoria)は、タデ科イヌタデ属アイ種の非耐寒性一年生種子繁殖作物です。別名でタデアイ(蓼藍)や、アイタデ(藍蓼)、チャイニーズインディゴ(Chinese indigo)、Indigo、Dyers knotweedとも呼ばれます。、藍染の原料となります。日本へは奈良時代に中国から渡来しました。枝は上部でよく分枝します。夏から秋、茎の先端に穂状花序を伸ばアフリカンマリーゴールドアフリカンマリーゴールド(Aflican marigold、学名:Tagetes erecta)とは、メキシコ原産で、キク科コウオウソウ属の耐乾燥性常緑一・ニ年草です。 メキシコ原産のエレクタ(T.erecta)とその改良品種のことです。代表品種は、'ムーンソング・ディープオレンジ' です。 キク科なので、葉の形はキク(菊)葉に似ています。 春から晩秋に、黄色や橙色の カーネーション に似た花を咲ウコンウコン(鬱金、学名:Curcuma longa)とは、インド原産で、ショウガ科ウコン属(クルクマ属)の多年草です。ウコンといえば主に、秋ウコンのことを差します。英名ではターメリックと言います。 秋に白花を咲かせ(実際にはこれは苞葉で、本当の花は小さい黄色もの)です。白い苞葉の先が僅かに紅色を帯びています。 香辛料ースパイス 根茎は香辛料として使われます。根茎の断面はオレンジ色で、苦味と辛味はさほタニワタリタニワタリ(谷渡、学名:Asplenium antiquum)は、日本・韓国・台湾原産で、チャセンシダ科チャンセンシダ属の常緑着生シダ植物です。一枚一枚の葉(単葉)が昆布のような形をしており、中心から放射状に伸びて輪状をしています。日本でも見られるシダで岩や樹木に着生しますが、普通の培養土でも育ちます。主軸は茶褐色でしっかりしており、長いものでは1 mを超えます。葉には光沢があり明るい緑色です。細カロカロ(Kalo、学名:Colocasia esculenta)は、インド、マレーシア、ジャワ原産でサトイモ科タロイモ属の常緑多年草です。 ネイティブハワイアンの主食とされます。カロは、タロ(taro)やタロイモ(taro芋)とも呼ばれます。 全草が食べられますが、シュウ酸カルシウムが含まれており、生食すると口や喉がヒリヒリするので必ず加熱してから食べます。 イモはじゃが芋のように食べるか、潰キャニモモキヤニモモ(黄脂桃、学名:Garcinia xanthochymus)は、インド、ヒマラヤ西部原産で、オトギリソウ科フクギ属の常緑小高木です。マンゴスティンや、フクギ(福木、学名:Garcinia subelliptica)の仲間です。葉は皮質で光沢があり、細長い楕円形をしています。春に花序を伸ばし白い五弁花を咲かせます。晩夏~秋に、果実が実ります。果実はマンゴスティンと似ているので、英名では 'ケマンソウケマンソウ(華鬘草、学名:Lamprocapnos spectabilis)は、中国原産で、ケシ科コマクサ属の耐寒性多年草です。春に、アーチ状に傾いた赤茶色の花茎に、10数個のコマクサ(駒草、学名:Dicentra peregrina)に似た釣鐘型の花を咲かせます。花色には赤、桃色、白があります。葉は緑色で、ボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)の葉と似ており、羽状に分裂しコバンソウコバンソウ(小判草、学名:Briza maxima)は、ヨーロッパ原産の帰化植物で、イネ科コバンソウ属の野生の一年草です。日本へは明治時代に観賞用として渡来したものが逸出して広まり雑草化しています。 夏~初秋に、直立した茎上部の細枝から、楕円形をした蓑虫に似た可愛い緑色の小穂を鈴なりに垂下して咲かせます。花名の由来は、小穂を構成する小花の形と成熟した時の黄褐色の果実を、江戸時代の通貨である小判に例タチジャコウソウタチジャコウソウ(立ち麝香草、学名:Thymus vulgaris)とは、地中海沿岸原産で、シソ科イブキジャコウソウ属の常緑小低木です。 原産地では乾燥した砂礫に自生します。コモンタイム(Comon thyme)や、ガーデンタイム(Garden thyme)とも呼ばれます。 細い幹は真っ直ぐ伸びて良く分枝します。葉は小さく芳香があり肉厚で卵形をしており枝に叢生します。 晩春から夏に、花茎先端に唇形 タイサンボクタイサンボク(泰山木、学名:Magnolia grandiflora)は、北米原産で、モクレン科モクレン属の常緑高木です。白木蓮と似ていますが、より大きな白花を夏に咲かせます。花に芳香があり、マグノリア香水の原料とされます。葉の表側は厚いクチクラ層に覆われ光沢がある緑色をしています。葉の裏は毛が密生し、赤茶色のフェルトのように見えます。同属で似た花にホオノキ(学名:Magnolia obovataタイム レモン バリエゲイテッドタイム 'レモン バリエゲイテッド'(Thymus 'lemon variegated'、学名:Thymus citriodorus cv. variegata)とは、シソ科イブキジャコウソウ属の耐寒性常緑低木の園芸品種です。 コモンタイムとラージタイムの交配種(T. pulegioides x T. vulgaris)であるシトラスタイム(レモンタイム)で、タイムの代表品種 の一つとされます。 タイワンモミジタイワンモミジ(台湾紅葉、学名:Polyscias fruticosa)は、東南アジアの熱帯雨林に自生するウコギ科タイワンモミジ属の常緑低木です。春~夏、散形花序を伸ばし白~薄黄の小花を咲かせます。葉に芳香があり葉幅が細く柳のように風に揺らぎ観葉植物として用いられます。台湾では富貴樹と呼ばれ縁起の良い木です。学名のポリシャス・フルチコーサ(Polyscias fruticosa)でも呼ばれます。名タカサゴユリタカサゴユリ(高砂百合、学名:Lilium formosanum)は、台湾原産で、ユリ科ユリ属の耐寒性球根植物で,、鉄砲百合に似た白花を咲かせます。荒地,道端、高速道路法面に自生します。 タカサゴユリとテッポウユリの違い 高砂百合(L. formosanum)に似た花に、鉄砲百合(L. longiflorum)があります。どちらも白く、同じ大きさの花(花径:10~15cm)を咲かせます。 違いはタカネナデシコタカネナデシコ(高嶺撫子、学名:Dianthus superbus "speciosus")は、ドイツ原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草です。