イの花 ポスト 日本語の花名の頭文字が"イ"で始まる花を集めました。"イ"から始まらないものでも、別名が"イ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。アカモノアカモノ(赤物、学名:Gaultheria adenothrix)は日本原産で、ツツジ科シラタマノキ属アカモノ種の常緑小低木です。萼や枝に鮮赤色の腺毛が密集して生えます。夏に、葉より先に、総状花序を伸ばし鮮赤色の萼にスズラン(鈴蘭)に似た釣鐘形の白或いは薄桃色の小花を咲かせます。花冠先端は浅く五裂します。花後に出る葉は皮質で小さな卵形で互生して付きます。葉縁に鋸歯があり、その先端に長毛が生えます。インパチェンスインパチェンス(Impatiens、学名:Impatiens walleriana) は、アフリカ原産で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の非耐寒性一年草です。初夏から秋まで、パステルカラーの花を咲かせます。日当たりが悪い場所でも開花する優れもので、手入れが簡単かつ丈夫で長持ちします。花名の Impatiens は、im(否定) + patiens(忍耐強い)で耐えられないという意味です。花言葉の「私イエローケープハニーサックルカペンシス、テコマリア・カペンシス・オーレア(Tecomaria capensis 'Aurea')、ゴールデンイエローケープハニーサックル(Golden Yellow Cape Honeysuckle)、オーレアケープハニーサックル(Aurea Cape Honeysuckle)とも呼ばれます。 イエロー・ケープ・ハニーサックル(学名:Tecomaria capensis "Aurea")イカリソウイカリソウ(錨草、学名:Epimedium grandiflorum)は日本原産でメギ科イカリソウ属の落葉多年草です。東北地方南部以南〜四国の山地に自生します。花名は、距のある花形が舟の碇に例えられたことに拠ります。葉は2回3出複葉で、卵形の小葉は先端が尖ります。春に、花茎から総状花序を伸ばし赤紫色の距のある4弁花を咲かせます。イカリソウとバイカイカリソウの自然交雑種にヒメイカリソウ(姫碇草)があサンタンカサンタンカ(山丹花、学名:Ixora chinensis)とは、中国南部〜マレーシア原産で、アカネ科サンタンカ属の熱帯性常緑低木です。 別名で、サンダンカ(三段花)や、Chinese ixora(チャイニーズ・イクソラ)、イクソラ・キネンシス、イクソラ・シネンシス(Ixora chinensis)と呼ばれます。 樹高は50~100 cmです。 葉柄のある葉は、長さ5~12 cm、幅2~5 cmのイクソラ・ダッフィーイクソラ・ダッフィー(学名:Ixora duffii)は、スマトラ島原産で、アカネ科サンタンカ属の熱帯性常緑低木です。葉は大きく幅広で艶があり丸みを帯びています。散房花序に十字形の小花が多数集合して半球状に咲きます。サンタンカの仲間で、イクソラ・コッキネア(学名:Ixora coccinea)より大きな鮮紅色の花を咲かせます。花言葉は、「謹厳」。 サンタンカ属の花 サンタンカと言っても種類が多くイセハナビイセハナビ(伊勢花火、学名:Strobilanthes japonicus)は東南アジア原産で、キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草です。夏から秋に、薄赤紫色の唇形の花を咲かせます。日本へは観賞用として中国を経由して伝来したものが野生化しました。葉は長楕円形で対生につきます。花弁の先は5深裂します。 一般名:イセハナビ(伊勢花火)、学名:Strobilanthes japonicus、別名:Gイソトマイソトマ (Isotoma、学名:Isotoma axillaris)とはオーストラリア原産で、キキョウ科イソトマ属の常緑宿根草です。春から秋までの長期間、星型の花を咲き続けます。特に夏の暑い盛りに青紫色や白色の涼しげな花を咲かせるので貴重です。横に広がる性質からハンギングバスケットなどに使われます。葉や茎から出る白い液体はアルカロイドで有毒です。属名の Isotoma は isos(等しい)+tイソテンツキイソテンツキ(磯点突、学名:Fimbristylis pacifica)は海岸の岩場に自生するカヤツリグサ科テンツキ属の多年草です。針のように細長い葉を持ち、花茎先端につく小さな花には花弁が無く、鱗片が重なってできた褐色の小穂をなります。同属のヤマイや、同科異属(ハリイ属)のハリイに似ていますが、生息域が異なります。なお、イソヤマテンツキ(磯山点突、学名:Fimbristylis ferrugin イチハツイチハツ(一初、学名:Iris tectorum)は、中国〜ミャンマー原産で、アヤメ科の耐寒性・耐暑性多年草です。別名で、コヤスグサ(子安)や、スイラン(水蘭)、蕊の花柱が鳶の尾のように見えることから「トビオクサ(鳶尾草)」、英名では、Roof iris、Crested irisと呼ばれます。日本へは江戸時代に中国より渡来したアヤメの仲間です。 菖蒲田に植えられ5月頃に最盛期を迎えます。アヤメ(文イヌガヤイヌガヤ(犬榧、学名:Cephalotaxus harringtonia)は、イチイ科イヌガヤ属の常緑小高木です。雌雄異株の裸子植物です。春、地味な花を咲かせます。雄花は球状で、肌色をしており、葉裏にびっしり付きます。雌花は卵形で薄緑色をしており、疎らに付きます。葉は互生し、鋸歯は無く、線形で、葉同士が揃って密に小枝に付きます。葉先は柔らかい。果実は薄桃色で完熟すると茶褐色になりますが不味いです。イヌタデイヌタデ(犬蓼、学名:Persicaria longiseta)は、世界中の原野や路傍、水辺に生えているタデ科イヌタデ属の一年草の雑草です。タデは、タデ科の総称としても使われます。 花や蕾が紫桃色で赤飯のように見えることからアカマンマとも呼ばれます。実際には、花のように見えるものは萼片であり花(花冠)はありません。 そのため、イヌタデは単花被花(monochlamydeous flower)に分類イヌヤマモモソウイヌヤマモモソウ(犬山桃草、学名:Gaura parviflora Dougl)は北米原産でフトモモ属アカバナ科の多年生草本です。北米からの帰化植物でガウラの一種です。夏、花茎先端から複穂状花序を出し白~淡紅色の小さな4弁花を咲かせます。萼片はすぐ脱落します。ガウラのことを別名でヤマモモソウ(山桃草)と言いますが、犬山桃草は接頭詞にイヌ(犬)と付くように本来のものと比べあまり価値の無いものとされ、イベリスイベリス(Iberis、学名:Iberis spp.)は、スペイン~ギリシャ原産でアブラナ科イベリス属の半耐寒性一年草または多年草です。小花が多数集りこんもりと半球状に咲かせます。花名は、スペインのイベリア半島に自生していることから付けられました。英名では、花の咲いている様子が砂糖菓子に似ていることから、キャンディタフト(Candytuft)と呼ばれます。中国名では花が太陽の方向を向いて曲がるのでイリシウム・ランセオラツムイリシウム・ランセオラツム(Ilicium lanceolatum)は中国原産でシキミ科イリシウム属の常緑低木です。晩春に濃紅色の小花を咲かせます。葉に光沢があり、アニス香があります。同属にシキミ(樒、学名:Ilicium religiosum)があります。 一般名:イリシウム・ランセオラツム(Ilicium lanceolatum)、学名:Ilicium lanceolatum(イリシウムイワシャジンイワシャジン(岩沙参、学名:Adenophora takedae)とは、日本原産でキキョウ科ツリガネニンジン属の落葉多年性です。本州の関東から中部地方の山地の岩場に自生する山野草です。別名でイワツリガネ(岩釣鐘草)、学名からAdenophora takedae(アデノフォラ・タケダエ)とも呼ばれます。草丈30〜70cmで根茎は太いですが茎や葉は細いです。根生葉は栄養葉で卵形で互生に付きます。茎に付インコ・アナナスインコ・アナナス(学名:Vriesea carinata)は、ブラジル原産で、パイナップル科インコアナナス属の常緑多年草です。赤と黄の萼の対比が美しい花苞を鑑賞します。