オの花 ポスト 日本語の花名の頭文字が "オ"で始まる花を集めました。 "オ"から始まらないものでも、別名が "オ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。オドントネマ・コッキネウムオドントネマ・コッキネウム(学名:Odontonema coccineum )は、コロンビア原産でキツネノマゴ科キツネノマゴ属の熱帯性多年草です。 深緑色で先端が尖った広長楕円形の大きい葉を対生に付けます。 花茎は先端で数本に分枝して、それらの先端に鮮紅色の管状花を多数付けた円錐花序を伸ばします。 一般名:オドントネマ・コッキネウム(Odontonema coccineum) 、学名:Odダッチ・アイリスダッチ・アイリス(Dutch iris、学名:Iris × hollandica )は、園芸品種(原産地は、オランダ)で、アヤメ科アヤメ属の耐寒性球根植物です。別名で、オランダアヤメ(阿蘭陀菖蒲)や、キュウコンアイリス(球根アイリス)、単にアイリス(Iris)とも呼ばれます。アイリスと言えば、通常、このダッチアイリスを指します。オランダで育種された球根アイリスの代表品種で、スパニッシュ・アイリス アカネムグラアカネムグラ(学名:Rubia jesoensis)は、日本原産でアカネ科の多年草です。夏に、北海道や本州北部の原野や湿原に自生します。直立したやや太い茎に、本葉2枚、托葉2枚の計4枚の葉を輪生状に付けます。葉腋から伸びた複集散花序に、車形花冠で先端が4、5深裂して平開した白い小花を疎らに咲かせます。 一般名:アカネムグラ(茜葎) 、学名:Rubia jesoensis 、別名:オオアカネ(オオミドリボウキオオミドリボウキ(大緑箒、学名:Asparagus setaceus)は南アフリカ原産で、キジカクシ科クサスギカズラ属属の常緑多年草です。羊歯に似た枝葉が羽根のようにふんわりと横に広がります。切花に添える緑や寄せ植えに使われます。和名ではオオミドリボウキと呼ばれます。これまで学名で呼ばれていますが、学名が変わりAsparagus setaceusとなりました。旧学名は、現在シノニムとされますが現在イエローケープハニーサックルカペンシス、テコマリア・カペンシス・オーレア(Tecomaria capensis 'Aurea')、ゴールデンイエローケープハニーサックル(Golden Yellow Cape Honeysuckle)、オーレアケープハニーサックル(Aurea Cape Honeysuckle)とも呼ばれます。 イエロー・ケープ・ハニーサックル(学名:Tecomaria capensis "Aurea")クジャクサボテンクジャクサボテン(孔雀仙人掌、学名:Epiphyllum spp.)とは、メキシコ原産でサボテン科の半耐寒性・常緑多年草の多肉性草本です。 葉に似た茎は、葉状茎と呼ばれます。 複数親の交配から育種されているので花の種類が多いです。春から初夏の、夕方から翌々日の昼まで、茎から光沢のある美しい大輪の花を咲かせます。花名は花が孔雀の羽のように美しいサボテンから付けられました。花色が豊富で、赤、白、桃、黄オートグラフ・ツリーオートグラフ・ツリー(学名:Clusia rosea)とは、西インド諸島原産で、オトギリソウ科クルシア属の常緑小高木です。成長が早く、非常に固い木で、樹幹には多数のイボ状のぶつぶつがあります。肉厚の葉に文字や絵を書くことができ落葉するまで残ることで知られ、オートグラフ・ツリー(Autograph Tree)、Signiture Tree(シグネチャー・ツリー)と呼ばれます。薄桃色の花を咲かせ、花後オールスパイスオールスパイス(学名:Pimenta dioica)はジャマイカ原産でフトモモ科の熱帯性常緑高木です。 房状の小さな白花を咲かせます。花弁は4枚ですが、白く多数ある雄蕊が目立ちます。 香辛料ースパイス 果実は香辛料として使われます。未熟な果実を乾燥させたものを煮込み料理や菓子の香付けに使います。消化効果や殺菌作用等の薬効があるとされます。 植物名は、オールスパイスの香りがシナモンとクローブ、ナツオウレンオウレン(黄連、学名:Coptis japonica)は、日本原産で、キンポウゲ科オウレン属の耐寒性常緑多年草です。葉形により、キクバオウレン(菊葉黄連、学名:Coptis japonica var. anemonifolia)や、セリバオウレン(学名:C. japonica var. dissecta)、コセリバオウレン(学名:C. japonica var. japonica)があり、これらを オオアワダチソウオオアワダチソウ(大泡立草、学名:Solidago gigantea var. leiophylla)は、北米原産で、キク科アキノキリンソウ属の多年草の帰化植物です。日本には明治時代に北米から観賞用として伝来し、その後、野生化しました。夏に、花序に黄色い小花を泡状につけます。同科同属(キク科アキノキリンソウ属)のセイタカアワダチソウ(背高泡立草、Canada Goldenrod、学名:Solidaオオイタビオオイタビ(大崖石榴、学名:Ficus pumila )とは、日本、中国南部、台湾、東南アジア原産で、クワ科イチジク属の常緑蔓性低木です。プミラ(pumila)や、オイタビカズラ、Creeping figとも呼ばれます。 気根を出し岩や塀、他の樹木上を這います。イチジク属で雌雄異株なので、葉腋から伸びた短い柄に1個の穏頭花序(イチジクと似た花嚢)をつけその中に、夏~秋、小さな雌花か雄花を咲かせまオオカニコウモリオオカニコウモリ(大蟹蝙蝠、学名:Parasenecio nikomontanus)はキク科コウモリソウ属の多年草の雑草です。東北地方〜中国地方の日本海側で山地の林縁や湿った場所に群生します。緑色の葉は大きく、五角形で葉縁に粗い鋸歯があり互生してつきます。 草丈50〜80cmです。葉は緑色の五角形で、葉縁に粗い鋸歯があり、互生して茎に付きます。夏から秋に、散房花序を伸ばし筒状花を咲かせます。オオカオオキンケイギクオオキンケイギク(大金鶏菊、学名:Coreopsis lanceolata)は、北米原産でキバナノコスモス(黄花秋桜)に似た黄花を咲かせる宿根草です。キク科ハルシャギク属の外来種で道端に咲いています。繁殖力が強く、日本の在来種を脅かす存在として外来種ワースト100に選定され、栽培が禁止されました。オオキンケイギクはキバナノコスモス(黄花秋桜、学名:Cosmos sulphureus)と似ています。オオサンショウモオオサンショウモ(大山椒藻、学名:Salvinia molesta )とは、熱帯アメリカ原産で、サンショウモ科サンショウモ属の多年性水草です。サンショウモ(山椒藻)を一回り大きくしたような水草で水面に浮かびます。水生シダの一種であり、表面に細かい毛があり水を弾きます。育成が簡単な浮草の代表種として知られます。 一般名:オオサンショウモ(大山椒藻)、学名:Salvinia molesta 、別タニワタリタニワタリ(谷渡、学名:Asplenium antiquum)は、日本・韓国・台湾原産で、チャセンシダ科チャンセンシダ属の常緑着生シダ植物です。一枚一枚の葉(単葉)が昆布のような形をしており、中心から放射状に伸びて輪状をしています。日本でも見られるシダで岩や樹木に着生しますが、普通の培養土でも育ちます。主軸は茶褐色でしっかりしており、長いものでは1 mを超えます。葉には光沢があり明るい緑色です。細オオバタネツケバナオオバタネツケバナ(大葉種付花、学名:Cardamine regeliana)とは、朝鮮半島、中国東北部、ロシア、日本原産で、アブラナ科タネツケバナ属の越年草です。夏に道端で、直立した花茎先端から穂状花序を伸ばし小さな白い4弁花を咲かせます。根生葉はロゼッタ状では無く、根元下部に一回羽状複葉の葉をつけます。小葉は長卵形をしており掌状に裂けます。頂小葉は他の小葉より大きいです。葉や花に毛はありませんオオハマボウオオハマボウ(大浜朴、学名:Hibiscus tiliaceus)は、世界の暖地の海岸地方に自生する、アオイ科フヨウ属の熱帯性低木です。樹木から多数の枝を伸ばし、その先にハイビスカスに似た黄色い五弁花を咲かせます。朝に開花して、夕方に落下する一日花です。花の中心は黒茶色で、雌しべに雄しべが付いてるように見えます。葉はハート型で葉幅が広く、先端が尖っています。葉裏に毛が生えいるので、灰白色に見えますオオハンゲオオハンゲ(大半夏、学名:Pinellia tripartita)は、日本原産でサトイモ科ハンゲ属の多年草です。 夏に花茎先端から伸びた肉穂花序に小花を密集させ、その周囲をラッパ状の仏炎苞が取り巻きます。 花序の上方には雄花が、下方に雌花が付きます。仏炎苞の先に付く付属体は細長く鮮緑色のつり竿状をしています。 葉はミツバのように掌状に3深裂しますが、ミツバは小葉が3枚集まっているのに対し、オオハンオオマルバノホロシオオマルバノホロシ(大円葉白英)は日本の北海道〜本州に自生するナス科ナス属の多年草です。湿原に生える野草です。花茎から花序を伸ばし茄子に似た紫色の小花を咲かせます。花後に成る果実は、緑色から、黄色、赤へと成熟し、ミニトマトと似ていますが有毒で食べられません。 一般名:オオマルバノホロシ(大円葉白英、大丸葉の保呂之)、学名:Solanum megacarpum、別名:尾瀬茄子、科属名:植物界被 オクトパス・ツリーオクトパス・ツリー(OctopusTree、学名:Schefflera actinophylla)は、オーストラリア、ニューギニア原産で、ウコギ科シェフレラ属の常緑中高木です。 樹上で放射状に飛び出した棒状の枝(総状花序)に1000個ほどの暗赤色の小花を蛸のイボのように付ける木姿を蛸に見立てたのが名前の由来です。花色には白や黄色もあります。花を咲かせるまで20数年かかります。似た名前の木に、タコノオゼトリカブトオゼトリカブト(尾瀬鳥兜、学名:Aconitum sachalinense)は、尾瀬に自生するキンポウゲ科の多年草です。 オクトリカブト(奥鳥兜)またはその変種で、尾瀬の湿地で茎が直立し、花柄に毛が有り、濃青紫色の花を咲かせます。 烏帽子に似た紫色の仮面状花冠は萼片で、花は隠れて見えません。 全草が猛毒で知られます。 若芽のときはヨモギに似ており誤食して中毒事故となることがあります。 一般名:オオヒア・レフアオヒア・レフア('Ohi'a Lehua、学名:Metrosideros polymorpha)は、ハワイ固有種で、フトモモ科オガサワラフトモモ属の常緑高木です。花のように見えるものは、雄シベが集まって房状となったものです。ハワイ語でオヒアはハワイフトモモの木を指し、レファ(Lehua)は花のことです。赤花はハワイ島のレイの花となっています。赤花の他に、黄や、白、桃、橙、薄黄緑があります。ハワイ伝オヒシバオヒシバ(雄日芝、学名:Eleusine indica)は、世界中の温帯~熱帯域原産で、イネ科オヒシバ属の一年生草本の野草です。夏〜秋に、野原に自生します。茎先端に放射状に2〜6本の花序を出し、その下面に小穂を付けます。葉は緑色で線形です。本種に対し、メヒシバ(雌日芝、学名:Digitaria ciliaris)もあります。 一般名:オヒシバ(雄日芝)、学名:Eleusine indica、オランダセンニチオランダセンニチ(阿蘭陀千日、学名: Acmella oleracea)は、インドなどの東南アジア原産でキク科キク属の耐寒性多年草です。細い花枝先端にボンボンのような可愛らしい卵形の管状花からだけから成る丸い頭花をつけます。花は黄色で、頂部が褐色をしています。辛み成分スピラントール(Spilanthol)が含まれており食味はピリッと辛いです。ご存知の通り、葉を佃煮にするハトウガラシ(葉唐辛子)ですオランダミミナグサオランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草、学名:Cerastium glomeratum)はオランダ原産でナデシコ科ミミナグサ属の一年草の野草で欧州からの帰化植物です。ハコベと同じ仲間です。春に花茎を伸ばし集散花序に米粒大の白い五弁花を密集して咲かせます。葉は緑色で毛があり対生して付きます。花弁は先端で二裂します。在来種のミミナグサ(耳菜草)と似ていますが、オランダミミナグサはミミナグサより花茎が短いのでオリヅルランオリヅルラン(折鶴蘭)、学名:Chlorophytum comosum)は、南アフリカ原産で、キジカクシ科オリヅルラン属の耐寒性常緑多年草です。別名でチョウランや、St. bernara' s lilyとも呼ばれます。草丈は10〜40 cmと低いです。茎はありません。横にライナーを伸ばして増殖します。長さ10~30 cmで全縁の披針形をした根出葉を互生して付けます。葉は緑色地で白~薄黄色の縦縞斑がキウイフルーツキウイフルーツ(Kiwifruit、学名:Actinidia chinensis)は、中国南部原産でマタタビ科マタタビ属の耐寒性落葉蔓性果樹です。ニュージーランドで品種改良されました。マタタビと同属で、長い蔓を伸ばして成長します。雌雄異株であり、果実をつけるためには雌株と雄株を植える必要があります。初夏に白~薄黄色の花を咲かせます。花後に成る果実は毛の生えた薄い茶色い果皮(外皮)で覆われています。クロマツクロマツ(黒松、学名:Pinus thunbergii)は日本原産で、マツ科マツ属の常緑高木針葉樹です。樹皮が灰黒色で新芽が白っぽく幹が力強いです。硬い葉や枝葉が力強く広がるためオマツ(雄松)とも呼ばれます。それに対し、アカマツ(赤松)は幹が細めで、赤っぽい樹皮、柔らかい葉、枝葉が円錐形にほんわり広がるためメマツ(雌松)と呼ばれます。松葉は、1ヶ所に2〜5枚が束となって枝に付き(束成し)ますが、数ゴウダソウゴウダソウ(合田草、学名:Lunaria annua)は、欧州中央・南部原産で、アブラナ科ゴウダソウ属の越年草で、欧州からの帰化植物です。春に、アブラナ科特有の十字型の4弁花を咲かせます。