日本では、北海道〜中部地方以北の高山の草地、または岩石地に自生します。カワラナデシコ(河原撫子)の高山型の変種で、五弁花の先端がさらに細深裂した紅紫色の花を咲かせます。 一般名:タカネナデシコ(高嶺撫子)、学名:Dianthus superタカネマツムシソウタカネマツムシソウ(高嶺松虫草、学名:Scabiosa japonica var.alpina)とは、日本固有種で、マツムシソウ科マツムシソウ属の耐寒性越年草「マツムシソウ(松虫草、学名:Scabiosa japonica)」の高山性変種です。 本州や四国の高山の崩壊地や礫地等の環境が厳しい場所に自生します。 タカネマツムシソウ(alpina)は、マツムシソウより花が大きく草丈が低いです。 初夏タチツボスミレタチツボスミレ(立坪菫、学名:Viola grypoceras)とは、日本原産で、スミレ科スミレ属の耐寒性多年草です。 早春に、野原などで可憐な花を咲かせます。和名は花後に茎がタチ(立ち)上がることと庭を意味する「ツボ(坪)」から命名されました。草丈は低く、中輪咲きで、花色は薄青紫色です。花柄に毛はありません。葉は緑色で、葉形はハート形、葉縁に鋸歯があります。夏に出来る蕾は閉鎖花で、花を咲かせず蕾ピタンガ ピタンガ(Pitanga、学名:Eugenia uniflora)は、ブラジル原産で、フトモモ科エウゲニア属の熱帯性常緑低木の果樹です。和名では、タチバナアデク(橘赤楠)と呼ばれます。 自家結実性で1本の木でも結実します。葉腋から花序を伸ばし、1個または2~3個の花を付けます。花は小さな白い4弁花で、1本の長い雌蕊が飛び出し、その周囲を多数の長い雄蕊が囲い込みます。花後に成る果実は赤ピーマンを上タツナミソウタツナミソウ(立浪草、学名:Scutellaria indica)は、日本、朝鮮半島、中国、インドシナ半島など世界中に分布する、シソ科タツナミソウ属の多年草または低木です。北海道を除く日本全土に生息します。 シソ科特有の口唇形をした花が波頭のように見えることが花名の由来です。 草丈は10〜30 cmで、全草に白毛が垂直に生えています。匍匐または立性です。葉長は1.5〜4.5 cmです。4月〜5月にタニウツギタニウツギ(谷空木、学名:Weigela hortensis)は日本原産で、スイカズラ科タニウツギ属の耐寒性落葉低木です。春に庭や公園で、紅色のラッパ状で先端が5裂した小花を2,3個咲かせます。葉は緑色、楕円形で、葉縁に鋸歯があります。葉裏にはびっしり白毛が生えています。谷に生え茎の中が空洞だから、タニウツギ(谷空木)といいます。学名のWeigelaは、ドイツの植物学者Weigel氏に拠ります。 タブノキタブノキ(椨の木、学名:Machilus thunbergii)は、中国、韓国、台湾、日本原産で、クスノキ科タブノキ属の常緑高木又は灌木です。別名で「イヌグス(犬楠)」とも呼ばれます。 春に黄緑色の花を咲かせ、花後に赤い花茎先端に緑色の小さな球形の果実が成ります。葉は革質で光沢があり互生して付きます。材は家具や建築などに使われます。灰褐色の樹皮は黄八丈など黄色の染料として使われます。枝葉を乾燥・製タラノキタラノキ(楤木、学名:Aralia elata)は、日本等の東アジア原産で、ウコギ科タラノキ属の落葉低木です。ウルシに似ていますが、幹全体に棘があります。棘の少ないものは、メダラと呼ばれます。タラノキは、山火事や伐採跡地に、最初に生える、いわゆるパイオニア樹種です。真っ直ぐ伸びた幹から出る枝に、鳥の羽のような奇数2回羽状複葉をつけます。複葉の長さは1m程になります。小葉は卵形をしています。春に出るデュランタデュランタ(Duranta、学名:Duranta erecta)とは、米フロリダ、ブラジル、西インド諸島原産で、クマツヅラ科デュランタ属の常緑低木です。別名でハリマツリ(針茉莉)、ジュランカツラ、Brazilian skyflower、golden dewdrop、pigeon berry、skyflowerと呼ばれます。 樹高は3〜5mです。 葉は、通常、緑色で、葉形は楕円状披針形、葉縁には歯牙トネアザミトネアザミ(利根薊、学名:Cirsium incomptum)は、日本固有種でキク科アザミ属の多年草の野草です。草丈が2m程にもなる背の高い大型のアザミなのでタイアザミ(大薊)とも呼ばれます。国名でタイ産ではなく、花径が大きいわけでもありません。 秋に、日本では関東や中部などの山野で普通に見られる赤紫色の薊です。和名は、特に利根川流域に多く自生しているので付けられました。葉は細長い楕円状披針形でナガバヤブマオナガバヤブマオ(長葉藪芋麻、学名:Boehmeria sieboldiana)は、日本原産で、イラクサ科カラムシ属の多年草の野草です。別名で「イヌヤブマオ」や,「 タイワントリアシ」とも呼ばれます。 日本の本州山形県以西〜沖縄県の山地で木陰に自生します。草丈が高く、枝を長く伸ばします。秋、キブシ(木節)に似た緑色の紐状の花を房状に垂らします。 一般名:ナガバヤブマオ(長葉藪芋麻)、学名:Bヤノネボンテンカヤノネボンテンカ(矢の根梵天花、学名:Pavonia hast)は、南米原産で、アオイ科ヤノネボンテンカ属の落葉低木です。樹高は50~200 cmで、晩夏~初夏に小型の花を咲かせます。葉は鏃形をしています。白い花弁の中心部は濃赤褐色をしています。 一般名:ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)、学名:Pavonia hast、別名:タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)、ミニフヨウ、分類名:植物界被子植物真正双子ヨモギギクヨモギギク(蓬菊、学名:Tanacetum vulgare)は、シベリアやヨーロッパ原産で、キク科ヨモギギク属(タナセツム属)の宿根多年草です。 英名ではタンジー(Tansy)やコモンタンジー(common tansy)と呼ばれます。また、黄色い小花が洋服のボタン(釦)に似ているので、ゴールデンボタンズ(Golden buttons)や、Bachelor's buttonとも呼ばれます。 草丈マダケマダケ(真竹、学名:Phyllostachys bambusoides)とは中国、日本原産で、タケ科マダケ属の多年草で大型の竹です。日本では本州から沖縄まで広く分布しています。成長が早く、地下茎を地面に縦横に張り巡らせながら、空に向かって棹を真っ直ぐに伸ばします。