ヤの花 ポスト 日本語の花名の頭文字が"ヤ"で始まる花を集めました。"ヤ"から始まらないものでも、別名が"ヤ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。ヤハズカズラヤハズカズラ(矢筈葛、学名:Thunbergia alata)は、東アフリカ原産で、キツネノマゴ科(ツンベルギア属)ヤハズカズラ属の小型の蔓性常緑多年草です。葉腋から、単生、または、総状花序を伸ばして、漏斗形で先端が5裂した黄色い花を咲かせます。花冠は周辺部が橙色か黄色で、花弁中心は黒いので、英名では、”Black-eyed Susan vine” や、”Black-eyed Susan”(黒い瞳ヤエヤマブキヤエヤマブキ(八重山吹、学名:Kerria japonica cv. plena)は、日本、中国原産で、バラ科ヤマブキ属の落葉低木「ヤマブキ(山吹、学名:Kerria japonica)」の園芸品種です。八重咲きの花を咲かせます。本種は、雄蕊が八重の花弁となり、雌蕊が退化しているので、一重のヤマブキと異なり、果実は成りません。 一般名:ヤエヤマブキ(八重山吹)、学名:Kerria japonヤクシソウヤクシソウ(薬師草、学名:Youngia denticulata)は、キク科オニタビラコ属の二年草の野草です。北海道、本州、四国、九州の日本全土の日当たりの良い山野や道端に自生します。茎は無毛ですが、所々に赤い斑点が見られます。葉は長楕円形で、葉縁に鋸歯があり、枝に互生してつき、基部で茎を抱きます。秋に、良く分枝した花茎から散房状花序を伸ばし黄色い舌状花のみからなる頭花を咲かせます。花は上を向いてヤクシマリンドウヤクシマリンドウ(屋久島竜胆、学名:Gentiana yakushimensis)は、屋久島の固有種で、リンドウ科リンドウ属の多年草です。夏に、高山の岩場の隙間で青紫色の花を咲かせます。花茎の先端に筒状で鐘形をした花を一輪付けます。細い葉が密に輪生してつきます。 一般名:ヤクシマリンドウ(屋久島竜胆)、 学名:Gentiana yakushimensis、 分類名:植物界被子植物真正双子ヤグルマソウヤグルマソウ(矢車草、学名:Rodgersia podophylla)は、日本と朝鮮半島原産で、ユキノシタ科ヤグルマソウ属の多年草です。分布:北海道から本州の深山の樹下等の日陰に自生し、地下茎を張り群落を形成します。草丈1mほどです。長さ40cmの根生葉は掌状羽状複葉で、小葉の葉縁には鋸歯が有り、互生して付きます。5月~7月に、葉の中心から長さ80〜100cmの長い花茎を出し、先端から円錐花序を伸ヤツシロソウヤツシロソウ(八代草、学名:Campanula glomerata var. dahurica)は、日本、朝鮮半島、中国、モンゴル、ロシア原産でキキョウ科ホタルブクロ属の落葉多年草です。日本では阿蘇山に自生しています。リンドウザキ・カンパニュラ(学名:Campanula glomerata)の変種の一つです。茎は直立します。葉は広被針形で葉縁に鋸歯が有り、互生に付きます。晩春~初秋に、茎頂や上部葉サンゴアブラギリサンゴアブラギリ(珊瑚油桐、学名:Jatropha podagrica)は、中南米原産で、キツネノマゴ科ヤトロファ属の熱帯性低木(塊根植物)です。別名でトックリアブラギリ(徳利油桐)、英名ではBudda's Belly、学名のヤトロファ・ポダグリカとも呼ばれます。原産地では、森林地帯に自生します。樹高30〜100cm程で、幹はトックリ形をしています。葉には長い葉柄があり、明るい緑色で掌状に3〜5裂ヤナギバルイラソウヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草、学名:Ruellia simplex)とは、メキシコ原産で、キツネノマゴ科ルイラソウ属の半耐寒性常緑小低木です。 葉は柳の葉に似て細長く、緑色地に紫色の葉脈があり、鋸歯があり、枝に対生に付きます。 4月~10月に、葉腋から花茎を出しその先端から散房花序状の円錐花序を伸ばし、紫色の一日花を毎日次から次へと咲かせます。 花冠はラッパ型で先端が5深裂し、花弁には多数のヤノネボンテンカヤノネボンテンカ(矢の根梵天花、学名:Pavonia hast)は、南米原産で、アオイ科ヤノネボンテンカ属の落葉低木です。樹高は50~200 cmで、晩夏~初夏に小型の花を咲かせます。葉は鏃形をしています。白い花弁の中心部は濃赤褐色をしています。 一般名:ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)、学名:Pavonia hast、別名:タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)、ミニフヨウ、分類名:植物界被子植物真正双子 ヤブガラシヤブガラシ(枯らし、学名:Cayratia japonica)は東南アジア原産で、ブドウ科ヤブガラシ属の野生の蔓性多年草です。北海道~本州、四国、九州、沖縄の日本全国に分布し、道端や荒地、市街地の草地、庭に生息するタフな野草です。長い蔓を伸ばし接触した樹木やフェンスなどに巻きついて勢力を伸ばします。葉は先端が尖った卵型の小葉が5枚付いた鳥足状複葉で葉縁に鋸歯があり、枝に互生してつきます。夏に集散花ヤブカンゾウヤブカンゾウ(藪萓草 、学名:Hemerocallis fulva 'kwanso')とは、中国原産で、ススキノキ科ワスレグサ属の多年草です。シナカンゾウ(別名:ホンカンゾウ、学名:Hemerocallis fulva var. fulva)の変種とされます。鮮橙色で八重咲きの一日花を咲かせます。花が1日で終わるので英名ではDaylily(デイリリー)と呼ばれます。蕾を熱湯で湯掻き天日干ししたものヤブマメヤブマメ(藪豆、学名:Amphicarpaea edgeworthii var. japonica)は、日本や中国などの東アジア原産で、マメ科ヤブマメ属の蔓性一年草の野草です。藪に生えます。茎には毛が生えています。