苞の間から咲く小さな黄色いものが本当の花です。葉は薄緑色で薄く柔らかいです。花名は花苞の色使いが鳥のインコと似ていることから名付けられました。 一般名:インコアナナス(無理やり書けば、鸚哥Ananas)、学名:Vriesea キバナハナニラキバナハナニラ(黄花花韮、学名:Ipheion sellowianum)は、ウルグアイなどの南米原産で、ヒガンバナ科 ハナニラ属の球根性多年草です。葉は韮のような線形です。葉や鱗茎は葱臭がします。春、葉の間から、細い花茎を伸ばし先端に黄色い花を咲かせます。花は基部が漏斗状で先端は星状に開きます。クロッカス(Crocus)の黄花と似ているので、英名で、false yellow crocus と呼ばれキランソウキランソウ(綺欄草、学名:Ajuga decumbens)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、シソ科アジュガ属の這性・耐寒性の常緑多年草の野草です。本州、四国、九州の道端にへばり付くように自生します。草丈は10〜30cmです。葉はロゼット状の根生葉で地面を這うように生えます。葉には光沢があり、深緑色の倒披針形で葉縁に波状の鋸歯があり対生します。 春に、葉の付け根に花径1cm以下の小さな紫色の花を数個咲 タブノキタブノキ(椨の木、学名:Machilus thunbergii)は、中国、韓国、台湾、日本原産で、クスノキ科タブノキ属の常緑高木又は灌木です。別名で「イヌグス(犬楠)」とも呼ばれます。 春に黄緑色の花を咲かせ、花後に赤い花茎先端に緑色の小さな球形の果実が成ります。葉は革質で光沢があり互生して付きます。材は家具や建築などに使われます。灰褐色の樹皮は黄八丈など黄色の染料として使われます。枝葉を乾燥・製ナガバヤブマオナガバヤブマオ(長葉藪芋麻、学名:Boehmeria sieboldiana)は、日本原産で、イラクサ科カラムシ属の多年草の野草です。別名で「イヌヤブマオ」や,「 タイワントリアシ」とも呼ばれます。 日本の本州山形県以西〜沖縄県の山地で木陰に自生します。草丈が高く、枝を長く伸ばします。秋、キブシ(木節)に似た緑色の紐状の花を房状に垂らします。 一般名:ナガバヤブマオ(長葉藪芋麻)、学名:Bニラ寒い日には、モツ・ニラ煮込み鍋で温まりましょう。 ニラ(韮、学名:Allium tuberosum)とは、中国原産で、ヒガンバナ科ネギ属の多年草です。英名では、「Garlic chives」と呼ばれます。特有の味と香りを楽しむ野菜です。 草丈は40 cm程です。鱗茎から束生して長く伸びた緑色の葉は線形で平べったい緑黄色野菜で食用となります。 8月〜10月に、半球形の球根から、細長い花茎を出し先ノブドウノブドウ(野葡萄、学名:Ampelopsis glandulosa var. heterophylla )はブドウ科の蔓性落葉低木です。 別名で、「イヌブドウ」や、「カラスブドウ」とも呼ばれます。 蔓を巻きつけながら成長します。 花は小さな薄黄緑色の五弁花で、1本の雌蕊と5本の雄蕊から構成されます。 果実は小球状で成熟の過程で色が、紫、赤、空色などと様々に変化します。 夏に咲く花より、秋のヤマトリカブトヤマトリカブト(学名:Aconitum japonicum)とは、キンポウゲ科の多年草「トリカブト(鳥兜、学名:Aconitum L. )」の変種で、山に生えるトリカブトです。 関東〜中部の山の湿地に自生します。 茎は湾曲し、葉は掌状で3〜5深裂しています。 烏帽子に似た紫色の花のようなものは萼片で、花は隠れて見えません。 全草が猛毒で知られ、花粉にも毒があります。 一般名:ヤマトリカブト(ヨルガオヨルガオ(夜顔、Yorugao、学名:Ipomoea alba)とは、熱帯アメリカ原産で、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性多年生植物です。 別名で、tropical white morning-glory、イポメア アルバ(Ipomoea alba)とも呼ばれます。 草丈は5-30 cmです。葉はやじり形で、全縁、互生して付きます。 7月~10月の夕方から翌朝まで咲く一日花です。花形は、直径5-15cスカシユリスカシユリ(透百合 、学名:Lilium maculatum)は、日本原産で、ユリ科ユリ属の多年草です。イワユリ(岩百合)とも呼ばれます。 夏に、塩分を含んだ強風の吹く過酷な自然環境にある海岸の岩場や砂地に、鮮橙色地に赤褐色の斑を散らした六弁花(実際は三弁花と三萼片)を上向きに咲かせます。 日本名は、花弁の根元が細くなって隙間ができることに由来します。 スカシユリの仲間には、エゾスカシユリ(蝦キンシウリ果肉を茹でて糸状になったものを野菜として食べます。 キンシウリ(金糸瓜、学名:Cucurbita pepo)とは、アメリカ大陸原産で、ウリ科カボチャ属の耐寒性・蔓性一年草の品種名です。 別名で、イトウリ(糸瓜)や、イトカボチャ(糸南瓜)、ソウメンウリ(素麺瓜)、ソウメンカボチャ(素麺南瓜)、Spaghetti squashとも呼ばれます。 素麺というよりは、色的に冷やし中華に似ています。 蔓は長イチビイチビ(莔麻、学名:Abutilon theophrasti)は、インド原産で、アオイ科イチビ属の一年草または低木状の草本です。畑や路傍、荒れ地に自生する帰化植物です。夏に頂生または小さな集散花序に黄色い鐘形の花を咲かせます。花弁は5枚で基部が合着します。昔は茎皮を織物に利用していましたが今では使われていません。 一般名:イチビ(莔麻)、学名:Abutilon theophrasti、分類名イイギリイイギリ(飯桐、学名:Idesia polycarpa)とは、日本、朝鮮半島、中国、台湾原産で、ヤナギ科イイギリ属の落葉高木です。 1属でイイギリ属を成します。 春〜初夏に、黄緑色の花(実際は萼)を咲かせます。花弁は無く、5枚の黄緑色の萼片が花弁のように見えます。秋に枝一杯にたわわな赤い房状の果実を成らせます。葉が落ちた後の赤い果実はフラワーアレンジメントの素材とされます。 花名の由来 花名は、 ウパスノキウパスノキ(upasの木、学名:Antiaris toxicaria)はインド東部からマレーシアなどの東南アジアに分布するクワ科ウパス属の常緑高木です。樹高が50mを超える巨木もあり、樹径は40cm、樹皮は灰色です。緑色の長楕円形の葉には葉柄があり互生してつきます。株は雌雄同株で、花は雌雄異花です。雄花は花枝先端に板状に多数集合して付き、雌花は短い花柄に1個ずつ付きます。花後に成る果実は液果で濃紅シキミシキミ(樒、学名:Ilicium anisatum)は、日本原産で、シキミ科シキミ属の常緑小高木です。本州中部~九州の山野に自生します。 樹高は10 m程です。葉は緑色で丸味を帯び長く厚肉で光沢があり、葉縁は全縁で、互生して付きます。 春に、葉腋から半透明で薄黄色い小さな細長い16~24枚の花弁をヒラヒラ覗かせます。花は薄黄色の他、白花品種もあります。 仏事に欠かせない樹木で、寺や墓地の庭木としてヒメイワダレソウヒメイワダレソウ(姫岩垂草、学名:Phyla nodiflora var. minor)は、南アメリカ原産で、クマツヅラ科イワダレソウ属の這性多年草の帰化植物です。 夏に、同科のランタナ(Lantana)に似た薄桃色の花を咲かせます。 花は小花が球のように集合して咲きます。日本には昭和初年に渡来しました。地面に這い蹲るように茎を出すので、グランドカバーに用いられます。 同属には、苞が赤茶色で花序がサラカ・タイピンゲンシスサラカ・タイピンゲンシス(学名:Saraca thaipingensis)は、マレー半島やタイ原産で、マメ科サラカ属の非耐寒性常緑高木です。 ムユウジュ(無憂樹)の近縁種です。 1月~4月に枝から伸びた円錐状の散房花序に小さな黄色い小花(じつは、萼片)を密集させて手毬のように咲かせます。 薄紫色をした新しい葉が枝先に長く垂れ下がります。 一般名:サラカ・タイピンゲンシス(Saraca thaipイブキジャコウソウイブキジャコウソウ(伊吹麝香草、学名:Thymus quinquecostatus)とは、日本やヒマラヤ原産でシソ科イブキジャコウソウ属の這性常緑小低木です。日本唯一のタイムです。北海道から九州で、低地から高山の日当たりが良い岩礫地に自生します。 