花色は白や紫色で芳香があります。雄蕊は6本あります。花後に、薄い小判形のユニークな緑色の果実を成らせます。ドライフラワーの需要があります。花名は明治時代に種子を欧州から持ち帰り栽培した合田氏から付けられました。 ユズリハユズリハ(譲葉、楪、学名:Daphniphyllum macropodum)とは、中国、韓国、日本原産で、ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木です。葉は茎先にまとまって付き、赤い葉柄が目立ちます。 春の新葉が出揃うのを待って古い葉が一斉に枯れ落ちる様子を親が子を育てて子孫が代々続いていくとして縁起の良い黄とされました、縁起物にされ、お正月の神棚に供えられたり、注連縄に付けられたり、花名ともされています。オリエンタルハイブリッド 'ベルガモ'オリエンタルハイブリッド 'ベルガモ'(Bergamo、学名:Lilium Oriental Group 'Bergamo')は、ユリ科ユリ属「オリエンタルハイブリッド」の中・大輪系園芸品種です。 草丈110〜130cmになる落葉多年草(球根)です。日本に自生するヤマユリ(山百合)とカノコユリ(鹿の子百合)等を交配して育種されました。 花径20~25 cmの桃色の大輪花を咲かせ、花中央に黄と赤の縦レンゲツツジレンゲツツジ(蓮華躑躅、学名:Rhododendron molle subsp. japonicum)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性落葉低木です。高原や草原などに自生します。高温多湿を嫌い、日当たりと水捌けの良い冷涼な環境を好みます。日本で見られる躑躅の中では最大級の花を咲かせます。春〜梅雨時に、枝先に、大輪で朱色の五弁花を数個まとめて咲かせます。花には蜜があります。花後に成る果実は、長レンブレンブ(蓮霧、学名:Syzygium samarangense)は、南インド、マレー半島原産で、フトモモ科フトモモ属の常緑中高木です。 白い小さな四弁花と四枚の萼片、多数の雄シベから成る花を咲かせます。 果実は、最初は白っぽく熟すと赤くなり表皮にワックスをかけたような光沢があります。果肉は海綿状で重量が無く(軽く)、仄かにリンゴ風味があり、味は梨に似て淡白で甘味や酸味が薄く、 歯ごたえはサクサクしドクゼリドクゼリ(毒芹、学名:Cicuta virosa)は、欧州、北米、東南アジア原産で、セリ科ドクセリ属の大型の多年生の有毒植物です。別名でオオゼリ(大芹)、英名ではwater-hemlock 、cowbaneと呼ばれます。水辺や湿地に自生します。草丈は80~100cmになります。葉は2・3回羽状複葉で葉縁に鋸歯があり、食用となるセリ(芹、学名:Oenanthe javanica )と似ています。6~オオバコチチコグサオオバコチチコグサ(大葉子父子草、学名:Antennaria plantaginifolia)は、北米原産で、キク科アンテナリア属の多年草です。春、山野の草地で、花茎先端に灰褐色の頭花を多数かたまって咲かせます。花名は、北米産の{{チチコグサ}}(父子草)であり、葉がオオバコ(大葉子)に似ていることから付けられました。似た花に、頭花が黄色いハハコグサ(母子草)があります。 一般名:オオバコチチコオギノツメオギノツメ(荻の爪、学名:Hygrophila salicifolia)は、日本原産で、キツネノマゴ科オギノツメ属の多年草です。南日本の水田に自生します。雑草とされますが、アクアリウムの水草にもなるます。葉は長い線状披針形で、対生につきます。夏から秋に、葉腋に薄紫色の小花を束生させて咲かせます。 一般名:オギノツメ(荻の爪)、学名:Hygrophila salicifolia、別名:ハイグロオニユリオニユリ(鬼百合、学名:Lilium lancifolium)は、日本原産で、ユリ科ユリ属の耐寒性多年草(球根植物)です。野山に自生します。芳香のある橙色の花の花被には濃茶色の斑点が多数入り、先端が反り返ります。葉は披針形で葉腋に黒紫色のムカゴと呼ばれる珠芽が付きます。ムカゴは食用となり、豆や小芋のような触感がします。鱗茎(球根)は大型でコオニユリ(小鬼百合)とともにユリネ(百合根)と呼ばれ、高級ミツバオオハンゴンソウミツバオオハンゴンソウ(三つ葉大反魂草、学名: Rudbeckia triloba)は、北米からの帰化植物で、キク科オオハンゴウソウ属の2年草です。夏〜冬、黄色い舌状花(花びら)と褐色の筒状花(花中央で円錐形に盛り上がった部分)とから成る花を咲かせます。茎の下部にある葉が3裂していることから三つ葉大反魂草という名が付けられました。 一般名:ミツバオオハンゴンソウ(三つ葉大反魂草)、学名: Rアカザカズラアカザカズラ(藜蔓、学名:Anredera cordifolia)は、ブラジル原産で、ツルムラサキ科アカザカズラ属の半耐寒性の常緑蔓性多年草です。南雲百薬(うんなんひゃくやく)とも呼ばれます。茎は蔓性で5mほどに伸びるので、夏の緑陰植物とされます。葉は緑色で卵形をしており、光沢があって肉質です。茎はやや赤味があり、零余子が付きます。秋に咲く花は小さく、芳香がある白花でサガリバナのように房状(総状花 オカヒジキオカヒジキ(岡鹿尾菜、学名:Salsola komarovii)とは、日本、朝鮮半島、中国原産で、ヒユ科オカヒジキ属の一年草です。 別名でミルナ(水松菜)、英名ではSaltwortと呼ばれます。 北海道〜九州までの日本で日当たりの良い海岸の砂地に自生する多肉植物で、若い葉茎が野菜として食用となります。 草丈は30cm程です。 葉は緑色、線状、葉縁は滑らかで、葉は互生して付きます。 盛夏から中秋にサラダバーネットサラダバーネット(Salad Burnet、学名:Sanguisorba minor)とは、地中海沿岸原産で、バラ科ワレモコウ属の耐寒性多年草での野菜、ハーブです。 別名でオランダワレモコウ(和蘭吾亦紅)や、ガーデンバーネット(Garden Burnet)と呼ばれます。 草丈は、30〜90 cmです。 葉は羽状複葉で、葉縁に波状鋸歯があります。 5月〜6月に、茎頂に緑色の球形の花序を付けます。 花セロリセロリ(celery 、学名:Apium graveolens var. dulce)は、欧州原産で、セリ科オランダミツバ属の一年草或いは二年草です。 全草を淡色野菜として利用できます。強い香りが有ります。 初夏に、複散形花序を伸ばし、極小の白い五弁花を付けます。草丈は30~40 cmで食用に摘み取ります。草色は日本産は薄黄が多く、米国産は緑色をしています。 旬は3月~4月です。生サラダや、スープオキナワウラジロガシオキナワウラジロガシ(沖縄裏白樫、学名:Quercus miyagii)とは、沖縄固有種でブナ科コナラ属の常緑広葉高木です。雌雄同株で雄花序は尾状で垂れ下がる。雌花序は葉腋に直立します。名前は葉裏が白いことに拠ります。どんぐりは日本原産のブナ科では最大級で直径4cm程になります。沖縄諸島でも酸性の粘性赤土質の土壌に生息し、板根は大きいものでは1mにもなります。木材は硬く緻密、白蟻にも強いので建築材オキナワハイネズオキナワハイネズ(学名:Juniperus taxifolia var. lutchuensis)は、沖縄原産で、ヒノキ科ビャクシン属の常緑匍匐性針葉低木です。日本の太平洋側~沖縄諸島の海岸沿いの岩場に自生します。樹高は1 m程で、幹や枝が地面に這い2~4 m程伸びます。緑色の針状の葉3枚が輪生します。葉裏面には2条の白線が有ります。2月~4月に茶褐色の花を咲かせますが、あまり目立ちません。花後にセンダンセンダン(栴檀、学名:Melia azedarach)は、日本、中国、西アジア原産で、センダン科センダン属の落葉高木です。初夏に花房(複集散花序)に薄紫色の小花を多数付けます。葉は緑色の複葉で、秋に落葉します。花後に果実が数珠成りに成り、緑色から黄褐色に熟します。落葉後も暫く果実は落ちずに残ります。残念ながら、果実には悪臭があります。香の良いのはビャクダン(白檀、学名 Santalum albumヒメユズリハヒメユズリハ(姫譲り葉、学名:Daphniphyllum teijsmannii)は、日本~台湾原産で、ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木です。日本では関東から沖縄の海岸近くに自生します。初夏に薄黄色の葯を付けます。花弁はありません。春に新葉が出ると古葉が落葉します。同科同属に、ユズリハ(譲り葉、学名:Daphniphyllum macropodum )がありますが、ユズリハの方が葉が大きく、葉柄が赤ホタルヒバホタルヒバ(蛍檜葉、学名:Chamaecyparis pisifera cv. Plumosa Aurea)は日本原産で、ヒノキ科ヒノキ属サワラ種の常緑高木「サワラ(椹椹、学名:Chamaecyparis pisifera)」の矮性の園芸品種です。別名でニッコウヒバ(日光檜葉)や、オウゴンシノブヒバ(黄金忍檜葉)、Golden threadleaf sawara cypressとも呼ばれます。’黄ムシカリムシカリ(虫狩、学名:Viburnum furcatum)は、北半球温帯及び熱帯地域原産で、レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木です。オオカメノキ(大亀の木)とも呼ばれます。北海道〜九州の山地に自生します。樹高は2〜5 mになります。葉は卵形~浅い心形で、葉長は10〜15 cm、葉縁は全縁で対生に付きます。葉は咲き始めは緑色ですが、秋には黒ずんだ紅葉となります。 4月~6月に散房花序を伸ばし白花を咲オクラレルカオクラレルカ(学名:Iris orientalis)はトルコとギリシャ原産で、アヤメ科アヤメ属の多年草です。学名のアイリス・オリエンタルリスとも呼ばれます。オクラレルカ(Iris ochroleuca)とはシノニムです。葉は剣形の根生葉です。花被片は6枚で、外花被片が3枚、内花被片が3枚あります。外花被片は大きく幅もあり垂れ下がります。内花被片は小さく直立します。外花被片の花色は白や青、青紫で黄色 エゾムカシヨモギエゾムカシヨモギ(蝦夷昔蓬)は、北海道〜本州中部の(亜)高山で日当たりの良い礫地に自生するキク科ムカシヨモギ属の耐寒性常緑多年草です。草丈は15〜50cm、花径は1.5cm程の小形のヨモギです。良く分枝し茎先に単項花序を出し、8月、黄色い筒状花と細くて白〜薄紅色い舌状花から成る頭花を疎らにつけます。頭花の周囲は白毛を持つ総苞片で覆われます。全草に荒毛が生え手触りがザラザラします。 一般名:エオニシモツケオニシモツケ(鬼下野、学名:Filipendula camtschatica)はバラ科シモツケソウ属の大型の多年草です。北海道〜中部以北の山地の沢沿いや湿った草地に自生します。シモツケソウ(下野草)で草丈が2mほどに成長する大型種です。葉は掌状に5深裂し頂小葉は大きく互生して付きます。花茎から散房花序を伸ばし、6月〜8月に短毛のある小さな白花を密集させて咲かせます。小花は五弁花で多数の長い雄蕊があオヤマリンドウオヤマリンドウ(御山竜胆、学名:Gentiana makinoi)は日本原産でリンドウ科リンドウ属の多年草です。本州中部~北海道の亜高山の湿原に自生します。エゾリンドウに似ていますがもっと小形のリンドウです。茎は直立し茎葉に葉柄がなく直接茎に対生します。葉縁は全縁で、葉にますが、は3脈があります。花は数個集合して付き、花冠片は直立し全開しません。 一般名:オヤマリンドウ(御山竜胆)、学名:Genキバナノヤマオダマキキバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環、学名:Aquilegia buergeriana var. buergeriana f. flavescens)は、日本原産で、キンポウゲ科オダマキ属の多年草「ヤマオダマキ(山苧環、学名:Aquilegia buergeriana)」の一変種です。ヤマオダマキの距と萼片は紫褐色をしていますが、本種はクリーム色です。 一般名:キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧ハナニガナハナニガナ(花苦菜、学名:Ixeris dentata var. amplifolia)とは、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ニガナ属の多年性野草です。 山の道端に自生します。 葉は茎を抱きます。 春~夏に、花茎から散房花序を伸ばし、黄色い頭状花を10輪程咲かせます。 花苦菜(I. dentata var. amplifolia)やシロバナハナニガナ(白花花苦菜、学名:Ixeris dentatチシマキンバイチシマキンバイ(千島金梅、学名:Potentilla fragiformis ssp. megalantha)は、キジムシロ属の多年草です。夏、北海道の海岸の岩場や草地に自生します。花は黄色い5弁花で、萼片と副萼片も各5枚です。根茎は太く、散房状の花をつけます。葉は、3出複葉で鋸歯があります。 一般名:チシマキンバイ(千島金梅)、学名:Potentilla fragiformis ssp. meオテリア・ウルビフォリアオテリア・ウルビフォリア(学名:Ottelia ulvifolia)は南アフリカ、マダガスカル原産で、トチカガミ科ミズオオバコ属の一年生水生植物です。葉は線状披針形で長い葉柄があります。葉色は濃緑地に紫色班が入ります。葉縁は波状をしています。花茎は水面上にありますが、葉は水中下に沈みます。花は夏から秋に開花し、白或いは黄色地に、鮮黄色の山形と中央に紫色模様が有る3弁花です。花の下に楕円形の苞がありヨツバカタバミヨツバカタバミ(四葉酢漿草、学名:Oxallis tetraphylla )は小葉が4枚あるクローバー(4出複葉)で基部に紫紅斑が入ったカタバミ属の球根植物です。