葉には長い葉柄があり3出複葉です。小葉は幅広の卵形で葉の裏表に毛が生え、茎に互生して付きます。蔓は細長い針金状で、他の植物に絡み付きます。秋に、短い花穂(総状花序)を伸ばし、淡赤紫色の旗ヤブランヤブラン(藪蘭、学名:Liriope muscari)は、中国、日本原産で、キジカクシ科ヤブラン属の常緑多年草です。藪や林内の日陰に自生します。 日本では一般家庭の庭で見られます。花名にランと付きますが、ラン科の植物ではありません。 別名で、ノシメランや、サマームスカリ、学名のリリオペ(Liriope)とも呼ばれます。 草丈は25〜50cmです。葉は、長さ30〜50cm、幅1 cm、葉色は緑色が一ヤマトリカブトヤマトリカブト(学名:Aconitum japonicum)とは、キンポウゲ科の多年草「トリカブト(鳥兜、学名:Aconitum L. )」の変種で、山に生えるトリカブトです。 関東〜中部の山の湿地に自生します。 茎は湾曲し、葉は掌状で3〜5深裂しています。 烏帽子に似た紫色の花のようなものは萼片で、花は隠れて見えません。 全草が猛毒で知られ、花粉にも毒があります。 一般名:ヤマトリカブト(ヤマボウシヤマボウシ(山法師、学名:Cornus kousa)とは、日本原産でミズキ科ミズキ属の落葉亜高木です。 梅雨~初夏に、ハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)と似た白花(実際には4枚の総苞片)を小さくしたような花を咲かせます。本当の花は中央にある丸い花穂(淡黄色の小花が多数集合して球状となったもの)です。秋に赤熟する果実は食べられます。 ヤマボウシ 果実の食べ方 1)熟した果実のヤマモモヤマモモ(山桃、学名:Myrica rubra)は、中国原産でヤマモモ科ヤマモモ属の常緑高木です。別名で、red bayberry, wax myrtle、楊梅、ヤアモ、ヤンモ、ヤンメとも呼ばれます。 日本では関東以南の山地や海岸、やせ地に自生します。樹高は10~20mで、樹皮は灰白色~灰色です。成長は遅く、果実が成るまで、実生から15年、苗から4~5年かかります。 葉は、枝先に集合して付き濃緑色ラナンキュラス・ゴールドコインラナンキュラス・ゴールドコイン(Ranunculas 'Gold coin'、学名:Ranunculus repens cv. Gold coin)は、中央アジア原産で、キンポウゲ科キンポウゲ属の耐寒性這性多年草です。ラナンキュラス・レペンス(Ranunculas repens)の園芸品種です。春、八重の黄色い小花を咲かせます。ランナーを伸ばして繁殖します。 一般名:ラナンキュラス・ゴールドヒメジョオンスイスアルプスでも咲いてる、ヒメジョオン(姫女苑) ヒメジョオン(姫女苑、学名:Erigeron annuus)とは、北米からの帰化植物でキク科ムカシヨモギ属の一・二年草の野草です。日本へは江戸時代末期に渡来しました。 初夏〜冬に、空き地や野原等、日本全国至る所で咲いています。葉は倒披針形で互生して付きます。 茎上部で枝分かれし黄色い管状花の花芯とその周囲の白または薄紫色の舌状花からなる小さなムラサキケマンムラサキケマン(紫華鬘、学名:Corydalis incisa)とは、日本、中国、台湾原産で、ケマンソウ科キケマン属の常緑越年草の野草です。野原や畦道などのやや湿っぽい草地に生えています。茎は緑色で直立し、断面は五角形をしています。葉は2、3回羽状で細かく裂けており、緑色の葉が冬でも見られます。春、薄紅色の小さな筒状花を良く向きに咲かせます。一つの花茎から小花が多数出ますが、それぞれの小花が重なら ギョウジャニンニクギョウジャニンニク(行者葫、学名:Allium victorialis var. platyphyllum)はヒガンバナ科の多年草です。別名で、ヤマニンニク(山大蒜)、ヤマビル、ヒトビロ、キトビロ(若芽)とも呼ばれ、古名はアララギと呼ばれました。北海道~本州の湿気がある日当たりの良い山地の林内に生息します。地下茎は棕櫚状繊維で包まれた鱗茎(球根植物)です。 草丈は40〜60 cmで、茎は太くて赤いヤマトイモヤマトイモ(大和芋、学名:Dioscorea polystachya)は、中国など温帯地域原産で、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の蔓性多年草です。夏、穂状花序に乳白色の小花を付けます。ナガイモ(長芋)の3群ある内の1群「イチョウイモ群」に属し、芋はイチョウ形をしています。葉は肉厚で光沢があり、鏃形をしています。芋は摩り下ろしてとろろご飯や、とろろ蕎麦、ヤマカケ等のとろろ料理や、短冊や千切りにして酢醤油でオキナワウラジロガシオキナワウラジロガシ(沖縄裏白樫、学名:Quercus miyagii)とは、沖縄固有種でブナ科コナラ属の常緑広葉高木です。雌雄同株で雄花序は尾状で垂れ下がる。雌花序は葉腋に直立します。名前は葉裏が白いことに拠ります。どんぐりは日本原産のブナ科では最大級で直径4cm程になります。沖縄諸島でも酸性の粘性赤土質の土壌に生息し、板根は大きいものでは1mにもなります。木材は硬く緻密、白蟻にも強いので建築材サラサウツギサラサウツギ(更紗空木、学名:Deutzia crenata f. plena)は、日本原産で、アジサイ科ウツギ属の落葉灌木です。空木とは、幹が中空のことを言います。初夏に、八重咲きで、芳香のある下向きの花を咲かせます。花は、花弁の外側が薄紅紫色で、内側が白色です。 一般名:サラサウツギ(更紗空木)、学名: Deutzia crenata f. plena 、別名:ヤエウツギ、ツカサウツギ(サンゴジュサンゴジュ(珊瑚樹、学名:Viburnum odoratissimum)は、日本と東南アジア原産でレンプクソウ科の耐寒性常緑高木です。日本では関東以南に分布します。葉や枝に水分が多いです。初夏に房状に白花を咲かせます。秋に真っ赤な光沢のある美しい果実をたわわに実らせます。赤い果実が珊瑚のように見えることが花名の由来です。樹木は生垣や公園樹に使われます。