草と思うほど樹高が低く、地面を覆うように紅色で唇形の小花を咲かせます。 タイム(イブキジャコウソウ属)の仲間 タイム(イブキジャコウソウ属)の仲間にはコリダリス・ルテアコリダリス・ルテア(学名:Corydalis lutea)はヨーロッパアルプス原産で、ケシ科キケマン属の非球根の常緑多年草です。春から秋に、総状花序を伸ばし黄色い筒状花を咲かせます。 一般名:コリダリス・ルテア、学名:Corydalis lutea、又名:Fumitory、Yellow corydalis、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目ケシ科キケマン属、原産地:ヨーロッパアルプスリシリシノブリシリシノブ(利尻忍、学名:Cryptogramma crispa)は、北海道等の高山に自生するホウライシダ科リシリシノブ属の落葉シダで、冬に地上部分が枯れる夏緑性のシダです。葉は栄養葉と胞子葉(実葉)の2種類が出ます。環境省カテゴリ: 準絶滅危惧(NT)に指定されています。 一般名:リシリシノブ(利尻忍)、学名:Cryptogramma crispa、別名:イワシノブ、原産地:日本の北海道~本ストローブマツストローブマツ(strobus松、学名:Pinus strobus )とは、北アメリカ北東部原産で、マツ科マツ属の大型の常緑高木針葉樹です。木材用のマツで材色が白いので、英名ではホワイト・パイン(white pine)と呼ばれます。五針葉マツの一つで針葉5枚が根元で合体し束生します。成長は遅く成木になるのに200年以上もかかり、曲げやすい材なので盆栽でよく使われます。 一般名:ストローブマツハイビャクシンハイビャクシン(這柏槇、学名:Juniperus procumbens)は日本原産で、ヒノキ科ビャクシン属の匍匐性針状低木です。分類上はイブキの変種とされます。幹や枝葉が地面を這うように横に伸びて密に茂るのでグランドカバーに用いられます。フイリハイビャクシンは葉に白っぽい模様が入ります。 一般名:ハイビャクシン(這柏槇)、学名:Juniperus procumbens、シノニム:Junipeヤマアワヤマアワ(山粟、学名:Calamagrostis epigeios)は、北半球の温帯地域原産で、イネ科ノガリヤス属の多年生野草です。別名でイヌヤマアワ(犬山粟)とも呼ばれます。日本全国の湿地や草地など至る所に根付いています。夏に、細く硬い茎先から円錐花序を伸ばし、細長い小穂を多数付けます。 一般名:ヤマアワ(山粟)、学名:Calamagrostis epigeios、別名: イヌヤマアワ( イブキシンパクイブキシンパク(学名:Juniperus chinensis var. sargentii)とはヒノキ科ビャクシン属イブキ種の変種です。 常緑針葉低木で、高山の岩場や海岸などの急峻な場所に自生します。幹は地を這い、枝は斜上して伸びます。 樹皮は赤褐色で縦裂し薄く剥がれます。幹には凹凸があり、側枝は円錐状に捩じれて伸びます。 葉は鱗片状で十字対生して付き、葉裏にx状の白い気孔があります。 雌雄異株アサツキアサツキ(学名:Allium schoenoprasum var. foliosum)は、ユーラシア、ヨーロッパ原産で、ヒガンバナ科ネギ属の球根植物「チャイブ(Chives)」の変種です。5月~6月に、細い茎先に球形の花を咲かせます。開花後の夏と冬季に地上部は枯れますが、死んだ訳ではなく、また芽を出します。地上の葉と花、地下の鱗茎は、鑑賞用やドライフラワー、リース、料理に使われます。 一般名:アヨウシュヤマゴボウヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡、学名:Phytolacca americana)は、北米から帰化したヤマゴボウ科の大型の耐寒性多年草です。枝は赤く、羽毛が生えています。葉は緑色で長楕円形です。梅雨から夏に、花茎から伸びた総状花序に白花(のようなもの)を咲かせます。実際には花弁は無く、5弁花のような5枚の萼花弁があります。花後に、垂下した濃赤紫色の果実が成り、果実から真紅の染料が採れるので、米国では比翼檜葉ヒヨクヒバ(比翼檜葉学名:Chamaecyparis pisifera var. filifera)はヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉高木「サワラ」の園芸品種です。小枝は細長く糸状に垂れ下がります。葉は十字対生に付き、鱗片状で葉先が尖り、外向きに反り返り、葉裏にX字形の気孔帯があります。春に枝先に付ける 雄花は褐色の小さな楕円状で、 雌花は淡褐色の小さな松笠状です。 一般名:ヒヨクヒバ(比翼檜葉イエローサルタンイエローサルタン(Yellow Sultan、学名:Amberboa moschata)は、南西アジア原産でキク科ニオイヤグルマギク属の半耐寒性一年草です。春、長い花茎を出し茎先に一輪の頭状花を咲かせます。花は鮮黄色で芳香があります。スイートサルタン(Sweet Sultan、学名:Amberboa moschata)は、薄黄や桃、紫などパステルカラーの花を咲かせますが、本種はその黄色品種に当たりイガオナモミイガオナモミ(毬雄奈毛美、学名:Xanthium italicum)は、アメリカ大陸原産でキク科オナモミ属の1年草の野草です。戦後、日本に帰化しました。淡緑色地に赤斑が散在した茎は良く分枝し短い棘が有ります。広卵形で3浅裂し葉縁に鋸歯が有る葉は枝に互生して付きます。雌雄同株、雌雄異花の両性花です。葉腋から出る花序の上部に数花の雄花を、下部に雌花を付けます。雄花は黄色で小さな筒状の花弁と雄蕊を房状にイクソラ・コッキネア|ミャンマーの国花の一つイクソラ・コッキネア(学名:Ixora coccinea)は、インド原産でアカネ科サンタンカ属の熱帯性常緑低木です。サンタンカの仲間で、和名をベニバナサンタンカ(紅花山丹花)と言います。葉は小さくて細長い。散房花序を伸ばし、橙色や桃色の小花を多数つけます。花冠は車形で先端が4裂します。花後に赤い小さな果実がなり、日が経つにつれ黒熟します。 サンタンカ属の花 サンタンカと言っても種類が多く、産地やイブキシモツケイブキシモツケ(伊吹下野、学名:Spiraea dasyantha) は、日本原産で、バラ科シモツケ属の小低木です。茎先から伸びた散房花序に多数のコデマリ(小手毬、学名:Spiraea cantoniensis)に似た半球状の花を咲かせます。花は丸味があり白い小さな五弁花で芳香があります。和名は、伊吹山で最初に発見されたシモツケ(下野、学名:Spiraea japonica)と言うことに拠ります。イモカタバミイモカタバミ(芋片喰、学名:Oxalis articulata) はカタバミ科カタバミ属の球根性多年草です。初夏から秋に、道端の隙間に生え桃色の五弁花を咲かせます。 南米からの帰化植物で野生化しています。葉は3出複葉で小葉は心形です。葉の間から花柄から集散花序を出し数輪の花を咲かせます。花色は通常、桃色品種が知られますが、稀に白花品種もあります。イモカタバミは花弁が明るい桃色で基部の色が濃くまた紫イリマイリマ( ilima、学名:Sida fallax)は、ハワイ諸島原産で、アオイ科キンゴジカ属の常緑小低木です。イリマ( ilima)はハワイ名で、英語名では、Yellow ilima(イエロー イリマ)と呼ばれます。また、這性種はイリマ・パパ(Ilima Papa)と言います。樹高は1〜3mです。 丸く明るい黄緑色の葉に、小さな黄色い花を咲かせます。花色は時間とともに変化し、黄色→黄金色→橙色→ イワショウブイワショウブ(岩菖蒲、学名:Tofieldia japonica) は、日本固有種で湿地に生えるチシマゼキショウ科イワショウブ属の宿根草です。夏から秋に、花茎から総状花序を伸ばし小さな白い六弁花を多数つけます。茎が粘々しているのは蟻などの地を這う昆虫が蜜や花粉を持ち去るのを防ぐための工夫だとされます。食虫植物ではありませんが、虫が粘りつくため、別名でムシトリゼキショウ(虫取石菖)と呼ばれます。 マルバヒユマルバヒユ(丸葉莧、イレシネ・ヘルブスチー、学名:Iresine herbstii)は、ブラジル原産で、ヒユ科マルバヒユ属の非耐寒性多年草の観葉植物です。