ハの花 ポスト 日本語の花名の頭文字が"ハ"で始まる花を集めました。"ハ"から始まらないものでも、別名が"ハ"から始まるものを含みます。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。ハナワギクハナワギク(花輪菊、学名:Glebionis carinata)は、モロッコなどの北アフリカ原産で、キク科シュンギク属ハナワギク種の一年草です。花は一重咲きです。春菊の近縁なので葉や花は似ています。春菊の花は花弁が白で基部が黄色であり、ハナワギクも原種は白い花弁で基部に黄色い輪が入ります。 園芸種は舌状花が赤や、橙、ピンク、白、黄などで付け根(基部)にカラフルな蛇の目模様が入ります。花壇・切り花サンシュユサンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis)とは、中国~朝鮮原産で、ミズキ科サンシュユ属の耐寒性落葉広葉小高木です。江戸時代に薬用植物として中国や朝鮮から日本に渡来しました。早春に、散形花序を伸ばし黄色い小花を20〜30個集合して咲かせます。花は、葉が出る前に咲きます。花は四弁花で、外側に巻くように咲きます。花言葉は、気丈な愛。 赤い丸い実は漢方薬に 秋に、珊瑚のように赤い果アクシバアクシバ(灰汁柴、学名:Vaccinium japonicum)は、日本原産で、ツツジ科スノキ属の落葉性低木です。北海道から九州の山地林縁に自生します。樹形は分枝し横に水平に広がります。樹皮は緑色。葉は濃緑色で紙質、卵形で葉縁に鋸歯があり互生して付きます。夏、葉腋から長い花柄を出し下垂した下向きの花を1つずつ咲かせます。花は淡紅色で披針形の蕾が開花と共に先端が4深裂して外側に巻き込まれます。花冠とエゾオグルマエゾオグルマ(蝦夷緒車、学名:Senecio pseudoarnica)は、日本原産で、キク科キオン属の多年草です。夏に、北国の海岸の砂浜に自生するダイナミックで野趣溢れる花です。茎は直立し太く逞しく、葉を多数付け、茎先から伸びた散房花序にヒマワリ(向日葵)に似た頭花を多数咲かせます。長楕円形をした葉は肉厚で光沢があり、葉縁に荒い鋸歯があります。葉と茎は毛に覆われていますが、開花前の花も毛で蜘蛛状オヒア・レフアオヒア・レフア('Ohi'a Lehua、学名:Metrosideros polymorpha)は、ハワイ固有種で、フトモモ科オガサワラフトモモ属の常緑高木です。花のように見えるものは、雄シベが集まって房状となったものです。ハワイ語でオヒアはハワイフトモモの木を指し、レファ(Lehua)は花のことです。赤花はハワイ島のレイの花となっています。赤花の他に、黄や、白、桃、橙、薄黄緑があります。ハワイ伝オランダセンニチオランダセンニチ(阿蘭陀千日、学名: Acmella oleracea)は、インドなどの東南アジア原産でキク科キク属の耐寒性多年草です。細い花枝先端にボンボンのような可愛らしい卵形の管状花からだけから成る丸い頭花をつけます。花は黄色で、頂部が褐色をしています。辛み成分スピラントール(Spilanthol)が含まれており食味はピリッと辛いです。ご存知の通り、葉を佃煮にするハトウガラシ(葉唐辛子)ですハナシキブハナシキブ(花式部、学名:Caryopteris × clandonensis)は、シソ科カリガネソウ属の落葉小低木です。カリガネソウ属のダンギク種とモンゴリカ種(C. mongholica)の種間交雑でできた園芸品種です。叢生した葉は狭卵形~長楕円形で、葉縁に鋸歯があり、茎に対生して付きます。葉は段菊より細く繊細です。夏から初秋に、茎長頂や葉腋から集散花序を伸ばし、青紫色の花を多数咲かせます。花カンナカンナ(Canna、学名:Canna indica hybrid)は、(亜)熱帯アメリカ原産のカンナ科カンナ属の半耐寒性多年草の球根植物の「ダンドク(壇特、学名:Cannna indica)」の種間園芸品種です。別名でハナカンナ(花カンナ)、英名で、Canna lily(カンナ・リリー)と呼ばれます。カンナの親である「ダンドク」は日本に江戸初期に渡来し日本全国に広まりました。園芸品種であるカンナはキャンドルブッシュキャンドルブッシュ(Candle bush、学名:Senna alata)とは、西インド諸島や熱帯アメリカ原産で、マメ科カワラケツメイ属の落葉低木です。樹は横に広がります。葉は大きく羽状複葉です。花茎先端に30cm位の総状花序を伸ばし、黄花を咲かせます。花序形がキャンドルのように見えるのが名前の由来です。マメ科ですが、花はマメ科に特有の口唇形ではなく、五弁花です。花後に成る果実は豆果で、対の翼があ ハコネウツギハコネウツギ(箱根空木、学名:Weigela coraeensis)は日本原産でマスイカズラ科タニウツギ属の落葉低木です。初夏に、白や淡紅色、紅色の小花を同じ木に咲かせます。色が混じるのは、咲き始めが白で、その後、淡紅色、紅色と花色が濃くなるためです。花は漏斗状をしており先端が5裂します。一本の木や枝に、赤花と白花を付けることから、源氏の白旗、平家の赤旗をもじって、ゲンペイウツギ(源平空木)とも呼ハナチョウジハナチョウジ(花丁子、学名:Russelia equisetiformis)は、メキシコ原産で、オオバコ科ハナチョウジ属の非耐寒性常緑低木です。別名で、珊瑚のように赤い植物ということから「コーラルプラント(Coral plant)」、赤い筒状の花が沢山咲いて花火のように見えることから「ファイアー・クラッカー・プラント(Fire cracker plant)」、学名から「ラッセリア(Russeliaタイサンボクタイサンボク(泰山木、学名:Magnolia grandiflora)は、北米原産で、モクレン科モクレン属の常緑高木です。白木蓮と似ていますが、より大きな白花を夏に咲かせます。花に芳香があり、マグノリア香水の原料とされます。葉の表側は厚いクチクラ層に覆われ光沢がある緑色をしています。葉の裏は毛が密生し、赤茶色のフェルトのように見えます。同属で似た花にホオノキ(学名:Magnolia obovataデュランタデュランタ(Duranta、学名:Duranta erecta)とは、米フロリダ、ブラジル、西インド諸島原産で、クマツヅラ科デュランタ属の常緑低木です。別名でハリマツリ(針茉莉)、ジュランカツラ、Brazilian skyflower、golden dewdrop、pigeon berry、skyflowerと呼ばれます。 樹高は3〜5mです。 葉は、通常、緑色で、葉形は楕円状披針形、葉縁には歯牙ユリノキユリノキ(百合の樹、学名:Liriodendron tulipifera)とは、北米原産で、モクレン科ユリノキ属の落葉広葉高木です。 別名で、葉がはんてんに似ているから「ハンテンボク(半纏木)」、花が花はチューリップに似ているから似ているから「チューリップツリー(Tulip tree)」とも呼ばれます。 樹形は卵形で、樹高は20〜40m、成長は早いです。縦に細かく出来る樹皮の裂け目は彫刻刀で彫ったラナンキュラスラナンキュラス(Ranunculus、学名:Ranunculus asiaticus)は、中近東、東地中海沿岸原産で、キンポウゲ科キンポウゲ属の半耐寒性球根植物です。和名では、キンポウゲ(金鳳花)やハナキンポウゲ(花金鳳花)、英名ではPersian buttercup 、buttercups、 spearwortsと呼ばれます。草丈は20~60cm、4月~5月に、黄や、赤、桃色、白、橙色、青紫色とラナンキュラス・ゴールドコインラナンキュラス・ゴールドコイン(Ranunculas 'Gold coin'、学名:Ranunculus repens cv. Gold coin)は、中央アジア原産で、キンポウゲ科キンポウゲ属の耐寒性這性多年草です。ラナンキュラス・レペンス(Ranunculas repens)の園芸品種です。春、八重の黄色い小花を咲かせます。ランナーを伸ばして繁殖します。 一般名:ラナンキュラス・ゴールドアカンサスアカンサス(Acanthus、学名:Acanthus mollis)は、地中海沿岸原産で、キツネノマゴ科の大型多年草です。ギリシャ建築の柱頭模様で有名です。学名のアカンサスとはギリシャ語で棘を意味しますが、それは花の付け根の苞に棘があることによります。長い穂状花序に沿って多数の茶褐色の萼がつき、そこから唇形の小花を出します。 アカンサスの種類にはモリス(A. mollis、ハアザミ)やスピノサス(ハコベハコベ(繁縷、学名:Stellaria neglecta)は、全世界に自生するナデシコ科ハコベ属の越年性の野草です。春に、花序を伸ばし米粒大の白い五弁花を咲かせます。花弁は先端で2深裂し根元近くまで切れるので10枚あるように見えます。春の七草の一つです。 日本で見られるハコベにはウシハコベ、コハコベ、ミドリはこべがあります。 一般名:ハコベ(繁縷)、学名:Stellaria neglecta、別ハチミツソウハチミツソウ(蜂蜜草、学名:Verbesina alternifolia)は、北米原産で、キク科ヴェルベジナ属の多年草で、帰化植物です。夏〜秋と長期間に渡り黄色い花を咲かせます。良質な蜜が採れるので養蜂用植物として栽培されます。 一般名:ハチミツソウ(蜂蜜草)、学名:Verbesina alternifolia、別名:ハネミギク(羽実菊)、wingstem、ヴェルベジナ(Verbesina)、分 ハマニガナハマニガナ(浜苦菜、学名:Ixeris repens)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ニガナ属の野草の這性多年草です。日本全国の海岸の砂浜で見られます。白い地下茎は地表には出ず、砂中深く伸び、葉と花だけを地上に出します。夏に、草丈の低いタンポポ(蒲公英)に似た黄花を咲かせます。花は砂上から出た花柄先端に、12片程の舌状花を集合したものです。花茎は細く短く砂に同化した色で目立たないため、砂地かハバネロハバネロ(Habanero、学名:Capsicum chinense)は、キューバ、ユカタン半島原産で、キューバナス科トウガラシ属の越年草の野菜(果実の)です。カプシカム・シネンゼ種の一つです。現在は、インド原産のブート・ジョロキアが辛さを表す数値「スコヴィル値」が一番高いですが、 それ以前はハバネロが辛さのトップを誇っていました。 一般人には辛過ぎて食べられません。属名のCapsicumはカプトアシタバアシタバ(学名:Angelica keiskei)は、日本原産でセリ科シシウド属の多年草です。房総半島〜伊豆半島、伊豆諸島に自生しており、伊豆名物とされます。名前の由来は、摘んでも明日には当たらしい葉が出るという生命力の強さに因みます。1m程の背丈に成長します。多年草ですが2〜3年で花茎の先端から伸びた傘状花序に小さな白っぽい花を多数つけます。