また、、葉や枝に水分が多いことから防火樹とされシェフレラシェフレラ(Schefflera、学名:Schefflera arboricola)は、中国、台湾、豪州原産で、ウコギ科フカノキ属の半耐寒性常緑低木です。 観葉植物として良く用いられます。 葉は、8、9枚の小葉が集まった掌状複葉の形をしています。 小葉は緑色で、葉縁は全縁です。 小葉は丸味を帯びた長楕円形で、皮質の光沢があり、比較的厚く、葉は互生してつきます。花はめったに咲きませんが、稀に、円錐花ヤマウルシヤマウルシ(山漆、学名:Toxicodendron trichocarpum)は、日本、朝鮮半島〜中国原産で、ウルシ科ウルシ属の落葉低木です。 北海道~九州の日本全国の山地や丘陵に自生します。 雌雄異株です。小葉は丸みを帯びた明るい緑色で光沢はありません。葉や柄に毛が生えています。 春に、総状花序~円錐花序を伸ばし、雌花、雄花ともに黄緑色の5弁花を束生して咲かせます。花弁は外側に反り返ります。雌花山桜葉と花が同居 ヤマザクラ(山桜、学名:Cerasus jamasakura)は、日本原産でバラ科サクラ属の落葉高木「桜」の11種ある原種の一つです。別名で「葉桜」とも呼ばれます。 赤みがかった葉が出てから、花が咲きます。他の桜の品種は、花が咲いてから葉が出ます。 ソメイヨシノ以前の花見の対象 ヤマザクラ(山桜)は、日本原産でバラ科サクラ属の落葉高木「桜」の11種ある原種の一つです。別名で「葉桜」ヤチトリカブトヤチトリカブト(学名:Aconitum nipponicum ssp. nipponicum var. nipponicum)は、日本固有種でキンポウゲ科トリカブト属の多年草です。亜高山~高山の湿った草地に自生する鳥兜です。草丈は50~120cmで茎は直立します。葉は3深裂します。ミヤマトリカブトの変種です。花柄に付く毛が、ミヤマトリカブトの場合は様々な向きから全体を覆いますが、ヤチトリカブトの場ヤマアワヤマアワ(山粟、学名:Calamagrostis epigeios)は、北半球の温帯地域原産で、イネ科ノガリヤス属の多年生野草です。別名でイヌヤマアワ(犬山粟)とも呼ばれます。日本全国の湿地や草地など至る所に根付いています。夏に、細く硬い茎先から円錐花序を伸ばし、細長い小穂を多数付けます。 一般名:ヤマアワ(山粟)、学名:Calamagrostis epigeios、別名: イヌヤマアワ( アレカヤシアレカヤシ(Areca椰子、学名:Dypsis lutescens)は、マダガスカル、アフリカ原産で、ヤシ科ヤマドリヤシ属の常緑小高木です。原産地では熱帯雨林気候に自生します。別名で、ヤマドリヤシ(山鳥椰子)や、コガネタケヤシ(黄金竹椰子)、英名では、Golden cane palm、Areca palm、Yellow butterfly palmとも呼ばれます。 コガネタケヤシ(黄金竹椰子)といウマノチャヒキウマノチャヒキ(馬の茶挽、学名:Bromus tectorum)とは、ヨーロッパからの帰化植物で、イネ科スズメノチャヒキ属の一・二年草です。日本全国に逸散し、人の手が入らない空き地や荒地で繁殖しています。全草に軟毛があり、茎は中空で細く直立しますが、穂が重く垂れ下がります。初夏〜夏に、緑色の小花を咲かせますが、葉や茎色と同色で、しかも小さいため目立ちません。全体的に咲きはじめは緑色をしていますが、ヤマアジサイヤマアジサイ(山紫陽花、学名:Hydrangea serrata)とは、日本、東アジア、北南米原産でアジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木です。日本では、東北南部(福島)から四国、九州の沢沿いや湿った林床に自生します。沢で多く見られるので、サワアジサ(沢紫陽花)とも呼ばれます。 樹高は、1~2 mです。葉は緑色で薄く光沢が無く、葉の形は楕円形や長楕円形など様々、葉縁に鋸歯があり枝に対生に付きます。ヤマドリゼンマイヤマドリゼンマイ(山鳥薇、学名:Osmunda chinnamomea L.)は、中国、タイ、ベトナム、北米、南米や、日本の山野の湿地や湿原に自生するゼンマイ科の夏緑性・多年生シダ類です。 一回羽状複葉で先端が徐々に細くなっています。羽片は円筒形で全縁です。外側の緑色の葉は栄養葉、内側の茶褐色の葉は胞子葉と呼ばれます。ヤマドリゼンマイという名前はゼンマイ科の植物であること、褐色の細長い胞子葉をヤマ山紫陽花 ’大虹’山紫陽花 '大虹'(学名:Hydrangea serrata ‘Ooniji’ )は、愛知県で育成された虹系ヤマアジサイの代表品種です。 一重のガク咲きで、赤紫と青紫の複色で大輪を咲かせます。 一般名:山紫陽花 ”大虹”、学名:Hydrangea serrata ‘Ooniji’ 、種類:ヤマアジサイ、生産地:愛知県産、花色:紅色系複色で萼片の外側が赤紫色、中心部が青紫色、花の咲き方:一重ガク咲ヤマハハコヤマハハコ(山母子、、学名:Anaphalis margaritacea)は、日本、中国、北米原産で、キク科ヤマハハコ属の多年草です。北海道~本州中部以北の高山の草地に群生します。花は雌雄異株です、晩夏~秋に、茎先から散房花序を伸ばし、白花のように見える総苞片中央に、黄色花を咲かせます。葉は細長い披針形で、明瞭な葉脈が3本あります。葉は緑色ですが、毛が生えて白っぽく見えます。葉縁に鋸歯はなく全縁でマンリョウマンリョウ(万両、学名:Ardisia crenata)は日本、中国、朝鮮、インド原産でヤブコウジ属の耐寒性常緑小低木です。葉縁に鋸歯があり厚く光沢のある葉が、茎頂に互生に密集して付きます。初夏に葉の下から白い小花を多数下向きに咲かせます。花後につく球形の実は、12月頃から赤く熟しますが落下せず次の冬まで残るものもあります。用途は、庭木や、鉢植、漢方薬などで、正月の縁起物としても使われます。 一ヤクシマシャクナゲヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花、学名: Rhododendron yakushimanum)は、ツツジ科ツツジ属の常緑小高木で、屋久島に自生するシャクナゲ(石楠花、学名: Rhododendron hybrids)です。