全草が赤紫で葉色も赤紫で葉脈も鮮紅色をしています。分枝しながら地面を伝うように伸びます。 葉が緑で葉脈が黄色い変種は、キフマルバヒユ(黄斑丸葉ヒユ、アウレオレティクラタ、学名: Iresine herbyrii Aureoreticulata キフマルバヒユキフマルバヒユ(黄斑丸葉莧、学名:Iresine herbstii cv. Aureoreticulata)は、ブラジル原産で、ヒユ科マルバヒユ属の非耐寒性常緑多年草「マルバヒユ(丸葉ヒユ、イレシネ・ヘルブスティー、Iresine herbstii)」の園芸品種です。茎は分枝しながら地面を伝うように伸びます。枝には広卵形の葉が密に対生して付きます。葉が緑色で黄色い葉脈が目立つので、 ’キフマルバビシロバナオダマキシロバナオダマキ(白花苧環、学名:Aquilegia flabellata)は、オダマキ(苧環、学名:Aquilegia flabellata )の栽培品種で、花色が白いものです。 一般名:シロバナオダマキ(白花苧環)、学名:Aquilegia flabellata form. alba、別名:アキレギア(Aquilegia)、イトクリ(糸繰)、Columbine、分類名:植物界被子植物真正イングリッシュ・ブルーベルイングリッシュ・ブルーベル(学名: Hyacinthoides non-scripta )は、西ヨーロッパ 原産で、キジカクシ科の耐寒性球根植物(多年草)です。春に、細長い花茎の先から伸びた総状花序に芳香のする釣り鐘型の小花をまとめて咲かせます。イギリスではブナ樹林等の下に群生し青いカーペットを敷いたような光景を演出します。花序の一方に花が付くので、花茎や花序の先端がやや撓んだ状態のところに、薄桃イブキボウフウイブキボウフウ(伊吹防風、学名:Libanotis coreana)は、日本~朝鮮半島原産で、セリ科イブキボウフウ属の常緑多年草です。近畿地方以東の亜高山の草原に自生します。直立した茎は角ばり稜があり、よく分枝します。緑色の葉はニンジンの葉に似ており、2~3回奇数羽状複葉で小葉はさらに羽状に深裂します。夏~秋に、茎頂から複散形花序を伸ばし小さな白花をたくさん咲かせます、小花は直径0.5 cm程のドクウツギドクウツギ(学名:Coriaria japonica)は、日本等が原産でドクウツギ科の有毒な落葉低木です。葉は先の尖った卵状長楕円形で、茎に対生してつきます。雌雄同株で、初夏に日当たりの良い河原や崖地、荒地で黄緑色の花を咲かせます。雌花には5本の雌蕊、雄花には10本の雄蕊があります。 ●日本三大毒草の一つ 花後に葡萄の房状に成る赤い実に猛毒があります。また、果実だけでなく全木に毒があり毒性の強イチジクイチジク(無花果、学名:Ficus carica L.)は、アラビア原産でクワ科イチジク属の落葉小高木で果実を食用とします。世界最古の栽培植物と言われ、日本へは江戸時代に渡来しました。 葉は緑色でザラザラしており、3〜5深裂の掌状です。葉腋に付く緑色の花嚢(かのう)内に花を咲かせ、花が外に現れないため無花果と名付けられました。 花は小さな単性花で隠頭花序を作り、果実は集合果となります。受精にはイチイエライシャンイエライシャン(夜来香、学名:Telosma cordata)は 中国南部の固有種で、キョウチクトウ科テロスマ属の常緑蔓性低木です。葉は単葉で膜質、心臓形をしており、互生して付きます。高盃型の花冠は先端が5裂します。5枚の花弁と5本の雄蕊、1本の雌蕊が合着しています。葉腋から傘状の集散花序を伸ばし15~30輪を束生して咲かせます。花は咲き始めは淡黄緑色ですが、時間の経過と共に黄色に変化します。花はシダレザクラシダレザクラ(枝垂桜、 学名:Cerasus itosakura ‘Pendula')は、日本原産でバラ科の落葉小高木「エドヒガン系サクラ(桜)」の園芸変種で、春に枝を長く伸ばし淡紅色の小輪を枝垂れるように咲かせる桜です。開花はソメイヨシノ(染井吉野、学名:Cerasus ×yedoensis cv. yedoensis)より1週間ほど早く咲きます。開花時間の経過と共に花が白くなります。同じ枝垂れ イブキトラノオイブキトラノオ(学名:Bistorta subsp. japonica)は、日本原産で、タデ科イブキトラノオ属の高山性多年草です。伊吹山に多く自生し、花茎から伸びた総状花序に白花を咲かせます。花穂が虎の尾のように見えることが和名の由来です。白い五弁花のように見えるのは5深裂した萼であり、花弁はありません。根茎はケンジン(拳参)と呼ばれ、抗菌や鎮咳の薬草とされます。 一般名:イブキトラノオ(伊イタヤカエデイタヤカエデ(板屋楓、学名:Acer pictum subsp. mono)は韓国・蒙古・中国大陸・日本原産で、カエデ科カエデ属の落葉高木です。日本の北海道~九州の山に自生しています。樹径は60~100 cm程です。葉は単葉の掌状で、葉色は初夏に緑色で、秋に黄葉します。春に、散房花序に薄黄色の小さな花を咲かせます。晩夏漢から初秋に翼果が成ります。用途は木材や装飾材、器具材、楽器材とされます。イタヤイエロー・アコナイトイエロー・アコナイト(Yellow Aconite、学名:Aconitum lycoctonum)は、欧州~西アジア原産で、キンポウゲ科トリカブト属の多年草です。学名のアコニツム・ブルパリア(Aconitum vulparia)で呼ばれたり、英名ではYellow Wolfsbaneと呼ばれます。山野の湿った場所に自生します。草丈は50~150 cmで、葉は腎臓形で掌形となります。6月~9月に茎先かイチイイチイ(一位、学名:Taxus cuspidata)は日本原産で、イチイ科の耐寒性・耐陰性常緑針葉高木です。 イチイという名前は仁徳天皇の時代に飛騨から産出された木を使って最高位の「正一位」が用いる笏(しゃく)を作ったことに拠り、木目が美しく出来栄えが秀でていたことに拠ります。樹齢2000年と伝えられる木がある程寿命が長い。 別名で、アララギや、シャクノキ(笏の木)、Japanese Yew、オンイチイガシイチイガシ(一位樫、学名:Quercus gilva)は、日本~東アジア原産でブナ科コナラ属の常緑広葉高木です。若木の樹皮は灰褐色ですが、老木になると暗灰色となり不規則に剥落します。葉表は緑色で、裏面には黄褐色の星状毛が密生します。葉縁は上部にだけ鋭い鋸歯があり先端は尖っています。雌雄同株で春に開花します。 雄花は枝の付け根に尾状序雄を出してたくさんの小花を付けます。雌花は、枝上部の葉腋に花穂を直カロライナジャスミンカロライナジャスミン(Carolina jessamine、学名:Gelsemium sempervirens )は、北米南部原産でゲルセミウム科ゲルセミウム属の蔓性常緑低木です。別名でゲルセミウム(Gelsemium)とも呼ばれます。 春~夏、ラッパ状の黄色い小さな花を枝にびっしり咲かせます。カロライナ州に自生し、花はジャスミンに似た芳香が有ります。しかし、 全草に毒が有るのでハーブティとして飲キリタ・フィンブリセパラキリタ・フィンブリセパラ(学名:Chirita fimbrisepala)は、中国の武漢が原産で、イワタバコ科キリタ属の耐寒性宿根草です。イワギリソウ(岩桐草)の大輪品種です。渓谷の岸壁の岩に着生します。初夏に、花冠が漏斗状で先端が5裂した薄青紫色の花を咲かせます。全草に柔毛が生えています。和名は岩に生え、毛が多い葉や花が桐に似ていることに拠ります。 一般名:キリタ・フィンブリセパラ(chiイヌマキイヌマキ(犬槇、学名:Podocarpus macrophyllu)とは、日本と中国原産で、マキ科イヌマキ属の耐陰性・常緑針葉高木です。日本では、関東以西の本州、四国、九州の海岸に近い山地に自生します。別名ではクサマキ、英名では yew plum pine、buddhist pine、fern pineとも呼ばれます。 樹高は18~20 mで、樹皮は灰褐色をしています。葉は深緑色で線状披針形枝に螺ケイビアヤメケイビアヤメ(鶏尾菖蒲、学名:Iris suaveolens)は、トルコ、ブルガリアなど地中海沿岸原産の園芸品種でアヤメ科アヤメ属の耐寒性宿根草(多年草)です。 葉は丸みを帯びた剣状で外側に湾曲しています。葉がニワトリ♂(雄鶏)の尾羽に似ていることから命名されました。