地下に球根が有り葉は根生葉です。葉は4枚で各葉の中央に紫褐色の模様があり、上から見ると十字模様に見えることから'Iron cross'とも呼ばれます。根出葉の中央から、晩春から冬に、細長い花茎を出し先端から伸びた花序に、先端が5浅裂した漏オオバコオオバコ(大葉子、学名:Plantago asiatica)は、日本、東アジア原産で、オオバコ科オオバコ属の多年性の野草です。 別名では、漢の時代の中国で馬武将軍の車(馬車)の前に咲いていたことから「シャゼンソウ(車前草)」や、花穂を絡めて二人で引き合う遊びから「スモトリグサ(相撲取り草)」とも呼ばれます。 日本全国の畦道や野原、未舗装の道路に自生する代表的な野草として知られ、踏まれても丈夫な構造オオバジャノヒゲオオバジャノヒゲ(学名:Ophiopogon planiscapus)は、日本・中国原産で、キジカクシ科ジャノヒゲ属の耐陰性常緑多年草です。葡枝を伸ばし緑色で線形の葉を叢生します。夏、長く直立した穂状花序に白い小花を下向きに咲かせます。日本全国の林や草原で群生して咲いています。花後に成る果実は、最初、緑色だったものが濃灰色に変化します。一年中、緑色の葉を生やし、日影にも強いのでグランドカバーとして オンブーオンブー(Ombu、学名:Phytolacca dioica)はヤマゴウボウ科ヤマゴウボウ属の巨大な草です。アルゼンチン原産で、ブラジルやウルグアイ、ボリビアなど南米の乾燥した草原(パンパ)で普通にみられます。木のように見えますが 、幹のように巨大な茎は高さが15 mを超え、枝は横に大きく広がり20 mほどにもなります。日差しの強い南米では、緑陰樹や風除け、境界線の目印に使われます。 穂状花序に白オニゲシオニゲシ(鬼芥子、学名:Papaver nudicaule)は、西南アジア原産で、ケシ科ケシ属の耐寒性・非耐暑性の多年草です。晩春〜初夏に、花弁基部に黒斑のある大きなカップ型の花を咲かせます。最初から花を上向きに咲かせます。オリエンタル・ポピー(Oriental poppy)とも呼ばれます。一重や八重咲きの品種があります。同じ仲間に、 ヒナゲシ(雛芥子)や、アイスランドポピー(Iceland Poオウシュウトウヒオウシュウトウヒ(欧州唐檜、学名:Picea abies)とは、ヨーロッパ原産でマツ科の落葉針葉高木です。別名でNorway Spruce、European spruce、ヨーロッパトウヒ、ドイツトウヒ(独逸唐檜)、ドイツマツと呼ばれます。日本ではドイツトウヒ(独逸唐檜)で呼ばれています。 樹高は35~55 mになり、直径は1-1.5 m、枝色は褐色で、下枝が垂れ下がります。 葉は細かい暗緑色でオオタチツボスミレオオタチツボスミレ(大立坪菫、学名:Viola kusanoana)は、日本原産で、スミレ科スミレ属の耐寒性多年草です。早春、距がある紫色の花を咲かせます。葉は緑色で、葉形はハート形、葉縁に鋸歯があります。地上茎は花の咲き始めから出ています。タチツボスミレ(立坪菫、学名:Viola grypoceras)と比較ると全体的に大きく、花はもっと赤みを帯び、唇弁に紫色の網目状筋があり、葉は丸みがあって距オオバキスミレオオバキスミレ(大葉黄菫、学名:Viola brevistipulata)は、日本原産で、スミレ科スミレ属オオバキスミレ種の多年草です。北海道、本州の山地の明るい林下に生息する葉が大きく黄花を咲かせます。花には紫色の筋が入ります。3枚の茎葉の内1枚が離れてつきます。 花言葉は「田園の幸福」です。 一般名:オオバキスミレ(大葉黄菫)、学名:Viola brevistipulata、分類名:植ウチワサボテンウチワサボテン(団扇サボテン、学名:Opuntia ficus-indhica)はメキシコ原産でサボテン科ウチワサボテン属の多年生灌木です。茎は緑色で、形は扁平な団扇形や円筒形をしており、表面に刺があります。初夏に雄シベを多数持つ黄色い花を咲かせます。花後の晩夏~秋に、赤紫色または黄色いカクタスペア(cactus pear)と呼ばれる果実を付けます。この果実と茎は食用になります。サボテンなので、葉オオコチョウ花名に「蝶」と付く花「オオゴチョウ」 オオコチョウ(大胡蝶、黄紅蝶、学名:Caesalpinia pulcherrima)とは、西インド諸島~メキシコ原産で、ジャケツイバラ科の熱帯性常緑小高木です。別名で、 ヒメホウオウボク(姫鳳凰木)、英名では、ピーコック・フラワー(Peacock Flower)、Pride of Barbados、 ポインシアナ(Poinciana)、 ドワーフ・ポインシアオオヒラウスユキソウオオヒラウスユキソウ(大平薄雪草、学名:Leontopodium miyabeanum)は、北海道の大平山と夕張山地の崕山固有種で、キク科ウスユキソウ属の耐寒性多年草です。地下茎からロゼット葉と直立した花茎を出します。白い花のように見えるのは苞葉で、白い綿毛が全草に密集しているのを薄雪に見立てて命名されました。セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)、いわゆる、エーデルワイス(Edelweiss)より白ヒルザキツキミソウヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草、学名:Oenothera speciosa)は、北米原産で、アカバナ科マツヨイグサ属の耐寒性多年草の帰化植物です。晩春から夏にマツヨイグサ(待宵草、学名:Oenothera stricta)を桃色にしたような花を咲かせます。園芸品種が作られるとともに野生化して逸散しています。 葉は披針形で、葉縁に波状の鋸歯があり、互生して付きます。ピンクの花には芳香があります。花オキザリス・ボーウィオキザリス・ボーウィ(学名:Oxalis bowiei、学名:Oxalis bowiei)は、南アフリカ原産で、カタバミ科カタバミ属の半耐寒性・多年草「カタバミ(片喰)」の園芸品種で、定番ともいえる花です。和名では、セイヨウカタバミ(西洋片喰)や、ハナカタバミ(花片喰)とも呼ばれます。葉は緑色のハートが3つ付いた形をしています。葉の間から花序を伸ばし、桃色の大輪花を咲かせます。 葯と花の中心部の色 オキザリス・バーシカラーオキザリス・バーシカラー(学名:Oxalis versicolor)は、オキザリス科カタバミ属属の半耐寒性の球根植物です。花の外側が赤白の絞りとなっていることが特徴です。オキザリスの葉は、幅広の三つ葉が多いですが、このバーシカラーは線状です。 一般名:オキザリス・バーシカラー(Oxalis versicolor)、学名:Oxalis versicolor、別名:ウェシコロル(Versicolエンシクリア・コクレアタエンシクリア・コクレアタ(学名:Prosthechea cochleata)は、北米(フロリダ)~中米(ベリーズ)~南米(ベネズエラ、コロンビア)等のカリブ海沿岸諸国原産で、ラン科エンシクリア属の中型常緑多年草です。温暖・湿潤な森林の樹木に着生する原種ランです。ベリーズの国花です。別名でクロラン(黒蘭)や、Octopus Orchid(オクトパス・オーキッド)、エンシクリア・コーレア、エンキクリアキンキャラキンキャラ(金伽羅、学名:Taxus cuspidata var. nana 'Aurescens')とは、日本原産で、日本海側の多雪地帯の亜高山〜高山に自生するイチイ科イチイ属の常緑低木「キャラボク」の園芸品種です。葉が金色っぽく見えるキャラボクです。キンメキャラボク(金芽伽羅木)や、オウゴンキャラボク(黄金伽羅木)とも呼ばれます。 花名の由来 花名は、キャラボクに属し、葉が金色ということからムラサキハナナムラサキハナナ(紫花菜、学名:Orychophragmus violaceus )は中国原産でアブラナ科オオアラセイトウの耐寒性越年草です。 春に、総状花序を伸ばし紫色の小さな4弁花(アブラナ科特有の十字形の花)を咲かせます。 花名の一部であるハナナ(花菜)とは黄色い花を咲かせるナノハナ(菜の花)のことです。ですから、紫花菜とは紫色の菜の花という意味になります。 花の中央に6本の雄蕊と1本の雌蕊が山紫陽花 ’大虹’山紫陽花 '大虹'(学名:Hydrangea serrata ‘Ooniji’ )は、愛知県で育成された虹系ヤマアジサイの代表品種です。 一重のガク咲きで、赤紫と青紫の複色で大輪を咲かせます。 一般名:山紫陽花 ”大虹”、学名:Hydrangea serrata ‘Ooniji’ 、種類:ヤマアジサイ、生産地:愛知県産、花色:紅色系複色で萼片の外側が赤紫色、中心部が青紫色、花の咲き方:一重ガク咲アゲラタムアゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum)とは、メキシコ、ペルー等の南米原産で、キク科カッコウアザミ属の非耐寒性一年草です。 本来、多年草ですが、原産地が南米であることから寒さに弱く、日本では冬前に枯れるので園芸上は一年草として扱われます。園芸品種が主に出回っています。 茎は直立し、葉は緑色で円形、茎に対生して付きます。 散房花序を伸ばし針状の花弁を持つ小花をオナガカンアオイオナガカンアオイ(尾長寒葵、学名:Asarum minamitanianum)は、多年草「カンアオイ」の一種で宮崎県の固有種です。照葉樹林内の岩礫に自生します。3つの萼裂片の先端が長く伸び、萼筒内の隆起線が隔壁状になります。 一般名:オナガカンアオイ(尾長寒葵)、学名:Asarum minamitanianum、分類名:植物界被子植物単子葉類コショウ目ウマノスズクサ科カンアオイ属オナガカンアオイオオデマリオオデマリ(大手毬、学名:Viburnum plicatum var. plicatum f. plicatum)は、日本原産で、レンプクソウ科ガマズミ属の落葉広葉低木です。野生種の「ヤブテマリ(藪手毬、doublefile viburnum、蝴蝶戏珠花、学名:Viburnum plicatum var. tomentosum)」の園芸品種です。 ヤブデマリの両性花の雌蕊と雄蕊を退化させて、中性オオキツネノカミソリオオキツネノカミソリ(大狐の剃刀、学名:Lycoris sanguinea var. kiushiana)は、日本と朝鮮半島原産で、ヒガンバナ科の多年草狐の「キツネノカミソリ(剃刀、学名:Lycoris sanguinea)」の変種です。日本では、本州関東以南~九州に自生し、特に九州の福岡県にある井原山や多良岳山系に群生地が見られます。大狐の剃刀は、狐の剃刀より標高の高い場所に自生します。花は大狐ラッキョウ鳥取のラッキョウ畑に行ってきました ラッキョウ(辣韮、学名:Allium chinense)とは、ヒマラヤ地方原産で、ヒガンバナ科ネギの多年草(球根植物)です。 別名でオオニラ(大韮)や、サトニラ(里韮)、英名でもRakkyoと言います。 草丈は30~60 cmです。 細長い常緑で線形の葉は柔らかく中空で、リンケイ(鱗茎)から叢生します。 10月(2024年は遅れて11月)に、花茎の先端から出 タマネギタマネギ(玉葱、学名:Allium cepa)は、インド北西部などの中央アジア 原産で、ヒガンバナ科ネギ属の多年草です。鱗茎を食べる根茎野菜です。初夏に、花茎先端から伸びた球形散系花序に葱坊主のような小さな白花を多数集合させて咲きます。小花は六弁花で、白地に緑色の筋があります。タマネギは、収穫してから1ヶ月ほど乾燥貯蔵したものが販売されます。玉葱を切るとアリルプロピオンという成分があるため、涙腺がオナガエビネ白花を咲かせるツルラン、赤紫色の花を咲かせるオナガエビネ オナガエビネ(尾長海老根、学名:Calanthe masuca、syn:Calanthe sylvatica)とは、沖縄や奄美に自生する、ラン科エビネ属の常緑多年草です。 広葉樹林下の林床に地生する蘭で、群生して咲きます。 夏に大きな葉の間から細長い花茎を出し先端から総状花序を伸ばし、赤紫色~桃色の唇形花と距を出します。 夏に咲くエビネ(オタカンサスオタカンサス(Otacanthus、学名:Otacanthus caeruleus)は、ブラジル原産で、オタカンサス科オタカンサス属の常緑灌木です。茎は直立し、上部で良く分枝し、1m程になります。日当たりのよい場所を好みます。初秋に、青紫色をした2唇形で、中央部が白色をした花を咲かせます。ブラジリアン・スナップドラゴンやアマゾン・ブルー(Amazon Blue)と呼ばれます。さらに、ブルーキャッツオオヘビイチゴオオヘビイチゴ(大蛇苺、 学名:Potentilla recta) は南欧原産で、バラ科キジムシロ属の多年草です。茎は良く分枝し、地面を這わず、立ち上がります。夏に茎頂に出た短い花序に黄色い五弁花を数個咲かせます。葉は6~9裂した掌状複葉です。日本へは観賞用に明治中期に渡来した帰化植物で、日本全国に分布しています。全草に毛があります。 一般名:オオヘビイチゴ(大蛇苺)、学名:Potentillaオオセンナリオオセンナリ(大千成、学名:Nicandra physalodes)は、ペルー原産で、ナス科オオセンナリ属の一年草で畑の雑草となっています。夏から秋に薄青色の花を咲かせます。実(み)はホウズキのような形をしています。有毒植物なので食べられませんが、切り花やドライフラワーなどに用いられます。また、ハエ(蝿)が嫌いな匂いを出すのでユーカリ(Eucaly)やヤツデ(八手) のように、ゴミ箱やトイレの近くオリエンタルハイブリッドユリ科ユリ属の耐寒性球根植物「ユリ」-ヤマユリ、カノコユリ、ササユリ、オトメユリ、キカノコユリの種間雑種をハイブリッド百合と呼びます。 特に、日本原産のヤマユリとカノコユリを基に交配された品種群をオリエンタルハイブリッド百合(学名:Lilium Oriental-Hybrids)と呼んでいます。草丈が高く、芳香があり、白や、桃色、紅色のを横向きに咲かせ、価格も高価です。 