花が終わると果実が成り、その後枯れます。葉や茎を摘み、カリフラワーカリフラワー(Cauliflower、学名:Brassica oleracea var. botrytis)は、地中海沿岸原産で、アブラナ科アブラナ属の耐寒性一年草の淡黄色野菜です。 ケール(Kale、学名:Brassica oleracea var. acephala)の突然変種として偶然出来た野菜です。草丈は低く地際に披針形で決刻のある大きな葉を出します。短い茎頂に1個の大きな球状の花蕾を付けリーフレタスリーフレタス (Leaf Lettuce、学名:Lactuca sativ var. crispa)は、地中海沿岸、西アジア原産で、キク科アキノノゲシ属の1・2年草の野菜です。レタス(Lettuce) の非結球タイプです。工場で水耕栽培されたものが売っています。ヘッドレタスのクリスプヘッド(Crisp head 、学名:Lactuca sativ var. capitata )型でキャベツのようハクサイハクサイ(白菜、学名:Brassica rapa L. var. pekinensis Rupr)とは、地中海沿岸→中国原産で、アブラナ科アブラナ属の二年生草本の野菜です。春に総状花序を出し菜の花に似た黄色いアブラナ科特有の十字形を咲かせます。葉を野菜として食べる野菜で、葉は縦長の楕円形に結球しています。上部の葉は外側が緑、内側がクリーム色で柔らかく、下部は内外とも白くて硬めです。旬は霜に当たってハナビラタケハナビラタケ(花弁茸、学名:Sparassis crispa)は、タマチョレイタケ目ハナビラタケ科ハナビラタケ属のキノコです。主に、カラマツや、トドマツ、モミやツガなどの針葉樹に自生します。原種は三輪山に自生しますが、栽培品種が食用キノコとして販売されています。白い花びらが集まったような形をしています。味はさほどありません。珍しいキノコで、スーパーなどでは普通販売されていません。 一般名:ハナビハツカダイコンハツカダイコン(二十日大根、学名:Raphanus sativus var. sativus )は、欧州原産で、アブラナ科ダイコン属の一年草の根菜「ダイコン(大根)」の一変種です。欧州では最も一般的な大根です。淡色野菜の大根としては最小です。英名では、Radish(ラディッシュ)と呼ばれます。小さな赤い球形の根や茎葉が食料となります。色鮮やかでサラダなどの生食やは酢の物にされます。花名は20日~4ベニバナインゲンベニバナインゲン(紅花隠元、学名:Phaseolus coccineus L.)はメキシコの冷涼な高原原産でマメ科インゲンマメ属の多年草です。寒さに強く、暑さには弱いので日本では、北海道から東北、長野で生産されます。花は赤または白い蝶形で、花後になる莢には、大きな紅色で黒い班模様の果実が成ります。別名で、ハナマメ(花豆)、ハナササゲ、Runner bean(ルナビーン)、scarlet runneハヤトウリ果実を食用とします。 ハヤトウリ(隼人瓜、学名:Sechim edule)とは、メキシコなど中央アメリカ原産で、ウリ科ハヤトウリ属の蔓性多年草の野菜です。別名で、センナリウリ(千成瓜)や、チャーテ、英名ではchristophene、mirliton、vegetable pear、フランス語ではチャヨテ或いはシャイヨット(Chayote)と呼ばれます。 大きな塊根から、長さ400-1000cmに リュウキュウリュウキュウ(学名:Colocasia gigantea)とは、熱帯アジア原産で、サトイモ科サトイモ属の常緑性多年草の野菜です。別名で、ハスイモ(蓮芋)や、青ずいきとも呼ばれます。 草丈は3m程で、可食部の葉柄の長さは80cm程です。 葉腋に白い仏炎苞で覆われた白い肉穂花序を付けます。雄花序が上に、雌花序が下に咲きます。 花の感じは、ミズバショウ(水芭蕉)と似ています。 ハス(蓮)にも似ており、茎サンショウバラサンショウバラ(山椒薔薇、学名:Rosa hirtula)は、日本原産で、バラ科バラ属の落葉小高木です。花名はバラ科で葉がサンショウ(山椒)に似ていることに拠ります。枝には山椒と同様に刺があります。花は蕾のうちは濃赤色ですが、開花すると美しい一重で大輪の淡紅色の花弁となります。芳香があり枝に多数の花を付けますが、花は一日花で咲いた日に散ります。太い幹や、荒々しい刺が野生感を醸し出します。 一ハチジョウキブシハチジョウキブシ(八丈木五倍子、学名:Stachyurus praecox var. matsuzakii)はキブシ科キブシ属の落葉低木「キブシ(木五倍子、学名:Stachyurus praecox)」の変種で八丈島等の伊豆七島に自生します。通常見かけるキブシより花序や葉が大きいです。春に、葉が出る前に、穂状花序を伸ばし黄色い小さな紡錘形の四弁花を多数枝垂れさせます。 一般名:ハチジョウキブシ(ムクゲムクゲ(木槿、学名:Hibiscus syriacus)は、中国原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性・耐暑性落葉低木です。韓国の国花としても知られます。初夏から秋までの長期間、次から次へと涼やかで優しい大輪の一日花を咲かせます。同科同属にフヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)があります。ムクゲ(木槿、H. syriacus)もフヨウ(芙蓉、H. mutabilis)も、ハイビスカスモンパノキモンパノキ(紋羽の木、学名:Heliotropium foertherianum)とは、マダガスカル、アジア、オセアニアの熱帯・亜熱帯沿岸地域原産で、ムラサキ科キダチルリソウ属の常緑低木です。 海岸の砂地や隆起珊瑚礁等の岩地に群生します。日本では、奄美大島以南〜沖縄諸島に自生しています。幹はコルク層が発達し柔らかく折れやすいです。樹高は1〜3 mですが、中には10 mになるものもあります。大きな葉ハイマツハイマツ(這松、学名:Pinus pumila)とはアジア東北部~日本原産で、マツ科マツ属の低木這性常緑針葉樹です。北海道〜中部地方の高山のような厳しい環境に生えるので風雪の影響で樹高は1〜2mにしかならず、横に枝を広げます。樹皮は黒褐色をしており、葉は濃緑色で針状をしています。夏に、雌雄同株で、紅色で楕円形の雌花と、球形の紫紅色の雌花を付けます。果実は松ぼっくりと呼ばれ、果実は卵状円錐形の球果でハガクレツリフネハガクレツリフネ(葉隠釣舟、学名:Impatiens hypophylla)は、日本固有種で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。和歌山〜四国、九州の山地の林縁や湿った場所に群生します。緑色の葉は楕円形で、鋸歯があり、互生します。夏〜秋、葉下にある花柄の先に薄紅紫色で濃斑点がある釣舟形の花を吊り下げます。花には、花弁状の萼3個と唇弁3個、内側に曲がる筒状の距1個があります。距に溜まった蜜に昆ハクサンイチゲハクサンイチゲとは ハクサンイチゲ(白山一華、学名:Anemone narcissiflora)は日本固有種で、亜高山~高山の湿地に自生するキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。日本では、東北〜中部の(亜)高山の湿った草原に自生します。根生葉は三深裂し、茎葉は二枚づつ対生につきます。夏に、花径2~3 cmの白花を咲かせます。実際には、この白花のように見えるものは、萼片で6~7枚あります。花後にハクサンチドリハクサンチドリ(白山千鳥、学名:Dactylorhiza aristata)は北半球の高山湿地に自生するラン科の多年草です。初夏から夏、花茎先端から総状花序を伸ばし濃桃色の小花を数10個咲かせます。小花は唇形で距があり兜状です。唇弁には濃紫色の斑点があり、先端が3裂します。萼片や側片は先端が伸びて鋭く尖ります。葉は数枚茎に互生して付きます。和名は千鳥が飛ぶ姿と、咲く場所が白山に多いことから命名されハクサンフウロハクサンフウロ(学名:Geranium yesoemse var. nipponicum)はフウロソウ科の高山性多年草です。東北地方〜中部地方の高山の草地に自生します。エゾフウロ種の亜種です。葉は緑色、葉は掌状に5深裂し、裂片は更に深裂します。夏に、花冠径が3 cm程の紅紫色の五弁花を咲かせます。ハクサンフウロは、別名でアカヌマフウロ(赤沼風露)と呼ばれます。 花名の由来 属名の(ゲラニウム/ゼ ハクサンボウフウハクサンボウフウ(白山防風、学名:Peucedanum multivittatum)は、日本原産で、セリ科カワラボウフウ属の常緑多年草です。北海道から中部地方以北の高山の草地に自生します。茎は中茎で直立します。葉は1〜2回出羽状複葉で、小葉は広卵、葉縁に荒い鋸歯があります。夏に、花茎を出し複散形花序を伸ばして白い小花を多数咲かせます。シラネニンジンと似ていますが、ハクサンボウフウの方が、葉の切れ込ハナチダケサシハナチダケサシ(花乳茸刺、学名:Astilbe thunbergii var. formosa)は、日本原産で、ユキノシタ科チダケサシ属の多年草です。別名でアワモリソウ(泡盛草)とも呼ばれます。本州の山地の草原に自生します。茎丈は50〜80cmです。葉は長さ10cmの3回奇数羽状複葉で 頂小葉は卵形、葉縁に重鋸歯があり、で先端が尖ります。 5月〜7月に花茎先端から円錐花序を伸ばし、花長0.5cmのハナニガナハナニガナ(花苦菜、学名:Ixeris dentata var. amplifolia)とは、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ニガナ属の多年性野草です。 山の道端に自生します。 葉は茎を抱きます。 春~夏に、花茎から散房花序を伸ばし、黄色い頭状花を10輪程咲かせます。 花苦菜(I. dentata var. amplifolia)やシロバナハナニガナ(白花花苦菜、学名:Ixeris dentatハルジオンハルジオン(春紫苑、学名:Erigeron philadelphicus)とは、北米原産で、キク科ムカシヨモギ属の一・二年草の野草です。九州以北の荒地や道端に自生します。 別名でビンボウグサ(貧乏草)や、Philadelphia fleabaneと呼ばれます。 草丈は30〜100 cmです。茎葉は基部が茎を抱きます。 春から夏に、花径2.5 cm程の白または薄紫の頭花を咲かせます。 ハルジオンディケントラ・フォルモーサ・オレガナディケントラ・フォルモーサ・オレガナ(Dicentra formosa oregana、学名:Dicentra formosa ssp. oregana)は、北米原産で、ケマンソウ((学名:Dicentra spectabilis))とコマクサ(学名:Dicentra peregrina)の仲間のハナケマンソウ(華華鬘草、学名:Dicentra formosa)の亜種です。