花茎が極端に短く草丈は10cm程しかありません。春、 花茎先端に大きな芳香のある花を咲かせます。花色には、濃紫や、黄、薄黄がありますイワオイワオ(巌、学名:Echinocacutus ingens)はメキシコ原産で、サボテン科タマサボテン属の常緑低木の巨大サボテンです。球形・樽型サボテンでは最大級の大きさです。茎色は青緑色で、球形の体には多数の稜があります。各陵上には刺座があり鋭い棘が並びます。春と秋に、頭頂に黄色花を咲かせます。寿命は100年以上です。以上サボテンには葉がありません。葉は棘に進化してしまいました。 一般名:イ フジカスミザクラフジカスミザクラ(富士霞桜、学名:Cerasus × yuyamae ‘Fujikasumi-zakura)とは、桜の品種の一つです。マメザクラ(豆桜、学名:Cerasus incisa)とカスミザクラ(霞桜 学名Cerasus leveilleana)の雑種と推定されます。春、葉が開く前に白~淡紅色の一重の小輪花を咲かせます。 一般名:フジカスミザクラ(富士霞桜)、学名:Cerasus × インドボダイジュインドボダイジュ(印度菩提樹、学名:Ficus religiosa)は、インド、スリランカ、中国、インドシナ原産でインドの国花とされるクワ科イチジク属の非耐寒性半落葉広葉高木です。釈迦がその木の下で悟りを開いたと伝えられる仏教三大聖樹の一つです。ストラングラーツリー(strangler tree、絞め殺しの木)とも呼ばれ、鳥によって運ばれた種子が 糞と共に他の木の上に排泄され発芽し、気根を伸ばし栄イソギクイソギク(磯菊、学名:Chrysanthemum pacificum)とは、日本原産で、キク科キク属イソギク種の多年草です。 伊豆半島や房総半島等の太平洋岸の岩場で群生しています。 秋に伊豆半島へ釣行すると釣り場に行く道すがらで見ることができます。黄色い小さな花と、葉の周囲が白いことが特徴です。 草丈は30〜40cmです。 葉裏にある長毛が葉表まで回るので、葉縁に白い縁取りがあるように見えます。 イランイランノキイランイランノキ(Ilang ilang、学名:Cananga odorata)は、インドネシア原産でバンレイシ科イランイランノキ属の熱帯性常緑高木です。明緑色の葉は長楕円形をしており葉身が10〜20cmで互生して付きます。花は現地では周年咲いており、最初、白かったものが緑色となり、時間とともに黄色くなり、最後は薄橙色になって枯れます。葉腋から9枚ほど束生して出る花弁は細長く捩じれて垂れ下がります花菖蒲 ’潮来’ハナショウブ 'イタコ'(花菖蒲 '潮来'、学名:Iris ensata var. ensata 'Itako')はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:ハナショウブ 'アイオ'(花菖蒲 '潮来')、学名:Iris ensata var. ensata 'Itako'、花色:紫絞り、江戸系。プルメリアプルメリア(Plumeria、学名:Plumeria sp.)は、西インド諸島や、メキシコ、ガテマラ原産で、キョウチクトウ科インドソケイ属の落葉または常緑の小灌木です。 インドソケイ(赤花)や、Frangipanier(フランジパニ)、テンプルツリー(Temple Tree)、テンプルフラワー(Temple Flower)、Pagoda Tree(パゴダツリー)とも呼ばれます。白花を咲かせるPluイズアサツキイズアサツキ(伊豆浅葱、学名:Allium schoenoprasum var. idzuense)は伊豆半島南部海岸原産で、ヒガンバナ科ネギ属の球根植物です。アサツキ( Allium schoenoprasum var. foliosum )の変種です。花色は白~淡紅紫色。 イワギリソウイワギリソウ(岩桐草、学名:Oreocharis primuloides、シノニムス:Opithandra primuloides)は、日本原産で、イワタバコ科イワギリソウ属の夏緑多年草です。近畿以西~四国・九州の岩場や樹上に自生します。地下茎から沢山の根生葉を出します。初夏に、葉の間から数本の花茎を伸ばし散形花序に紅紫色の花を横向きに10個ほど咲かせます。和名は、岩に生え、葉が桐に似ていることにアルストロメリアアルストロメリア(学名:Alstroemeria)とは、南米アンデス山脈の寒冷地に自生するユリズイセン科アルストロメリア属の耐寒性球根植物です。別名でユリズイセン(百合水仙)や、インカの百合(Lily of the Incas)、Peruvian lily、Lily of the Incasとも呼ばれます。 一季咲きの花は晩春から夏に、四季咲きの花は通年開花します。茎頂から散形花序を伸ばし横向きにオダマキオダマキ(苧環、学名:Aquilegia spp.)とは、日本や欧州原産で、キンポウゲ科オダマキ属の耐寒性常緑多年草です。日本で狭義的にオダマキと言えば、学名:Aquilegia flabellata var. flabellata のことですが、広義的には Aquilegia 全体を指します。一般的に多く出回っているのは、花色が豊富な西洋種の セイヨウオダマキ(西洋苧環) の園芸品種です。 長い シダレヤナギシダレヤナギ(枝垂柳、学名:Salix babylonica)は、中国原産で、ヤナギ科ヤナギ属の落葉高木です。ヤナギ属の総称とされますが、一般にはシダレヤナギのことを指します。別名でイトヤナギ(糸柳)、英名ではWeeping Willowや、Babylon willowと呼ばれます。日本へは奈良時代に中国から伝来しました。全国の湿地に分布しています。しだれ柳は枝が垂れていので「柳」の字が使われます山紫陽花 '伊豆の華'山紫陽花 伊豆の華(イズノハナ、学名:Hydrangea serrata cv. Izunohana)は、静岡県伊東市八幡野で発見された山紫陽花です。山紫陽花は額紫陽花より樹高が低く花が小型です。本種の花の基本色は青で、細弁の八重の遅咲きです。山紫陽花にしては珍しく、両性花が蕾で落花せず、結実します。花色が変わるので花言葉は「移り気」、または小花が密に固まって咲くので「一家団欒」です。イヌサフラン「葉見ず花見ず」 イヌサフラン(学名:Colchicum autumnale )とは、欧州~北アフリカ原産でイヌサフラン科イヌサフランの球根植物です。別名でコルチカム(Colchicum)や、オータムクロッカス(autumn crocus) 、オータムリリー(autumn lily)とも呼ばれます。 草丈は、15~20 cmと低いです。球根から蕾を出してピンクの一重の花を咲かせます。品種改良したイングリッシュラベンダーイングリッシュラベンダー(English lavender、学名:Lavandula angustifoliato)は、地中海沿岸〜インドなどの西アジア原産で、シソ科ラベンダー(ラバンデュラ)属の半耐寒性小低木で代表的なハーブです。古代ローマ時代から浴湯剤として用いられ芳香と治療に役立てられています。 春〜夏に開花し、香料を採ったり切花や鉢植えで楽しみます。Lavandula(ラバンデュラ)とは、ゲレズノウィア・ヴェルコーサゲレズノウィア・ヴェルコーサ(Geleznowia verrucosa、学名:Geleznowia verrucosa)は西オーストラリア州の固有種で、ミカン科ゲレズノウィア属の常緑低木・灌木です。英名では別名:Yellow Bells(イエローベル)とも呼ばれます。砂質の土壌を好み、1.2 cm程の倒卵形でカーキグリーンの小葉が花茎に密に付きます。花茎先端に薄黄色のマカダミアナッツに似た小花を2オキザリス ・トライアングラリスオキザリス ・トライアングラリス(学名:Oxalis triangularis)は、ブラジル原産でカタバミ科の耐寒性球根植物です。葉色が紫色で、葉形が三角形をしたレグネリー種で、別名で「紫の舞」とも呼ばれます。通常のオキザリスは草丈が低く花径が小さく一見野草のように見えますがトライアングラリスはしっかりした栽培種です。 一般名:オキザリス ・トライアングラリス(Oxalis triangulイタドリイタドリ(虎杖、学名:Fallopia japonica)は東アジア原産で、タデ科ソバカズラ属の多年性の野草です。日本では北海道~九州の山野に自生します。