節の環は2個あり、節間は長さ20~40cmで片側に明確な溝があります。120年に一度、花を咲かせると言われ、花が咲いたら枯れます。孟宗竹ウパスノキウパスノキ(upasの木、学名:Antiaris toxicaria)はインド東部からマレーシアなどの東南アジアに分布するクワ科ウパス属の常緑高木です。樹高が50mを超える巨木もあり、樹径は40cm、樹皮は灰色です。緑色の長楕円形の葉には葉柄があり互生してつきます。株は雌雄同株で、花は雌雄異花です。雄花は花枝先端に板状に多数集合して付き、雌花は短い花柄に1個ずつ付きます。花後に成る果実は液果で濃紅シマトネリコシマトネリコ(島十練子、学名:Fraxinus griffithii)とは、東南アジア原産でモクセイ科トネリコ属の(半)常緑高木です。温かい地域の出身なので常緑とは言っても冬には葉が茶色になることもあります。別名で、原産地名のタイワンシオジ(台湾シオジ)や、属名のフラキシヌス(Fraxinus)、種小名+樹皮色から Griffith's Ash とも呼ばれます。 樹高は15〜18 mで、樹皮は灰 マメイヌツゲマメイヌツゲ(豆犬柘植学名:I. crenata f bullata)はイヌツゲの園芸品種です。豆柘植や玉柘植友呼ばれます。枝を刈り込んで、幾何学形や、動物、人の形に仕立てるトピアリーの素材とされます。モチノキ科モチノキ属の常緑低木で、初夏から夏に、白い4弁花を咲かせます。葉は小楕円形で光沢のある緑色をしており、皮質で肉厚、裏側に反り返ります。花名はイヌツゲの葉を豆粒サイズにしたことに拠ります。花ビヨウタコノキビヨウタコノキ (美葉蛸の木、学名:Pandanus utilis)は、マダガスカル原産で、タコノキ科パンダヌス属の熱帯性・常緑広葉高木です。直立した幹から蛸足状の気根を出します。この気根は幹を支えているので支柱根と呼ばれます。名前の由来は支柱根が蛸足に似ていることに拠ります。ビヨウとは、タコノキの中で一番美しい(特に葉が)ということから付けられました。アダンやタコノキと比べると枝の分枝が少ないでブライダルベールブライダルベール(Bridal veil、学名:Gibasis pellucida)は、メキシコ原産で、ツユクサ科ギバシス属の這性半耐寒性常緑多年草です。こんもりと密に茂りますが、蒸れに弱いので吊り鉢やスタンド鉢に植えられます。小さい葉表は緑色で、葉裏は紫色です。米粒大の白花を咲かせますが、天候が悪い時や夜間には閉じます。花名は、花嫁が被るベールに似た草姿から連想されました。別属ですが、白花を咲かタカネヤハズハハコタカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子、学名:Anaphalis alpicola)は北海道〜本州中部以北の湿った草地に自生するキク科ヤマハハコ属の多年草の高山植物です。夏に細い茎先に白花を付けます。葉は緑色地に灰白色の綿毛が付いて白っぽく見えます。 一般名:タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子)、 学名:Anaphalis alpicola 、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科ヤマハハコ属タテヤマアザミタテヤマアザミ(立山薊、学名:Cirsium babanum var. otayae)は、新潟や富山周辺の高山の草地に生息する日本固有種で、キク科アザミ属の大形の多年草です。茎は直立あるいは斜上し、枝は分枝しないか僅かに分枝する。開花期には根生葉はありません。葉形は楕円形~広楕円形で、葉幅は広く、浅い鋸歯があります。頭花は紅紫色で横向きに咲かせます。総苞は鐘型をしており粘りません。 一般名:タテヤマリンドウ タテヤマリンドウ(立山竜胆、学名:Gentiana thunbergii var. minor ) は、北海道~本州中部以北の日本海側の(亜)高山の湿地に自生するリンドウ科リンドウ属ハルリンドウ種タテヤマリンドウ変種の越年草です。厳しい環境に咲くので草丈は10cmにしかなりません。葉は黄緑色で披針形をしたものが茎に寄り添うように対生に付き地上近くに小さな根生葉があります。夏、花茎頂部に青紫色ヒダカミセバヤヒダカミセバヤ(日高見せばや、学名:Hylotelephium cauticolum)は北海道の固有種でベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多肉性宿根草です。日高地方の高山や海岸の岩場で咲いています。草丈は低く、茎は横下方に伸枝垂れます。8月〜10月に花茎先に散房花序を伸ばし紅紫色をした星形の小花を多数まとめた球状形の花を咲かせます。多肉質の葉は卵形をしており、銀緑色地で縁が赤く3枚が茎に付き、テーダマツテーダマツ(taeda松、学名:Pinus taeda)とは、アメリカ東海岸原産でマツ属の常緑高木針葉樹です。低湿地を好む雌雄同株のマツです。三針葉マツの一つで針葉3枚が根元で合体し束生します。アカマツ(赤松)に似ていますが、アカマツより木や葉長、松毬が大きく、樹脂が多いです。 一般名:テーダマツ(taeda松)、学名:Pinus taeda、別名:Loblolly Pine、分類名:植物界タアサイ タアサイ(塌菜、学名:Brassica rapa var. narinosa)は、中国原産で、アブラナ科アブラナ属の耐寒性一年草です。冬野菜で、葉を緑黄色野菜として食用とします。葉は濃緑色で丸みのあるへら型をしており、結球せずに外葉が地を這うように重なり合います。栽培期間が短く周年収穫できます。葉は厚みがあり柔らかい上、煮崩れもせず味に癖がないので スープや炒め物等、中華料理の素材とされます。栄養イブキボウフウイブキボウフウ(伊吹防風、学名:Libanotis coreana)は、日本~朝鮮半島原産で、セリ科イブキボウフウ属の常緑多年草です。近畿地方以東の亜高山の草原に自生します。直立した茎は角ばり稜があり、よく分枝します。緑色の葉はニンジンの葉に似ており、2~3回奇数羽状複葉で小葉はさらに羽状に深裂します。夏~秋に、茎頂から複散形花序を伸ばし小さな白花をたくさん咲かせます、小花は直径0.5 cm程の タイトゴメタイトゴメ(大唐米、学名:Sedum oryzifolium)は日本原産で、ベンケイソウ科マンネングサ属の匍匐性多年草の野草です。日本の本州(関東地方以西)~四国、九州、奄美大島の海岸の岩場に群生して自生します。