中でも純白の花を咲かせるマリアアザミマリアアザミ(maria薊、学名:Silybum marianum)とは、地中海沿岸、北アフリカ、アジア原産でキク科オオアザミ属の2年草の帰化植物です。緑色の葉には緑色地にミルクをこぼした様な白い斑模様有ります。夏から秋、茎先に頭状花序を出して薄紅色~紫色の筒状花を咲かせます。液汁と種子には有効成分である抗酸化物質のシリマリンが含まれ、昔から肝臓薬として知られます。 一般名:マリアアザミ(marオクラオクラ(Okra、学名:Abelmoschus esculentus )とは、アフリカ原産でアオイ科オクラ属の非耐寒性の多年草/一年草及び若鞘のことを言います。別名でアメリカネリ、 英名でも"Okra" と呼ばれます。 原産地はアフリカ東北部の温帯地域~熱帯地域で、日本では果実を野菜として食用とするため全国で栽培されています。 草丈は200 cmにもなります。葉形は掌状をしており、薄黄色い花弁で中オーキッドツリーオーキッドツリー(Orchid_Tree、学名:Bauhinia variegata)は、インド原産でマメ科ハカマカズラ属の熱帯性落葉低高木です。オーキッド(蘭)と似た花を咲かせます。冬、集散花序に花弁が細長い薄桃〜紫色(稀に白花)の花を咲かせます。葉が2つに裂けて羊のヒズメに似ているので、和名でヨウテイボク(羊蹄木)とも呼ばれます。 一般名:オーキッドツリー(Orchid tree)、学名:Bオドンチオダ・マリー・ノエル‘ベラノ'オドントグロッサム・マリー・ノエル‘ベラノ'(Odontioda Marie Noel 'Velano')は、ラン科オドントグロッサム属の常緑性多年草「オドントグロッサム(Odontoglossum)」の園芸品種です。フランスの育種家が、「ケイノー」と「マリー アントワネット」を交配して育種しました。淡桃色の地色で萼片と側花弁が大きく鮮赤紫色の覆輪斑と赤紫色斑が入った華やかな大輪品種です。 オタカラコウオタカラコウ(雄宝香、学名:Ligularia fischeri )は、ヒマラヤ、日本等の東アジア原産でキク科メタカラコウ(stenocephala)属オタカラコウ( fischeri )種の多年草です。尾瀬などの湿原に自生します。草丈は高い。夏に直立した茎先から総状花序を伸ばし黄色い頭花を咲かせます。 メタカラコウ(Ligularia stenocephala)と似ていますが、舌状花の数はメタオカトラノオオカトラノオ(丘虎の尾、学名:Lysimachia clethroides)は、日本等原産で、サクラソウ科オカトラノオ属の耐寒性多年草です。野原で見かけます。地下茎を伸ばして増殖します。夏に、花茎先端から長い総状花序を伸ばし、杯状の花弁で先端5深裂した白い小花を多数咲かせます。花は下から上に向かって咲くので、先端の花が咲く前に下方の花が萎れ始めます。葉は秋に紅葉して美しい。属名 Lysimachiヤワタソウヤワタソウ(八幡草、学名:Peltoboykinia tellimoides)は日本原産でユキノシタ科ヤワタソウ属の多年草です。日本の東北から中部地方の山地から亜高山の谷筋に自生します。葉は大きな丸葉で、円形が7〜13浅裂した掌状をしており葉縁に低い鋸歯が有ります。春に丸葉から細長い花茎を出し先端から伸びた集散花序に薄黄の五弁花を咲かせます。 一般名:ヤワタソウ(八幡草)、学名:Peltobオオナルコユリオオナルコユリ(大鳴子百合、学名:Polygonatum macranthum)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、キジカクシ科アマドコロ属の多年草です。本州〜四国、九州の山地の林下に自生します。晩春から初夏に葉腋から花柄を出し淡緑色の花を40個程咲かせます。 ナルコユリ(鳴子百合、学名:Polygonatum falcatum)を大型にしたような植物です。草丈は100〜150cmあります。葉は先端オウバイオウバイ(黄梅、学名:Jasminum nudiflorum)は中国原産で、モクセイ科ソケイ属の落葉小低木です。春を迎える花と書いて、中国名では「迎春花」と呼ばれます。分枝した枝が地上を這うように伸びてたくさんの黄色い高杯形の花を咲かせます。花冠は先端で5~6裂します。 葉は花後に出ます。黄梅という和名は、梅の咲く時期に開花し、花が黄色で梅に似ていることに拠ります。 花に芳香はありません。花言葉はキリタ・フィンブリセパラキリタ・フィンブリセパラ(学名:Chirita fimbrisepala)は、中国の武漢が原産で、イワタバコ科キリタ属の耐寒性宿根草です。イワギリソウ(岩桐草)の大輪品種です。渓谷の岸壁の岩に着生します。初夏に、花冠が漏斗状で先端が5裂した薄青紫色の花を咲かせます。全草に柔毛が生えています。和名は岩に生え、毛が多い葉や花が桐に似ていることに拠ります。 一般名:キリタ・フィンブリセパラ(chiオンシジュームオンシジュウム(Oncidium、学名:Oncidium hybrids)は、中南米原産で、ラン科オンシジューム属の常緑多年草の着生蘭です。細長い茎に多数の蝶形をした鮮黄色の花を咲かせます。園芸品種がたくさん育種されており、花色も豊富です。和名はムレスズメラン(群雀蘭)で、沢山の雀が群れているような蘭から名付けられました。英名では、花の形が躍動感たっぷり踊っているダンサー(フラダンサーやフラメンコオオマルボンオオマルボン(大丸盆、学名:Opuntia robusta)は西インド諸島原産で、サボテン科ウチワサボテン属の多年生草本・灌木です。サボテンなので葉は退化して、有りません。別名で食用団扇仙人掌と呼ばれ、果実が食用となります。茎は帯白色の青緑色で、円形、肉厚で、棘があります。夏、茎頂に黄色い花を咲かせます。 一般名:オオマルボン(大丸盆)、学名:Opuntia robusta、別名:Wheel cグロキシニアグロキシニア(Gloxinia、学名:Sinningia speciosa)は、ブラジル原産で園芸品種の、イワタバコ科シンニンギア属の多年草(球根植物)です。草丈は低く脹脛程の高さです。葉は卵形で厚くビロード状で特徴があります。草丈に比べて、花径は大きいです。花色には赤や紫、ピンク、白があり、花の咲き方には一重と覆輪があります。 暑さや強い光を好まず、また寒さに弱いので、猛暑と冬を除き、 4月-8ヤドリギヤドリギ(寄生木、宿木、 学名:Viscum album L.)は、欧州・西南アジア原産で、ビャクダン科ヤドリギ属の半寄生常緑潅木です。別名でオウシュウヤドリギ(欧州宿木)、European mistletoe、Mistletoe、Common mistletoeとも呼ばれます。ポプラ(Poplar)などの落葉樹の幹に寄生根を食い込ませ水分と養分を吸収して成長します。 ヤドリギの身体測定 樹高は ワルナスビワルナスビ(悪茄子、学名:Solanum carolinense)とは、北米原産で、ナス科ナス属の多年草の雑草です。日本並びに世界中に帰化しており、日本でも野原や路傍、畑に蔓延っています。一度はびこると根を張って駆除が大変です。 別名で、オニナスビ(鬼茄子)、英名では Carolina horsenettle と呼ばれます。 草丈は30〜50cmです。茎や葉柄に鋭く硬い棘があり、毛が密集していま大島桜大島桜とは日本固有種で11種ある桜の原種の一つ オオシマザクラ(大島桜、学名:Cerasus speciosa または P. lannesiana var. speciosa)とは、日本固有種で、バラ科サクラ属の落葉広葉樹「サクラ」の一種です。カスミザクラ(霞桜)の島嶼型で大島など伊豆諸島に自生する早咲き桜です。樹高が15mにもなる高木です。葉は楕円形~倒卵形で先鋭で、葉身長は5~10cm、葉縁にオステオスペルマムオステオスペルマム(学名:Osteospermum)は、南アフリカ原産で、キク科の多年草です。花色(舌状花)が豊富で、紫・桃・橙・黄・白・青があります。管状花は赤紫~紫色をしています。晴れた日中に開き、雨や曇り、夜間に花を閉じる開閉運動を行います。オステオスペルマム・エクロニス(Osteospermum ecklonis)は舌状花が白で、管状花が青い品種ですが、その園芸品種をアフリカンデージー(Aミッキーマウスノキミッキーマウスノキ(Mickymouse Tree 、学名:Ochna serrulata )とは、南アフリカ原産で、オクナ科オクナ属の常緑低木です。春に、小さな黄色い五弁花を咲かせます。花弁はすぐ落花しますが、雄蕊が残り、萼片が赤くなり盛り上がります。花床に球形の果実が付きます。花名は赤と黒の色合いがミッキーマウスの顔のように見えることに拠ります。赤い顔と立った耳のように見える部分が花床、黒や緑コスモス宇宙とコスモス 名前に「宇宙・自然」名が付く花の「コスモス」と、ピタゴラスが命名した天空のCOSMOS 左:花のコスモス 花の咲き方が調和がとれて美しいことからCOSMOSと命名された。右:天空はピタゴラスがCOSMOSと命名した。 コスモス(Cosmos 、学名:Cosmos bipinnatus)とは、メキシコ原産で、キク科コスモス属の非耐寒性一年草です。メキシコからスペインに渡り、そのオオイヌノフグリオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢、学名:Veronica persica)は、ヨーロッパ原産で日本では帰化植物とされる、オオバコ科クワガタソウ属の越年草です。早春~初夏に、日の当たる草原や都市部などでも樹下の、日本全国至る所で、自生する野草です。茎は根元で分枝してよく広がります。下部の葉は広卵形で対生し、上部の葉は長楕円形で互生します。極く小さな青い花を地面に張り付くように咲かせます。朝に開花し、夕方ヒマラヤユキノシタヒマラヤユキノシタ(Himalaya雪の下、学名:Bergenia stracheyi)は、ヒマラヤ原産で、ユキノシタ科ベルゲニア属の耐寒性常緑多年草です。明治時代に日本に渡来しました。地面を匍匐しながら伸びた太い根茎から団扇や軍配に似た形をした光沢のある大きな葉を出します。和名で、「オオイワグンバイ(大岩軍配)」と呼ばれます。葉はロゼッタ状をしており、一年中緑色です。 冬~春に、葉の間から褐色オニシバリオニシバリ(鬼縛り、学名:Daphne pseudomezereum)は、日本原産で、ジンチョウゲ科オニシバリ属の夏落葉小低木です。名前の由来は、樹皮が丈夫で鬼でも切れないことに拠ります。夏に落葉するのでナツボウズ(夏坊主)とも呼ばれます。秋に新葉が出ます。雌雄異株です。晩冬~春に、葉腋に薄黄緑色の小花を束生して咲かせます。この4弁花のように見えるものは、実際には、先が4裂した萼です。 一般名:スペアミントスペアミント(Spearmint、学名:Mentha spicata)とは、地中海沿岸原産で、シソ科ハッカ属の多年草です。清涼感のある甘くマイルドな芳香が好まれるハーブです。初夏に、穂状花序に白い小花を多数つけます。葉は若緑色でシワシワしており、葉縁に鋸歯があります。葉や茎は、料理やハーブティ、ガムなどの菓子の材料、ハーブバス、ドライフラワー等に用いられます。 スペアミントの花言葉 花言葉は「温オムロアリアケ桜 オムロアリアケ(御室有明、学名:Cerasus lannesiana 'Candida')とは、日本原産で、バラ科サクラ属の広葉落葉低木です。サトザクラの一種です。遅咲きの桜で4月に開花します。仁和寺で栽培されています。花は4-5cmある大輪で、白~薄紅色、花弁は5枚~10枚あります。 一般名:桜 オムロアリアケ(御室有明)、学名:Cerasus lannesiana 'Candida' スノーフレークスノーフレーク(Snowflake、学名:Leucojum aestivum)は、欧州中南部原産でヒガンバナ科スノーフレーク属の耐寒性球根植物です。茎は葉のように薄く細長く伸びて茎高は30~40 cmになります。春に茎先から散形花序を伸ばし白い小花を1~4個咲かせます。小花はスズラン(鈴蘭)と似た釣鐘形をしており、花の先端に緑色の斑点があります。葉はスイセン(水仙)と似ており、薄い広線形をしていまイワギリソウイワギリソウ(岩桐草、学名:Oreocharis primuloides、シノニムス:Opithandra primuloides)は、日本原産で、イワタバコ科イワギリソウ属の夏緑多年草です。近畿以西~四国・九州の岩場や樹上に自生します。地下茎から沢山の根生葉を出します。初夏に、葉の間から数本の花茎を伸ばし散形花序に紅紫色の花を横向きに10個ほど咲かせます。和名は、岩に生え、葉が桐に似ていることにオオムラサキオオムラサキ(大紫、学名:Rhododendron pulchrum cv. Oh-murasaki)とは、ヒドラツツジの園芸品種です。葉の表裏に細毛があり、萼片にも毛がありますが粘りません。開花時期は遅く、染井吉野が終わった後に赤紫色のツツジの中では最大とされる直径10~15cmの大輪花を咲かせます。花冠は漏斗型で先端が5裂します。花は枝先に2~4個の花がまとまって咲きます。虫媒花で花弁内側上方オーニソガラム・シルソイデスオーニソガラム・シルソイデス(学名:Ornithogalum thyrsoides)は、南アフリカ原産で、キジカクシ科オオアマナ属の半耐寒性球根植物です。球根から直接、長い披針形の葉を出します。葉の中央から出た花茎先端から伸びた穂状花序は10cm程の長円錐形をしています。花色には白や、黄色、橙、朱色等があります。花は下から上へ咲きます。花弁の基部は緑色をしています。 同属には、オーニソガラム・アラオダマキオダマキ(苧環、学名:Aquilegia spp.)とは、日本や欧州原産で、キンポウゲ科オダマキ属の耐寒性常緑多年草です。日本で狭義的にオダマキと言えば、学名:Aquilegia flabellata var. flabellata のことですが、広義的には Aquilegia 全体を指します。一般的に多く出回っているのは、花色が豊富な西洋種の セイヨウオダマキ(西洋苧環) の園芸品種です。 