別名でスカンポやJapanese knotweedとも呼ばれます。草丈150〜200 cmと結構背が高く草幅もあり、野原や畦道など至る所で見られます。地下茎の成長が早く、丈夫です。自然災害があった場所に逸早く根付く先駆植物として知られます。 茎はイヌツゲイヌツゲ(犬柘植、学名:Ilex crenata)は、中国、朝鮮、台湾、サハリン、日本原産で、モチノキ科モチノキ属の常緑低木です。北海道から九州までの日本の暖帯山地に生えます。雌雄異株で、葉は互生し、葉縁に鋸歯があります。初夏に地味な白い小花をつけます。花後に赤い果実が成り、冬に黒熟します。地面から良く分枝するので、生垣や庭木に使われます。葉は対生でも互生でも無く、乱れて付きます。葉や小枝が整然とイワナシイワナシ(岩梨、学名:Epigaea asiatica Maxim.)は、日本固有種でツツジ科イワナシ属の常緑小低木です。北海道~本州日本海側で山地の林内の岩場などに生息します。茎は赤褐色をしており荒毛があります。春~初夏に、総状花序に薄紅色の花を咲かせます。花は筒形で先端が5裂し外に広がります。花後に成る小さな果実は、梨の味に似ており食べられます。名前の由来は、岩場に生え、果実の味が梨に似ているイワチドリイワチドリ(岩千鳥、学名:Ponerorchis keiskei)は日本固有種で、ラン科ヒナラン属の小型の落葉性野生蘭の多年草(球根植物)です。日本の本州から四国と、伊豆諸島に分布し、湿った岩場に生えます。地下の塊茎から葉柄を出し長楕円形の葉を1枚付けます。草丈は5~15cmです。 春~初夏に、花茎を出し、先端から穂状花序を伸ばし桃色の小花を1~10個付けます。花は大文字草に似ており人形をしてい ヒメリンゴヒメリンゴ(姫林檎、学名:Malus prunifolia)は、中国原産で、バラ科リンゴ属の耐寒性落葉低木です。葉は、広披針形で葉縁に鋸歯があります。春に、枝先に白い五弁花を咲かせ、秋に赤や黄色のリンゴ(林檎)に似た小さな果実を付けます。果実の味は、酸味が勝り、食用として劣るので、別名で「イヌリンゴ(犬林檎)」と呼ばれます。主に、観賞用樹木や、盆栽として植えられます。 一般名:ヒメリンゴ(姫林檎イリス・クリスタータイリス・クリスタータ(学名:Iris cristata)は北米南東部原産で、アヤメ科アヤメ属の小型の常緑多年草です。根茎が発達し、緑色で太く短い剣形の根生葉が横に這います。春に、葉の間から、細長い花茎を出して茎頂に6弁花を咲かせます。株高が低く、カーペット状に群生します。 一般名:イリス・クリスタータ、学名:Iris cristata、分類名:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目アヤメ科アヤメ属、イチゴイチゴ(苺、学名:Fragaria × ananassa)は、南米原産で、バラ科オランダイチゴ属の常緑多年草です。Fragaria とananassaの交雑種です。原産地は南米ですが、江戸時代に、オランダから日本に入ったのでオランダ苺と呼ばれます。ライナーを伸ばしながら増えます。葉は卵形で葉縁に荒い鋸歯があります。冬から初夏、白い五弁花を咲かせます。花後、花托(花床)が発達して食用となる、いわゆるインゲンマメインゲンマメ(隠元豆、学名:Phaseolus vulgaris)は、中南米原産で、マメ科インゲンマメ属の蔓性一年草の野菜です。別名でサンドマメ(三度豆)や、サイトウ(菜豆)、Common bean(コモン・ビーン)、kidney beanとも呼ばれます。 草丈は、矮性種は50cm、高性種は300mになります。葉は長さ10~12 cmの3出複葉で、互生して付きます。 6月~7月に、葉序から総状花序イワタバコイワタバコ(岩煙草、学名:Conandron ramondioides)は日本~台湾原産で、イワタバコ科イワタバコ属の多年草です。日本では本州~九州、沖縄の山地の湿った岸や岩場のような湿度が高い日陰の場所に群生します。イワタバコの北限自生地は岩手県田野畑村の渓谷とされます。 草丈は10 cm程です。地下に塊状をした根茎があります。葉は緑色で光沢があり柔らかく水分を含みます。葉長さ20 cm、幅10インドネシアン・ワックスジンジャーインドネシアン・ワックス・ジンジャー(Indonesian wax ginger、学名:Tapeinochilos ananassae)は インドネシア、マレーシア原産でオオホザキアヤメ科タペイノキロス属の多年草です。地下茎が発達しています。松毬の(まつかさ)のように見えるのは 苞が重なってできた花序です。実際の花は苞から少しはみしています。出ている黄色い小さなものです。苞色は赤が主ですが、他に橙イイ(藺、学名:Juncus effusus var. decipens)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、イグサ科イグサ属の多年生野草です。イグサ(藺草)とも呼ばれます。日本全国の水田や湿地に自生します。草丈は40~100 cmで、葉は無く、茎に髄があります。花茎は緑色の円柱状で、基部は赤褐色です。 晩春~秋に、茎先端から集散花序を伸ばし花被片が6枚の緑色の花を咲かせます。花序から上部は苞葉です。花イネイネ(稲、学名:Oryza sativa )とは、インド、中国などアジア南部、オセアニア原産で、イネ科イネ属の熱帯性一年草です。 別名でアジアイネ(亜細亜稲)、英名ではrice plantと呼ばれます。日本全国の田畑や水田で栽培されます。草丈50~100cmです。 イネとコメの関係 植物をイネ、収穫物をコメと呼んでいます。日本人の主食である米です。最近では品種改良が進み日本全国で栽培されます。 ブーゲンビリアブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)とは、ブラジル原産で、オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性蔓性低木です。 別名では、イカダカズラ (筏葛) 、ココノエカズラ(九重葛)、ハナイカダカズラ(花筏葛)、ペーパーフラワー(Paper Flower)と呼ばれます。 日本では伊豆半島から沖縄まで路地植え可能です。 樹高は50~500 cmです。 葉は単葉の卵形で長さ5~10 cmイチベンバナイチベンバナ(一弁花、学名:Swartzia pinnata)は、トリニダード&トバゴ、ガイアナ、カリブ海の熱帯雨林の固有種で、マメ科イチベンバナ属の常緑低木です。 幹から直接、総状花序を伸ばし黄色い花を咲かせます。マメ科の花は一般的に蝶形の花を咲かせますが、この花は旗弁1枚だけを残して、他の4枚が退化してしまいました。それが花名の由来です。属名のSwartziaは、スウェーデンの植物学者「Ol リュウキュウアイリュウキュウアイ(琉球藍、学名:Strobilanthes cusia)は、日本、台湾、中国、インド、インドシナ半島原産で、キツネノマゴ科のイセハナビ属の常緑低木です。日本では、沖縄に自生します。沖縄名は、イエーと言います。冬に、茎先から穂状花序を伸ばし漏斗状で先端が5裂した薄紫色の花を咲かせます。イトバショウで織った芭蕉布を、琉球藍で染めたて藍色の絣(クルチョー)の染料とされる他、葉や根を湿布にイヌシデイヌシデ(犬四手、学名:Carpinus tschonoskii)は、朝鮮、中国、日本原産で、カバノキ科クマシデ属の落葉広葉高木です。本州から九州の湿った2次林の主な構成種です。若枝や葉の表面に白い軟毛が目立ちます。花は雌雄同株です。春に葉より早く雄花は赤茶色で紐状の花を下垂して咲かせます。雌花は枝先に薄緑色の花を咲かせ、花後に鱗片状の果実をつけます。葉は卵形で葉縁には重鋸歯があり互生して付きますイワカガミイワカガミ(岩鏡、学名:Schizocodon soldanelloides)は、日本固有種で、イワウメ科イワカガミ属の常緑多年草です。根生葉から細い赤い茎を伸ばし先端に数個の淡紅色の花を付けます。 花弁は5裂し先端が細かく裂けています。 岩場に生え葉が鏡のように丸く皮質で光沢があることが花名の由来です。 近縁種には、 イワカガミより小さく湿原に多くコイワカガミ(小岩鏡、学名:Schizocodoイトバショウイトバショウ(糸芭蕉、学名:Musa balbisiana)は、中国~東南アジア原産で、バショウ科バショウ属の常緑多年生草本です。