草丈は50 cm程で他2マコモマコモ(真菰、学名:Zizania latifolia)は、中国原産で、イネ科マコモ属の大型の宿根性多年生の水生草本です。日本への渡来は縄文時代と言われ、遺跡からマコモの種子が検出されており、万葉集では「コモ(薦)」と呼ばれています。日本では北海道〜九州の湖沼や、河川、溜池等の水辺に群生します。雌雄同株。春に伸びる匍匐枝(新芽)は土中を伸びるために先が角のように硬く尖っています。 葉は幅広で細長くハイビャクシンハイビャクシン(這柏槇、学名:Juniperus procumbens)は日本原産で、ヒノキ科ビャクシン属の匍匐性針状低木です。分類上はイブキの変種とされます。幹や枝葉が地面を這うように横に伸びて密に茂るのでグランドカバーに用いられます。フイリハイビャクシンは葉に白っぽい模様が入ります。 一般名:ハイビャクシン(這柏槇)、学名:Juniperus procumbens、シノニム:Junipeハナノキハナノキ(花の木、学名:Acer pycnanthum)は日本固有種で、カエデ科カエデ属の耐寒性落葉広葉高木です。成木の樹皮は灰色で、幹はシンプルに直ぐ伸び、樹冠は卵形~紡錘形をしています。葉の基部は心臓形で3~5裂し対生につき葉縁に重鋸歯があります。葉は大きく、葉の表側は明緑色(萌芽期)→濃緑→黄色→深紅色(秋)→落葉(冬)と変化します。葉の裏側は毛が密生し白く見えます。秋の紅葉が美しいカエデ(ハシリドコロハシリドコロ(走野老、学名:Scopolia japonica)とは、日本の固有種で、ナス科ハシリドコロ属の多年草です。本州から九州の沢沿いの樹林下などの湿地に自生します。 草丈は30~60cmです。葉は黄緑色で、長さ5~15cm、幅2~5cmの卵形で、葉縁は全縁、両面が無毛で、枝に対生に付きます。 4月~5月に、葉腋から暗紫色で2cm程の釣り鐘形をした花を1輪下垂して咲かせます。花の内側は薄黄アリウム・ギガンテウムアリウム・ギガンテウム(学名:Allium giganteum)は、ヒマラヤ原産で、ヒガンバナ科ネギ属の球根植物です。晩春~初夏、長い花茎を伸ばし、先端に葱坊主に似た大球形の赤紫色の花を咲かせます。背の高い植物で、植物園では一列に植栽され目立ちます。アリウム(Allium)とはラテン語でニンニク、giganteum(ギガンテウム)は巨大なという意味です。同じアリウム属に、チャイブ(Chives、学 ハートカズラハートカズラ(Heart葛、学名:Ceropegia woodii)はナタール原産で、キョウチクトウ科セロペギア属の常緑匍匐性・蔓性多年草の多肉植物です。長く伸びた蔓の左右に葉が対生につきます。葉は肉厚で小さなハート形をしてチェーン状に垂下するので別名でラブチェーン(Love chain)と呼ばれます。学名からセロペギアとも呼ばれます。葉表は緑色地に灰色の斑が入り葉裏は桃色をしています。観葉植物とハナニラハナニラ(花韮、学名:Ipheion uniflorum)は、メキシコなどの南米原産で、ヒガンバナ科ハナニラ属の球根性多年草の帰化種です。春にニラ(韮、学名:Allium tuberosum)のような線形の葉の間から細い花茎を伸ばし、その先に漏斗状で先端が6裂した青花や白花を咲かせます。葉や鱗茎は葱臭がします。植え込みなどで花を観賞します。花言葉は、「愛しい人」。黄色い花を咲かせる「キバナハナニラアルメリア・マリチマアルメリア・マリチマ(学名:Armeria maritima)は北米及び欧州原産で、イソマツ科アルメリア属の宿根草です。別名で、ハマカンザシ (浜簪)や、マツバカンザシ(松葉簪)、属名のアルメリア(Armeria)、学名のアルメリア・マリチマ(Armeria maritima)、ブルガリス、シーピンク(sea pink)、とも呼ばれます。塩分に強い海洋性の植物で草丈は低い。ヘラ状の根生葉の間から花ハイブリッドハナミズキステラピンクハイブリッドハナミズキ(Hybrid 花水木、学名:Cornus x rutgers )は、ハナミズキの園芸品種で、ミズキ科ミズキ属の耐寒性・耐病性落葉低高木です。アメリカ のニュージャージー州立大学ラトガーズ教授 が、ハナミズキと{{ヤマボウシ}}(山法師、学名:Cornus japonica var. chinensis}}を交配・育苗したハイブリッド・ハナミズキです。これは、ステラシリーズ(エーデルワイスエーデルワイス(Edelweiss、学名:Leontopodium nivale)とは、スイスアルプスなどの高山に自生する、キク科ウスユキソウ属の高山性多年草です。スイスやオーストリアの国花とされます。 エーデルワイス(Edelweiss 学名:Leontopodium nivale) 別名で、セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)や、アルペン・エーデルワイス(Alpenedelweiss、独ハイドランジアハイドランジア(西洋紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla f. hortensia)は日本原産のガクアジサイ(額紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla)が奈良時代に渡欧して欧州で改良されて各国で広まり、大正時代に日本に逆輸入されたアジサイ属の落葉低木です。 小さな花を咲かせる両性花がなく、花の大半が装飾花で、しかも花(萼片)が大きく、花色が多く華やかです。アジスイゼンジナスイゼンジナ(学名:Gynura bicolor、学名:Gynura bicolor)とは、インドネシア原産でキク科の多年草です。葉色が2色で、表が濃緑、裏が濃紫色です。葉質はやや厚めです。草丈は90cm程度で、葉形は長楕円形で切れ込みがあります。葉は互生につきます。夏に咲く花は黄か橙色で小さな頭状花です。夏の暑さに強くどんどん成長するので夏野菜として利用されます。冬の寒さには弱く地上部の葉は枯れコバイケイソウコバイケイソウ(小梅蕙草、学名:Veratrum stamineum)は、日本固有種で、シュロソウ科シュロソウ属の多年草の高山植物です。バイケイソウ(梅蕙草)より小型であることから名付けられました。バイケイソウとは、花が梅(ウメ、学名:Prunus mume) に似ており、葉がケイラン(蕙蘭)に似ていることに拠ります。葉は幅広で長楕円形をしており、葉序は互生、葉色は薄黄緑、無柄で葉脈は平行、葉縁はオキザリス・ボーウィオキザリス・ボーウィ(学名:Oxalis bowiei、学名:Oxalis bowiei)は、南アフリカ原産で、カタバミ科カタバミ属の半耐寒性・多年草「カタバミ(片喰)」の園芸品種で、定番ともいえる花です。和名では、セイヨウカタバミ(西洋片喰)や、ハナカタバミ(花片喰)とも呼ばれます。葉は緑色のハートが3つ付いた形をしています。葉の間から花序を伸ばし、桃色の大輪花を咲かせます。 葯と花の中心部の色エピスキア・クプレアタエピスキア・クプレアタ(学名:Episcia cupreata)は、コロンビアなどの熱帯アメリカ原産で、イワタバコ科の非耐寒性常緑多年草です。夏、よく分枝する茎からライナーが伸びて、小さな鮮紅色の花を咲かせます。花に白毛があり、外側が赤い筒状で先端で大きく開き、丸味のある5弁花のように5つに浅く切れています。花の内側は黄色で赤い斑があります。 草丈は低く上に伸びずに横に広がります。 園芸品種が多く ハンカチノキハンカチノキ(ハンカチの樹、学名:Davidia involucrata)は、中国原産で、ミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木です。これだけで一属一種を形成します。花の周りに2枚ついた大きな白い苞葉が、ハンカチのように見えることが花名の由来です。目立つ白い苞葉が、中心部にある小さな目立たない花の塊に昆虫を呼ぶ仕掛けになっています。白い苞葉は最初は淡緑色ですが、開花に合わせて白くなり、花が咲き終り受粉がハツシマカンアオイハツシマカンアオイ(初島寒葵、学名:Asarum hatsushimae)は日本の徳之島固有種でウマノスズクサ科カンアオイ属のカンアオイの一品種です。葉色は暗緑色で光沢や斑紋はありません。花(萼片)は根元に咲きます。2月~4月に筒状ので薄黄色い花を咲かせます。花(萼片)に長い花柄があるのが特徴です。 一般名:ハツシマカンアオイ(初島寒葵)、学名:Asarum hatsushimae、原産地:九州ローゼルハーブティの原料 ローゼル(Roselle、学名:Hibiscus subdariffa)とは、エジプト原産で、アオイ科フヨウ属の非耐寒性一年草或いは多年生亜低木です。 属名にハイビスカスと付く通り、ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis)の仲間です。 ハイビスカスが花を観賞するのに対し、ローゼルは赤紫色の萼と苞をハイビスカスティーにして楽しみます。ハクサンタイゲキハクサンタイゲキ(白山大戟、学名:Euphorbia jolkiniis)は、日本固有種のトウダイグサ科トウダイグサ属の多年草です。夏に杯状花序に黄色い花を咲かせます。 一般名:ハクサンタイゲキ(白山大戟)、学名:Euphorbia togakusensis、別名:ミヤマウルシ、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キントラノオ目トウダイグサ科トウダイグサ属、原産地:日本、生息分布:低山~高花菖蒲 白糸の滝花菖蒲 白糸の滝(ハナショウブ 'シライトノタキ'、学名:Iris ensata var. ensata cv. Shiraitonotaki)は、ハナショウブ(花菖蒲、学名:Iris ensata var. ensata)の一品種で詳細は下記の通りです。 一般名:ハナショウブ(花菖蒲)、 品種名:シライトノタキ(白糸の滝)、花色:紅紫色、花径:18 cm、花姿:平咲き三英花、外花被:紅紫色地花菖蒲 '萩の下露'花菖蒲 ハギノシタツユ(萩の下露、学名:Iris ensata var. ensata cv. Tsurunokegoromo)は、ハナショウブ(花菖蒲、学名:Iris ensata var. ensata)の一品種で詳細は下記の通りです。 一般名:ハナショウブ(花菖蒲)、品種名:ハギノシタツユ(萩の下露、Hagi no shitatsuyu)、 花色:紅紫色、花径:15 cm、草丈:100 cツルナツルナ(蔓菜、学名:Tetragonia tetragonoides)は、豪州等の太平洋諸国原産でハマミズナ科の多肉性の蔓性多年草です。海岸の砂地を這いながら増えます。 若葉は癖が無いため、葉野菜とされます。 