晩春から初夏に、散形花序にピンクの花を咲かせます。 一般名:ヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花)、学名: Rhododendron yakushimanum、分類名:植物界被子ヤマホタルブクロヤマホタルブクロ(山蛍袋、学名:Campanula punctata var. hondoensis )は日本固有変種で、キキョウ科ホタルブクロ属の耐寒性多年草です。ホタルブクロ(蛍袋、学名:Campanula punctata)の変種です。日本では東北から近畿までの本州の、山地や林縁に自生します。梅雨時から初夏に、赤紫色~淡紅色や、白花を咲かせます。花は放射相称、釣鐘型の合弁花で花の先端部が5つヤワタソウヤワタソウ(八幡草、学名:Peltoboykinia tellimoides)は日本原産でユキノシタ科ヤワタソウ属の多年草です。日本の東北から中部地方の山地から亜高山の谷筋に自生します。葉は大きな丸葉で、円形が7〜13浅裂した掌状をしており葉縁に低い鋸歯が有ります。春に丸葉から細長い花茎を出し先端から伸びた集散花序に薄黄の五弁花を咲かせます。 一般名:ヤワタソウ(八幡草)、学名:Peltob カラスノエンドウカラスノエンドウ(烏野豌豆、学名:Vicia sativa)は、地中海沿岸原産で、マメ科ソラマメ属の蔓性越年草の野草です。 春、蔓状の茎先に濃桃色の小花を咲かせます。葉腋に密腺があります。 葉形がヤハズ(矢筈)形をしているので、別名でヤハズエンドウ(矢筈豌豆)とも呼ばれます。 全草が無毒なので天婦羅などで食用となります。 同じマメ科の仲間に、ナンテンハギ(南天萩、学名:Vicia unijugaノニノニ(noni、学名:Morinda citrifolia L.)はインドネシア原産で、アカネ科ヤエヤマアオキの熱帯性常緑小高木です。日本では小笠原諸島と沖縄県に自生します。和名ではヤエヤマアオキ(八重山青木)と呼ばれます。海岸近くに生え、果実が中空なので軽く海流に乗って海外に広く拡散しています。頭状花序に白い漏斗状の小花を咲かせます。花は先端が5裂します。原産地では周年開花し、果実が成りますが、ヤドリギヤドリギ(寄生木、宿木、 学名:Viscum album L.)とは、欧州・西南アジア原産で、ビャクダン科ヤドリギ属の半寄生常緑潅木です。 別名でオウシュウヤドリギ(欧州宿木)、European mistletoe、Mistletoe、Common mistletoeと呼ばれます。 ポプラ(Poplar)などの落葉樹の幹に寄生根を食い込ませ水分と養分を吸収して成長します。 クリスマス飾り イギリヤエシダレザクラヤエシダレザクラ(八重枝桜垂、学名:Cerasus pendula)とは、日本と中国原産で、バラ科サクラ属の小高木サクラの内、八重咲きで枝垂れる桜の総称をいいます。ヤエシダレザクラという特定の品種の桜があるわけではありません。春、枝垂れた枝に八重咲きの花を咲かせます。本品種に八重咲きで花色が濃桃色のヤエベニシダレ(八重紅枝垂、Cerasus itosakura ‘Plena-rosea’ )がありジュウリョウジュウリョウ(十両、学名:Ardisia japonica)は、サクラソウ科ヤブコウジ属の耐寒性常緑広葉小低木です。藪中に自生する小さなマンリョウという感じの木です。葉が蜜柑(ミカン)=柑子(こうじ)の葉に似ていることから、別名で「ヤブコウジ(薮柑子)」と呼ばれます。根茎にはせきどめや湿疹の薬効があるとされ「紫金牛(しきんぎゅう)」という生薬とされます。花後の冬に成る小さい球形の可愛い赤い実が、1エビネエビネ(海老根、学名:Calanthe discolor)は日本原産でラン科エビネ属の多年草です。樹上ではなく、地面に生える野生のランです。北海道から沖縄の日本や、朝鮮半島、中国に分布します。草丈は20〜60cmで、大きな長楕円形の葉を数枚つけます。春、花茎から伸びた総状花序に小さな蘭形の花を多数つけます。花色は多種多様で、花は萼片、側花弁、唇弁から構成されます。周年咲きますが、春咲き品種が多く、ヤマブキヤマブキ(山吹、学名:Kerria japonica)は、日本と中国原産で、バラ科ヤマブキ属の落葉低木です。山間の湿った斜面に自生しますが、公園や庭などでも普通に見られます。日本の春は梅に始まり、山吹で終わると言われます。 ヤマブキは、晩春に、一重で花径3~5cmの鮮黄色いわゆる「山吹」色の五弁花を咲かせます。八重ヤマブキは実が成りませんが、一重のヤマブキは数年おきに、花後に結実し細長い果実を成らシダレヤナギシダレヤナギ(枝垂柳、学名:Salix babylonica)は、中国原産で、ヤナギ科ヤナギ属の落葉高木です。ヤナギ属の総称とされますが、一般にはシダレヤナギのことを指します。別名でイトヤナギ(糸柳)、英名ではWeeping Willowや、Babylon willowと呼ばれます。日本へは奈良時代に中国から伝来しました。全国の湿地に分布しています。しだれ柳は枝が垂れていので「柳」の字が使われます山紫陽花 'モダンタイムス'山紫陽花「モダンタイムス」(Hydrangea serrata 'Modern times'、学名:Hydrangea serrata cv. modern times) は、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「ヤマアジサイ(山紫陽花)」と’’ハイドランジア(Hydrangea、セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)’、学名:Hydrangea macrophylla f. hortensia)’ の交山紫陽花 '菊咲七段花'山紫陽花 菊咲七段花(キクザキシチダンカ、学名:Hydorangea serrata f. prolifera) とは、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「山紫陽花」(ヤマアジサイ)の一つです。 