草丈5〜10cmです。緑色の葉は光沢がありぷくっと可愛らしい多肉質で密集して茎に互生に付きます。 春から梅雨時に、茎先や葉腋から長さ4、5センチの花穂(集散花序)を伸ばし米粒大(直径.5〜タイリンキンシバイキンシバイの園芸品種、ヒドコートとも、6月、7月開花 タイリンキンシバイ(大輪金糸梅=ヒペリカム・ヒドコート(Hypericum Hidcote)、学名:Hypericum patulum "Hidcote")は中国原産で、オトギリソウ科の耐寒性半落葉低木「キンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum」の園芸品種です。ヒドコート(Hidcote)とも呼ばれます。湿潤な場所を好みまホワイト・バット・フラワーホワイト・バット・フラワー(White Bat Flower Plant、学名:Tacca integrifolia)はインド原産でタシロイモ科タシロイモ属の球根植物(常緑多年草)です。タッカの原種で、苞が白色です。学名のタッカ・インテグリフォリア(Tacca integrifolia)でも呼ばれます。白または薄紫色の花のような苞と、紫色の小さな星状の花、長い髭のように見える不稔性花柄の組み合わせカラスウリカラスウリ(烏瓜、学名:Trichosanthes cucumeroides)とは、日本、中国、台湾原産で、ウリ科の蔓性多年草です。 夏から初秋の、夕方から朝方に、芳香のする白花を咲かせ、秋に赤い果実をつけます。 長い萼筒の先が5裂し、さらに萼片の縁部から無数にレース状の細い紐を伸ばします。 雌雄異株で、雄株と雌株に分かれます。スズメガを媒体として雌株の花が受精し、果実が成実します。 カラスウリはタマガワホトトギスホトトギス属では珍しい黄色花を咲かせる タマガワホトトギス(玉川杜鵑草、学名:Tricyrtis latifolia)とは、日本固有種で、ユリ科ホトトギス属の耐寒性多年草です。 葉は緑色で無毛、広楕円形をしています。 初夏に、黄色(山吹色)地で赤紫色の班のある花を咲かせます。花糸や葯に斑点はありません。 花の中央から出た花柱は上部で3深裂し放射状に広がり、先端が2裂します。 花柱には水滴のようにタイガーオーキッドタイガーオーキッド(Tiger Orchid、学名:Grammatophyllum speciosum)は、マレー半島,ビルマ,フィリピン,インドネシア,ソロモン諸島などの熱帯アジア 原産で、ラン科グラマトフィラム属の常緑多年草です。熱帯雨林で、大木の幹や岩に付着します。世界最大のオーキッドと言われる巨大ランです。この世界一とは、花径ではなく、株高が最大であることに拠ります。茎長は3〜7 m(自生ギリア・カピタータギリア・カピタータ(学名:Gilia capitata)は北米西部原産でハナシノブ科ギリア属の一年草です。別名でタマザキヒメハナシノブ(玉咲き姫花偲)や、アメリカハナシノブ、英名ではblue-thimble-flower、blue field gilia、globe giliとも呼ばれます。 葉は羽状で輪生します。茎は直立し、上部で多数分枝します。春に、花茎先端に青紫の小花を多数まとめて球状花を咲タマネギタマネギ(玉葱、学名:Allium cepa)は、インド北西部などの中央アジア 原産で、ヒガンバナ科ネギ属の多年草です。鱗茎を食べる根茎野菜です。初夏に、花茎先端から伸びた球形散系花序に葱坊主のような小さな白花を多数集合させて咲きます。小花は六弁花で、白地に緑色の筋があります。タマネギは、収穫してから1ヶ月ほど乾燥貯蔵したものが販売されます。玉葱を切るとアリルプロピオンという成分があるため、涙腺がタケタケ(竹、学名:Bambuseae)は中国などの温帯アジア原産でイネ科の常緑多年草で大型になる草本植物です。湿った暖かい地域に自生します。小型のものはササ(笹)と呼ばれます。英名では、Bambooといいます。タケは成長が早く地下茎を縦横に広げてどんどん伸張します。桿高は竹の種類により異なり、20m(真竹)、22m(孟宗竹)、15m(破竹)、5m(女竹)です。桿色は緑色で、葉も緑色をしています。真竹オオヘビイチゴオオヘビイチゴ(大蛇苺、 学名:Potentilla recta) は南欧原産で、バラ科キジムシロ属の多年草です。茎は良く分枝し、地面を這わず、立ち上がります。夏に茎頂に出た短い花序に黄色い五弁花を数個咲かせます。葉は6~9裂した掌状複葉です。日本へは観賞用に明治中期に渡来した帰化植物で、日本全国に分布しています。全草に毛があります。 一般名:オオヘビイチゴ(大蛇苺)、学名:Potentilla タイリンアオイタイリンアオイ(大輪葵、学名:Asarum asaroides)は奄美大島の固有種でウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草です。カンアオイ(寒葵)の一品種で、葉や花が大型です。花色は緑色又は濃紫色をしています。葉は三角状の広卵形で縁にうねりが有り、光沢は無く、雲紋が有ります。 一般名:タイリンカンアオイ(大輪寒葵)、 学名:Asarum asaroides、 シノニム:Asarum tキダチベニノウゼンキダチベニノウゼン(木立紅ノウゼン、学名:Tabebuia rosea)とは、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科タベブイア属の落葉高木です。花名から類推できるように桃色の皺々した花を木一杯に咲かせます。花弁は桃色で中央が黄色い。葉は皮質で光沢のある緑色をしています。 花後、インゲンのようなサヤ(莢)が垂れ下がります。熱帯地方では街路樹とされており樹皮は薬用とされます。 タベブイア属の花 キダチタカネアオヤギソウタカネアオヤギソウ(高嶺青柳草、学名:Veratrum maackii var. longibracteatum )は北半球原産でシュロソウ科シュロソウ属の多年性山野草です。アオヤギソウ(学名:Veratrum maackii var. parviflorum )の高山型品種で、草丈が低く、苞が花序より突出します。全草が有毒植物です。 一般名:タカネアオヤギソウ、学名:Veratrum maacフレンチマリーゴールドフレンチマリーゴールド(French marigold 、学名:Tagetes patula)とは、メキシコ原産で、キク科コウオウソウ属の常緑一年草です。 