長い球根ベゴニア 'オレンジ ラッフルフォーム'球根ベゴニア 'オレンジ ラッフルフォーム'(学名:Begonia x tuberhybrida cv. Orenge Ruffledform)は、球根ベゴニア スタンドタイプ ラッフル型の一品種です。本種は橙色の花弁が波打っています。アスパラガス・オフィキナリスアスパラガス・オフィキナリス(学名:Asparagus officinalis)は欧州西岸原産で、キジカクシ科クサスギカズラ属の常緑多年草の野菜です。観賞用のアスパラガスが多い中で、食用となるアスパラガスです。地下茎から1 m程茎をのばします。若茎は食用アスパラガスとなります。アスパラガスにはホワイトアスパラガスとグリーンアスパラガスがあります。両者とも同一のもので、栽培の仕方が異なるだけです。日スイセイランスイセイラン(彗星蘭、学名:Odontoglossum)は中南米アンデス山脈原産で、ラン科オドントグロッサム属の常緑多年草です。寒さに強く、暑さに弱い着生ランです。和名は、スイセイラン(彗星蘭)。花の形が星に似ていることに拠ります。属名の、Odontoglossumとは、ギリシャ語で、歯(odonto)と舌(glossal)の合成語で、花びらの形から付けられました。花色は、白・黄 ・茶 ・赤・桃色ユリ・エルドレッドユリ・エルドレッド(百合Eldred、学名:Lilium Oriental-Hybrids cv. Eldred)は、オリエンタルハイブリッドで、明るく澄んだ黄色い一重の大輪の花を咲かせる耐寒・落葉性球根植物です。 OT ハイブリッド "エルドレット"、黄色、大輪、一重、遅咲き、草丈:130 cm、開花期:6月~8月、花径:10~20 cm、用途:地植え・鉢植え、プランター・庭植え・切り花。カサブランカカサブランカ(Casa Blanca,学名:Lilium 'Casa Blanca')は、園芸品種で、日本のユリを使ってヨーロッパで作られました。 カサブランカは、日本に自生するヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)と、カノコユリ(鹿子百合、学名:Lilium speciosum)等を交配・育種したオリエンタルハイブリッド(OHB,Lilium Oriental Group)と呼 マルコポーロオリエンタルハイブリッド群 「Marco Polo」 マルコポーロ(Marco Polo、学名:Lilium "Marco Polo")とは、日本原産のユリの園芸品種で、ユリ科ユリ属の耐寒性球根植物で、日本原産のヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)とカノコユリ(鹿子百合、学名:Lilium speciosum)を基に交配された園芸品種「オリエンタルハイブリッドユリ」系の一品種でミズナラミズナラ(水楢、学名:Quercus crispula)は、中国、日本原産でブナ科コナラ属の落葉広葉高木です。ブナと共に日本の温帯林を代表する樹木ですが、ブナは陰樹、ミズナラは陽樹です。ナラと言えば、日本ではミズナラが一般的です。水分を多く含んで燃え難くことから命名されました。別名でオオナラ(大楢)やミズボウソウとも呼ばれます。似た木にコナラがありますがミズナラの方が葉が大きいです。日本では北海道シタキソウシタキソウ(舌切草、学名:Jasminanthes mucronata)は、日本、中国、台湾原産でキョウチクトウ科シタキソウ属の常緑蔓性小高木です。千葉県以西から九州・沖縄の海辺の山地に分布します。夏に葉腋から集散花序を伸ばし芳香のする白花を咲かせます。花は筒状で先端が5深裂します。 シタキソウ(舌切草)、学名:Jasminanthes mucronata、synonym : Stephanotケヤマウコギケヤマウコギ(毛山五加木、学名:Acanthopanax divaricatus)は、日本と中国原産で、ウコギ科ウコギ属の落葉低木です。日本では北海道から九州の山地に自生します、樹皮は灰褐色で棘が有ります。葉裏に灰褐色の縮毛が密生します。晩夏~初秋に、白花を球形に咲かせます。花後に、黒い八手のような果実が成ります。 一般名:ケヤマウコギ(毛山五加木)、学名: Eleutherococcus アンスリウムアンスリウム(Anthurium、学名:Anthurium andreanum) は、コロンビア、エクアドル原産で、サトイモ科アンスリウム属の非耐寒性多年草です。花(実際には、仏炎苞)はハート形をした造花のように見えますが生花です。花色(実際には、仏炎苞色)は赤や桃、白、緑、茶色等が豊富です。本当の花は肉垂花序に付いています。 似た花 苞はカラー(Calla)や、スパティフィラム(Spathipイヌサフラン「葉見ず花見ず」 イヌサフラン(学名:Colchicum autumnale )とは、欧州~北アフリカ原産でイヌサフラン科イヌサフランの球根植物です。別名でコルチカム(Colchicum)や、オータムクロッカス(autumn crocus) 、オータムリリー(autumn lily)とも呼ばれます。 草丈は、15~20 cmと低いです。球根から蕾を出してピンクの一重の花を咲かせます。品種改良したオレガノオレガノ(Oregano、学名:Origanum vulgare)は、フランス、ギリシャ等の地中海沿岸原産で、シソ科ハナハッカ属の多年草です。全草に微小な軟毛が生えて芳香があります。茎は四角い。葉は卵形で枝に対生に付きます。夏に、茎頂から散房状円錐花序を伸ばし、紫赤または白い唇形花を付けます。花後に卵円形の小さな堅果が成ります。葉は乾燥させるとより苦みのある香りが強くなります。ハーブとして、マトンオオバキリンオオバキリン(大葉麒麟、学名:Pereskia grandifolia)は、ブラジル原産で、サボテン科ペレスキア属の非塊根性・半落葉広葉低木です。現地ではサバンナのような乾燥した森林に自生します。サボテンの原種で幹や葉脇には棘があります。大きな葉は倒卵形をしています。 夏の昼間だけ、濃桃色の花が多数固まって咲きます。 花後に梨に似た果実をつけます。葉は野菜として食べられます。 一般名:オオカンガルーポーカンガルーポー(Kangaroo paw、学名:Anigozanthos spp.)は、豪州南西部に自生する固有種で、ハエモドルム科アニゴザントス属の多年草(球根)です。カンガルー(Kangaroo)の前足(paw)のようなユニークな形でベルベット状の感触のある花を咲かせ、シャガ(著莪)に似た細長いシャープな葉を付けます。属名の「Anigozanthos」はラテン語で「anoigo(開く)+antロータス・ベルテロッティロータス・ベルテロッティ(学名:Lotus berthelotii)は、カナリア諸島ベルデ島原産の固有種で、マメ科ヤコグサ属(ロツス属)の非耐寒性宿根草です。草丈が低く横に広がります。アサギリソウ(朝霧草)に似た松葉状をしたのシルバーリーフです。小葉は銀色の細毛に覆われているので銀色に見えます。鳥の嘴状形で朱赤の花が特徴です。花言葉は「熱い恋慕」。黄色花を咲かせるのは、カナリー諸島テネリフェ島原産 オオヒメクグオオヒメクグ(大姫くぐ、学名:Kyllinga nemoralis)は、太平洋諸島や沖縄原産で、カヤツリグサ科ヒメクグ属の非耐寒性多年草です。 学名のキリンガ・ネモラリス(Kyllinga nemoralis)、英名ではWhite kyllinga、White water sedge、whitehead spikesedge、Cyperus kyllingia、キリンガネモラリス、和名では大姫莎草オキザリス ・トライアングラリスオキザリス ・トライアングラリス(学名:Oxalis triangularis)は、ブラジル原産でカタバミ科の耐寒性球根植物です。葉色が紫色で、葉形が三角形をしたレグネリー種で、別名で「紫の舞」とも呼ばれます。通常のオキザリスは草丈が低く花径が小さく一見野草のように見えますがトライアングラリスはしっかりした栽培種です。 一般名:オキザリス ・トライアングラリス(Oxalis triangulワシントンヤシモドキワシントンヤシモドキ(オキナヤシモドキ、学名:Washingtonia robusta)は、北米原産でヤシ科の常緑高木です。 非常に高い幹の先端に掌状の葉を茂らせます。葉縁には白糸状のものが目立ちます。 枯れた葉は落下することなく蓑のような姿で幹に付いています。 ワシントンヤシ(オキナヤシ、学名:Washingtonia filifera)の近縁で、和名はそこから来ています。 属名はワシントン大統レッドパウダーパフレッド・パウダーパフ(レッド・パウダーパフ(Red Powederpuf、大紅合歓、学名:Calliandra haematocephala)は、ボリビア、ペルー、ブラジル原産で、マメ科カリアンドラ属の熱帯性常緑低木です。赤い化粧パフのような半球形の花を咲かせます。花弁は無く、花のように見えるのは雄蕊の集合体です。 別名で、オオベニゴウカン(大紅合歓)や、ベニゴウカン(紅合歓花)、また、学名からアザレアアザレア(Azalea、学名:Rhododendron simsii)は、台湾生まれベルギー育ちのツツジ科ツツジ属の半耐寒性常緑低木です。 秋〜翌春にかけての長期間、バラ(薔薇)に似た白色や、桃色、赤の一重または八重の花を咲かせます。台湾原産のタイワンサツキやツツジがヨーロッパに輸出され、主としてベルギーやオランダなどで改良された園芸品種です。樹高の高いものは200 cmにもなります。英名のAzaツバキ オケサバヤシツバキ オケサバヤシ(椿 'おけさ囃子、学名:Camellia japonica 'kesabayashi')新潟原産、紅色及び紅白絞り、八重、牡丹咲き、中輪、開花期:3月~4月。 椿の原産地は、日本(本州〜九州)、台湾、朝鮮半島。 特集「椿」 https://www.flower-db.com/ja/special/23/2 Feature Camellia https:/プリムラ・マラコイデスプリムラ・マラコイデス(学名:Primula malacoides)は、中国原産で、サクラソウ科サクラソウ属の(半)耐寒性一年草です。和名では、オトメザクラ(乙女桜)、株全体に白粉が付くのでケショウザクラ(化粧桜)とも呼ばれます。葉は丸みを帯びた広卵形で、葉縁には切れ込みがあります。 花茎の先から散形花序を出し、桃色又は白い漏斗状の花を数段咲かせます。花(花弁)は上から見ると五弁花のように見えますプリムラ・オブコニカサクラソウ属は【特集 サクラソウ属】に一覧を示しますが、ここでご紹介するプリムラ・オブコニカ(Primula obconica)はプリムラの代表品種の一つに当たります。 プリムラ・オブコニカ(P. obconica、学名:Primula obconica)は、中国西部~ヒマラヤ原産でサクラソウ科サクラソウ属の「プリムラ(Primula)」の園芸品種です。和名では、トキワザクラ(常磐桜)と呼ばれまオーニソガラム・アラビカムオーニソガラム・アラビカム(学名:Ornithogalum arabicum)は、ヨーロッパ~西アジア、アフリカ原産で、キジカクシ科オーニソガラム属の耐寒性球根植物です。円錐花序に芳香のある白花を咲かせます。花の中心にある雌蕊が緑色から黒色になるので、クロボシオオアマナ(黒星大甘菜)とも呼ばれます。花言葉は、「純潔さ」。花の白さに由来します。属名の「Ornithogalum」(オーニソガラム)とはオオムギNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の主題歌「麦の唄」(中島みゆき作詞・作曲・歌)の「麦」とは、「大麦」のことで、この番組に登場する「マッサン」とは日本で最初に一級ウィスキーを作ったニッカウイスキーの創業者です。ニッカ製ウイスキーの有名なラベルには、片手に大麦、もう片手にウィスキーグラスを持った髭の男性がデザインされています。ピュアウィスキーの原料には、大麦麦芽のみが使われるからです。 大麦とは オオキバナカタバミオオキバナカタバミ(大黄花片喰、学名:Oxalls pes-caprae)とは、南アフリカ原産で、カタバミ科カタバミ属の多年草です。別名で、キイロハナカタバミ(黄花花片喰)や、学名のオキザリス(Oxalls)、オザリス・ペスカプラエ(Oxalls pes-caprae)、英名では、Buttercup oxalis、Bermuda buttercupと呼ばれます。草丈は15~30cmで、葉は緑色で紫シソシソ(紫蘇、学名:Perilla frutescens var. crispa )は、中国、ビルマ、ヒマラヤ原産でシソ科シソ属の一年草です。 家の庭などに生えている身近な野菜です。 草丈は40~100cmで、茎は直立します。 葉は直径5~8cmの広卵形をしており先端が尖ります。葉縁にはギザギザした鋸歯があります。葉の表面にはっきりした葉脈があります。 葉の付き方は対生です。葉色には、緑色のアオジソシラー・ペルビアナシラー・ペルビアナ(学名:Scilla peruviana)はポルトガル~アルジェリア・チュニジアなどのアフリカ原産で、キジカクシ科ツルボ属の落葉性多年草です。春~夏に、散形花序を伸ばし濃青紫色の6弁花を咲かせます。 一般名:シラー・ペルビアナ、学名:Sciila、原産地:ポルトガル~アルジェリア・チュニジアなどのアフリカ、和名:大蔓穂 (オオツルボ)、分類名:キジカクシ目キジカクシ科ツルボベロニカ・オックスフォードブルーベロニカ・オックスフォードブルー(Veronica peduncularis 'Oxford blue')は、オオバコ科クワガタソウ属の宿根草「Veronica peduncularis(ペドゥンクラリス)」の改良品種です。這性のベロニカ(Veronica)で、春~初夏に、青紫色の小花をカーペット状に広げます。冬には紅葉します。