山紫陽花は、山地に自生する紫陽花で、額紫陽花を少し小さくして野趣に富んだ花を咲かせます。 葉は薄く光沢の無い楕円形で、枝に対生します。 菊咲七段花は、長い花茎の先端に花序を付けます。中央にある両性花 山紫陽花 '伊豆の華'山紫陽花 伊豆の華(イズノハナ、学名:Hydrangea serrata cv. Izunohana)は、静岡県伊東市八幡野で発見された山紫陽花です。山紫陽花は額紫陽花より樹高が低く花が小型です。本種の花の基本色は青で、細弁の八重の遅咲きです。山紫陽花にしては珍しく、両性花が蕾で落花せず、結実します。花色が変わるので花言葉は「移り気」、または小花が密に固まって咲くので「一家団欒」です。ヤエヤマヤシヤエヤマヤシ(八重山椰子、学名:Satakentia liukiuensis)は八重山諸島の固有種でヤエヤマヤシ属の常緑高木です。これだけで一属一種を構成します。石垣島と西表島の八重山諸島にだけ自生するヤシで、大きいものは25m以上になります。ユスラヤシに似ていますが幹が紫色っぽいです。葉は羽状複葉で100対近くの小葉から成り、葉長は5mに及びます。雌雄同株で1m程の穂状花序の上部に雄花を、下部パープルセージパープルセージ(Purple sage、学名:Salvia officinalis 'Purpurascens')は、地中海沿岸原産でシソ科サルビア属(アキギリ属)の耐寒性常緑小低木又は多年草ハーブ「コモンセージ(Common Sage)」の変種の一つです。葉色が緑がかっています。属名の”Salvia”はラテン語の「salvare(治癒する)」に由来します。種小名の ”officinalis”は「ヤブレガサヤブレガサ(破れ傘、学名:Syneilesis palmata)は、日本~朝鮮半島原産で、キク科ヤブレガサ属の多年草です。葉は大きな円形で、10個ほどに掌状深裂し、葉縁に荒鋸歯が有ります。夏~秋に、円錐花序を伸ばし、筒状花だけから成る頭花を咲かせます。 一般名:ヤブレガサ(破れ傘)、学名:Syneilesis palmata、生息分布:日本~朝鮮半島、生息分布:本州~四国、九州、環境:林内、エゾカワラナデシコエゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus var. superbus)は日本~ユーラシア大陸原産でナデシコ科ナデシコ属の多年草です。北海道~本州中部の山地に自生しています。花は茎頂に疎らにつきます。花色は淡紅色で芳香があります。離弁花で花被片の先が細かく裂けます。 カワラナデシコ(河原撫子、学名:Dianthus longicalyx、シノニム:Dianthus ヤエベニシダレザクラヤエベニシダレ(八重紅枝垂、学名:Cerasus itosakura ‘Plena-rosea’ )とは、日本、中国原産で、バラ科サクラ属の高木 「サクラ(桜、学名:Cerasus L.)」の一品種です。エドヒガン(江戸彼岸、学名:Cerasus itosakura f. ascendens)の栽培品種で、江戸時代から栽培されています。春、葉が開く前に、下向きに垂れた枝にたくさんの濃桃色の八重咲きヤグルマギク「矢車菊」は、学名の「セントレア(Centaurea)」でも呼ばれますが、中部国際空港の愛称「セントレア」とは語源が異なります。空港の愛称は、英語の「中部地方」を意味する「central(セントラル)」+「空港」を意味する「airport(エアポート)」の合成語で「セントレア(centr- air)」と付けられました。では、ヤグルマギクの「セントレア(Centaurea)」の語源は? ヤグルマギナナカマドナナカマド(七竃 、学名:sorbus commixta)は、日本、サハリン、朝鮮半島原産で、バラ科ナナカマド属の落葉高木です。 初夏に、 花柄から集散花序を伸ばし粟粒大の白い小花を多数咲かせます。樹木名はナナカマドの木を、カマド(竃)に7回くべても燃え残るほど材が堅いことに拠ります。 秋に鮮やかな紅葉と枝にたわわに実る球形の真赤な果実が美しいです。ナナカマドは花や果実がナンテン(南天、学名:Na山紫陽花 '肥後絞'山紫陽花 ’肥後絞’(ヤマアジサイ 'ひごしぼり'、学名:Hydrangea serrata ‘Higoshibori’ )とは、群馬県の園芸店が育成したヤマアジサイ(山紫陽花)の一品種です。小輪多花、薄青色地に白絞りが入ります。 一般名:山紫陽花 ”肥後絞”、学名:Hydrangea serrata ‘Higoshibori’ 、又学名:Hydrangea macrophylla subsp山紫陽花 '富士の滝'山紫陽花 ”富士の滝”(ヤマアジサイ 'フジノタキ'、学名:Hydrangea serrata ‘Fuji no taki’ )は、ヤマアジサイ(山紫陽花)の一品種です。 富士山系、小輪多花、八重咲、花弁は丸い。咲き始めは純白で、秋に赤く変色します。、開花期:6月~9月 一般名:山紫陽花 ”富士の滝”、 学名:Hydrangea serrata ‘Fuji no taki’’ 、又学名:Hydr ヤシオネ・ペレンニスヤシオネ・ペレンニス(Jasione perennis、学名:Jasione laevis)は、スイスアルプスやピレネー山脈などの 高山に自生するキキョウ科ヤシオネ属の高山性1・2年又は、多年草です。 これはスイスアルプスなどの高山では多年草でも、日本のような温暖多湿な環境におかれると 生育期間が異なるためです。30 cm程の草丈で、真直ぐ伸びる細長い茶赤色の茎には毛があります。 葉は基部でロゼッカワラナデシコカワラナデシコ(河原撫子、学名:Dianthus superbus "longicalycinus")は、日本原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草です。ナデシコと言えば本種を差します。 エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus L.)の変種です。 低山の日当たりの良い草原や河原に自生します。草丈は30~50 cmです。太くしっかりした花茎は、上部でスプレヤマジノホトトギスヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草、学名:Tricyrtis affinis )は、日本固有種で、ユリ科ホトトギス属の多年草です。北海道~本州、四国、九州の山野の林下に自生します。晩夏~秋に、上部の葉腋に1~3個の花を咲かせます。花冠は3枚の少し広めの外花被片と3枚の内花被片と、6個の雄蕊、1本のめしべで構成されます。花色は白で紫斑点が点在し、基部に黄色の斑点は無く、花被片は反り返りません。山路の杜ヘクソカズラヘクソカズラ(屁糞葛、学名:Paederia scandens)は、日本~東アジア原産で、アカネ科ヘクソカズラ属の蔓性多年草です。他の草木に蔓で絡まる雑草です。日本全国の日当たりの良い山野や荒地 に生い茂ります。蔓長は2~3 mに伸びます。葉は広卵形~披針形で葉縁は全縁で葉柄の根元に三角形の托葉があり対生して付きます。 7月~9月に鐘状花で先端が5深裂した白地で基部が紅色をした花径1 cm、花長1ベルガモットベルガモット(Bergamot、学名:Monarda didyma)とは、北米原産で、シソ科ヤグルマハッカ属の耐寒性多年草です。独特の芳香を持つ 丈夫で育てやすいハーブです。 夏に、茎先から頭状花序を伸ばし沢山の唇形をした小花を咲かせます。別名で、モナルダ・ディディマ(Monarda didyma)とも呼ばれます。アイスティで有名な紅茶の「アールグレー(Earl Grey)」のブレンドに、 「ベル山紫陽花 '舞子紫陽花’山紫陽花 '舞子紫陽花(ヤマアジサイ 'マイコアジサイ'、学名:Hydorangea serrata f. belladonna or, Hydrangea serrata ‘Maiko’)は、 アジサイ科アジサイ属の落葉低木「山紫陽花」の三重県原産の原種です。枝が細く、長楕円形の葉はやや薄く光沢が有りません。ヤマアジサイ(山紫陽花)の変種で、花序がほぼ装飾花のみで、両性花がないのは珍しい。花色はセクロピアセクロピア(学名:Cecropia peltata)は、ペルー原産で、イラクサ科セクロピア属の常緑高木です。熱帯雨林に自生する成長が早い植物です。伐採地では最初に生えるパイオニア植物です。ヤツデグワとも呼ばれます。大きな盾のような葉が束生します。 葉裏には繊毛があります。葉柄が長く20-50 cmあります。雄花花序は仏炎苞に包まれており、葯が成熟すると仏炎苞が開いて落ちます。雌花は対で成長しますヤエドクダミ花じゃないけど、花が綺麗⁉ ヤエドクダミ(八重どくだみ、学名:Houttuynia cordata var. plenu)とは、地下茎で繁殖するドクダミ科ドクダミ属のドクダミ(学名:Houttuynia cordata)の八重咲き品種です。ドクダミの仲間なので独特の臭気があります。 茎丈は15-50 cmで、地下茎の節から赤紫色の茎を出し、枝分かれして伸張し繁殖します。葉はハート型をしており互生ヤナギバグミヤナギバグミ(柳葉茱萸、学名:Elaeagnus angustifolia)は、中央アジア~東アジア原産で、グミ科の落葉小高木・果樹です。別名でホソバグミとも呼ばれます。樹高は1.5~7 mになります。中央アジアでは砂漠に生え、乾燥や寒さに強いです。枝に棘が有ります。葉は披針形で葉長5-10 cm、葉幅1 cmで葉縁は全縁で互生して付きます。葉色は、緑色地に銀白色の鱗片が生えるためシルバーがかってヤツデヤツデ(八手、学名:Fatsia japonica)は、日本原産でウコギ科ヤツデ属の耐寒性常緑低木です。秋から冬に、散形花序に白花をつけます。葉が掌のように深裂しているのが花名の由来です。花後の翌年5月に球形の果実が成り黒熟します。手入れの必要がなく、日陰・日向・大気汚染に強い植物です。ハエ(蝿)が嫌いな匂いを出すということで、ユーカリ(学名:Eucalyptus)や、オオセンナリ(大千成、学名: ヤマモミジヤマモミジ(山紅葉、学名:Acer palmatum var. Matsumurae)は、日本原産で、カエデ科カエデ属の「イロハモミジ(いろは紅葉、学名:Acer palmatum)」の亜種もしくは変種の落葉広葉高木です。日本では、北海道~中国地方の日本海側の多雪地に自生します。樹高は5~10mで樹皮は褐色で滑らかです。葉は緑色で、長さ5~10cmの掌状で7~9裂し葉縁に2重鋸歯があります。10月サザンカサザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)とは、日本固有種でツバキ科ツバキ属の常緑広葉中木です。開花期間が長く、10月~翌年4月まで咲き続けます。 ツバキ科ツバキ属なのでツバキ(椿、学名:Camellia japonica)ととてもよく似ています。見分け方は後述します。 日本では、本州山口県以南、四国、九州、沖縄の山地に自生します。他の花が咲かない冬季に咲く貴重な花です。 日本のツバキ・つばき・椿ツバキ(椿、学名:Camellia japonica)は、日本原産でツバキ科ツバキ属の常緑小高木です。江戸時代から栽培されている古典花です。 他に花が咲かなくなる12月から時期に精力的に咲き始め、冬の殺風景を明るく彩ってくれる冬を代表する花です。 樹高は5~10 mで、葉は倒卵形~楕円形、葉表は光沢のある深緑色、葉裏は薄緑色で光沢はありません。花序は単項花序です。 花径は3~15cm程で、13cmオトギリソウオトギリソウ(弟切草、学名:Hypericum erectum)は、日本、朝鮮半島、中国大陸原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年生草本です。日本全国の道端、低地、畦に自生します。草丈は20~60cmです。葉は長楕円形~倒卵形で葉縁は全縁で、対生します。