アフリカンマリーゴールド(Aflican marigold、学名:Tagetes erecta)と共に、マリーゴールド(Marigold、学名: Tagetes )の代表的な観賞用品種の一つです。 メキシコ原産のパツラ(T. patula)ブラック・バット・フラワー花名がほ乳類 ブラック・バット・フラワー(Black Bat Flower 、学名:Tacca chantrieri)とは、インド原産でタシロイモ科タシロイモ属の球根植物(常緑多年草)です。別名で、ブラックキャット、タッカ(Tacca)、Kat Wisker flower、Devil Flower、Tacca chantrieri、タッカ・シャントリエリ、バットフラワー、デビルフラワーとも呼ばれタマサンゴタマサンゴ(玉珊瑚、Solanum pseudocapsicum)は、ナス科ナス属の非耐寒性常緑低木です。草丈は20~50cmで、葉は緑色で長楕円形をしており互生して付きます。 夏に白い小花を咲かせ、花後に小さな赤い球形の果実が成ります。果実はホオズキ(鬼灯・酸漿、学名:Physalis alkekengi)や、ミニトマト(Mini Tomato、学名:Solanum lycopersicum)とツバキ シラギクツバキ シラギク(椿 白菊、Shiragiku、学名:Camellia japonica cv. Shiragiku)は、ツバキ園芸品種です。白色で、中輪(花径:7~9 cm)、千重咲き、開花期は、3月-5月です。別名でタマウサギ(玉兎)と呼ばれます。 パンダナス フルカツスパンダナス フルカツス(学名:Pandanus furcatus)とは、インド北東部やブータン等原産でタコノキ科フルカツス属の熱帯性常緑低木です。別名で、タコノキや、pandan、Himalayan screw pine、Nepal screw pineと呼ばれます。 樹木の頂上で二股に分枝します。雌雄異株です。雄花は穂状で黄金色の花を咲かせます。雌花はパイナップルのような花序で、花後にパイナップツバキ タイニーミーツバキ タイニーミー(椿 Tiny me、学名:Camellia japonica cv. Tiny me)は、ツバキ園芸品種です。 一般名:ツバキ タイニーミー(椿 Tiny me )、学名:Camellia japonica cv. Tiny me、ツバキ園芸品種、 桃色地に白斑、八重~牡丹咲、平開、小~中輪(花径:4-9cm)。タビラコタビラコ(田平子、学名:Lapsana apogonoides)とは、日本、台湾、朝鮮半島、中国原産で、キク科ヤブタビラコ属の越年性野草です。春に、道端で小さな黄花を咲かせます。春の七草の一つです。旧名ホトケノザ(仏の座)で、現在、ホトケノザ(仏の座、学名:Lamium amplexicaule)と呼ばれるシソ科の花とは別物です。似た花により背が高いオニタビラコ(鬼田平子)や、ヤブタビビラコがあり タギョウショウタギョウショウ(多行松、学名:Pinus densiflora cv. umbraculifera)とは、マツ科マツ属の常緑針葉高木「アカマツ(赤松、学名:Pinus densiflora)」の園芸品種です。花が咲くのは珍しい。高木とならずまた根元から多数の幹に分かれて立ち上がるので盆栽とされます。 一般名:タギョウショウ(多行松)、学名:Pinus densiflora cv. umbraコブシコブシ(辛夷、学名:Magnolia kobus)は、日本と韓国の済州島原産で、モクレン科モクレン属の落葉広葉高木です。北海道、本州、四国、九州の山地に自生します。 樹高10~18mになります。葉は単葉で倒卵形をしており、葉長は6~13 cm、葉幅は3~6 cm、葉縁は全縁でしばしば波打ち互生して付きます。 3月~4月に、ハクモクレン(白木蓮、学名:Magnolia denudataa)と似てそれ椿 玉垂椿 玉垂(ツバキ タマダレ、Tamadare、学名:Camellia japonica cv. Tamadare)はツバキの園芸品種です。淡桃色地に濃紅縦縞絞り少々、大輪(花径:12cm)、八重抱え咲き、3月~4月開花。 タマノカンアオイタマノカンアオイ(多摩の寒葵、学名:Asarum tamaense)とは、多摩丘陵で初めて確認されたカンアオイの一品種です。ウマノスズクサ科カンアオイ属常緑多年草。アマギカンアオイの変種とされます。 一般名:タマノカンアオイ(多摩の寒葵)、学名:Asarum tamaense、Heterotropa muramatsui var. tamaensis、原産地:関東地方西南部、草丈:10cm、タツタナデシコタツタナデシコ(龍田撫子、学名:Dianthus plumarius)は、欧州~シベリア原産で、ナデシコ科ナデシコ属の常緑多年草「ダイアンサス(Dianthus)=ナデシコ(撫子)」の一種です。カーネーション等の園芸品種の親です。灰緑色の葉を密に茂らせ、春~夏に開花します。 花は桃色地で花弁に切れ込みがあり、花中央に赤い輪模様があります。花色には、赤や白もあります。花壇やコンテナなどに植えて楽しタマザキクサフジタマザキクサフジ(玉咲草藤、学名:Coronilla varia)はヨーロッパ原産で、マメ科タマザキクサフジ属の蔓性多年草です。花はマメ科特有の口唇形で桃色の上弁と白いふっくらした下弁の小花を多数束生させて球状となっています。牧草や下草、グランドカバー用に輸入されたものが、野生化しました。花名の一部にフジと付きますが、花の感じはフジよりのレンゲ草(ゲンゲ)に似ています。 一般名:タマザキクサツタスミレオーストラリアの固有種で、一年中開花するスミレ ツタスミレ(蔦菫、学名:Viola banksii)とは、オーストラリア大陸東部の固有種で、スミレ科スミレ属の耐寒性多年草です。 原産地オーストラリアの東部沿岸地域 クイーンズランド~タスマニア の荒れ地や空き地などに自生します。 英名では、Viola banksii(ビオラ・バンクシイ)や、Native violet(ネイティブ・バイオレット)、キバナ・イペーキバナ・イペー(黄花イペー、学名:Tabebuia chrysotricha)は、コロンビア~ブラジル原産で、ノウゼンカズラ科タベブイア属の落葉中高木です。 葉は掌複葉で、花が終わる頃に新芽は出て新葉が展開します。冬に落葉し、春に葉の無い枝先に総状花序を伸ばし5~10個のラッパ状の黄色い花を咲かせます。花後にインゲンを一回り大きくした莢を付けます。