春から秋に、海岸の陽が当たる場所に黄色い花(のように見える)を咲かせます。花は内側が黄色で外側が緑色をしています。しかし、実際には花弁は無く、萼が花のように見えており萼片が4〜5枚ついたものハトムギハトムギ(鳩麦、学名:Coix lacryma-jobi var. ma-yuen)は、インド~ミャンマー原産でイネ科ジュズダマ属の一年草「ジュズダマ」(数珠玉、学名:Coix lacryma-jobi)の栽培品種です。穂の基部に雌花、先端に雄花があります。数珠玉と似ていますが、違う点は以下の通りです。花序は、数珠玉は上を向きますが、鳩麦は垂れ下がります。日本ではヨクイニンという生薬として利用されハマエノコロハマエノコロ(浜狗尾草、学名:Setaria viridis var. pachystachys))は、日本、朝鮮、台湾、中国原産で、イネ科エノコログサ属の小型の一年草です。エノコログサ(学名:Setaria virides)の海岸版です。日本全国の海岸沿岸で岩場の隙間や砂地に根を張ります。夏から秋に、根元から分枝した短い茎先から円錐花序を出し短い緑色の芒(のぎ、針状の毛)を長く密集させます。 強ハッカハッカ(日本薄荷、学名:Mentha canadensis var. piperascens)とは、日本、朝鮮半島、中国、シベリア原産で、シソ科ハッカ属の多年草です。別名で、ニホンハッカ(日本薄荷)、和種薄荷、Japanese peppermint、加拿大薄荷(中国名)とも呼ばれます。 日本各地の湿地に分布します。 葉は長楕円形で十字対生し、葉縁に鋸歯があります。 7月~8月に葉の付け根に、薄紫色 ハナミズキハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)は、ミズキ科ミズキ属の耐寒性落葉小高木です。春に、葉が出る前に、枝先に上向きで平らな4弁花状の白花(または、赤花)を咲かせます。花のように見えるものは総苞です。本当の花は花中心部にある黄緑色の塊で0.5cm程の小さな4弁花です。苞片の先端で凹んでいる部分は咲き始見ると種子のように見えます。枝は横に広がります。若葉は緑色で光沢があり、葉形は楕円ハゴロモジャスミンハゴロモジャスミン(羽衣jasmine、学名:Jasmimum polyanthum)は、 中国南部原産で、モクセイ科ソケイ属の半耐寒性・蔓性・常緑灌木です。日本でも日の当たる水捌けの良い場所で良く見かけます。蔓は6m程まで伸びますが、上方向にしか伸びません。 春、芳香のある白~薄桃色で細い筒先端に5弁花を平開して多数咲かせます。 同属で、白花を咲かせる花に、マツリカ(茉莉花、学名:Jasmimハクチョウゲハクチョウゲ(白丁花、学名:Serissa japonica)は、東南アジア原産で、アカネ科ハクチョウゲ属の常緑広葉低木です。初夏に、白または薄桃色の小花や小葉を沢山咲かせます。通常、花は一重ですが、園芸品種には花が八重のヤエハクチョウゲ(八重白丁花)や、葉縁に斑が入った「斑入り白丁花」があります。垣根などに利用されます。和名のハクチョウゲとは、白い丁子形の花という意味で鳥とは関係ありません。 ハナカンザシハナカンザシ(花簪、学名:Rhodanthe chlorocephala subsp. rosea)は、オーストラリア原産で、キク科ローダンテ属の多年草です。草丈は15~20cmと低く、基部から良く分枝します。葉は緑色で柔らかく披針形をしています。同属のローダンテ(学名:Rhodanthe manglesii )と似ていますが、ロ―ダンテはヒロハノハナカンザシ(広葉花簪)と言われるように葉が大きくハランハラン(葉蘭、学名:Aspidistra elatior)は、日本、中国原産で、キジカクシ科ハラン属の常緑多年草です。地下茎が発達して群落をつくります。葉柄の長い大きな緑色の葉を多数出します。葉が長く葉幅があるので、葉を寿司や刺身などの皿代わり、盛り花の添え物に使います。春に紫色の花を地面すれすれに咲かせます。 似た葉を持つ植物に、別属ですが、アリサンヒメバラン(阿里山姫葉蘭、学名:Peliosハナトウガラシハナトウガラシ(花唐辛子 、学名:Capsicum annuum var. acuminatum) は、ナス科トウガラシ属の一年草「 トウガラシ(唐辛子)」 の園芸品種です。 葉は披針形で、互生してつきます。 夏~秋、分枝した枝に小さな白花を多数咲かせます。花後にランタン形の果実を成らせます。果実は成長に応じて白→橙→赤→紫色と色を変えます。 一般名:ハナトウガラシ(花唐辛子) 、学名:Cシトロンシトロン(citron; 学名: Citrus medica)はインド原産でヒマラヤ原産でミカン科ミカン属の常緑低木です。 レモン(檸檬、Lemon、学名:Citrus limon)より果実が大きくごわごわしています。 枝に棘があります。葉は大きな長楕円形です。総状花序に芳香のある淡紫色の五弁花を多数付けます。花後に成る長卵形の果実は果皮が厚く、果肉が少なく酸味があります。 生食には適さず、ハンゴンソウハンゴンソウ(反魂草、学名:Senecio cannabifolius) は、温帯域原産で、キク科キオン属の多年草です。北海道~本州中部以北の日本の林縁や湿原に自生します。キオンと似ていますが、葉形が異なります。キオンの葉は広披針形で分裂しないのに対し、ハンゴンソウは3~7に羽状深裂します。 一般名:ハンゴンソウ(反魂草)、学名:Senecio cannabifolius、又名:Alpine ハッサクハッサク(八朔、学名:Citrus hassaku)とは、日本原産でミカン科ミカン属の常緑小高木です。柑橘類として果実が食用となります。春、開花します。冬に収穫し1、2か月寝かせて酸を抜いてから出火します。外果皮や内果皮(じょうのう)は食用とせず、果肉を主に生食します。あっさりした酸味が好まれます。温州ミカン→八朔→夏ミカンの順に市場に出回ります。 一般名:ハッサク(八朔)、学名:Citru花菖蒲 ’相生’花菖蒲 '相生'、(ハナショウブ 'アイオ'、学名:Iris ensata var. Aio)はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:ハナショウブ 'アイオ'(花菖蒲 '相生')、学名:Iris ensata var. Aio、花色:白、江戸系。 花菖蒲 ’潮来’ハナショウブ 'イタコ'(花菖蒲 '潮来'、学名:Iris ensata var. ensata 'Itako')はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:ハナショウブ 'アイオ'(花菖蒲 '潮来')、学名:Iris ensata var. ensata 'Itako'、花色:紫絞り、江戸系。ハイビスカス 'ミセス ジェームス ヘンドリー'ハイビスカス 'ミセス ジェームス ヘンドリー'( Hibiscus Rosa-Sinensis 'Mrs. James E. Hendry')は鮮黄色で八重花を咲かせる熱帯性ハイビスカスの園芸品種です。 花名: ハイビスカス 'ミセス ジェームス ヘンドリー'(Hibiscus Rosa-Sinensis 'Mrs. James E. Hendry' 、学名:Hibiscus rosa-sinグレヴィレアグレヴィレア(Grevillea、学名:Grevillea banksii)は、オーストラリア〜ニューカレドニア原産で、ヤマモガシ科シノブノキ属(グレヴィレア属)の半耐寒性常緑低高木です。和名はハゴロモノマツ(羽衣の松)やベニバナハゴロモノキ(紅花羽衣の木)と言います。葉は緑色で、切れ込みが深く松葉に似ています。 日本では晩秋から翌年春に開花しますが、ハワイのような温暖地域では1年中(四季咲き)見ハリモミハリモミ(針樅、学名:Picea torano)とは、日本の冷温帯域原産でマツ科トウヒ属ハリモミ種の常緑針葉高木です。 別名で、バラモミ(薔薇樅)、英名で Tigertail spruce と呼ばれます。 東北南部から九州北部の山間部に自生します。 樹高は20〜35mで、樹径は1m、樹皮は灰色を帯びた赤褐色です。 葉は緑色で、針状、長さは1.5-2.5cmです。 雌雄同株で、6月に、枝先に紅紫色スモモスモモ(酢桃、李、学名:Prunus salicina)は中国原産で、バラ科スモモ属の落葉広葉小高木及びその果実です。別名でニッポンスモモ(日本季)、Japanese plum、ハタンキョウ(巴旦杏) 、プルヌス・サリーシナ(Prunus salicina)と呼ばれます。日本へは奈良時代に伝来しました。春に葉の展開と同時に枝から出た花柄先端に単頂花序を伸ばし、五弁の白花を咲かせます。芽中の葉は片巻ハルシャギクハルシャギク(春車菊、学名:Coreopsis tinctoria)は、北米中西部原産で、キク科ハルシャギク属の一年草の帰化植物です。花の中心部が蛇の目模様に見えることから、別名でジャノメギク(蛇目菊)やジャノメソウ(蛇目草)とも呼ばれます。代表的な品種は花弁先端が黄色で、内側が朱赤です。日本には明治初期に渡来しました。 草丈は60~80 cmで、30 cm程の矮性品種もあります。葉は細い羽状複葉豆桜マメザクラ(豆桜、学名:Cerasus incisa または Cerasus incisa var. incisa)は、日本固有種で 桜(サクラ)」の野生種の一種です。 花や樹高は大きくなりません。富士山や箱根に自生するので、別名でフジザクラ(富士桜)やハコネザクラ(箱根桜)とも呼ばれます。 春に、一重で白から淡紅色の小さな五弁花を下向きに咲かせます。大きくならず扱いやすいため盆栽として人気です。アーモンドアーモンド(Almond、学名:Amygdalus dulcis)とは、アジア西部原産で、バラ科モモ属の落葉高木です。 葉の展開より先に花が咲きます。 春に、短い花柄先端に、淡紅色~白色の5弁花を咲かせます。 生産地は日本では小豆島、海外では南欧、米国カルフォルニア州、豪州が知られます。 高木ですが、摘み取りのため樹高を5 m程にしています。 夏に果実が成ります。食用とするのは種子の部分です。ハクモクレンハクモクレン(白木蓮、学名:Magnolia denudata、シノニム:Magnolia heptapeta)は、中国原産で、モクレン科モクレン属の落葉高木です。ハクレン(白蓮)とも呼ばれます。蕾を漢方薬「辛夷」の材料とするため平安時代の初期以前に日本に渡来しました。 前年から銀毛に包まれていた蕾が春の陽射しと共に開花します。花は新葉が出る前に開花し、枝先に芳香のある白い卵形の花を付けます。花弁アサダアサダ(浅田、学名:Ostrya japonica)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、カバノキ科アサダ属の落葉広葉高木です。