耐寒性、耐暑性に優れ、花壇のグランドカバーやロックガーデン、ハンギングデルフィニウムデルフィニウム(学名:Delphinium × cultoru)は、欧州や北米原産で、キンポウゲ科デルフィニウム属の耐寒性宿根草です。和名では、オオヒエンソウ(大飛燕草)と呼ばれます。高原の湿地に自生します。 デルフィニウム(大飛燕草)と飛燕草の違い 以前は同属でしたが、葉の形や、花の付き方などが違うことから、ラークスーパー系は、Consolida属に分類されました。 デルフィニウムの種類 デカシワバアジサイカシワバアジサイ(柏葉紫陽花、学名:Hydrangea quercifolia)は、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「アジサイ(紫陽花)」の大型品種です。北米原産で、装飾花の白い花穂がピラミッド状(長円錐状)をしているのが特徴です。英名では、葉の形から「Oak-leaved Hydrangea(オークリーブドハイドランジア)」とも呼ばれます。 樹高は100〜200 cmです。葉は長さ10~2イチゴイチゴ(苺、学名:Fragaria × ananassa)は、南米原産で、バラ科オランダイチゴ属の常緑多年草です。Fragaria とananassaの交雑種です。原産地は南米ですが、江戸時代に、オランダから日本に入ったのでオランダ苺と呼ばれます。ライナーを伸ばしながら増えます。葉は卵形で葉縁に荒い鋸歯があります。冬から初夏、白い五弁花を咲かせます。花後、花托(花床)が発達して食用となる、いわゆるオヤマナデシコ オヤマナデシコ (御山撫子、おやまなでしこ、学名:Dianthus alpinus) は、ヨーロッパアルプスの亜高山原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草です。草丈は最大10 cm程です。春に開花します。 一般名:オヤマナデシコ(御山撫子、おやまなでしこ) 、学名:Dianthus alpinus、別名:ダイアンサス・アルピナス、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ナデシコ科ナデオオバナソケイオオバナソケイ(大花素馨、学名:Jasminum grandiflorum)は、ヒマラヤ原産で、モクセイ科ソケイ属の灌木です。ジャスミンの1っ種です。 夏~秋に、集散花序を頂生または葉腋から伸ばし、白い小さな芳香のある花を2~9個咲かせます。 花は高杯型で筒先が4~5裂し、平開して咲きます。 香料や、ジャスミンティなどに用いられます。花径は、オオバナソケイ(J. grandiflorum)が3.5オニブキオニブキ(鬼蕗、学名:Gunnera manicata)はブラジルのセーハ・ド・マール山脈(Serra do Mar mountains)原産で、グンネラ科グンネラ属の大型半耐寒性常緑多年草です。約1億5000万年前に誕生し、「世界で最も大きな葉を付ける植物」とされます。茎や葉に棘状突起があります。ジェードガーデンや、池の端に直植え、または大鉢植えで冠水させ栽培する観葉植物です。初夏に、根元から花 オキザリス ヘディサロイデス 'ルブラ'オキザリス ヘディサロイデス 'ルブラ'(学名:Oxalis hedysaroides)は、カリブ海原産で、オキザリス科カタバミ属のオキザリス ヘディサロイデスです。葉は、最初緑色ですが、日光に当たると深紫色に変わります。太陽を追うために葉を大きく回転させます。日が落ちると赤い葉を半分に閉じます。夏に、茎上部の葉腋から長い花茎を伸ばし小さな黄色い花を咲かせます。 一般名:オキザリス ヘディサロイオモダカオモダカ (面高、学名:Sagittaria trifolia)は、中国原産で、オモダカ科オモダカ属の落葉多年生水生植物です。日本各地の湿地に自生します。雌雄同株です。 走出枝を伸ばして球根を作り繁殖します。葉は出葉時は線形ですが、成長に伴い先端が尖って特徴のある矢じり型となります。夏に、白い小さな3弁花を咲かせます。 主に観賞用水草としてアクアリウムで用いられます。花言葉は「高潔」「信頼」です。オオバナノエンレイソウオオバナノエンレイソウ(大花延齢草、学名:Trillium camschatcense)は、日本~樺太、シベリア原産で、シュロソウ科エンレイソウ属の多年草です。日本では、北海道、本州、四国、九州の平地や、低地~亜高山の湿地に生息します。茎頂に広卵形の葉が3枚輪生します。初夏に、茎頂に白い3弁花を咲かせます。花の中央に子房が1つあり、それを6個の雄蕊が取り囲みます。属名の「Trillium」とは、花オオオニバスオオオニバス(学名:Victoria amazonica)は、スイレン科の水生の一年草です。捲くれて盥状になった巨大な浮葉に特徴があります。ガイアナ共和国(Guyana)の国花です。 世界有数の大きな葉を持ち、子供3人が乗っても沈まないほどです。名の由来は、葉が大きいのでオオ(大)、 葉裏に刺があるのでオニ(鬼)のハス(蓮)から来ています。 夕方から早朝にかけて開花し、白花から桃色花に色が変化しまフリチラリアフリチラリア(Fritillaria、学名:Fritillaria imperialis)は、トルコ南部原産で、ユリ科バイモ属の耐寒性半蔓性球根多年生植物です。 和名ではヨウラクユリ(瓔珞百合)と呼ばれます。和名のヨウラク(瓔珞)とは釣り鐘形をした仏具飾りに似ていることと、ユリ科の植物であることに因みます。大きな球根から多肉質の茎が出て、その先に輪状に小花を沢山咲かせます。小花は野生種は橙色で、釣タビビトノキタビビトノキ(旅人の木、学名:Ravenala madagascariensis)は、マダガスカルの固有種で、バショウ科タビビトノキ属の熱帯性高木状観葉植物です。名前に木が付きますが草です。1属1科です。樹高10〜20 mと背が高く、葉は葉長2.5 mと大きく扇状に葉を開きます。ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)と似た白花を咲かせます。花に蜜があり、現地ではエリマキキツネザル(襟巻狐猿、学名:Varecオウカンリュウオウカンリュウ(王冠竜、学名:Ferocactus glaucescens)は、イダルゴ州(メキシコ)の固有種で、サボテン科フェロカクタス属の玉サボテンです。別名でFerocactus glaucescens、Glaucous barrel cactusとも呼ばれます。本体は50cm程の球形で周囲に陵が10数個あります。各稜に長い黄色の棘が多数あります。夏に、茎頂に薄黄色の花を咲かせます。 一般フロックス・パニキュラータフロックス・パニキュラータ(学名:Phlox paniculata)は、米国中・東部及びカナダ東部原産で、ハナシノブ科フロックス属の多年草です。オイランソウ(花魁草)や、宿根フロックス、クサキョウチクトウとも呼ばれます。 夏に、花茎先端から円錐花序を伸ばし、2cm程の丸い花を10個程咲かせます。花色には白やピンクがあります。 属名のPhlox (フロックス)とはギリシャ語の「phlogos」(チーゼルチーゼル(teasel、学名:Dipsacus sativus)はユーラシアとアフリカ北部原産で、スイカズラ科ナベナ属の越年草です。和名ではオニナベナ(鬼なべな)や、ラシャカキグサ(羅紗掻草)と呼ばれます。 ローマ時代には葉をハーブとして利用し、薬効に化膿止めがあるとされました。太い茎には硬い棘があります。夏に、すらっと伸びた枝先に淡紫色の頭花を咲かせます。花後に棘のある小葉が出ます。 チーゼエクストラ・バガンザオリエンタルユリ エクストラ・バガンザ(Extra baganza、学名:Lilium cv. Extra baganza)は、園芸品種で、ユリ科ユリ属の耐寒性球根植物です。日本原産のユリを改良した園芸品種で、白地に鮮紅色の斑点が入るオリエンタルハイブリッドです。花に芳香があり、切り花でも人気です。 一般名:オリエンタルユリ エクストラ・バガンザ(Extra-baganza)、学名:Lili オリエンタルユリ レイクミシガンオリエンタルユリ レイクミシガン(学名:Lilium michiganense)は、北米原産で、ユリ科ユリ属の球根植物です。ミシガン州で最初に見つかりました。一重、ピンクの花弁です。茎が太くしっかりしています。花は茎先に数輪咲きます。 一般名:オリエンタルユリ レイクミシガン、学名:Lilium michiganense、花色:ピンク、一重、草丈: 70~80 cm、開花期:、花径:cm、用オリエンタルハイブリッドユリ 'リミン'オリエンタルハイブリッドユリ 'リミン'(Rimin、学名:Lilium Oriental Group cv. Rimin)は、ユリ科ユリ属「オリエンタルハイブリッド」の中・大輪系園芸品種です。ピンクの花弁で、花中央に黄と緑の縦筋と、濃赤色の小斑点が多数入ります。 ■オリエンタルハイブリッドユリの品種 オリエンタルハイブリッドユリとは、ヤマユリとカノコユリの雑種を基礎に交配、育成された品種群ですオステオスペルマム ナシンガオステオスペルマム・ナシンガ(Osteospermum 'Nasinga' 、学名:Dimorphotheca ecklonis cv. Nasinga)とは、南アフリカのケープ地方原産で、キク科オステオスペルマム属の多年草です。オステオスペルマム・エクロニス(Osteospermum ecklonis)のスプーン咲き(風車咲き)園芸品種です。スプーン咲きとは花弁の一枚一枚の中央部が筒状弁となり、オミナエシオミナエシ(女郎花、学名:Patrinia scabiosifolia)は、日本、東シベリア原産でスイカズラ科(←オミナエシ科、APG3から変更)オミナエシ属の多年草です。別名でチメグサや、ハイショウ(敗醤)とも呼ばれます。北海度〜九州の野原に自生します。草丈は60〜100 cmで、茎上部が:良く分枝します。下部は羽状複葉、上部は単葉の葉は縁に鋸歯があり対生します。 8月〜10月に、根出葉の間からオウゴンチュウオウゴンチュウ(黄金柱、学名:Pilosocereus chrysostele)はブラジル北東部原産で、サボテン科ピロソケレウス属の灌木です。柱サボテンの一種で、基部のみ枝分かれします。幹軸は明緑色で、淡黄色い棘で覆われます。chrysosteleは「金の柱」という意味です。 一般名:オウゴンチュウ(黄金柱)、学名:Pilosocereus chrysostele、又名:ピロソケレウス・クリネーブルオレンジネーブルオレンジ(Navel Orange、学名:Citrus sinensis)は、ミカン科ミカン属オレンジ種の常緑小高木とその果実「オレンジ(Orange)」の一品種です。スイートオレンジの早世種で 甘みの強いオレンジです。オレンジと言えば、本種と晩成種のバレンシアオレンジ(Valencia Orange)を指します。果頂部にヘソ(navel)のような凹みがあることが名前の由来です。カルフォルツヅラフジツヅラフジ(葛藤、学名:Sinomenium acutum, 旧学名:Cocculus acutus)は、日本~台湾、中国原産で、ツヅラフジ科ツヅラフジ属の落葉蔓性広葉木本です。関東から四国、九州の山地の林縁に自生します。左巻きの太い蔓を10m程伸ばします。葉には葉柄があり、葉長さ6-15 cmで葉の形は様々、枝に互生して付きます。夏に、枝先や葉腋から15 cm程の円錐花序を伸ばし花径約0.4 cフクシュウキンカンフクシュウキンカン(福州金柑、Fortunella obovata)は、ミカン科キンカン属の常緑低木「キンカン(金柑)」の一品種で、チョウジュキンカン(長寿金柑)とも呼ばれます。中国東部江蘇省~福建省原産で、樹高は1~2 m、果実は金柑中で最大の30~40 g程になります。金柑の果実は長楕円形が多いですが、福州金柑は卵形で、果頂が窪みます。酸味が強く、甘みが少なく、香りが劣るので、マーマレード、砂オマツリライトノキオマツリライトノキ(学名:Wrightia rerigiosa)とは、タイ~ベトナム原産で、キョウチクトウ科ライティア属の落葉低木です。別名で、Water Jasmineや、Wild Water Plum, Sacred Buddhist、学名のライティア・レリギオサで呼ばれることもあります。 樹高は50~300cmです。 葉は披針形で鋭頭、葉縁は全縁で対生に付きます。 葉腋から細長い花柄を伸ばしオオケタデオオケタデ(大毛蓼、学名:Polygonum orientale)は、熱帯アジア原産でタデ科イヌタデ属の大型一年草です。夏から秋に、長く伸びた茎が多数分枝して、その先に稲穂状に米粒大の濃桃色の小花を多数つけて垂下して咲きます。葉は幅広の緑色で先端が尖ります。葉茎に毛が多数生えています。 観賞用として栽培されるものもありますが、野生化して道端に生えています。イヌタデ(犬蓼)と似ていますが、それより大 トウカエデトウカエデ(学名:Acer buergerianum)は中国東南部、台湾原産で、ムクロジ科カエデ属の落葉性高木です。日本へは江戸時代に渡来しました。倒卵形で上部が3浅裂する葉は光沢があり表裏とも無毛で茎に対生に付きます。春に、花序を伸ばし薄黄色で五弁の小さな両性花と雄花を咲かせます。花後に2枚の翼果が実ります。葉は春に緑色で秋には紅葉します。街路樹、公園樹、庭木に利用されます。 一般名:トウハナキササゲハナキササゲ(花木大角豆、学名:Catalpa speciosa)は北米原産で、ノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木です。初夏に、円錐花序を伸ばし、白い漏斗状の花を多数咲かせます。花は下唇内に黄色い条紋と淡紫色斑有ります。 一般名:ハナキササゲ(花木大角豆)、学名:Catalpa speciosa、分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目ノウゼンカズラ科キササゲ属ハナキササゲ種、又名:オオアメリパセリパセリ(parsley、学名:Petroselinum crispum)は、地中海沿岸原産で、セリ科ツバ属の2年草です。