鞘には羽の生えた種子がたくさん入っており風で拡散しタカナタカナ(高菜、学名:Brassica juncea var. integrifolia)は中央アジア原産で、アブラナ科アブラナ属の越年草です。タカナとザーサイ(搾菜)は、カラシナ(辛子菜、学名:Brassica juncea)の変種です。茎葉が野菜として利用されます。草丈は30〜60cmで、葉茎を漬物や、チャーハン、メハリズシ、高菜飯、薬味などの食用とします。 一般名:タカナ(高菜)、学名:デンドロビウム・スペシオサムデンドロビウム・スペシオサム(学名:Dendrobium speciosum )はラン科デンドロビウム属の大形の常緑多年草です。冬から春に、バルブから花茎を伸ばし100~200輪の花を咲かせます。花は白、薄黄、黄色です。写真は ’白波’('Shiranami')です。 一般名:デンドロビウム・スペシオサム ’白波’、学名:Dendrobium speciosum、又名:タイミンセッコク(大明 芍薬 滝沢赤芍薬 滝沢赤(学名:Paeonia lactiflora cv. Takizawa-aka)はボタン科ボタン属の耐寒性宿根草「シャクヤク(芍薬 、学名:Paeonia lactiflora)」の園芸品種です。 桃紫色~赤桃色の八重咲き大輪品種。花は球形。開花期:5~6月、用途:庭植え、鉢植え、生け花、フラワーアレンジメント。コケサンゴコケサンゴ(苔珊瑚、学名:Nertera granadensis)は、マレーシア、台湾、豪州、南米、ハワイなどの環太平洋沿岸諸国原産で、アカネ科ネルテラ属の半耐寒性・匍匐性・常緑多年草です。 別名で、タマツズリ(玉綴り)や、Florists' cyclamen , Persian cyclamen、Coral bead plant、Pin-cushion plant、Coral mossとも呼ばれタビビトノキタビビトノキ(旅人の木、学名:Ravenala madagascariensis)は、マダガスカルの固有種で、バショウ科タビビトノキ属の熱帯性高木状観葉植物です。名前に木が付きますが草です。1属1科です。樹高10〜20 mと背が高く、葉は葉長2.5 mと大きく扇状に葉を開きます。ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)と似た白花を咲かせます。花に蜜があり、現地ではエリマキキツネザル(襟巻狐猿、学名:Varecタイワンニンジンボクタイワンニンジンボク(台湾人参木、学名:Vitex negundo)は、中国、台湾、東南アジア、アフリカ原産で、シソ科ハマゴウ属の耐寒性落葉低木です。雌雄同種です。夏に、枝先や葉腋から円錐花序を伸ばし、薄青紫色(or 白)の小花を多数付けます。花はシソ科特有の唇形で、下唇は3裂し、中央の裂片が大きい。花にかすかな芳香があり香料とされます。果実は球形で黒熟し薬用と使われます。セイヨウニンジンボクと似ベルガモットベルガモット(Bergamot、学名:Monarda didyma)とは、北米原産で、シソ科ヤグルマハッカ属の耐寒性多年草です。独特の芳香を持つ 丈夫で育てやすいハーブです。 夏に、茎先から頭状花序を伸ばし沢山の唇形をした小花を咲かせます。別名で、モナルダ・ディディマ(Monarda didyma)とも呼ばれます。アイスティで有名な紅茶の「アールグレー(Earl Grey)」のブレンドに、 「ベルタチアオイタチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea)は、トルコ原産で、アオイ科ビロードアオイ属の耐暑性耐寒性宿根草(多年草)です。 草丈が高く昔から庭の奥に植えられています。葉には葉柄が有り、葉形は円形で5~7浅裂した掌形をしており鋸歯縁、茎に互生して付きます。入梅時に真っ直ぐ伸びた花茎から花序を伸ばしたくさんの一重の五弁花か八重咲きの大きな花を咲かせます。花色には、赤や濃赤、桃色、黄、青紫、白、タカトウダイタカトウダイ(高燈台、学名: Euphorbia lasiocaula)は同属(トウダイグサ科トウダイグサ属)の多年生野草「トウダイグサ(燈台草、学名: Euphorbia helioscopia)」と似ており、それより草丈が高いです。日本、朝鮮半島、中国に分布し、日本では本州,四国,九州の丘陵地や道端に自生します。 茎は直立し、葉を互生に付けます。茎頂から5枚の葉を輪生し、中央から5本の散生枝タマアジサイタマアジサイ(玉紫陽花、学名: Hydrangea involucrata)は、日本と台湾原産で、アジサイ科アジサイ属の落葉広葉低木です。アジサイの原種の一つです。 東北~中部地方の山地や谷川沿いの木陰に群生します。株元からよく分枝します。 樹高は最大2mほどです。木全体に毛が生えています。葉柄のある葉は緑色で両面に剛毛がありざらつき、尖頭の楕円形で長さ25cm(最大)、幅12cm(最大)、葉縁にタンゲマルタンゲマル(短毛丸、学名:Echinopsis eyriesii)はブラジル南部、ウルグアイ、アルゼンチン原産で、サボテン科エキノプシス属の仙人掌です。原産地では低地から山地の平野や丘に自生します。夜間に大きな花を咲かせる人気の球状サボテンです。最初、幼株は直径15 cm程の球形で単生し、夏の夜に開花します。成長すると株が細長くなり、その後、4~5年で円筒形になります。株色は濃緑色でリブが9~18タカネゴヨウタカネゴヨウ(高嶺五葉、学名:Pinus armandii)は台湾、中国原産で、マツ科マツ属の常緑針葉高木です。標高1200 m~3500 mの高山に自生します。樹皮は灰褐色で、亀甲状に縦に裂けます。五葉松系なので、線形の葉が1ケ所から5本束生し、長く枝垂れます。雌雄異花で雄花は枝の下部に、雌花は頂生します。果実は翌年秋に結実します。 同属にゴヨウマツ(五葉松、学名︰Pinus parviflo アキカラマツアキカラマツ(秋唐松、学名:Thalictrum minus var. hypoleucum)は、日本、朝鮮半島、樺太、中国原産で、キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草です。北海道~九州、奄美大島に自生します。 一般名:アキカラマツ(秋唐松)、学名:Thalictrum minus var. hypoleucum)、又名:タカトオグサ(高遠草)、原産地:日本、朝鮮半島、樺太、中国原産、別名:タタラヨウタラヨウ(多羅葉、学名:Ilex latifolia)とは、日本 と中国原産で、モチノキ科モチノキ属の暖地性の常緑高木です。