リュウキュウバショウ(琉球芭蕉)やリュウキュウイトバショウ(琉球糸芭蕉)とも呼ばれます。果実に種子が多く含まれるので食用とはしませんが、本種はバナナの祖先の一つとされます。花や果実の外観はバナナとよく似ています。中央にハスの花のようなピンク~赤紫色の苞があり、黄色い筒状キクキク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)は、中国産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)です。日本にあるものでも大元は古い時代に渡来したものが多く、それらを日本独自の技術、美意識で全く違うレベルのものにしてしまうのが日本の技というのかもしれません。 キクは、日本に奈良時代渡来し、江戸時代から様々な園芸品種が育種されています。春のサクラ(桜)と、秋のキク(菊)は日本をシロバナイワタバコシロバナイワタバコ(白花岩煙草、学名:Conandron ramondioides f. leucanthus)は、日本~台湾原産で、イワタバコ科イワタバコ属のイワタバコ(岩煙草、学名: Conandron ramondioides)の落葉多年草の白花品種です。イワタバコ(岩煙草、学名:Conandron ramondioides)より開花が早いです。 白花岩煙草(C. ramondioides ヒュウガミズキヒュウガミズキ(日向水木、学名:Corylopsis pauciflora)は、日本固有種でマンサク科トサミズキ属の落葉低木です。 春に、葉が出る前に薄黄色で鐘形花冠の先端が5裂した小花を下垂して咲かせます。和名は、日向産でミズキ(水木)の葉に似ていることに拠ります。別名でコバノトサミズキ(小葉土佐水木)とも呼ばれるように、樹木全体や葉がトサミズキ(土佐水木、学名:Corylopsis spicaイヌゴマイヌゴマ(犬胡麻、学名:Stachys aspera var. hispidula)とは、日本、朝鮮半島、中国、ロシア原産で、シソ科イヌゴマ属の多年草です。別名で、「チョロギダマシ」と呼ばれます。 日本では北海道~本州、四国、九州の湖沼岸などの湿地に自生します。 草丈は、40-70 cmで、茎は直立し、4陵があり、下向きに毛が生えます。 葉は細長い披針形で、長さ3-9 cm、幅1-2.5 cmで、イチョウイチョウ(公孫樹、学名:Ginkgo biloba L.)は、中国原産で、イチョウ科イチョウ属の落葉高木です。 樹高20〜4 0mになります。葉は幅が5〜7 cmで中央に独特の切れ目のある扇形をしており、初夏には緑色ですが、秋に美しい黄金色に紅葉し、冬に落葉します。 雌雄異株です。雄花と雌花は、葉と同時に出て、4月〜5月に開花します。雄花は葉腋から出て2〜3 cmの穂状花序に黄緑色の花を垂下して付イレシネ・ヘルブスティー‘アクミナタ’イレシネ・ヘルブスティー‘アクミナタ’(Iresine herbstii ‘Acuminata’、学名:Iresine herbstii cv. Acuminata)は、ブラジル原産で、ヒユ科マルバヒユ属の常緑多年草「イレシネ・ヘルブスティー(マルバビユ、Iresine herbstii)」の園芸品種です。アクミナタ(Acuminata)は葉が紫褐色地で、赤い葉脈があります。葉が美しいので観葉植物 イボタノキイボタノキ(疣取木、水蝋樹、学名:Ligustrum obtusifolium)は、日本、台湾原産で、モクセイ科イボタノキ属イボタノキ種の落葉低木です。楕円形の葉が対生に規則的に付くので、羽状複葉に見えます。初夏に、花茎先から伸びた総状花序に小さな白い筒状花を多数咲かせます。秋に、暗紫色で楕円形の小さな果実が成ります。 樹皮上に寄生するイボタロウムシの分泌物は、いぼた蝋となり木肌の艶出しや、滑りイワカガミダマシイワカガミダマシ(岩鏡騙し、学名:Soldanella alpine)はヨーロッパアルプスの高山原産で、サクラソウ科ソルダネラ属の常緑多年草です。日本へは園芸用に入っています。円形の根生葉を広げて地面を覆います。葉の展開と同時に、細い花茎先端から疎らな総状花序を伸ばし紫色の花を下向きに数輪咲かせます。花冠は花弁の先端が深く切れ込んだ漏斗状をしています。花名は、イワウメ目イワウメ科イワカガミ属の岩鏡イワタイゲキイワタイゲキ(岩大戟、学名:Euphorbia jolkiniis)とは、日本、朝鮮半島、台湾原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草です。春に、海岸の岩場に黄色い群生を作ります。葉は密で互生して付けます。直立した太い茎先に黄花のような苞葉を複数個咲かせます。本当の花は苞葉に包まれた黄色い小さな目立たないものです。中央に1本の雌花がありその周辺を数本の雄花が取り囲むトウダイグサ属の特徴である杯イワヒトデイワヒトデ(岩海星、学名:Leptochilus pothifolius)は、日本、朝鮮半島、台湾、中国、インドシナ半島原産で、ウラボシ科イワヒトデ属の常緑多年草のシダ植物です。以前の学名には、Colysis elliptica などがあります。葉には栄養葉と胞子葉の2種があります。葉は単羽状複葉をしています。胞子嚢群(ソーラス)は線形で黄褐色です。 一般名:イワヒトデ(岩海星手)、学名:Lイザヨイザクライザヨイザクラ(十六夜桜、Izayoi zakura、学名:Prunus jamasakura cv. Hiemalis)は、ヤマザクラ(山桜、学名:Prunus jamasakura)の園芸品種の一つです。早咲きの桜で、短い花柄に、白~淡紅色の一重花を多数咲かせます。 一般名:イザヨイザクラ(十六夜桜)、学名:Prunus jamasakura cv. Hiemalis、又名:イザヨイ(十六夜マトリカリアマトリカリア(Matricaria、学名:Tanacetum parthenium)は、ユーラシア大陸西部原産で、キク科ヨモギギク属(タナセツム属)の常緑性多年草です。原産地のバルカン半島やコーカサス地方では、岩場の斜面や道端などの日当たりの良い場所に自生します。ナツシロギク(夏白菊)とも呼ばれます。茎は上部で多数分枝し、初夏~夏に、茎先に小さな頭花を沢山咲かせます。花色は白や、黄色、白と黄色の複インカルビレア・デラバイインカルビレア・デラバイ(学名:Incarvillea delavayi)は中国固有種でノウゼンカズラ科インカルビレア属の高山性球根植物です。 中国雲南省の高山の高原に自生します。 根生葉の中央から花茎を出し、茎先端から総状花序を伸ばし、初夏~夏に直径8 cm程の白又は桃色の漏斗形の花を咲かせます。 一般名:インカルビレア・デラバイ、学名:Incarvillea delavayi、 原イワイチョウイワイチョウ(岩銀杏、学名:Nephrophyllidium crista-galli)とは、日本原産で(亜)高山の湿原などに生えるミツガシワ科イワイチョウ属の多年草です。 本種のみで1属1種を成します。葉は根生葉で茎の根元に束生して生え、腎臓形又は銀杏形をしています。葉は最初緑色ですが、秋になると黄葉します。 先端が分枝した細長い茎先から伸びた集散花序に白い小花を数個咲かせます。 花冠は漏イワツメクサイワツメクサ(岩爪草、学名:Stellaria nipponica)は日本固有種で、ナデシコ科ハコベ属の高山性多年草です。 中部地方の高山の砂礫地に自生します。環境が厳しいので草丈は低く、良く分枝して絨毯状に広がります。 葉は緑色、線形で対生します。 夏~初秋に、花茎を伸ばし、茎先に1~8個の5弁の白花を咲かせます。 花弁が2深裂するので10弁花のように見えます。 シコタンハコベ(色丹繁イスノキイスノキ(蚊母樹、学名:Distylium racemosum)は、日本、朝鮮半島、台湾、中国原産で、マンサク科イスノキ属の常緑高木です。関東以西、四国、九州、琉球半島の暖地の低地常緑樹林に生えます。葉にアブラムシ(Nipponaphis distychii)が寄生し、大きな丸い虫こぶ(ひょんの実)が出来やすいです。虫こぶにはタンニンが含まれ染料となります。虫こぶは、笛となります。