本属には1種のみが含まれます。日本では北海道から九州の平地や山地で見られます。樹皮は暗灰色で小片となり反り返り、成長につれ剥がれ落ちます。葉は狭卵形で、葉縁に重鋸歯が有り、互生します。葉の展開と同時期の5月に、枝先から出た穂状花序に花を咲かせます。雄花は黄褐色、雌花は紅色をして 花菖蒲 ’大盃'花菖蒲 '大盃'(ハナショウブ 'オオサカズキ'、学名:Iris ensata var. ensata 'Osakazuki')はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。江戸系の中大輪で白地に紅色絞りで平開、黄色いアイが目立つ。 一般名:ハナショウブ 'オオサカズキ'(花菖蒲 '大盃')、学名:Iris ensata var. ensata 'Osakazuki'、江戸系、平咲き、花トレニアトレニア(Torenia、学名:Torenia fournieri)は、インドネシア原産で、アゼナ科トレニア属の非耐寒性一年草です。茎は良く分枝します。夏~秋に、花茎の先端や葉腋から総状花序を伸ばし、スミレ(菫)に似た小さな口唇形の花を咲かせます。上唇は2裂して合着し、下唇は明瞭に3裂します。下唇の中央基部に黄斑紋があるものもあります。 花色の紫色の基準色の他に、濃桃色や白などがあります。熱帯アジコンロンカコンロンカ(崑崙花、学名:Mussaenda parviflora)は、中国南部原産で、アカネ科コンロンカ属の常緑半蔓性低木です。日本では種子島~沖縄に自生します。亜熱帯〜熱帯地方に自生し、温かい地域では庭植えされますが、通常は鉢植えとされます。 夏に、集散花序を伸ばし、黄色い小さな星形の筒状花を数個付けます。萼は5裂しその1裂片が葉と同じ大きさに育ち純白色の花のように見えるので、小さな黄色い花よヒビスクス・アーノッティアヌスヒビスクス・アーノッティアヌス(学名:Hibiscus arnottianus)は、オアフ島原産、アオイ科フヨウ属の低高木です。ホワイト・ハイビスカスで、ハイビスカス(学名:Hibiscus )の原種で、交配親の一つとして知られます。 花は白地に淡桃色の脈がる細長い五弁花で芳香があり枝に多数付きます。花の中央には、赤くて長い花柱があります。本種から、今日多数育種された園芸種のハイビスカスが生まれまシンジュノキシンジュノキ(真珠の木、学名:Gaultheria mucronata)は、南米原産で、ツツジ科シラタマノキ属の耐寒性常緑低木、高山植物です。春~初夏に、白い鐘状の小花を複数個まとめて下向に咲かせます。花後に成る果実は、赤か、白、ピンク、紫色の光沢のある球形で可愛らしく人気があります。 一般名:シンジュノキ(真珠の木)、学名:Gaultheria mucronata、シノニム:Pernettハマダイコンハマダイコン(浜大根、学名:Raphanus sativus "raphanistroides")は、朝鮮半島、日本原産で、アブラナ科ダイコン属の野生の越年草です。日本全国の海岸や川沿いで日の当たる砂地に自生します。花名は、浜に咲くダイコン(大根、学名:Raphanus sativus)という意味です。 砂浜に生える野生の大根 ハマダイコンは、砂浜に生える野生の大根です。草丈は30~70 cmでチランジア・リンデニーチランジア・リンデニー(Tillandsia lindenii)は、エクアドル・ペルー原産で、パイナップル科チランジア属の熱帯性常緑多年草です。桃色の編みこまれたような苞の間から紫色の小花を咲かせます。 一般名:チランジア・リンデニー(Tillandsia lindenii)、学名:Tillandsia lindenii(チランジア・リンデニー)、別名:ハナアナナス、分類名:植物界被子植物単ハマユウハマユウ(浜木綿、学名: Crinum asiaticum var. japonicum)は、インドネシアとスマトラ原産で、ヒガンバナ科ハマオモト属の常緑多年草です。暖地を好み、海岸の砂地や、花壇で見られます。 厚く光沢がある根生葉は太く長い線形です。根生葉の間から、やや扁平で太い花茎(偽茎)を80 cm程伸ばします。 夏~初夏の夕方に、花茎先端から散形花序を伸ばし、白花を多数咲かせます。小花はヒビスクス・セントジョニアヌスヒビスクス・セントジョニアヌス(Hibiscus saintjohnianus、学名:Hibiscus kokio ssp. saintjohnianus)は、ハワイ諸島にあるカウアイ島の固有種で、アオイ科フヨウ属の熱帯性常緑灌木です。カウアイ島のマカワオラ(Makawao)に自生する希少種で、黄色又は橙色の花を咲かせる熱帯性ハイビスカスの原種です。 樹高3~7 m、樹幅0.9~1.2 mです。葉オレガノオレガノ(Oregano、学名:Origanum vulgare)は、フランス、ギリシャ等の地中海沿岸原産で、シソ科ハナハッカ属の多年草です。全草に微小な軟毛が生えて芳香があります。茎は四角い。葉は卵形で枝に対生に付きます。夏に、茎頂から散房状円錐花序を伸ばし、紫赤または白い唇形花を付けます。花後に卵円形の小さな堅果が成ります。葉は乾燥させるとより苦みのある香りが強くなります。ハーブとして、マトン ハマゴウハマゴウ(浜栲、学名:Vitex rotundifolia)は、東アジア・東南アジア原産で、常緑小低木です。夏に、海岸の砂地や岩場の後背地で群生します。這うように伸びた枝先に円錐花序に紫色の小花を多数付けます。葉は楕円形で葉縁は全縁で、枝と共に芳香があります。花冠は上下に分かれた口唇形で、上唇は2裂し、下唇は3裂します。4本の雄シベと、柱頭が2裂した一本の雌シベは共に長く、花から外に飛び出ています椿 白露錦椿 白露錦(つばきハクロニシキ、学名:Camellia japonica 'Hakuro nishiki')は、ツバキ科ツバキ属の椿の園芸品種です。いわゆる、江戸椿系と言われる品種で、桃色、または、拍色地に赤吹き掛けの八重、中・大輪、抱え咲きで、晩秋から咲き始める早咲きで、中春まで咲き続けます。 【特集 椿】https://www.flower-db.com/ja/special/23/2 ハツユキソウハツユキソウ(初雪草、学名:Euphorbia marginata)は、北米南部原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の非寒性一年草です。緑色の葉に、白い覆輪の葉縁で葉のコントラストが美しい。夏〜秋に、散形花序に杯状の小さな白花を咲かせます。実際には、この花のように見えるものは、1本の雌蕊と、複数本の雄蕊です。花弁は無く、花弁のように見えるものは付属体(苞葉)です。花は、葉ほどの観賞価値はありませんハナモモ・テルテベニハナモモ・テルテベニ(花桃・照手紅、学名:Prunnus persica cv. Terutebeni)は、園芸品種で、バラ科サクラ属の耐寒性落葉小高木です。花を観賞するウメ(梅)とサクラ(桜)の間で、花を桃の節句に飾ります。テルテベニは枝が横に広がらず、縦に伸びる「ほうき立ち品種」です。花は大輪で、紅色の八重花を咲かせます。 白い花を咲かせるハナモモ・テルテシロ(花桃・照手白(学名:PrunnuオオムギNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の主題歌「麦の唄」(中島みゆき作詞・作曲・歌)の「麦」とは、「大麦」のことで、この番組に登場する「マッサン」とは日本で最初に一級ウィスキーを作ったニッカウイスキーの創業者です。ニッカ製ウイスキーの有名なラベルには、片手に大麦、もう片手にウィスキーグラスを持った髭の男性がデザインされています。ピュアウィスキーの原料には、大麦麦芽のみが使われるからです。 大麦とはシナマンサクシナマンサク(支那満作、学名:Hamamelis mollis)は、中国原産で、マンサク科マンサク属の耐寒性落葉広葉潅木~小高木です。前年の大きな茶色い枯葉を残しながら、早春、新葉が出る前に強い芳香があり黄金色でヒラヒラした紐状の花を咲かせます。 日本の「マンサク(満作、学名:Hamamelis japonica)」は、春に逸早く咲きますが、シナマンサクはそれよりさらに一ヶ月程前に咲きます。花はマハルノナナクサハルノナナクサ(春の七草、Haruno Nanakusa)とは、春を代表する七種類の草花のことを言います。毎年1月7日(松の内)に、これらを白米と焚き合わせて「春の七草粥」を食べると、その一年を健康に過ごせるという無病息災の願いが込められています。 春の七草とは 春の七草には、ゴギョウ(ハハコグサのこと)、 スズシロ(ダイコンのこと)、スズナ(カブのこと)、セリ(芹)、ハコベラ(ハコベのこと)ギンヨウアカシアギンヨウアカシア(銀葉アカシア、学名:Acacia baileyana)は、オーストラリアのニューサウスウェールズ原産で、マメ科アカシア属の常緑高木です。別名で、ミモザアカシア、Golden mimosa(ゴールデン・ミモザ)や、ハナアカシア(花Acacia)、Cootamundra wattleとも呼ばれます。 樹高は5〜15 mです。葉裏に白毛が生えて銀灰色に見えるのが名前の由来です。葉は偶数トウシキミトウシキミ(唐樒、学名:Illicium verum)は、中国~ベトナム原産で、シキミ科シキミ属の常緑高木です。薬用名やスパイス名では、ダイウイキョウ(大茴香)や、ハッカク(八角)、ハッカクウイキョウ(八角茴香)、スターアニス(Star anise)、チャイニーズ・スターアニス(Chinese star anise)と呼ばれます。春と秋の2回、葉腋から花柄を出し紅色の花を下向きに咲かせます。花にはハーデンベルギアハーデンベルギア(Hardenbergia、学名:Hardenbergia violacea)は、オーストラリア原産で、マメ科ハーデンベルギア属の半耐寒性常緑ほふく性(蔓性)低木です。 最初は自力で茎を伸ばしますが、直に蔓を伸ばし他の木や、フェンス等に蔓を絡ませて成長します。春に、葉腋から総状花序を伸ばし紫色の小花を房状に咲かせます。花色には紫の他、白やピンクもあります。 属名の「Hardenbe ハナキリンハナキリン(花麒麟、学名:Euphorbia milii)とは、マダガスカル原産で、トウダイグサ科ユーフォルビア属の耐乾燥・非耐寒性常緑低木です。英名で、ユーホルビア・ミリー(Euphorbia milii)や、Crown-of-thorns、Christ Plantと呼ばれます。 株高は15~180 cmになり、茎に鋭い刺が密生します。 葉は長さ3.5 cm、幅0.5~1.5 cmの倒披針形で全ハナツルボランハナツルボラン(花蔓穂蘭、学名:Asphodelus fistulosus)は、 地中海沿岸原産で、キジカクシ科ツルボラン属の宿根多年草です。 別名で、アレチヒナユリ(荒地雛百合)とも呼ばれます。