日本へは江戸時代に渡来しました。日本では、人工的に育種された葉が縮んだ品種「ちりめん種(縮葉種)」が一般に出回っています。晩春から夏に、花茎を伸ばして黄緑色のセリ(芹)に似た小花を咲かせます。花が付くと花へ栄養が回り、葉の生育が弱まり硬くなり、香りが弱くなってしまいます。従って、オドリコソウオドリコソウ(踊子草、学名:Lamium album L. var. barbatum )は、日本、朝鮮半島、中国原産でシソ科オドリコソウ属の野草の多年草です。北海道から九州の野山や畦道に生えています。春から初夏に、輪散花序に白か薄桃色の唇形の花を咲かせます。花名は花冠形が笠を被った踊り子に見えるということに拠ります。根が漢方薬に使われます。 一般名:オドリコソウ(踊子草)、学名:Lamium オカタツナミソウオカタツナミソウ(丘立浪草、学名:Scutellaria brachyspica )は、日本原産で、シソ科タツナミソウ属の多年草です。本州~四国の日本の丘陵地の木陰に自生します。草丈は30〜50cmです。1~2cmの葉柄の先に葉長1.5~5cm、葉幅1~4cmの広卵形で葉縁に波状鋸歯のある葉を付けます。5月〜6月に総状花序を伸ばし、花長2cmの紫色の花を咲かせます。 属名の’Scutellariaコウヨウザンコウヨウザン(広葉杉、学名:Cunninghamia lanceolata)は、中国を代表する杉として知られるヒノキ科コウヨウザン属の常緑針葉高木です。幹は直立し、樹冠は広円錐形をしています。樹皮は黒褐色で縦に裂けます。扁平な葉は長披針形で先端が鋭どく尖り2列羽状複葉を成しています。葉縁には細かい鋸歯が有ります。雌雄同株で雄花は枝先に群生し、雌花は単生します。春に開花し、秋に卵球形の堅果がなりますオニグルミオニグルミ(鬼胡桃、学名:Juglans mandshurica var. sachalinensis)は、日本原産で、クルミ科クルミ属の落葉高木「胡桃」の変種です。殻が硬くクルミ割り器のような道具を使わないと実(核果の仁)を取り出せません。日本でクルミと言えば、このオニグルミのことです。用途は、果実はナッツに、樹木はマホガニーやチークと共に「世界三大銘木」とされる「ウォールナット」という木材になヒメリュウキンカヒメリュウキンカ(姫立金花、学名:Ranunculus ficaria)は、イギリス原産でキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草です。別名で、オウシュウキンポウゲとも呼ばれる帰化植物です。ヒメリュウキンカは、スプリングエフェメラルと言われ、春に花を咲かせ、夏に上部が枯れてしまう花です。リュウキンカ(立金花、学名:Caltha palustris var. nipponica)と似ていますが別属です。リュオオミスミソウオオミスミソウ(大三角草、学名:Anemone hepatica var. japonica f. magna 又は、Hepatica nobilis var. japonica f. magna )は、日本固有種で日本海側に自生するキンポウゲ科の耐寒性多年草です。 ミスミソウ(三角草、学名:Anemone hepatica var. japonica f. japonica、または、Hepatiオオカナメモチオオカナメモチ(大要糯、学名:Photinia serratifolia)は、中国、台湾原産で、バラ科カナメモチ属の暖地性の常緑広葉低木です。標高1000~2500 mの場所で自生します。 通常、私達が見ているのは、カナメモチ(要黐、学名:Photinia glabra)です。大要糯(P. serratifolia)は、要黐(P. glabra)より大型です。葉身長は大要糯(P.serratifo オトギリソウオトギリソウ(弟切草、学名:Hypericum erectum)は、日本、朝鮮半島、中国大陸原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年生草本です。日本全国の道端、低地、畦に自生します。草丈は20~60cmです。葉は長楕円形~倒卵形で葉縁は全縁で、対生します。葉には葉柄が無く、表面に黒点があります。夏~初秋に、花茎先端から集散花序を伸ばし黄色い5弁の一日花を数個咲かせます。花径は2cmで、花弁にも黒オウゴンオニユリオウゴンオニユリ(黄金鬼百合、学名:Lilium lancifolium var. flaviflorum)は、日本(対馬固有種)原産で、ユリ科ユリ属の大型の球根植物です。オニユリ(鬼百合、学名:Lilium lancifolium)の変種です。夏に、黄色地に赤斑点が一面に散在します。花弁は後ろに大きく反り返ります。 一般名:オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)、学名:Lilium lancifoliオキナグサオキナグサ(翁草、学名: Pulsatilla cernua )は、日本、朝鮮半島、中国原産で、キンポウゲ科オキナグサ属の多年草です。日本では本州~四国、九州の山地の草原に自生します。花茎や葉など全体が白毛で覆われています。春に、茎先先端に暗紅色の花を1輪咲かせます。花(実際には、萼)は、開花時には下向きに咲き、咲き進むにつれて、徐々に上を向きます。花名は全草や種子に白毛があることを老人(翁)の白ハハコグサハハコグサ(母子草、学名:Gnaphalium affine)とは、中国~インド原産で、キク科ハハコグサ属の越年草の野草です。旧名はオギョウやゴギョウ(御形)と言い春の七草の一つとされます。葉はタンポポのような根出葉でロゼット状をしています。 春~梅雨時に、林や田畑で、花茎先に頭状花序を伸ばし、小さな黄色い筒状花を複数個につけます。本種には舌状花(舌花)がなく筒状花(管状花)だけで頭花を形成しますオオバナカリッサオオバナカリッサ(大花Carissa、学名:Carissa macrocarpa)とは、南アフリカ原産で、キョウチクトウ科カリッサ属の耐潮風性・耐寒性常緑中低木です。枝が横に広がる性質があります。茎先から集散花序を伸ばし芳香の有る大きな白花を咲かせます。花は筒状で、先端が星状の五弁花です。花後に成る果実は球形で3〜4cm、赤いスモモに似ており、適度な酸味と甘味があるので生食やジャムなどにして食べらオジギソウオジギソウ(含羞草、学名:Mimosa pudica)は、ブラジル原産で、マメ科オジギソウ属の非耐寒性一年草/多年草です。夏に桃色の小球形の花を咲かせます。花名は、葉に触れると葉を閉じてお辞儀をするように見えることに因ります。夜も葉を閉じて就眠運動を行ないます。原産地では大きく成長する多年草ですが、日本はブラジルより寒いので園芸上、一年草として栽培されます。茎には刺があり、木質化します。日当たりとバルサバルサ (Balsa、学名:Ochroma lagopus、シノニム:Ochroma pyramidale) は、メキシコ南部~ブラジル南部原産で、アオキ科(パンヤ科)バルサ属の常緑又は落葉性の広葉高木です。葉は三角状心臓形~掌状をしています。小枝の先に、大きな黄白色をした喇叭状の花を咲かせます。花は雨季の終了時の午後遅くから一晩中咲く夜行性です。花に蜜があり、花粉媒介者は現地では、キンカジョー(ハクウンボクハクウンボク(白雲木、学名:Styrax obassia)は、日本と中国原産で、エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木です。 樹高は5〜15mです。樹皮色は暗灰色をしており、樹径は25cm程です。葉には1~2cmの毛深い葉柄があります。葉は長さ10〜20cm、幅8~20cmの円形で、葉裏に星状毛が密生するため白緑色に見え、葉脈が目立ち、葉縁には歯牙状鋸歯があり、互生して付きます。 日本では5月の連休頃クランベリークランベリー(Cranberry、学名:Vaccinium macrocarpon)とは、ツツジ科スノキ属の常緑小低木とその果実のことを言います。北半球の寒冷地の酸性湿地に生えます。 クランベリーという名前は、ツルコケモモ(V. oxycoccos)や、ヒメツルコケモモ(V. microcarpum)、オオミツルコケモモ(大実蔓苔桃、V. macrocarpon)などを総称した名前ですが、北米でオンタデオンタデ(御蓼、学名:Koenigia weyrichii var. alpinum)は、日本固有種で、タデ科オンタデ属の多年草「ウラジロタデ(裏白蓼、学名:Koenigia weyrichii )」の変種です。中部以北の亜高山~高山の砂礫に自生します。雌雄異株です。夏に花茎を出し、茎頂から円錐花序を伸ばし薄黄色の小花を多数付けます。実際には、花弁は無く、花のように見えるものは萼です。花名は、木曽 オオハナウドオオハナウド(大花独活、学名:Heracleum lanatum)は、北半球原産でセリ科ハナウド属の大型多年草です。日本では北海道~近畿の山地~高山の草地に自生します。 海岸等の湿地地帯で見られます。茎は太く、中は空っぽの中空で、節に白毛が密集します。葉は3出複葉で、葉縁はギザギザしています。 初夏に、大きな複散形花序を伸ばし、白い小花を多数集めて咲かせます。左右相称花で、花序周辺の花が大きく華やオトコヨウゾメオトコヨウゾメとは オトコヨウゾメ(学名:Viburnum phlebotrichum )は、日本の固有種でレンプクソう科(←スイカズラ科)ガマズミ属の落葉低木です。 これまでスイカズラ科でしたが、新体系ではレンプクソうに変わりました。 春に、花序に白花を咲かせ、花後の秋に赤い果実を実らせます。熟すと赤くなる果実はそのまま生食すると渋いので、果実酒にします。 オトコヨウゾメの情報 一オガタマノキオガタマノキ(招霊木、学名:Michelia compressa)は、日本、台湾原産で、モクレン科オガタマノキ属の常緑高木です。似た木に、中国原産で日本でもよく植えられているカラタネオガタマ(唐種招霊、学名:Michelia figo)があります。招霊木(M. compressa)の方が、唐種招霊(M. figo)より樹高が高いです。 一般名:オガタマノキ(招霊木)、学名:Michelia オンファロデス・リニフォリアオンファロデス・リニフォリア(学名:Omphalodes linifolia)は、南西ヨーロッパ原産で、ムラサキ科オンファロデス属の一年草です。同科のワスレナグサ(忘れな草、勿忘草、学名:Myosotis scorpioide) を小さくしたような花を咲かせます。 一般名:オンファロデス・リニフォリア、学名:Omphalodes linifolia、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類ムライワツメクサイワツメクサ(岩爪草、学名:Stellaria nipponica)は日本固有種で、ナデシコ科ハコベ属の高山性多年草です。 中部地方の高山の砂礫地に自生します。環境が厳しいので草丈は低く、良く分枝して絨毯状に広がります。 葉は緑色、線形で対生します。 夏~初秋に、花茎を伸ばし、茎先に1~8個の5弁の白花を咲かせます。 花弁が2深裂するので10弁花のように見えます。 シコタンハコベ(色丹繁オオダイコンソウオオダイコンソウ(大大根草、学名:Geum aleppicum)は、北半球の温帯地域原産で、バラ科ダイコンソウ属の野生の多年草です。日本では北海道、本州中部以北の標高200~3500 mの山野に自生します。夏に黄色い小さな五弁花を咲かせます。名前の由来は、根生葉の形がダイコンの葉に似ていることに拠ります。オオダイコンソウと似た花にダイコンソウがあります。違いは次の通りです。花柱は、ダイコンソウにはオークサカーナマツオークサカーナマツ(oaxacana松、学名:Pinus pseudostrobus var. oaxacana)は、メキシコ南部原産で、マツ科マツ属の常緑高木です。樹皮には深い割れ目があります。葉は長めの線状で5個が束生する五葉松の一種で、垂れ下がります。雌雄同株です。雌花は毬花(femle cone)と呼ばれる小さな赤い球果状で枝先端につきます。雄花はラグビーボール状のものが多数集まり枝の根元オカメザクラオカメザクラ(おかめ桜、阿亀桜、学名:Prunus incamp 'Okame')は、 バラ科サクラ属の耐寒性落葉小低木のサクラ(桜)の園芸品種です。 春に、一重で紅紫色で花径1.5cm程の小さな五弁花を半開きで下垂して咲かせるので風情があるとされます。 イギリスの桜研究家イングラム氏(C. Ingram)が、カンヒザクラ(寒緋桜、学名:Cerasus campanulata)と マメザクラ(豆タコノキタコノキ(蛸の木、学名:Pandanus boninensis)は小笠原諸島の海岸付近に自生するタコノキ科パンダヌス属の熱帯性常緑低木です。雌雄異株です。花弁はありません。雄花は数枚の総苞に包まれて、白い雄蕊だけの穂状花序を付けます。雌花は球状の肉垂花序に淡緑色の雌蕊を付けます。果実は{{パイナップル}}のような集合果です。果実の形はアダンと異なります。集合果は熟すにつれて黄色から橙色に変色し1片クラリセージクラリセージ(clary sage、学名:Salvia sclarea)は、欧州〜中央アジア産で、シソ科サルビア属(アキギリ属)の越年草のハーブです。オニセージやclary(クラリ)とも呼ばれます。 心身をリラックスさせたり、アロマテラピーに効果があります。 また、主要成分のスクラレオールが女性の卵胞ホルモン(エストロゲン)と同じ働きをし、体調を回復するのに使われます。 一般名:クラリ オオマツヨイグサオオマツヨイグサ(大待宵草、学名:Oenothera erythrosepala)は、アメリカ原産で、アカバナ科マツヨイグサ属の常緑一年草/多年草です。夕方~朝に、黄色い一日花を咲かせます。