葉には葉柄が無く、表面に黒点があります。夏~初秋に、花茎先端から集散花序を伸ばし黄色い5弁の一日花を数個咲かせます。花径は2cmで、花弁にも黒カラコギカエデカラコギカエデ(鹿子木楓、学名:Acer ginnala var. aidzuense)は、日本、中国、朝鮮半島原産で、ムクロジ科カエデ属のカエデです。低山の湿地(ヤチ)に自生します。 葉はカエデか科特有の掌状ではなく、卵状楕円形をしています。 晩春~夏に、枝から円錐花序を伸ばし両性花と雄花が混ざった小さな淡黄緑色の小花を咲かせます。 花後に成る果実はピンク ~赤いプロペラ型をしています。葉は秋にヤブニッケイヤブニッケイ(藪肉桂、学名: Cinnamomum yabunikkei)は、日本、韓国、台湾、中国東部原産で、クスノキ科クスノキ属の常緑小高木です。日本では、中部以南の山地に自生します。初夏に、集散花序を伸ばし薄黄緑色の小花を咲かせます。 一般名:ヤブニッケイ(藪肉桂)、学名: Cinnamomum yabunikkei(キンナモムム ヤポニクム)、又名:マツラニッケイ(松浦肉桂)、ウスバ藪椿藪椿(ヤブツバキ、学名:Camellia japonica L.)は、日本、台湾、朝鮮半島原産で、ツバキ科ツバキ属の常緑高木です。単に、椿と言えば本種を指します。原種は紅色の五弁花で、冬〜春(12月〜4月)に開花します。葉は単葉で、明緑色、厚く大きく光沢があり、葉縁に鋸歯はなく、枝に互生して付きます。メジロやヒヨドリが蜜を吸い花粉を運ぶ鳥媒花です。藪椿の赤い花の花言葉は「わが運命は君の手の中にありミヤマガラシミヤマガラシ(深山辛子、学名:Barbarea orthoceras)は、日本原産で、アブラナ科ヤマガラシ属の多年草の高山植物です。山地から高山の湿った礫地に自生します。クレソンの仲間です。草丈は30〜50cmで、緑色の葉は頂部が丸い長楕円形の羽状複葉で、茎葉は茎を抱きます。夏に花茎先に総状花序を伸ばし、黄色い小さな4弁花を数10個咲かせます。花後に成る果実は角果で、3cm程の棒状となります。 オンファロデス・リニフォリアオンファロデス・リニフォリア(学名:Omphalodes linifolia)は、南西ヨーロッパ原産で、ムラサキ科オンファロデス属の一年草です。同科のワスレナグサ(忘れな草、勿忘草、学名:Myosotis scorpioide) を小さくしたような花を咲かせます。 一般名:オンファロデス・リニフォリア、学名:Omphalodes linifolia、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類ムラヤマツツジヤマツツジ(山躑躅、学名:Rhododendron kaempferi)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の半落葉広葉低木です。日本の北海道~九州の低山の草原等に自生しています。樹高100~500 cmです。葉は楕円形、葉縁に鋸歯あり、互生して付きます。4月~6月に、総状花序を伸ばし、先端から漏斗状で先端5中裂した橙色を帯びた赤い花を咲かせます。雌蕊は1本、雄蕊は5本です。 オオヤマツツジ(大山躑躅 山紫陽花 'つる姫'山紫陽花 ’ツルヒメ’(ヤマアジサイ 'つる姫'、学名:Hydrangea macrophylla subsp. serrata ’Tsuruhime’)とは、大分県原産でヤマアジサイ(山紫陽花)の一品種です。 樹高は50~100 cmです、 小輪多花、赤紫色地に白絞りが入ります。 一般名:山紫陽花 ’ツルヒメ’(ヤマアジサイ 'つる姫’、’鶴姫’')、 学名:Hydrangea serra山紫陽花 '静香'山紫陽花 '静香'(学名:Hydrangea serrata ’Shizuka’)は、ヤマアジサイ(山紫陽花)の一原種です。小輪多花、一重額咲き。 咲き始めは薄黄色で、時間が経つと共に白色に変化します。 一般名:山紫陽花 '静香'、学名:Hydrangea serrata 'Shizuka’ 、又学名:Hydrangea macrophylla subsp. serrata ’Shizuka’’山紫陽花 '楊貴妃'山紫陽花 '楊貴妃'(学名:Hydrangea serrata 'Youkihi'、又学名:Hydrangea macrophylla subsp. serrata ’Youkihi’)は、ヤマアジサイ(山紫陽花)の原種一つです。小輪多花、一重の額咲き。熊本県原産の山紫陽花です。花色が複色になる「虹色系」で、花色は土壌により変化します。濃赤紫色などになります。 一般名:山紫陽花 '楊貴妃'、ヤナギハナガサヤナギハナガサ(柳花笠、学名:Verbena bonariensis)は、南米原産で、クマツヅラ科の多年草の帰化植物です。サンジャクバーベナ(三尺バーベナ)とも呼ばれます。細長い茎がよく分枝して、その先に小さなピンクの5弁花を集合させて咲かせます。花名は集合花が花笠のように見えることと、葉が柳のように細いことから名付けられました。 クマツヅラ属の花には、バーベナ(Verbena、学名:Verbeヤナギタンポポヤナギタンポポ(柳蒲公英 、学名:Hieracium umbellatum)は、北半球原産で、キク科ヤナギタンポポ属の多年草です。日本では、北海道~本州、四国の山地の湿地に自生します。夏に、細長い花茎の先端に黄色い小花を数個咲かせます。 花名の由来 葉は長楕円状披針形で先端が細くなっており柳の葉に似ることから、花名の一部にヤナギ(柳、学名:Salix babylonica)と付きます。 ヤナギサワグルミサワグルミ(沢胡桃、学名:Pterocarya rhoifolia)は、日本と中国原産で、クルミ科サワグルミ属属の落葉高木です。北海道〜九州の日本全国の山地の谷筋に生息します。大木となり、幹が直線で樹形が端整で美しい。樹皮は暗灰色で、やや深い裂け目があり、樹齢を経るにつれて剥落します。葉柄は無く、葉は奇数羽状複葉で互生に付き、葉縁には細かい鋸歯が有ります。 