地中海性気候の国や地域では帰化植物となっています。 春に、花茎を出し先端から円錐花序を伸ばし、小さなヒトデのような白花を咲かせます。花は、漏斗状で先端が6裂し六弁花のように見えます。花弁の中央に、赤茶ハナハマサジハナハマサジ(花浜匙、学名:Limonium sinuatum)とは、スペイン~北アフリカの地中海沿岸原産でイソマツ科イソマツ属の半耐寒性多年草です。 原産地では海岸の砂地に自生する野草で乾燥や塩分に強いです。 地際から放射状に延びた葉の間からやや扁平で翼のある花茎を直立させ、春~秋に、花茎先端から円錐花序を伸ばし、青紫や、白、赤、橙、黄、ピンクの漏斗状の花を付けます。 しかし、花のように見えるのハナビシソウハナビシソウ(花菱草、学名:Eschscholtzia californica)は、カルフォルニア原産で、ケシ科ハナビシソウ属の耐寒性多年草です。別名で、カリフォルニア・ポピー(California poppy)、Cup of Gold((カップオブゴールド)、エスコルチア(Escholtzia)、金英花(きんえいか)とも呼ばれます。葉はコスモスのように細裂します。初夏に、花茎から4弁花を多数咲かスモークツリースモークツリー(Smoke tree、学名:Cotinus coggygria)は欧州南部、ヒマラヤ、中国南部原産で、ハグマノキ属の落葉低木または小高木です。別名でハグマノキ(白熊の木)や、ケムリノキ(煙の木)、カスミノキ(霞の木)、スモークブッシュ(Smoke bush)、コティヌスコッギグリア(Cotinus coggygria)とも呼ばれます。 ケムリノキ(煙の木)、カスミノキ(霞の木)、英ヘリコニア・ロストラタヘリコニア・ロストラタ(学名:Heliconia Rostrata)は、ペルー~アルゼンチンなどの熱帯アメリカ原産で、オウムバナ科オウムバナ属の熱帯性常緑多年性植物です。花序が下垂性をしたヘリコニアということで、ハンギング・ヘリコニア(Hanging Heliconia)や、ロブスター(海ザリガニ)の鋏(はさみ)のような形をした苞(ほう)が特徴的なので、「ロブスタークロー(Lobster clawハナショウブハナショウブ(花菖蒲、学名:Iris ensata var. ensata)はノハナショウブ(野花菖蒲、学名:I. e. var. spontanea)の園芸品種で、アヤメ科アヤメ属の宿根草です。初夏に、直立した花茎の先端から花穂を伸ばし大型の花を咲かせます。 花菖蒲の系統 花菖蒲の系統には、 江戸系、伊勢系、肥後系、長井系、外国系などがあります。 花容 平咲き、受け咲き、垂れ咲き、玉咲き、ハナヤエムグラハナヤエムグラ(花八重葎、学名:Sherardia arvensis)は地中海地方沿岸~東南アジア原産で、アカネ科ハナヤエムグラ属の1年生の野草です。これ1種で1属(one genus)を構成し、種は1種(one species)のみです。日本のみならず、世界中に帰化しています。茎は地を這い、40 cm程に立ち上がります。茎断面は四角で、剛毛の葉が6枚ずつ輪生します。葉柄はありません。春~夏に、葉ハイビスカス ’ドロシー’ハイビスカス 'ドロシー'(Hibiscus Dorothy、学名:Hibiscus hybrid 'Dorothy')は、ハワイ諸島及びマスカリン諸島原産のアオイ科フヨウ属の低木「ハイビスカス」の園芸品種です。ハワイアン系で、大輪、樹高:高性、花色:白~淡桃色で喉部が濃赤色、花柱下部は赤い。 一般名:ハイビスカス 'ドロシー'(Hibiscus Dorothy)、学名:Hibiscus hybハナスベリヒユハナスベリヒユ(花滑莧、学名:Portulaca oleracea cv. Giganthes)とは、インド原産で、スベリヒユ科スベリヒユ属の這性非耐寒性多年草です。 学名からポーチュラカ(Portulaca)、葉形から ヘラマツバボタンや、ヒロハマツバボタンとも呼ばれます。 スベリヒユ(滑莧、学名: Portulaca oleracea)の近縁種です。全草がエジブルフラワーでスープやサラダなどに ハナズオウハナズオウ(花蘇芳、学名:Cercis chinensis)は、中国、朝鮮半島原産で、マメ科ハナズオウ属の耐寒性落葉低木です。 樹高は2〜6 mで、葉は黄緑~緑色でハート形で葉縁は全縁です。葉が出る前の4月〜6月に、枝から紅紫色の小花を直接咲かせる「幹生花」です。 花は豆型で、花径2 cm、花色は紅紫色の他、白もあります。10月に果実が成ります。花名は紅色の染料「スオウ」で染められた色と、ハナズオハナトラノオハナトラノオ(花虎尾 、学名:Physostegia virginiana)は、アメリカ中・南部~メキシコ北部原産で、シソ科ハナトラノオ属の宿根草です。梅雨時~初秋に、花穂の下方から小さな唇形の花を咲かせます。花色の基本色はピンクが多いですが、薄紫や白、赤紫もあります。 茎は四角張っています。花前は、花穂の姿が虎の尻尾のように見えることに拠ります。 一般名:ハナトラノオ(花虎尾)、学名:Phハマベブドウハマベブドウ(浜辺葡萄、学名:Coccoloba uvifera)とは、熱帯アメリカ・カリブ海原産で、タデ科ハマベブドウ属(ココロバ属)の広葉常緑小中木です。耐風性と耐塩性があるため海岸沿いに植えられます。 樹高は最大8 mになりますが大抵は2~5 m程です。 葉は皮質、直径20~25 cmの円形で葉脈が赤く、葉縁は全縁で幾分波打ち、対生に付きます。 雌雄異株です。総状花序に、直径0.3~0.4 ニコチアナニコチアナ(Nicotiana、学名:Nicotiana) は、ボリビアとアルゼンチンなどの南米や、北米、オセアニア、アフリカ原産で、ナス科タバコ属の半耐寒性一年草/二年草/多年草です。タバコの仲間です。葉は根生葉でロゼッタ状をです。春~秋に、葉の間から花茎を伸ばし、付け根部分が筒状で星型をした5弁花を咲かせます。花色には、原種の白や、ピンク、赤、薄緑色、黄色があります。昔は専売公社でしか栽培できハシドイハシドイ (丁香花、学名:Syringa reticulata)は、日本~朝鮮半島、中国などの東アジア原産で、モクセイ科ハシドイ属の耐寒性落葉高木です。山野の林内に生育に自生します。別名でドスナラ(癩楢)、英名で、Japanese tree lilac と呼ばれます。樹高は12〜15 mになります。葉柄の先に付く葉は光沢があり滑らかで硬く長さ4 - 8 cmの広卵形で先端が尖り葉縁は全縁で対生してフウセンカズラフウセンカズラ(風船葛、学名:Candiospermum halicacabum)は、ムクロジ科フウセンカズラ属の常緑蔓性1・2年草です。風船のような果実が観賞用として人気です。夏から初秋に白い小さな四弁花を咲かせ、晩夏から秋に筋のある風船のような可愛い実をつけます。果実が風船状なので、英名では、バルーンバイン(Balloon Vine)と呼ばれます。種子が黒地に白いハート状模様があることから、ハカラジウムカラジウム(Caladium、学名:Caladium x hortulanam)は、アマゾン流域の熱帯アメリカ原産で、サトイモ科カラジウム属の球根植物です。園芸品種が多数育種されています。サトイモに似た葉は大きな盾型をした根生葉で、薄く、色柄が変化に富んで美しいです。緑色地の葉に、ピンクや、赤、黄色、白等のカラフルな斑や模様が入ります。花は仏炎苞に包まれた肉垂花序で地味です。4月~8月に夏の観賞植ハイキンポウゲハイキンポウゲ(這金鳳花、学名:Ranunculus repens)は北半球の湿地原産でキンポウゲ科の多年草です。北海道や関東北部の本州の野原や湿地に生息します。初夏から夏に、根から出た枝が地表を這いながら伸び、枝から明るい黄色の5弁花を疎らに付けます。葉は3出複葉で小葉はさらに裂けます。 一般名:ハイキンポウゲ(這金鳳花)、学名:Ranunculus repens、分類名:植物界被子植物門ハナゴケハナゴケ(学名:Cladonia rangiferina)は、主に高山ツンドラで見られる、ハナゴケ科ハナゴケ属の地衣類です。分岐点で3~4本の枝に分割し最大10 cm程の塊を形成します。太い枝は1~1.5 mm程です。枝は白や、灰色をしています。表皮の代わりに緩い菌糸で覆われます。英名は、reindeer lichenや、grey reindeer lichenのように「reindeer」が付きまハナセンナハナセンナ(花旃那、学名:Senna corymbosa)は、ブラジル~アルゼンチン原産で、マメ科センナ属の半耐寒性常緑低木です。 別名で、アンデスノオトメ(アンデスの乙女)とも呼ばれます。 秋に、黄花を咲かせます。似た花にモクセンナ(学名:Senna surattensis、シノニム:Cassia surattensis)があります。ハナセンナ(S. corymbosa)の葉は細長いのに対し、モ ハリギリハリギリ(針桐、学名:Kalopanax septemlobus)は、日本~中国原産で、ウコギ科ハリギリ属の落葉広葉高木です。別名でセンノキ(栓の木)とも呼ばれます。樹高は10~30 mで、樹皮は黒褐色で縦に深裂します。枝は灰褐色で棘が有ります。葉はヤツデ(八手、学名:Fatsia japonica)に似た掌状で葉縁に鋸歯があり、枝に互生して付きます。7月~8月に、散形花序を総状につけて、直径4~ハギハギ(萩、学名:Lespdeza)とは、日本、朝鮮、中国等の東アジア原産でマメ科ハギ属の落葉低木です。別名で、庭見草(ニワミグサ)、初見草(ハツミグサ)、鹿鳴草(シカナキグサ)、鹿妻草(シカツマグサ)、英名ではBush clover(ブッシュクローバー)と呼ばれます。万葉時代から栽培されており、秋の七草の一つとされます。 草丈は150〜250cmで、基部は木質化して堅く、上部は分枝して垂れ下がりまハスハス(蓮、学名:Nelumbo nucifera)はインド原産で、ハス科ハス属の耐寒性落葉多年草の水生植物です。世界の熱帯・温帯域の蓮田、泥沼、池、水田で栽培されます。英名ではロータス(Lotus)と呼ばれます。草丈は100~150cmです。葉は漢方薬の「荷葉(かよう)」の原料となります。葉は緑色、葉径は30~50cmの円形で、葉縁は全縁、葉に光沢はありませんが、ロータス効果(Lotus effeタカトウダイタカトウダイ(高燈台、学名: Euphorbia lasiocaula)は同属(トウダイグサ科トウダイグサ属)の多年生野草「トウダイグサ(燈台草、学名: Euphorbia helioscopia)」と似ており、それより草丈が高いです。日本、朝鮮半島、中国に分布し、日本では本州,四国,九州の丘陵地や道端に自生します。 茎は直立し、葉を互生に付けます。茎頂から5枚の葉を輪生し、中央から5本の散生枝ハマボッスハマボッス(浜払子、学名:Lysimachia mauritian)は、東南アジア、太平洋諸島原産で、サクラソウ科オカトラノオ属の海浜生多年草です。 