マツヨイグサの仲間は4弁花で雌蕊の先端が4裂します。 マツヨイグサ(待宵草、学名:Oenothera stricta)と草姿が似ており、似た環境に生育するので区別し難いです。見分け方は、待宵草(O. striオオバギボウシオオバギボウシ(大葉擬宝珠、学名:Hosta sieboldiana)は東アジア原産で、キジカクシ科ギボウシ属の耐寒性多年草です。野生化したものが山間部で多数繁殖しています。葉はオオバコに似ています。初夏に、大きな根性葉の間から花茎を出します。花茎先端から長い総状花序を伸ばし、たくさんの白または薄紫色の小花を咲かせます。花はユリに似ています。ギボウシという和名は、花の蕾が日本の伝統的な建築物の装飾ホソバカナワラビホソバカナワラビ(細葉金蕨、学名:Arachniodes aristata)は、オシダ科カナワラビ属の常緑シダ植物です。 関東以西の林床で暗く落葉のある多少乾燥した場所に群生します。 葉は緑色で硬質、葉表には光沢があります。3回羽状複葉で葉縁は深裂します。 葉の一番先端部にはいわゆる頂羽片(ちょううへん)があります。 繁殖を根茎で行うので、他のシダに比べて葉裏に胞子嚢を持つものは少ない。 一オヨベギキョウオヨベギキョウ(及部桔梗、学名:Campanula chamissonis 'Oyobe gikyo')は、色丹島~北海道原産で、キキョウ科ホタルブクロ属の落葉多年草です。高山の岩場に自生するので草丈は低いです。根生葉は光沢がある緑色です。夏に、花茎から花序を伸ばし、草丈の割に大きな濃青紫色の花を横向きに咲かせます。属名の Campanula はギリシャ語の 'campana'(小さな鐘)、種小名タイリンオオアマナタイリンオオアマナ(大輪大甘菜、学名:Ornithogalum narbonense)はヨーロッパ~地中海沿岸原産で、キジカクシ科オオアマナ属のオーニソガラム属の耐寒性・球根性多年草です。草原や荒地に自生します。地下にある鱗茎は直径4 cm程で、白く卵形です。春~初夏に、総状花序を伸ばし星型の白花を多数咲かせます。花被片の裏側は薄緑色をしています。属名の「Ornithogalum」はラテン語で「鳥カーネーションカーネーション(Carnation、学名:Dianthus caryophyllus 、Dianthus caryophyllus ×D. plumarius)は、南欧や地中海沿岸原産で、ナデシコ科ナデシコ属の半耐寒性多年草です。 スイーツと同様、母の日のプレゼントの必需品とされ、5月の母の日には盛大にマーケットに出回り、1ケ月ほど楽しめます。 その後、梅雨や盛夏になると、花に元気がなくなりますコイワザクラコイワザクラ(小岩桜、学名:Primula reinii)は、日本固有種で、サクラソウ科サクラソウ属の多年草です。 春に、地際から短い花茎を出し、先端から散形花序を伸ばし、数個の花を咲かせます。草丈に比べて花は大きいです。花は鮮桃色で筒状花の先端が5深裂し花弁はさらに2浅裂し、中央基部が黄色い。VU絶減危惧II類です。 コイワザクラ(小岩桜)とイワザクラ(岩桜)の違い イワザクラ(岩桜、学名:Pオリーブオリーブ(Olive、学名:Olea europaea)とは、地中海沿岸や小アジア原産で、モクセイ科オリーブ属の常緑広葉低高木です。日本の産地は香川県小豆島が有名です。「創世記」でノアの方舟から放たれた鳩がオリーブの葉を咥えて戻って来たことから、平和のシンボルとされます。国連旗の図案や、イスラエルやキプロスなどの国花とされます。主に果実を収穫することが目的で植えられます。 果実を絞って採取した油にカラーカラー(Calla、学名:Zantedeschina Hybrids)は、南アフリカ原産で、サトイモ科オランダカイウ属の耐寒性多年草(球根植物)です。花中央の黄色い部分に小花が集まり肉穂花序を生成します。代表品種には、高い花茎の先に白花を咲かせるオランダカイウ(阿蘭陀海芋、学名:Zantedeschia aethiopica、エチオピカ)があります。また、葉に白斑が入り白い仏炎苞を持つ白星海芋(Zオタフクナンテンオタフクナンテン(お多福南天、学名:Nandia domestica 'Otafukunanten')は、中国及び日本原産でメギ科ナンテン属の常緑広葉低木「ナンテン(南天、学名:Nandina domestica)」の園芸品種です。常緑であり、樹高が高くならない矮性品種なので、取り扱いやすいです。冬の紅葉が美しい。花や果実は生りにくい。 一般名:オタフクナンテン(お多福南天)、学名:Nand クレソンクレソン(cresson、学名:Nasturtium officinale)とは、欧州~中央アジア原産で、アブラナ科オラダンダガラシ属の水生多年草です。非結球の葉野菜です。和名はオラダンダガラシ(和蘭芥子)で、クレソン(cresson)はフランス名です。 繁殖力旺盛で丈夫で成長が早く、水に挿しておけば根が出るほどで、家庭でも簡単に水耕栽培できます。 日本へは明治時代に渡来した野菜で辛子とつくようオカメザサオカメザサ(阿亀笹、学名:Shibataea kumasaca)は、日本原産で、イネ科の常緑小型のササです。地下茎が地表を横に這い、10cm程の間隔で稈が直立し1節から2~5枝を出して密生します。葉色は明るい緑色で葉裏に軟毛があります。庭園のグランドカバーや生垣としてよく使われます。日本では古くから栽培されており酉の市では枝に阿亀の面を吊り下げて売っていたのが名前の由来です。稀に、初夏に花穂を束生オオモクゲンジオオモクゲンジ(大木欒子、学名:Koelreuteria bipinnata)は、中国原産で、ムクロジ科モクゲンジ属の落葉広葉高木です。クロミモクゲンジ(袋実木欒子)とも呼ばれます。本州中部以西に自生します。夏~秋に、枝先から円錐花序を伸ばし黄色い小花を横向きに多数咲かせます。花には4枚の黄色い花弁と赤い付属体があります。果実はふくらんだ袋状になります。名前はモクゲンジより葉が大きいことに拠りますオケサガキオケサガキ(おけさ柿 、Okesa gaki、学名:Diospyros kaki 'Okesa gaki' *)はカキ(柿の木、学名:Diospyros kaki ) の一商標名です。 品種の正式名称は「平核無柿(ヒラタネナシガキ)」といい、品種名で「八珍柿(ハッチンガキ)」と呼ばれます。「刀根早生(トネワセ)」平核無柿の枝変わりです。「おけさ柿」 は平核無柿の商標名(ブランド名)で、おけさ踊りオオチチッパベンケイオオチチッパベンケイ(大乳葉弁慶、学名:Hylotephium sordidum var. oishii)は、日本固有種でベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草「チチッパベンケイ(乳葉弁慶、学名:Hylotephium sordidum)」の変種です。茨城県と福島県の山地の崖や岩場に自生します。 ムラサキベンケイソウ属には、ヒダカミセバヤ(日高見せばや、学名:Hylotelephium cオシロイバナオシロイバナの特徴のまとめ 1)開花期が長く6月~10月まで咲くのは、花弁ではなく萼だから。 2)夕方4時頃から咲くので、別名で「夕化粧」、英名でも同様に、フォー・オクロック(Four o'clock flower) と呼ばれる。 3)夜咲く花は芳香を出し夜間でも目が効くモスアイを持つ「蛾」を誘き寄せる虫媒花が多い。 オシロイバナ(白粉花、学名:Mirabilis jalapa)とは、メキシコススキススキ(薄、学名:Miscanthus sinensis)は、日本、中国などの東アジア原産でイネ科ススキ属の耐寒性多年草です。別名でオバナ(尾花)や、カヤ(萱、茅)とも呼ばれます。日本全国の山野に自生し、秋を代表する風物詩となっています。草丈は100〜200 cmです。葉は緑色で、線形、葉縁に歯牙があります。9月~11月に、25〜30cmの花序を伸ばし薄茶色の小穂を付けます。残念ながら、ススキの花オキシペタルム ピンクスターオキシペタルム・ピンクスター(Oxypetalum caeruleum 'Pink Star')は、ルリトウワタ(瑠璃唐綿、学名:Oxypetalum caeruleum)の園芸品種で花色はピンクです。 一般名:オキシペタルム・ピンクスター、学名:Oxypetalum caeruleum 'Pink Star',旧学名:Tweedia caerulea、分類名:植物界被子植物門双子葉植物フシグロセンノウフシグロセンノウ(節黒仙翁、学名:Lychnis miqueliana)は、日本固有種でナデシコ科センノウ属の多年草です。夏から秋、山地の林下に自生します。茎は直立し上部で分枝します。節が紫黒色で膨らんでいることが特徴です。葉は卵形または楕円状で先端が尖り、茎に対生に付きます。茎頂に複数個の朱赤の五弁花を上向きに平開させて咲かせます。花弁の各上に2枚の小輪片が乗っています。萼は長円筒状をしていますオグルマオグルマ(小車、学名:Inura britannica subsp. japonica)は、日本、朝鮮、中国、ロシア、モンゴル原産で、キク科オグルマ属の多年草です。北海道~本州、四国、九州の川岸や湿地に自生します。地下茎が横に這い直立した茎を出します。葉は緑色で広披針形で茎を抱きます。夏~秋に、花茎先端から黄色い頭花を数輪咲かせます。サクラオグルマ(佐倉小車、学名:Inura x yosezato ホワイトパウダーパフホワイト・パウダーパフ(White Powederpuff、白花大紅合歓、学名:Calliandra haematocephala 'Alba')は、マメ科ベニゴウガン属の熱帯性常緑低木の園芸品種です。半球状の化粧パフのような白花を咲かせます。この花のように見えるものは雄蕊の集合体です。 同様の赤花を咲かせるレッド・パウダーパフ(Red Powederpuff、カリアンドラ・ハエマトケファラ、学トウジュロトウジュロ(唐棕櫚、学名:Trachycarpus wagnerianus)は中国原産で帰化植物化したヤシ科シュロ属の常緑耐寒性高木です。日本では、関東以西の本州、四国、九州、沖縄の日照、排水の良い粘土質の土地に生息します。シュロ(棕櫚、和棕櫚、学名:Trachycarpus fortunei )の仲間で、シュロと同様、雌雄異株です。幹は円柱形で、分枝せず垂直に伸び、その先端から、春に、肉穂花序にタイリンウツボグサタイリンウツボグサ(西洋靭草、学名:Prunella grandiflora)は、ヨーロッパ~小アジア原産で、シソ科ウツボグサ属の常緑多年草です。原産地では、草原や林縁に生えます。ウツボグサやセイヨウウツボグサと似ていますが、それらより全体的に大きい。また、ウツボグサなどの花色が赤紫であるのに対し、タイリンウツボグサの花はピンクや、赤紫、白があります。 一般名:タイリンウツボグサ(西洋靭草)山茶花 "武蔵野"山茶花 "寒椿群 武蔵野"(サザンカ 'カンツバキグン'、学名:Camellia sasanqua 'Musashino')とは、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉中低木「サザンカ(学名:Camellia sasanqua)」の園芸品種の一つです。 濃桃色で、八重~獅子咲き、中央部に小花弁が立ち上がる、中輪花、11月~1月開花、カンツバキ群に属する品種です。 庭木や、刈込に強いので生垣にも使われます。獅子オレガヌム・ラヴィエガツム・ピルグリムオレガヌム・ラヴィエガツム・ピルグリム(学名:Origanum laevigatum 'Pilgrim')は、キプロス、シリア、トルコ原産でシソ科ハナハッカ属の耐寒性多年草「オレガヌム・ラヴィエガツム」の園芸品種です。葉には強い芳香があります。初夏~秋に、アーチ状に直立した花茎に、濃紫色の萼とピンクの漏斗状をした花を咲かせます。乾燥に強いです。料理のハーブや観賞用植物、グランドカバーい使われます。 他の特集和代さんの庭和代さんは高知県に住んでおられます。社員旅行で2017年7月15日~17日に和代様宅に泊めて頂き庭の野菜や花の写真を撮らせて頂きました。その後、和代さんはご自身が育てた野菜等の写真をご自身で撮影して送ってくださいます。ここには、和代さんが撮られた新しい写真を順次追加してご紹介します。また、庭ではありませんが近くで咲いていた草花も追加しました。 特集 8月の橙色の花真夏に咲き、元気をくれる橙色の花 真夏に咲き、見ているだけで元気を一杯くれる橙色の花にあやかって暑い夏を乗り切りましょう!台風も来てますけど。 赤っぽい花や、黄色っぽい花、茶色っぽい花もあり、また、必ずしも花弁ではなく萼片だったりするものもありますが大きな心でお許し下さい。 8月に咲いている橙色の花は、96種あります(2024年8月16日現在)。1年前に比べ、7種増えました。 特集 花名に「お菓子」特集 花名に「お菓子」の名前が付く花を集めました。 スイーツや、フルーツなども含みます。 チョコレートコスモス(学名:Cosmos atrosanguines) チューリップ・アイスクリーム(学名:Tulipa cv. IceCream) 夜咲く花「ミッドナイト・キャンディ」と呼ばれる「ザルジアンスキア・カペンシス(Zaluzianskya capensis、学名:Zaluzianskナの花日本語の花名の頭文字が"ナ"で始まる花を集めました。"ナ"から始まらないものでも、別名が"ナ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。富山県中央植物園の花 富山県中央植物園に咲く花(2023年4月30日) 温室植物 1.パキポディウム・ブレビカウレ(学名:Pachypodium brevicaule), 2.ゾウコンニャク(象蒟蒻、学名:Amorphophallus paeoniifolius)、3.ラフレシア・アルノルディー(学名:Rafflesia arnoldii), 4.イリマ( ilima、学名:Sida fallax)マダガスカルの花マダガスカルの花