雌雄同株、雌雄異花で、4〜6月に薄黄緑色ガウラガウラ(Gaura、学名:Gaura lindheimeri)は、北米原産で、アカバナ科ガウラ属の耐寒性多年草です。地下ある根茎から茎を出し多数に分枝します。 草丈は50-150cmで、葉は鉾形~狭披針形で毛があり、葉縁に鋸歯があります。 5月〜11月に、穂状花序に、白または薄桃色の、花径2〜3cmの小さな4弁花を咲かせます。長い雄蕊が目立ちます。 白花品種は、白い蝶が飛んでいるような姿からハクチヤブデマリ ヤブデマリ(藪手鞠、学名:Viburnum plicatum var. tomentosum)は、日本、朝鮮半島、中国原産でレンプクソウ科ガマズミ属の落葉広葉小低木です。日本では本州〜九州の山野の樹林内や、低地の雑木林に自生します。樹高は2〜6mで、樹皮は灰褐色~灰黒色をしています。葉は長楕円形で先端は鋭利、平行な葉脈があり、葉縁は全縁で、対生に付きます。 ヤブデマリの特徴 ヤブデマリは枝を水平ヤマユリヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)とは、日本原産でユリ科ユリ属の球根植物です。近畿地方以北の山地の林縁に自生します。 草丈は1~1.5 m程になります。葉は緑色の披針形、長さ10~15cm、全縁、互生して付きます。夏に、芳香のある6枚の花被片を持った美しい大輪花を咲かせます。花弁は白地で、中央に放射状の黄金色の帯が入り、小さな鮮橙色班が散在します。1株に最大20輪の花を咲かせまモリアザミモリアザミ(森薊、学名:Cirsium dipsacolepis)は日本固有種で、キク科アザミ属の多年草です。岩手以南の本州、四国、九州の山地や草原に自生します。草丈1m以下で秋に赤紫色の頭花を咲かせます。根はヤマゴボウという名で味噌漬けにして食べられます。 アザミの種類には、ノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)、セイヨウオニアザミ(西洋鬼薊、学名:Cirsium vu ジネンジョジネンジョ(自然生、自然薯、学名:Dioscorea japonica)は、日本原産で、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の蔓性落葉多年草です。別名でヤマノイモ(山芋)、英名で「Japanese mountain yam」や、「yamaimo」と呼ばれます。日本では、本州~九州の山地に自生します。ジネンジョ(ヤマノイモ)は、中国原産のナガイモ(長芋)とは異なり、日本の山野に自生し、古来から滋養強壮食とされ山メハジキメハジキ(目弾き、学名:Leonurus japonicus)は、東アジア、東南アジア、アフリカ原産で、シソ科メハジキ属の越年草です。日本では北海道、本州、四国、九州、沖縄の道端や荒れ地、野原などに自生します。根生葉から長い四角い茎を伸ばしその間から細長い葉を外に飛び出させます。夏に葉腋付け根から輪散花序を出してピンク(淡赤紫色)で唇形花を8輪~15輪咲かせます。 全草及び種子は乾燥させて婦人薬やヤマブキソウヤマブキソウ(山吹草、学名:Hylomecon japonica)は、日本、中国原産で、ケシ科ヤマブキソウ属の多年草です。本州~四国、九州の山野の落葉樹林内に群生します。葉には根出葉と茎葉があります。根出葉は奇数羽状複、茎葉は3出複葉です。 春~初夏に茎の上部の葉腋から2~3個の4弁花を咲かせます。葉茎を傷つけると橙色の樹液を出します。有毒ですが薬になります。 和名は、科が違いますが、花がヤマブキヤマオダマキヤマオダマキ(山苧環、学名:Aquilegia buergeriana)は、日本原産で、キンポウゲ科オダマキ属の耐寒性多年草です。北海道~本州、四国、九州の山の礫地や草地に自生します。夏に2回3出複葉の根生葉の間から細長い花茎を出し、紫褐色の萼片の中に黄色五弁花を下向きに咲かせます。萼と花が散った跡に、雌蕊が上を向き種子を付けます。 一般名:ヤマオダマキ(山苧環)、学名:Aquilegia マユミマユミ(眞弓、檀、学名:Euonymus hamiltonianus)は、日本や中国の山に自生するニシキギ科ニシキギ属の耐寒性落葉低木です。初夏に薄緑色の四弁花を咲かせ、秋に赤い沢山の果実と種子、紅葉が楽しめます。果実はさくらんぼのように枝からぶら下がり、角張って4隅が切れています。果皮は熟すと4つに割れ、中から真っ赤な種子が出現します。 庭木や、弓、印鑑、櫛等の加工材、新芽は山菜として食用となりヤマナシヤマナシ(山梨、学名:Pyrus pyrifolia var. pyrifolia)は、中国原産で、バラ科ナシ属の落葉広葉高木です。日本に渡来した後、野生化したとされます。日本では、本州、四国、九州に自生します。樹高は5~15 mです。葉の長さは6~12 cm、葉幅は4~6 cmの卵形で葉縁に鋸歯があり互生して付きます。4~5月に散房花序を伸ばし、直径2.5~5 cmの白い5花弁花を咲かせます。雄ツルハナナスツルハナナス(蔓花茄子、学名:Solanum laxum)とは、ブラジル原産で、ナス科ナス属の半耐寒性蔓性常緑低木です。夏に、清涼感溢れるやや小さい白や紫色の花を柵などに絡みつけるように咲かせます。星形の花形で、花色は時間の経過とともに、薄紫から白に変化します。蔓丈は2mにもなります。小さい葉には艶があり楕円形をしています。ナス科ですが、トゲはありません。花はルリマツリ(瑠璃茉莉)と似ていますが、セイヨウノコギリソウセイヨウノコギリソウ(西洋鋸草、学名:Achillea millefolium)とは、ヨーロッパや西アジア原産で、キク科アキレア属の耐寒性多年草の帰化植物です。 別名で、アキレア(Achillea)や、コモンヤロウ(Common yarrow)と呼ばれます。 葉は緑色で細くギザギザしています。 葉は、潰して切り傷に当てると痛み止めや止血効果があります。若葉はサラダや茹でて食べられます。 初夏~ 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