春〜初夏に、黄緑色の小花が多数集合した丸い花房を咲かせます。秋に、赤い球状の小さな果実を付けます。葉は皮質で光沢があり、葉縁に鋸歯があります。火で葉を炙ると、その周囲に死環という黒い輪が出来ます。花名は、葉裏に傷をつけると黒くなることを、葉に経文を書いた多羅樹に例えられましたタカネシオガマタカネシオガマ(高嶺塩竈、学名:Pedicularis verticillata)とは、アラスカ、カナダ、中国、日本等の北半球の高山や寒地原産で、ハマウツボ科シオガマギク属の一年性高山植物です。 北海道から中部地方の高山の礫地に自生します。 茎には4陵があり、4枚ほどの葉が輪生します。 小葉の形は細長い楕円形で6対程に羽状深裂します。 深山塩竈(P. apodochila)の葉も羽状深裂しますが、ミヤマイミヤマイ(深山藺、学名:Juncus beringensis) は、日本、北太平洋原産で、イグサ科イグサ属の高山性多年草です。 北海道と本州中部以北の高山の湿地や砂礫に群生します。 茎は緑色で細長く直立します。葉は退化しています。 花被片は黒褐色或いは暗赤紫色で、長さ0.5 cmの披針形。 雄蕊と雌蕊は黄色で雌蕊は花被片より長く、雄蕊は短い。 花は茎の先端に付きますが、苞が茎上で上に伸タカネシュロソウタカネシュロソウ(高嶺棕櫚草、学名:Veratrum maackii var. japonicum form. atropurpureum)は日本固有種で、シュロソウ科シュロソウ属の高山性多年草です。本州の中部以北の高山の草地に自生します。根茎に有毒のアルカロイドを含みます。 シュロソウ(棕櫚草、学名:Veratrum maackii var. japonicum )の高山性変種です。 シュロソウシマモミシマモミ(島樅、学名:Keteleeria davidiana var. formosana)は、台湾固有種で、マツ科ユサン属の常緑針葉高木です。3月に、トウモロコシのような黄色い筒状雌性花と、緑色の雄性花を咲かせます。花後に毬果がなります。 一般名:シマモミ(島樅)、学名:Keteleeria davidiana var. formosana、又名:ユサン (油杉)、タイワンアブラスギ(台タコノキタコノキ(蛸の木、学名:Pandanus boninensis)は小笠原諸島の海岸付近に自生するタコノキ科パンダヌス属の熱帯性常緑低木です。雌雄異株です。花弁はありません。雄花は数枚の総苞に包まれて、白い雄蕊だけの穂状花序を付けます。雌花は球状の肉垂花序に淡緑色の雌蕊を付けます。果実は{{パイナップル}}のような集合果です。果実の形はアダンと異なります。集合果は熟すにつれて黄色から橙色に変色し1片タンポポタンポポ(蒲公英、学名:Taraxacum)とは、ユーラシア大陸及び北米等が原産で、キク科タンポポ属の多年草です。子供の頃から親しんでいる野草です。 春に、中空の茎の先端に黄色い舌状花から成る頭花を咲かせます。茎を切ると白い粘液が出ます。開花後は白い冠毛が多数集まった球状のワタゲ(綿毛)となります。 綿毛は一つひとつの冠毛に種子が付いており、風で飛ばされた先で繁殖します。晩秋になると葉が放射状に広タカネバラタカネバラ(高嶺薔薇、学名:Rosa nipponensis)は、日本固有種で、バラ科バラ属の高山性落葉小高木です。 尾瀬~中部、四国の高山の日当たりの良い場所に自生します。枝は良く分枝します。 葉は奇数羽状複葉で、長楕円形の小葉が4対程付きます。葉縁には棘状の鋸歯があります。 夏、枝先に紅色の5弁花を咲かせます。 一般名:タカネバラ(高嶺薔薇)、学名:Rosa nipponensis、別名タイリンオオアマナタイリンオオアマナ(大輪大甘菜、学名:Ornithogalum narbonense)はヨーロッパ~地中海沿岸原産で、キジカクシ科オオアマナ属のオーニソガラム属の耐寒性・球根性多年草です。草原や荒地に自生します。地下にある鱗茎は直径4 cm程で、白く卵形です。春~初夏に、総状花序を伸ばし星型の白花を多数咲かせます。花被片の裏側は薄緑色をしています。属名の「Ornithogalum」はラテン語で「鳥 ゴウソゴウソ(郷麻、学名:Carex maximowiczii)は、日本、朝鮮版と、中国原産で、カヤツリグサ科スゲ属の多年草です。 北海道~九州の湿地に自生します。 複穂状花序に1花~多数花から成る小穂(apikelet, spicule)を単位とした花を咲かせます。 可愛らしい果実がなります。 同じく提灯状の可愛らしい小穂をつけるものに、別属ですがコバンソウ(小判草、学名:Briza maxima)がトーチジンジャートーチジンジャー(Torch ginger、学名:Etlingera elatior)は、東インド〜インドネシア原産でショウガ科エトリンゲラ属の大型多年草です。根の脇から花芽が出て真っ直ぐ伸び先端に松明(トーチ)のような球状の花を咲かせます。しかし、花のように見えるものは苞で、苞の間に見える黄色い小さなものが本当の花です。 一般名:トーチジンジャー(Torch ginger)、学名:Etliタケニグサタケニグサ(竹似草、学名:Macleaya cordata)は、日本等の東アジア原産で、ケシ科タケニグサ属の大型多年草の野草です。本州〜九州の日当たりの良い場所に自生し、町でも畦道でも見かけます。 漢字は、竹と一緒に似ると竹が柔らかくなるという「竹煮草」ではなく、茎が中空で長く伸び竹に似ている「竹似草」が正しいようです。竹と煮ても竹は柔らかくならないようです。森林伐採などの時には逸早く生育するパイタマスダレ修善寺ゆるり旅で出会った花 タマスダレ(玉簾) 左:修禅寺(エリアの修善寺とお寺の修禅寺では「禅」「善」の字が違います)、右:修善寺観光名所の「竹林の小径」 タマスダレは珍しい花ではありませんが群生して咲いていると目立ちます。修善寺の町中で出会った花「タマスダレ」をご紹介します。 タマスダレ(玉簾、学名:Zephyranthus candida)とは、ペルー原産で、ヒガンバナ科の球根植物でモロヘイヤモロヘイヤ(Moroheiya、学名:Corchorus olitorius)は、エジプト、インド原産で、シナノキ科シナソ属シマツナソ種の葉菜類の野菜となる一年草です。正式名称、シマツナソ(縞綱麻)と言います。若葉は食用となり、湯掻くと粘り気のあるお浸しとなります。また、味噌汁の具や、煮込み、天麩羅にして食べます。