茎は基部で分枝し直立し、赤味を帯びています。葉に光沢があり、やや多肉質で箆状をしており、葉序は互生で均等に日が当るよう螺旋状に付きます。 岩場や浜辺などの海浜で、初夏に、総状花序を伸ばし白い小花を集合させて咲かせます。花冠は5深裂します。花名はハナキササゲハナキササゲ(花木大角豆、学名:Catalpa speciosa)は北米原産で、ノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木です。初夏に、円錐花序を伸ばし、白い漏斗状の花を多数咲かせます。花は下唇内に黄色い条紋と淡紫色斑有ります。 一般名:ハナキササゲ(花木大角豆)、学名:Catalpa speciosa、分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目ノウゼンカズラ科キササゲ属ハナキササゲ種、又名:オオアメリパニカム・スモークグラスパニカム・スモークグラス(Panicum capillare)は北米原産で、イネ科キビ属の一年草です。茎は中空で折れやすいです。茎先端と各節に箒状に広がる花穂をつけます。葉は緑色で披針形をしています。夏に緑色の花を咲かせます。花束やアレンジメント、ドライフラワーに使われます。 又名:パニカム・キャピラレ、witchgrass(ウィッチグラス) 、花草黍(ハナクサキビ)、分類名:植物界被単子葉テリハノイバラテリハノイバラ(照葉野茨、学名:Rosa wichuraiana)は、チベット原産でバラ科の落葉蔓性低木です。別名で、ノバラ(野薔薇)や、ハイイバラ(這茨)、英名では、Memorial Rose(メモリアル・ローズ)とも呼ばれます。日本では、本州から九州の山地や海岸に自生し、直立せず地を這うように伸びます。樹高は、50〜100cmで茎に棘があります。葉は光沢のある濃緑色で、奇数羽状複葉、小葉は倒卵ハゼランハゼラン(爆蘭、学名:Talinum crassifolium)とは、南米原産で、スベリヒユ科ハゼラン属の多年草です。 夏に、茎先から円錐花序を出し米粒大の赤い果実のような蕾を疎らに咲かせけます。 花は、桃色の五弁花です。 花名の由来 開花が午後3時頃なので、和名で三時草(サンジソウ)とも呼ばれます。また、開花後に3時間ほどしか咲かなかず夕方には萎みます。 一般名:ハゼラン(爆蘭)、 学名:ハイビスカス花が美しいハイビスカス、ハイビスカスティの原料はローゼル ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)とは、バヌアツ原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。 スーダン、パプアニューギニアの国花とされ、マレーシアではブンガラヤ(学名:Hibiskus rosa-sinensis)と呼ばれ、同じく国花とされます。 別名で、ヒビス ハイブリッド・リモニウムハイブリッド・リモニウム(Hybrid Limonium、学名:Limonium hybrid)は、イソマツ科イソマツ属の半耐寒性多年草です。別名で、シュッコンスターチス(宿根スターチス)、シュッコンリモニウム(宿根リモニウム)、Sea lavender、スターチス・ハイブリッド、リモニウム・ヒブリダ(Limonium hybrid)とも呼ばれます。スターチスの改良品種で、茎が細く柔らかく、花や葉ハコネギクハコネギク(箱根菊、学名:Aster viscidulus)はキク科シオン属の多年草です。関東~中部の山地の草原に自生します。別名でミヤマコンギク(深山紺菊)とも呼ばれます。 茎丈は30~60 cmです。葉は緑色で、卵状長楕円形をしており、葉縁に浅鋸歯があります。葉は上下に90度ずれて互生して付きます。7月~9月に、花茎の尖端に白または薄紫色の頭花を一輪ずつ咲かせます。 学名の意味 種小名の「vハボタンハボタン(葉牡丹、学名:Brassica oleracea var. sabellica)はヨーロッパ西部原産で、アブラナ科アブラナ属の耐寒性一年草(多年草)です。アブラナ科特有の十字形で黄花の集合した花穂を鑑賞するのではなく、ケール部を改良して発色した葉を鑑賞するために作られました。葉の鑑賞期は、10月〜翌年4月です。葉形にはキャベツに似た層状のものや、縮れたものがあります。育ちすぎると茎の木質ハツユキカズラハツユキカズラ(初雪葛、学名:Trachelospermum asiaticum ‘Hatsuyukikazura’)は日本、朝鮮半島原産で、キョウチクトウ科テイカカズラ属の耐寒性・這性・蔓性・常緑低木です。テイカカズラ(学名:Trachelospermum asiaticum)の園芸品種で、葉に斑が入り、似たような白花を咲かせます。半日陰を好みます。葉がピンクや白に変化する特徴があり、カラーリーハンゲショウハンゲショウ(半夏生、半化粧、学名:Saururus chinensis)とは、日本~中国原産で、ドクダミ科ハンゲショウ属の落葉多年草です。 夏に、上部の葉腋からびた10 cm程の穂状花序に花弁の無い小さな白花を咲かせます。 花が目立たないため、臭気を出し、葉を白くして目立たせ虫を誘引します。 花名の由来 和名の「半夏生」という名前は、夏至から11日目の半夏生の頃に花を咲かせることから、「ムシトリナデシコムシトリナデシコ(虫取撫子、学名:Silene armeria)は、欧州中南部原産で、ナデシコ科マンテマ属ムシトリナデシコ種の耐寒性一年草です。 ヨーロッパ原産の帰化植物でこぼれ種で増え道端で野生化しているものもあります。葉は茎を抱くように生えており対生に付きます。 茎の節から出る粘液は触るとネバネバするので小さな昆虫はくっついてしまいますが、食虫植物ではありません。初夏に、長い萼筒を持った濃桃色ハハコグサハハコグサ(母子草、学名:Gnaphalium affine)とは、中国~インド原産で、キク科ハハコグサ属の越年草の野草です。旧名はオギョウやゴギョウ(御形)と言い春の七草の一つとされます。葉はタンポポのような根出葉でロゼット状をしています。 春~梅雨時に、林や田畑で、花茎先に頭状花序を伸ばし、小さな黄色い筒状花を複数個につけます。本種には舌状花(舌花)がなく筒状花(管状花)だけで頭花を形成しますシバザクラシバザクラ(芝桜、学名:Phlox subulate)は、北米原産で、ハナシノブ科フロックス属の常緑多年草です。春に、地面を這ってサクラ(桜)に似た花を咲かせます。花茎から花序を伸ばし良く分枝した花柄の先端や葉腋から直径1~2cmの高杯形花冠(花弁の先端が5深裂した花)を密に咲かせて地面を覆いつくします。草丈が低く地面に濃桃色(代表色)のカーペットを敷いたようです。耐寒性と耐暑性があり丈夫で長持ちハマナスハマナス(浜茄子、学名:Rosa rugosa)とは、中国・朝鮮半島・日本原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉低木です。 別名で浜梨とも呼ばれます。 牡丹の花を小さくし、一重にしたような綺麗な桃色の花を咲かせます。 枝はよく分岐し、バラ科なので茎に鋭い刺があります。水捌けのよい海岸の砂地に生えます。 花に芳香があり、香料の原料となります。果実は形が梨に似ており、ジャムなどにして食べられます。 近年は園ディフェンバキアディフェンバキア(Dieffenbachia、学名:Dieffenbachia)は、熱帯アメリカ原産で、サトイモ科シロカスリソウ属の常緑多年草です。別名でシロガスリソウや、ハブタエソウと呼ばれます。矮性種と高性種があるため、草丈は20~200 cmと広範囲です。 葉は大きく、長さ50 cm、幅20 cmの長楕円形または卵形で互生して付きます。葉色は、緑色地に白や薄黄色の美しい斑模様が入り、主に観 カレープラントカレープラント(Curry plant、学名:Helichrysum italicum)は、地中海地方原産で、キク科ヘリクリサム属の常緑低木です。ヘリクリサムの仲間で、夏に黄色い小花を咲かせます。葉は銀色です。葉と茎に強烈なカレー臭があるのが名前の由来です。用途は切り花、ドライフラワー、ポプリ、庭植や花壇に植えて楽しみます。 一般名:カレープラント(Curry plant)、学名:Helichrハマセンダンハマセンダン(浜栴檀、学名:Tetradium glabrifolium)は、日本~中国、台湾原産で、ミカン科ゴシュユ属の落葉高木です。本州の三重県以南に自生します。花名は、奇数羽状複葉の葉がセンダン(栴檀、学名:Melia azedarach)に似ていることと、海岸に自生することに拠ります。 一般名:ハマセンダン(浜栴檀)、学名:Tetradium glabrifolium シノニム:Tetrハクウンボクハクウンボク(白雲木、学名:Styrax obassia)は、日本と中国原産で、エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木です。 樹高は5〜15mです。樹皮色は暗灰色をしており、樹径は25cm程です。葉には1~2cmの毛深い葉柄があります。葉は長さ10〜20cm、幅8~20cmの円形で、葉裏に星状毛が密生するため白緑色に見え、葉脈が目立ち、葉縁には歯牙状鋸歯があり、互生して付きます。 日本では5月の連休頃カランドリニア ‘リトルバタフライ’カランドリニア ‘リトルバタフライ’(学名:Calandrinia umbellata)は、アンデス原産で、スベリヒユ科カランドリニア属の半耐寒性常緑多年草です。 春~夏に、花茎を伸ばし、散房花序にピンクで杯形の可愛らしい花を数個上向きに咲かせます。 日が当たると咲き、曇りの日は花を咲かせません。 分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目スベリヒユ科カランドリニア属、 又名:ハイマボタンボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)は、中国原産で、ボタン科ボタン属ボタン種の耐寒性落葉低木です。 隋代の煬帝(在位:604年8月21日 - 618年4月11日)が大変気に入り西苑(皇室の庭園)で盛んに植えられその後民家にも広まりました。1994年に中国花卉協会が中国国花選出大会で「ボタンを中国の国花とする」案を出しました。ボタンは薬用として遣唐使(630年ー894年)がクサトベラクサトベラ(草海桐花、学名:Scaevola taccada)とは、ハワイ、オーストラリア~ポリネシア原産で、クサトベラ科トベラ属の亜熱帯~熱帯性常緑常緑低木です。 半分に切られたような変わった花を咲かせるので、ハワイでは「ハーフ・フラワー(Half-flower)」とも呼ばれます。 ハワイの海岸では、このビーチナウパカは一年中見られます。