樹木は街路樹や、 イワレンゲイワレンゲ(岩蓮華、学名:Orostachys malacophylla var. iwarenge)とは、日本固有種で、ベンケイソウ科イワレンゲ属の多年生肉質植物「ゲンカイイワレンゲ(玄海岩蓮華、学名:O. malacophylla var. malacophylla) 」の変種です。別名でホトケノツメとも呼ばれます。 関東以西~九州北部の海岸の岩場に自生します。 草丈は10~20 cmです。ヘラオオバコヘラオオバコ(箆大葉子、学名:Plantago lanceolata)は、ヨーロッパ原産で、夏に野原や空き地で見かけるオオバコ科オオバコ属の多年性の雑草です。江戸時代末期に渡来し、日本に帰化しています。葉は全て根生葉(根元に生える葉)で、細長いヘラ状です。春~夏に、茎先端につける花穂は穂状花序で白花が下から上へ順に咲き上がります。 同属で、似た花に、オオバコ(大葉子、学名:Plantago asiグンナイフウログンナイフウロ(郡内風露、学名:Geranium eriostemon var. reinii)は、日本原産で、フウロソウ科フウロソウ属の高山生多年草です。夏に、北海道~中部地方の高山の草地で、白~紅紫色の五弁花を横向きに咲かせます。伊吹山で咲いているものが有名で、別名をイブキグンナイフウロ(伊吹郡内風露)とも呼ばれます。 花名の由来 属名の(ゲラニウム/ゼラニウム 'Geranium' はラテウトリクラリア・リビダウトリクラリア・リビダ(学名:Utricularia livida)は、南アフリカとメキシコ原産で、タヌキモ科タヌキモ屬の半耐寒性多年草の小型食虫植物です。ミミカキグサ(耳掻草、Utricularia bifida)の仲間で、地上に生えます。地中に小さな半透明の捕虫嚢を持ち、地中のプランクトンや微生物を採食します。とても丈夫で市場で売られています。花は白地に薄紫色の複色の小花を数個咲かせます。同属イワザクライワザクラ(岩桜、学名:Primula tosaensis)は、日本固有種で、サクラソウ科サクラソウ属の多年草です。西日本(紀伊半島~九州)の山地の石灰岩質の岩場や礫地の隙間に自生します。草丈はmax 10 cmと低いです。葉は5 cm程の円形、緑色、葉縁に鋸歯が有ります。春に、地際から短い花茎を出し、先端から散形花序を伸ばし、数個の花を咲かせます。草丈に比べて花は大きいです。花は鮮桃色で中央基部イワヒゲイワヒゲ(岩髭、学名:Cassiope lycopodioides )は日本や南アラスカ等原産で、ツツジ科イワヒゲ属の高山性常緑矮性小低木です。高山の岩場の裂け目に張り付くよう自生しています。草丈は10cm程で、茎は緑色の紐状をしています。葉は鱗片状で十字対生します。葉腋から短い枝を出します。枝先から赤く細い花柄を伸ばし、鐘形の白花を1個ずつ下向きに咲かせます。花弁の先端は5浅裂し、反り返ります。イトランイトラン(糸蘭、学名:Yucca filamentosa)は米国南部原産で、リュウゼツラン科イトラン属の常緑低木、多肉植物です。葉縁から糸状のものが出ます。 イトラン(糸蘭)、学名:Yucca filamentosa、分類名:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目リュウゼツラン科イトラン属、樹高:1.2~2m、花序系:総状花序/円錐花序、花径:6 cm、花冠形:釣鐘形、花色:白、開花期:6月~8イワオモダカイワオモダカ(岩沢瀉、学名:Pyrrosia hastata)は、日本~朝鮮半島原産で、ウラボシ科ヒトツバ属の常緑性多年生植物の着生シダです。山野の湿った幹や岩上に自生します。葉は鉾型をしています。シダなので花は咲かず、葉裏に胞子嚢を付けます。胞子嚢は若葉では黄色、老葉では黒くなります。 一般名:イワオモダカ(岩沢瀉)、学名:Pyrrosia hastata,、分類名:植物界シダ植物門シダ網イチョウウキゴケイチョウウキゴケ(銀杏浮苔、学名:Ricciocarpos natans)は、ウキゴケ科イチョウウキゴケ属の浮遊性コケです。本種だけで1属1種を成します。世界中の水田や池に生息します。葉状の体型は脂肪と海綿状から成り、直径1〜2 cmの緑色です。花は咲かせず、種子を持たず、胞子で繁殖します。胞子は直径50 μm程の暗褐色で隆起した網目状の模様があります。葉形がイチョウの葉に似ていることが名前の由来イヌザクライヌザクラ(犬桜、学名:Prunus buergeriana)は、日本、朝鮮半島原産で、バラ科サクラ属イヌザクラ種の落葉高木です。白花を咲かせるのでシロザクラ(白桜)とも呼ばれます。本州~四国、九州の山地に自生します。春に総状花序を伸ばし白い小花をたくさん咲かせます。花序長は8cm程になりますが、花序の枝に葉はつきません。 イヌザクラ(犬桜)、学名:Prunus buergeriana、分類名: イロハモミジ紅葉狩りに行って来ました。今年(2024年)は、11月中旬以降が紅葉狩りのシーズンです。 イロハモミジ(いろはもみじ、学名:Acer palmatum)とは、日本などの東アジア原産でムクロジ科カエデ属の落葉小高木です。 別名でイロハカエデ(いろは楓)、タカオカエデ(高尾楓)、Japanese Maple(ジャパニーズ・メイプル) 、momiji、Maple、紅葉とも呼ばれます。 日本では、東北南タマイブキタマイブキ(伊吹玉、学名:Juniperus chinensis cv. Globosa)はヒノキ科ビャクシン属の常緑針葉樹高木「イブキ(伊吹、学名:Juniperus chinensis)」の園芸品種です。別名で「イブキダマ」と呼ばれます。水捌けのよい砂地を好みます。樹高は、100~200 cmです。直幹がなく、根元から株立ち状となり、刈り込まなくても自然に球形になる性質があります。葉は緑色で、クサレダマクサレダマ(草連玉、学名:Lysimachia vulgaris var. davurica)は、欧州、アジア原産で、サクラソウ科オカトラノオ属の多年草です。北海道、本州、九州の山地の湿地に自生します。夏に葉腋から円錐花序を伸ばし黄色い花を咲かせます。この黄色い花のように見えるものは萼で5枚に深裂する合弁花です。 クサレダマ(草連玉、学名:Lysimachia vulgaris var. dイクソラ・マクロティルサ|スリナムの国花イクソラ・マクロティルサ(学名;Ixora macrothyrsa)は、セレベス島原産でアカネ科 サンタンカ属の常緑低木です。ファヤロビ(Ixora macrothyrsa)とも呼ばれます。スリナムの国花です。ファヤロビは、イクソラの1品種である「イクソラ・マクロティルサ(Ixora macrothyrsa)」を指すとされます。スリナム語でファヤロビは「激しい愛」を意味します。この花は別名でキング 他の特集特集ネギ属ネギ属の仲間を集めました。 食用を主にするネギや、タマネギ、ニンニク、ニラ、ワケギ、アサツキ、ラッキョウ、エシャレット、ペコロス、ノビルなどの品種と、花を観賞するアリウム・ギガンテウムやアリウム・スファロセファラムなどががあります。 ■関連ページ ネギ属の仲間シャクヤク・芍薬の種類芍薬図鑑、杓楽の種類ー妙高,滝沢赤,白妙,ときめきひっつきむしひっつきむし・ひっつき虫・引っ付き虫 特集 山紫陽花(ヤマアジサイ)特集 山紫陽花(ヤマアジサイ) ヤマアジサイ(山紫陽花、学名:Hydrangea serrata)とは、日本、東アジア、北南米原産でアジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木です。日本では、東北南部(福島)から四国、九州の沢沿いや湿った林床に自生します。沢で多く見られるので、サワアジサ(沢紫陽花)とも呼ばれます。 ヤマアジサイ(山紫陽花、学名:Hydrangea serrata)は、ガクアジサイタイ原産の花タイ原産の花特集 8月の青い花特集 8月の青い花 8月に咲いている青い花は44種類ありました(2024年8月23日現在) アジサイやアヤメ、ショウブ、カキツバタが咲く6月、7月に比べると少しすくなくなりました。 月により咲いている花色の大勢が違うので、その内統計を取ってもみたいところです。 8月に咲いている青い花 ルリタマアザミ、エボルブルス、ソバナ、ルリマツリ、デルフィニウム、ブルーデージー、アサガオ、ス