植物繊維が多く、ビタミン A、B、C、E、カリウム、カルシウム、鉄などの栄養価が含まヤマブキソウヤマブキソウ(山吹草、学名:Hylomecon japonica)は、日本、中国原産で、ケシ科ヤマブキソウ属の多年草です。本州~四国、九州の山野の落葉樹林内に群生します。葉には根出葉と茎葉があります。根出葉は奇数羽状複、茎葉は3出複葉です。 春~初夏に茎の上部の葉腋から2~3個の4弁花を咲かせます。葉茎を傷つけると橙色の樹液を出します。有毒ですが薬になります。 和名は、科が違いますが、花がヤマブキウラジロタデウラジロタデ(裏白蓼、学名:Koenigia weyrichii、又は、Aconogonon weyrichii)は、日本、千島列島、サハリン原産で、タデ科オンタデ属の高山性多年草です。 北海道、本州中北部の亜高山~高山の岩礫に自生します。雌雄異株です。夏に花茎を出し、茎頂から円錐花序を伸ばし黄白色の小花を多数咲かせます。しかしこの花のように見えるものは萼で、花弁は無い。オンタデ(御蓼、学名:Acタマイブキタマイブキ(伊吹玉、学名:Juniperus chinensis cv. Globosa)はヒノキ科ビャクシン属の常緑針葉樹高木「イブキ(伊吹、学名:Juniperus chinensis)」の園芸品種です。別名で「イブキダマ」と呼ばれます。水捌けのよい砂地を好みます。樹高は、100~200 cmです。直幹がなく、根元から株立ち状となり、刈り込まなくても自然に球形になる性質があります。葉は緑色で、タツノヒゲタツノヒゲ(竜髭、学名:Diarrhena japonica)は、中国、カムチャッカ、韓国、日本原産で、イネ科タツノヒゲ属の多年生野草です。北海道~九州の山地の林内に自生します。稈は細く繊細で、草丈50~80 cmとなり叢生します。 8~9月に稈の先端からまばらに分枝した円錐花序を伸ばし、小穂を付けます。小穂は長さ0.3-0.5 cmの円柱で、緑色の小花数を1~3個つけます。 和名の由来 和名の「ピラカンサピラカンサ(Pyracantha、学名:Pyracantha)とは、中国、ヨーロッパ南部原産で、バラ科ピラカンサ属の耐寒性常緑広葉中高木で、トキワサンザシ属の総称でもあります。英名では Firethorn(ファイアーソーン)と呼ばれます。「Fire(ファイアー)」は「炎」、「thorn(ソーン)」は「刺」なので、刺があり、果実が真赤に燃え立つように樹木全体を覆い尽くす様を、炎に見た立てて付けられま タイミンチクタイミンチク(大明竹、学名:Pleioblastus gramineus)は、日本原産で、イネ科メダケ属の常緑竹です。沖縄に自生します。多数の稈が密に株立ちし独特の雰囲気を醸し出します。稈の表面には細い縦縞が多数あります。葉は緑色で線形でねじれて下垂します。100年に一度開花するといわれます。 又名:ツウシチク(通糸竹)、taiminchiku、植物界被子植物単子葉植物イネ目イネ科メダケ属、ツワブキツワブキ(石蕗、学名:Farfugium japonicum)とは、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ツワブキ属の耐寒性常緑性多年草です。 別名で、タクゴ(たく吾)と呼ばれます。 日本では本州東北南部~四国、九州、沖縄の海岸付近に自生し、日陰や塩害にも強く丈夫で繁殖力が旺盛です。 草丈は20~50 cmです。 葉は根生葉で、フキ(蕗)に似た大円形で、葉上面に艶があり、斑入品種もあります。 10月~タイリンウツボグサタイリンウツボグサ(西洋靭草、学名:Prunella grandiflora)は、ヨーロッパ~小アジア原産で、シソ科ウツボグサ属の常緑多年草です。原産地では、草原や林縁に生えます。ウツボグサやセイヨウウツボグサと似ていますが、それらより全体的に大きい。また、ウツボグサなどの花色が赤紫であるのに対し、タイリンウツボグサの花はピンクや、赤紫、白があります。 一般名:タイリンウツボグサ(西洋靭草) 他の特集シモツケ属シモツケ属(学名:Spiraea)とは 学名の内、属名の「Spiraea」とは、ラテン語の「speira(螺旋)」という意味です。この螺旋(らせん)が何に関係するかと言うと、互生して枝に付く葉が重ならないよう「らせん状」に付いていることに拠ります。 シモツケ属の仲間 6種類のシモツケ属の仲間をご紹介します。 ・イブキシモツケ(伊吹下野、学名:Spiraea dasyantha) 特集 黄色い実黄色い実写真一覧 特集 黄色い果実 黄色い実には、食用となる果実、或いは、食用にはならない観賞用の果実の両方をのせています。また、果皮(籾殻を含む)が黄色いものや、果皮を剥いて果肉が現れた時に黄色いものがあります。例えば、イネ(稲、学名:Oryza sativa )の籾殻(果皮)は秋に黄色となりますが、その中にある玄米は茶色っぽく、それを精米すると白い米(果実)が現れます。 かぎけん01月の緑色の花一覧特集 1月の緑色の花一覧 1月に咲く花は少ないですが、さらに緑色の花は希少です。 少ないながら見て行くと、畑で元気なイネ科のロクジョウオオムギ(六条大麦、学名:Hordeum vulgar f. hexastichon)や、ウマノスズクサ科のフジノカンアオイ(藤野寒葵、学名:Asarum fudsinoi)、温室で咲いているラン科のパフィオペディルム サクハクリ フォーマ アルバム 'Hisa特集 椿品種一覧ツバキ・つばき・椿(Camellia Japonica)とは、ツツジ目ツバキ科ツバキ属の常緑高木です。椿は花の少ない冬にたくさんの品種が咲くので重宝がられます。花の色別ではピンク(桃色)の花を咲かせるものが多いですが、赤、白、黄色、複色があります。 ●ツバキ(つばき・椿)の種類一覧 椿の種類には、ヤブツバキ系や、ユキツバキ系、ワビスケ系、洋種ツバキ系の椿があります。 咲き方には、早咲きや7月の黄色い花【特集】7月に咲く黄色い花のご紹介 7月に咲いている黄色い花は225種でした。同月の白花が335種でしたので、思っていたより少なく意外でした。 br>7月に咲く黄色い代表花 7月に咲く人気の黄色い花は、「ヒマワリ」「スイレン」「ルドベキア」「ハイビスカス」「コスモス」「ユリ」「ガーベラ」「ケイトウ」「キュウコンベゴニア」などがあります。5月に咲く黄色い花昆虫が好きな5月に咲く黄色い花を集めました。手持ちの写真が無い花は、魚の写真が出ます。橙色に近い色の花や、複色の花、咲けば黄色いけれどまだ咲いていない花や、咲くと枯れるので今は咲かない花もあります。ご了承ください。