白い花と白い果実が一緒についていることも珍しくありません。ハナカイドウ春になると街路樹のハナカイドウがいち早く花を咲かせます。ピンクの可愛らしい蕾が膨らみ木々の隅々まで一斉に咲く準備をしているようです。開花後はあっという間に散ってしまいます。白花もあるようですが見たことはありません。リンゴと同じ仲間なので開花後に赤い小さな実が成ることもあります。 ハナカイドウ(花海棠、学名:Malus halliana)とは、中国原産で、バラ科リンゴ属の耐寒性落葉広葉中高木です。ハナシノブハナシノブ(花忍、学名:Polemonium kiushianum)は、日本固有種でハナシノブ科ハナシノブ属の多年草です。 九州の山地草原に自生します。茎は直立し、奇数羽状複葉を互生してつけます。初夏~盛夏に、茎先から円錐花序を伸ばし、薄青紫色の花を咲かせます。ハナシノブは、平成7年2月に国内希少野生植物(絶滅危惧ⅠA類)に追加指定されました。希少野生植物として指定されている花には3種あり、このハハエトリグサハエトリグサ(蠅捕草、学名:Dionaea muscipula)とは、北米原産で、モウセンゴケ科ハエトリグサ属の食虫植物の半耐寒性多年草です。別名で、ハエトリソウ(蠅捕草)、ハエジゴク(蠅地獄)、英名でディオネア・マスキプラ、Dionaea muscipula、Venus Flytrap(ビーナス・フライトラップ)と呼ばれます。 草丈は5-10 cmです。 長い葉柄の先にギザギザした2枚貝のようなハリイヌナズナハリイヌナズナ(針犬盤薺、学名:Draba aizoides)は、ピレネー、アルプス、アペニン原産で、アブラナ科イヌナズナ属の高山性一年生草本です。日当たりのよい岩場に自生します。葉は多肉質で箆状をしており葉縁に白い針状の毛が生えています。葉は束生してロゼット状となり、その間から、春に、黄色い花弁を持つ小花を咲かせます。 一般名:ハリイヌナズナ(針犬盤薺)、学名:Draba aizoides ガウラガウラ(Gaura、学名:Gaura lindheimeri)は、北米原産で、アカバナ科ガウラ属の耐寒性多年草です。地下ある根茎から茎を出し多数に分枝します。 草丈は50-150cmで、葉は鉾形~狭披針形で毛があり、葉縁に鋸歯があります。 5月〜11月に、穂状花序に、白または薄桃色の、花径2〜3cmの小さな4弁花を咲かせます。長い雄蕊が目立ちます。 白花品種は、白い蝶が飛んでいるような姿からハクチハケイトウハケイトウ(葉鶏頭、学名:Amaranthus tricolor cv.)は熱帯アジア原産で、ヒユ科の非耐寒性一年草です。アマランサス・トリカラー(Amaranthus tricolor)、パーフェクタ・トリカラーとも呼ばれます。初秋に鮮やかに色づいて美しい葉が主として鑑賞されます。葉は互生します。葉の色や模様、形、大きさが多様化しており多数の品種があります。花は、小さな紫色花で葉脇に生えます。アハナオクラハナオクラ(花オクラ、学名:Abelmoschus manihot)は、中国原産で、アオイ科トロロアオイ属の低木又は多年草、野菜です。別名でトロロアオイやアカミオクラ(赤実オクラ)とも呼ばれます。花は1日花です。花弁が黄色で螺旋状に配置され、中心部は赤紫色をしています。 黄色い花弁は食べられます。 根は、鎮咳剤や健胃剤などの漢方薬の材料となります。粘液は和紙や、蕎麦のつなぎ同属に若鞘を野菜とするオ春ウコン春ウコン(春鬱金、学名:Curcuma aromatica)は、インド原産で、ショウガ科クルクマ属の多年草です。 花名は春に花を咲かせるウコンということで命名されました。春に、穂状花序に綺麗な桃色の花(実際にはこれは苞葉で、 本当の花は小さい黄色い)を咲かせます。根茎に価値があり、味は刺激的な辛味と、苦味があります。黄色の色素であるクルクミンやミネラル、 多種の精油成分が含まれ、肝臓や心臓などに薬アベリアアベリア(Abelia、学名:Abelia grandiflora)とは、中国(園芸種)原産で、スイカズラ科ツクバネウツギ属の常緑低木です。丈夫で刈り込みにも強いので生垣や道路の分離帯、庭園などに植栽されます。初夏から秋の長期間、背の低い木から多数分枝した枝先に釣鐘状の小さな白花/薄桃色花を多数つけます。小さな葉は、光沢のある緑色をしていますが、葉に黄色や白い斑入り模様が入る品種もあります。濃桃色ハマナデシコハマナデシコ(浜撫子、学名:Dianthus japonicus)は、日本~中国原産で、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。本州~四国、九州、沖縄の海岸の砂地に自生します。夏~秋に、集散花序を伸ばしピンクの花を咲かせます。花色には白もあります。 又名:フジナデシコ(藤撫子)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ナデシコ科ナデシコ属ハマナデシコ種、原産地:日本、中国、生息分布:本州~四国ゼラニウム・マクロリズムゼラニウム・マクロリズム(学名:Geranium macrorrhizum)は南欧原産で、高山性半常緑多年草です。東南アルプスやバルカン半島の岩場の林内に自生します。葉を潰すと香りと粘性が出ます。葉は春は緑色ですが、秋に紅葉します。 一般名:ゼラニウム・マクロリズム、学名:Geranium macrorrhizum、又名:Bigroot cranesbill、 Cranesbill、分類名:植物センリゴマセンリゴマ(千里胡麻、学名:Rehmannia japonica)は、ハマウツボ科ジオウ属の多年草です。以前はゴマノハグサ科に属していましたが現在はハマウツボ科とされます。茎には軟毛がびっしり生えています。花が大きいのでハナジオウ(花地黄)とも呼ばれます。花茎の上部にも葉がつきます。中国原産とされますが詳細は不明です。江戸時代から栽培されていましたが、現在では静岡県の山間地でのみ栽培されています。ハイブッシュブルーベリー 'サンシャインブルー'ハイブッシュブルーベリー 'サンシャインブルー'(Sunshine Blue、学名:Vaccinium corymbosum)は、北米原産で、ツツジ科スノキ属の矮性耐寒性半落葉低木&果樹です。春に鐘型の赤い花を咲かせ、夏に青紫色の大粒のブルーベリー(blueberry)が成ります。春から初夏に白色~ピンクで鐘型の可憐な花を咲かせ、6月頃から青紫色の綺麗な実がなります。秋には紅葉が美しいです。 ハンニャハンニャ(般若、学名:Astrophytum ornatum)はメキシコのイダルゴ州およびケレタロ州原産で、サボテン科アストロフィツム属の多年草&多肉植物です。植物体の幼体は球形ですが、成長すると円筒形になります。植物体には8本の稜線があり、縦に棘があります。刺座が発達し長く鋭い棘を持ちます。植物体の表面に銀白色の細かい斑点が散らばります。花は黄色で頂点に咲きます。 一般名:ハンニャ(般若)、学 ハゼノキハゼノキ(櫨の木、学名:Toxicodendron succedaneum)は、日本~朝鮮半島、中国、東南アジア原産で、ウルシ科ヌルデ属ハゼノキ種の落葉高木です。ロウノキ(蝋の木)、リュウキュウハゼ(琉球櫨)、トウハゼとも呼ばれます。日本へは1591年(安土桃山天正19年)に中国から渡来し、その後、江戸時代に中国から琉球王国を経由して薩摩藩に入り、果実から木蝋を採るための栽培が本格化しました。そのハンノキハンノキ(榛の木、学名:Alnus japonica)とは、日本、韓国、台湾、中国東部、ロシア原産で、カバノキ科ハンノキ属の落葉高木です。 別名でハリノキ、万葉集名では「榛」(ハリ)と呼ばれました。 根に粒状の根粒菌があり、栄養を補完しながら生育するので、日本全国の沼地や畦などの湿地に自生するとともに、土壌に恵まれない土地の地盤改良に積極的に使われる先駆樹種として肥料木とされます。 肥料木には、バニラグラスバニラグラス(Vanilla grass、学名:Anthoxanthum Odoratum)は、ヨーロッパ、シベリア原産で、イネ科ハルガヤ属の多年草です。ハルガヤや、スイート・バーナル・グラスともよばれます。明治初期に牧草として渡来し牧草とされましたが、その後逸失し帰化植物として野生化しています。草を乾燥させるとバニラ香がありポプリやドライフラワーに使われます。 一般名:バニラグラス(Vanil 他の特集一日花・半日朝から夕方まで半日咲いたり、夜から朝まで咲いて萎んでしまう「一日花・半日」を集めました。 それらの例として、 アサガオ・ヒルガオ・各種、オシロイバナ、アマ、ハマボウ、カラスウウリ、キカラスウリ、ワタ、ツユクサ、ナツツバキ、ノウゼンカツラ、ノカンゾウ、野牡丹、ヤノネボンテンカ、マツヨイグサ、月見草各種、オクラ、ローゼル、ミョウガ、ムラサキゴテン、ゼンテイカ、ヒオウギ、ハナスベリヒユ、パッショリンドウリンドウ(竜胆、Gentiana)は、リンドウ科リンドウ属の落葉性多年草です。花は晴れた日にしか咲かず、釣鐘型~トランペット状の花を咲かせます。 リンドウ(竜胆、学名:Gentiana scabra)、エゾリンドウ(蝦夷竜胆、学名:Gentiana triflora var. japonica)、チャボリンドウ(矮鶏竜胆、学名:Gentiana acaulis)、ミヤマリンドウ(深山竜胆、学名:特集 ナデシコ一覧ナデシコ一覧 ナデシコ属(Dianthus )の代表的な原種・品種・仲間には以下があります。 エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、D. superbus var. superbus)ー河原撫子の尾や品種、 カーネーション(Carnation)、 カワラナデシコ(河原撫子、Dianthus superbus "longicalycinus")ー花弁先端に深い切れ込みあり。万葉集で詠われた秋特集 観葉植物「特集 観葉植物」には、296種(2024年8月19日現在)の植物を掲載しています。 観葉植物の定義 観葉植物とは、葉の色彩や形を観賞するために栽培される植物(日本国語大辞典)、観葉植物とは、葉の色や形が美しくそれを観賞するために育てられる植物(日本花普及センター)と定義されています。それらの定義によれば、室内で育つ植物、すなわち観葉植物であるわけではなく、屋外で育つものも観葉植物に含ま特集3月の赤い花特集3月の赤い花【特集】10月の黄色い花【特集】10月の黄色い花 9月に咲いていた黄色花は 157 種でした。冬が近づくにつれ、オミナエシ(女郎花、学名:Patrinia scabiosifolia)のように咲き終わる花があります。 10月に咲いている黄色い花の写真は 128種 でした。9月に比べて少なくなりましたが、10月から新たに咲き始める黄色い花があります。 例えば、イソギク(磯菊、学名:Chrysanthemum pa